小路幸也のレビュー一覧

  • 小路幸也 少年少女小説集

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    東京バンドワゴンの小路幸也さんの初期からの短編集。
    もともと子どもの登場率高いけど、あえて少年少女を集めてある。
    どれも短編にはもったいないキャラや背景があって、続きを読みたくなる。

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    2014年04月06日
  • ラプソディ・イン・ラブ(PHP文芸文庫)

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    家族を演じる俳優家族の話。

    バラバラになってしまっても
    気持ちが合えば時間を越えて戻れるのは
    家族だからなのかな。

    なんだかんだ幸せな家族の中で育ててもらったんだなと
    感謝の想いでいっぱいです。

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    2013年12月01日
  • ラプソディ・イン・ラブ(PHP文芸文庫)

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    不思議な設定の小説です。
    登場人物は五人。名優・笠松一郎、彼の最初の妻・四ノ宮睦子、二人の息子・園田準一、準一からみたら親子ほど年の離れた異母弟・岡本裕とその婚約者・二品真里。五人は全て非常に優れた役者です。
    笠松は(多分)脳を患っており、普段はごく普通の生活が出来るのですが、突然見当識を失うことがあり、余命わずかです。笠松を主人公にした最後の映画を撮る為に、五人は笠松と睦子が新婚時代を過ごした古い日本家屋に集まります。
    部屋に仕掛けられた固定カメラと、たった一人のカメラマン。与えられる脚本はごく簡単な、例えば「今日は買い物にでも行って見ませんか」といったもの。セリフは全てアドリブ。監督からは

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    2016年06月19日
  • エール!(1)

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    「女性のお仕事小説」のアンソロジー。
    それぞれ実力がある作家さんが揃っているだけに、どの作品にも安定感があってハズレはありません。
    全編が文庫オリジナルの書き下ろしとのことですが、互いに少しだけ情報が共有されているのか、他編の主人公がほんの少しだけ、しかもボヤかした表現で登場するところも面白いです。
    一番良かったのは、やっぱり小路氏の「イッツ・ア・スモール・ワールド」かな。

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    2013年11月18日
  • 小路幸也 少年少女小説集

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    デビュー当時からの未収録の作品を集めた短編集。
    表題のように主人公は少年少女ばかりです。たまたま集めた作品のほとんどがそうだったので「では大人が主人公のものは省こう」と言う事になったようです。
    全てが暖かく心が柔らかくなるようなお話。巻末の自作解説も楽しい。
    自作解説で書いているように未熟な作品も有るのかもしれませんが、一つ一つ入念に力を入れて書かれている感じがします。そういう意味では多作になり過ぎた感のある現在のものより好感が持てます。
    今回選に漏れた大人を主人公にしたものも読みたいですね。

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    2016年06月19日
  • 東京公園

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    公園好きな私にはたまらない一冊だった。映画化もされていたんだな。
    心が温まる。登場人物がみんないい人で安心する。

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    2019年05月26日
  • 21 twenty one

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    少路幸也さんは、とても好きな作家さん。
    とても甘酸っぱい気持ちにさせると共に、悲しい話だった。
    自分は今年40歳になったが、20歳頃に読んだら違う感想だったりするかなあ。若いってすばらしい。

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    2013年10月21日
  • 空へ向かう花

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    辛い思いをしている子供に出会ったときに、その子を守ってあげるために1人の大人として何ができるかをテーマにした作品だと思う。
    主人公の子供たちの健気さと真直ぐさに読んでいる方が辛くなりそうなところが、その一歩手前で明るさに救われる絶妙な塩梅でした。

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    2013年10月17日
  • 僕は長い昼と長い夜を過ごす

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    小路作品、特に東京バンドワゴンの家族物語が好きな人は、亜流として読むのをお勧めします。ただ、現実世界とあまりにかけはなれた小説や、ご都合主義小説が嫌いな方には合わないと思います。

    ってところまで書いておいて、こっからは…
    ネタバレ失礼します。

    とってつけたような設定がたくさん
    タイトルにもなってる睡眠障害、いきなり拾ってしまう2億円、いきなりあらわれていきなりなじむ協力者、何故か主人公と恋仲になってしまう巻き込まれ女性、親から受けたツラい過去

    はっきり言うて凡百の小説家がこの設定で小説書いたらきっと失敗作になると思う。せいぜいがタレント売り込むためのドラマ脚本が精一杯かな。でも

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    2013年09月30日
  • brother sun 早坂家のこと

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    ネタバレ

    先が気になり、一気読みでした。
    夏になると何かが起きるという早坂家。
    最後の最後にそりゃないでしょう⁈
    私は丸く収まって欲しかったな。
    人生、何があるか分からないと、言われてしまえばそれはそうなのですが…

