小路幸也のレビュー一覧

  • 荻窪 シェアハウス小助川

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    小路さんらしい優しく暖かな物語でした。
    シェアハウスという他人同士の集合体の物語ですが、若くして医者をやめシェアハウスの大家になった小助川さんが父親、住人で最年長(40歳)の歯科衛生士の茉莉子さんが母親、37歳の大吉さんが叔父さん、3人の若い女性陣が姉妹、そして主人公の佳人が気の良い弟とする一つの家族のようで、一種のホームドラマの感じがあって、その辺りも小路さんらしいところです。
    チョッと説教臭いところがあって出来過ぎの話ですが、それぞれの成長が心地良い物語でした。

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    2016年05月29日
  • HEARTBEAT

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    魅力的な背景と個性を持つキャラクターが多過ぎて、一冊では不完全燃焼な印象。
    続編?があるのも頷けます。
    ラストのオチに一瞬戸惑ったけど、よく考えれば小路氏にとっては珍しいことではなかったです。

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    2014年08月18日
  • ナモナキラクエン

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    全員お母さんの違う異母兄弟の四人が、
    お父さんがなくなったのをきっかけにお母さんを訪ねる旅に出るお話。


    最後の最後に驚かされるのと同時にお父さんの偉大さに感服しました!

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    2014年08月14日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    物語を紡いだり、装丁したり、校閲したり…

    とにかく本作りに関連した話ばかりだから、読書好きにはたまらない一冊。

    読んだら、本がもっと好きになれそう。もしかしたら、本を一冊作ってみたくなるかも…

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    2014年08月12日
  • ナモナキラクエン

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    山・紫・水・明の兄妹は急に逝ってしまった父の事を離婚した母に知らせに行く。
    ただ兄妹の母親は4人ともちがう。
    一夏の旅により明らかになる家族の真実とは・・・・

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    2014年08月04日
  • 荻窪 シェアハウス小助川

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    大家である元医師のタカ先生が良き相談役であって、読んでいて心温まり、励まされました。すごく居心地のよさそうなシェアハウスで、人間関係であって、仲間に入りたくなります。読んでいて仲間に入りたくなるのは、この作家さん独特のような気がします。目標を見つけて、前を向いて頑張ろうとする姿がとてもよかったです。

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    2014年08月06日
  • ナモナキラクエン

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    兄弟たちがそれぞれの母親に会いに行く様子を読みながら、兄弟たちも感じる違和感に、何かあるんだろうなと読み進めていったけれど、想像以上の結果でした。伏線も回収されていて、タイトルの意味も納得しました。ナモナキラクエン、作るには生半可な気持ちではできないラクエンなのではないか、このラクエンを作ろうとした父、志郎は、風変りでもすごい人なのだと思った。
    ただ、母親たちはなぜ、この家族の家に来たんだろう?そして、はるかはなぜ山の頭の上に凧を落としたんだろう。最後までわからなかった。
    『東京バンドワゴン』と家族の会話や関係は似ていたかな。異母兄弟や近所のみんなの仲の良さがいいな。この作家さんの書かれる家族

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    2014年07月28日
  • 探偵ザンティピーの惻隠

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    ネタバレ

    祖父からたくされた古い写真を届けるという依頼で再び日本に訪れます。今回も自分のためではない秘密をかかえて生きる夫婦の姿に心温まりました。

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    2014年07月19日
  • ピースメーカー

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    純粋に読んで良かった一冊。良平、ケンちゃん、三浦さん、沢本さんの4人がとても楽しそうなのが伝わってきました。
    三浦さんの声で放送が聞きたくなりました。そして、ラストも微笑ましい。
    個人的には、レッドツェッペリンの登場に感激です。
    昭和、教室のストーブ、懐かしい。
    ありがとう。

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    2014年07月03日
  • ピースメーカー

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    中学校の放送部が、部員の個性を活かして学校の問題を解決するという内容の短編集。
    小路氏というより、はやみねかおる氏や似鳥鶏氏の作品という雰囲気がします。現実ではこんなに上手くいかないと思うけど、中学生の健気な正義感が好ましいです。

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    2014年07月02日
  • ナモナキラクエン

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    仲のいい4人兄妹と父、母は4人とも違い、今はいない。それでも幸せだったのは父がいたから。では何故、父は4回も離婚し、それぞれの母は一度も会いに来ないのか・・・その辺の事情を想像しながら読んでいくと、最後に、そうだったのか~!と感動させてくれる。

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    2014年06月26日
  • ナモナキラクエン