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    2013年09月23日
  • HEARTBEAT

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    色々想像して話を繋げる作業が必要。結局その想像は食い違ってて、あ、そういうことって後半になってようやく話がわかったりする。まさか最後にこんな衝撃が待ってるとは予想してなかった。

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    2013年09月16日
  • レディ・マドンナ 東京バンドワゴン

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    いつもの如く、見事なホームドラマです。
    シリーズ第7弾。意外に飽きないのが何故か不思議です。登場人物がどんどん増えて行くせいですかね。第1巻を見ると1ページに簡単な家族構成図が書かれていたものが、今では友人関係も含めて見開きでギッチリですから。しかしその所為でずいぶん混乱してしまうのですけど。
    まあ、まだしばらくお付き合い出来そうです。

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    2016年06月19日
  • 空を見上げる古い歌を口ずさむ

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    帯に青春小説、とあったけど、けっこうホラー色もあって怖いところも。のっぺらぼうに見える理由に、もっと精神的なものがあるのかなぁととおもっていたら、結構異世界モノだった。雰囲気はいい本なので、一気に読んだ。

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    2013年09月01日
  • モーニング Mourning

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    ネタバレ

    二十数年ぶり、親友の葬儀で福岡に集まったのは、大学時代の四年間、共同生活を送った三人の仲間と私。葬儀を終え、一人の仲間が言う。「レンタカーで帰って自殺する」。

    男性の友人達との空気感が凄く感じられる話。友人の自殺を止めるため、昔を懐かしみながらもその原因を探る3人。女性のグループならこうはならないと思う。

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    2013年08月30日
  • HEARTBLUE

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    『HEARTBEAT』を読み終わりそうになった時、たまたま本屋にいた所為もあるがすぐに買った。巡矢は魅力的な探偵だと思う。仕事やら外見やらクールっぽいのに内側に熱い想いを秘めている。一生モノの。主要な登場人物に悪い人がいない。それぞれが自分の弱さを自覚して、その上で卑屈になることなく一所懸命生きている。なんか凄いや。

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    2013年08月21日
  • ピースメーカー

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    中学校を良くしようと頑張る放送部の話。

    運動部と文化部が対立しているというより
    先生達が仲悪いだけだよね。
    いい学校じゃないか。

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    2013年08月16日
  • ピースメーカー

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    ネタバレ

    人当たりのよい放送部員たちが
    校内で起こる対立や問題の
    仲立ちをして解決していくお話。

    放送部員のキャラクターに
    かなり好感を持てる。

    ケンちゃんミウちゃんは
    良い仲になりそうだ。

    小路さんの作品は舞台が昭和のものが多い。
    本作品も1974~1975年の話。

    正直、過去が舞台じゃなくても…とは思うものの、
    ビートルズやフォークソングが流行っている時代の
    話を書くのが作者のこだわりかもしれないので、
    深く言及はしないでおこうと思う。

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    2013年08月05日
  • 高く遠く空へ歌ううた

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    悲惨だったり、凄惨だったり・・・書き手によっては、キツイことになりそうな話を、これまたさらりと書いて、印象として残るのは、優しさや温かさ、というね。。。 それでいて、生きること、死ぬこと、について、ふと立ち止まって思い巡らす、なんてことをしてみたくなったり。普段は心の奥底に眠っているような事柄を、小路さんの作品を読むと思い出し、引っ張り出して眺めてみたりすることがあるんですよね。

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    2013年08月04日
  • 探偵ザンティピーの惻隠

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    またも、ザンテが日本にやってくると、悲しい過去が事件に
    つながってしまう。
    悪い人はいないのにね。
    でも、ザンテの温かいやり方には心からほっとする。
    シモーヌやアーノルドとの関係の今後も楽しみ。

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    2013年08月04日
  • 21 twenty one

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    クラスメイトが自殺したという衝撃的な事実が、残された人物の‘生’を浮かび上がらせていく。
    順々に視点が代わり、その人物の人生にスポットライトがあたる。
    連作短編のおもしろさが感じられる一冊だ。

    人はみんな秘密を抱えて、それを誰かのために必死に隠して、いろんなものと戦いながら生きていくんだと思った。
    それが、生きるということなんだと。

    金物屋のまっちゃんが翔くんに言ったセリフが好きで。
    器用に立ち回るのが苦手な私は、その真っ直ぐなセリフに泣いた。

    「戦え。自分の弱い心と戦って戦って、勝て。
    勝ち続けて、ちゃんと生きて、ずっと俺と友達でいてくれ」

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    2013年07月27日