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    山、紫、水、明(長男;サン、長女;ユカリ、次男;スイ、次女;メイ)と名付けられた4人の異母兄弟をめぐる物語。
    最近の小路さんには失望させられることも多く、さらに角川文庫と言うこともあって、あまり期待せずに読んだのが良かったのかもしれません。なかなか興味深い話でした。
    ちょっとしたミステリー仕立てですが、兄弟の謎は結構早めに読み解けてしまいます。しかし、4人の兄弟やその恋人、保護者役になる父親の友人たちなど、その周りを彩る人達の優しさが心地良く。
    気持ちよく読めました。

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    2016年05月29日
  • 猫と妻と暮らす 蘆野原偲郷

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    ネタバレ

    あれ?梨木さん?と思ってしまった作風。
    なるほど、小路さんもこんなん書きはるんやねぇ。好きな雰囲気の作品だけど、最初数ページは予想と違ったので違和感あったかなぁ。すぐに馴染んだけど。

    こういう本を読むと、山登りに行った時に出会う廃村なんかが凄く気になるようになる。その土地土地の道祖神や氏神様や道々にたたずむお地蔵さんや祠が気になりだす。

    そして日本ってやっぱり多神教がしっくりくる国なんだなぁと思う。

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    2014年06月22日
  • 小路幸也 少年少女小説集

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    デビューしたての頃のものを含め、これまで本になっていないものを集めた短編集。
    タイトルからも分かるように、どの短編でも主人公は子供たち。

    短編として面白いものもあれば、『リバティ』『ゆめのなか』など長編として
    もう一度書いてもらいたいなと思うものもある。
    『コレッタの夏休み』『コレッタの冬休み』ももっと書けそうだしね。
    いずれにせよ、小路さんらしい優しい物語ばかり。

    現実はそんなに甘くないって、そう言われそうな気がするけれど、
    小路さんが描くような良い話が世界に溢れればいいのにっていつも思うのです。

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    2014年06月07日
  • エール!(1)

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    ネタバレ

    職業物のアンソロジー、全6編。収録作品は全て書き下ろし
    独身女性が、仕事に悩みながらも前進していく話。
    読むまで、順風満帆のまま暮らしているの話を連想していたが、ゆずこしょうの効いた物語で一喜一憂しながら読めた。
    (窮状認識+報告連絡相談)×努力×忍耐=成長or成果

    ・大崎梢「ウェイク・アップ」→元売れっ子漫画家
    ・平山瑞穂「六畳ひと間のLA」→通信講座の英語講師
    ・青井夏海「金環日食を見よう」市営プラネタリウム解説員
    ・小路幸也「イッツ・ア・スモール・ワールド」→ディスプレイデザイナー
    ・碧野圭「わずか四分間の輝き」→スケート専門のスポーツ記者
    ・近藤史恵「終わった恋とジェット・ラグ」→団

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    2014年06月06日
  • 東京ピーターパン

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    ネタバレ

    こっち(留学先)でようやく買った文庫本
    帯に惹かれて買ったのは確かだし、表紙の「家」が「蔵」だって今気づいた

    一番最初の数ページから、次の杉田さんに移るところでやたら混乱した。
    時間違うし、人の名前出てくるし、語り口調ちがうし・・・
    たぶん帯の「東京バンドワゴン」の字につられて「あれ、東京バンドワゴンってないぞ?」ってなったんだと思う。
    (動詞おかしいけども)

    登場人物それぞれのエゴがはっきり出てきて「うっ・・・(グサリ」ってなるけど、やっぱ人間そういうもんだよなぁ、ってちょっと安心したというかがっかりしたというか。
    「ナモナキラクエン」はものすごく聞いてみたい。小路さんの本のいいところ

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    2014年06月01日
  • 東京ピーターパン

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    最初の1ページ目の印象に引っ張られて、最後にすごく腑に落ちた。
    多少のご都合主義的な部分はあるけれど、それは必要なものだから気にならない。

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    2014年05月21日
  • 猫と妻と暮らす 蘆野原偲郷

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    嫌いじゃない。嫌いじゃないけどスッキリしない。蘆野原ってなに?「古童?」「屋鬼?」「仮祇奴?」
    伝承や民話、歴史に出てくる言葉なのかな?読み進めれば分かるかと思ったけど最後まで分からなかった。
    まあ、分からないのは郷の者ではないからかも知れないけど。

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    2014年05月18日
  • さくらの丘で

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    さくらの丘を受け継ぐ話。

    戦争で失ったものがたくさんある中で
    残った人出会えた人が大切なんだ。

    小路小説の温かい世界で生きたいです。

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    2014年05月08日
  • COW HOUSE カウハウス

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    ゆっくり進むストーリーと、優しい言葉の並びがほっとさせてくれました。心に入れて持ち歩いていたい、こんな物語のような気持ちでいたいと思えるお話しでした。

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    2014年04月29日