小路幸也のレビュー一覧

  • HEARTBEAT

    Posted by ブクログ

    この作者の初期作品。ミステリ?なんか軽く読んでたら最後にガツンとやられた!!
    2012.9.3

    0
    2012年09月03日
  • 空へ向かう花

    Posted by ブクログ

    テーマが重そうでびっくりしたけど、いつもの小路さんの世界だった。すっと入っていけて、どんどん読めてしまう。でも、とても大切な何かを心に残してくれる。

    0
    2012年08月28日
  • カレンダーボーイ

    Posted by ブクログ

    タイムスリップ!
    できたらいいなと思うけど、実際きっとこんなふうに戸惑ったり、ひずんだりするんだろうなっていうのが分かりやすい。
    そして、やっぱり小路さんの本はあったかい(*^^*)

    0
    2014年04月06日
  • カレンダーボーイ

    Posted by ブクログ

    おじさんたちの意識だけが小学生時代にタイムスリップしちゃう話。
    やっぱり、タイムスリップだとかタイムトラベルだとかの話は辻褄合わせるのが大変だねぇ。
    もうちょっと詰めて欲しいところもあったけど、詰めすぎちゃうと話繋げるのが大変なんだろうなと思った 笑。
    でも上手くできていると思う。
    最後なんかちょっと切なくて、泣いちゃいました。。
    面白かった(´▽`*)

    0
    2012年08月24日
  • うたうひと

    Posted by ブクログ

    「クラプトンの涙」
    「左側のボーカリスト」
    「唇に愛を」
    「バラードを」
    「笑うライオン」
    「その夜に歌う」
    「明日を笑え」
    「親父の唄」


    どれもこれもタイトルが素敵な
    短編集です。

    あの人は来てくれる?
    大切な言葉をくれる?

    読んでいて、
    とっても優しい気持ちになれます。

    ストーリーも進行も、
    大どんでん返しはないけれど、
    あったかくて優しい人ばかり登場します。

    「音の津波。音の洪水。」

    「世慣れた人間ほど、その可能性は低いと思うだろう。
     愛に関する約束なんてものを腕を広げて信じられるほど、
     この世は甘いものではない。
     それほど捨

    0
    2012年08月16日
  • モーニング Mourning

    Posted by ブクログ

    morning――朝
    mourning――追悼、哀悼


    帯タイトルは、

    「この車で一人で帰って、自殺する」
    仲間の一言から
    喪服のロングドライブは始まった。



    大学時代、
    バンドを組んだ5人。

    楽しかった共同生活。

    憧れのマドンナ。

    1980年。


    それぞれの生活を歩んでいた5人が、
    仲間の慎吾の死をきっかけに
    葬儀で集まる。

    その帰り道、
    淳平が自殺をすると言い出す。

    淳平を止めるために、
    説得をするドライブが始まる――。


    なんてゆうか。


    怖いものもなくて、
    楽しくて、
    永遠に続かないもの、

    年を重ねるにつれて
    どん

    0
    2012年08月16日
  • 東京公園

    Posted by ブクログ

    「誰かを探した方が幸せなんだろうなってさ」
    「幸せ?」
    「そこには幸せの匂いがあるって本能なんだよきっと。
     人間が生きていく上でのさ。
     いちばんの根っこにある本能」



    妻を尾行して写真をとってほしい。

    晴れた公園で、
    カメラをかまえていた大学生のケイジは
    突然そんなことを頼まれる。

    母親がカメラマンだったこともあり、
    ケイジは自分が今と思った瞬間をカメラにおさめていく。

    そんなケイジに突然の依頼。

    ケイジは戸惑いながらも、
    ふたりの親子の写真を撮りはじめる。

    どうしてそんなことを頼んだのか?
    次第に被写体である妻・百合香に惹かれ始めていくケイジ。

    0
    2012年08月16日
  • キサトア

    Posted by ブクログ

    色彩の分からないアーチスト、主人公のアーチ。昼を生きるキサと夜を生きるトア。風のエキスパートである父フウガさん。
    マッチ工場と漁業で栄える風町の人たちの話。

    ほのぼのするファンタジー。優しいアーチとキサトアの底抜けの明るさと強さが良い!

    0
    2012年08月07日
  • カレンダーボーイ

    Posted by ブクログ

    小学5年生と社会人を眠るたびに行き来する不思議な現象。「三都」と「安斎」は同じ大学に勤める幼馴染。そんな2人が巻き込まれて、それぞれの「後悔」と「目標」を抱えて過去を変えるお話です。
    幼馴染で同じ境遇を生き抜いた戦友の最後の展開には涙が止まらなかったです。あたたかくも切なさに満ちた素敵なお話でした。

    0
    2012年08月04日
  • 空を見上げる古い歌を口ずさむ

    Posted by ブクログ

    完全に好みな作品!
    ツボを突かれた感じだった。
    古き良き昭和の背景を描かせたら小路幸也の右に出るものはいないと思う。

    その時代に生きた少年たちの不思議な出来事がメインで描かれている。
    その中に本格的なミステリー要素を取り入れる文才はハンパないと思った。さすがメフィスト受賞作!
    面白かったぁ

    タンカス山・イチャバ・ドグリバ・サクラバ・赤いノート・ボロ寮・・・ワクワクする用語がまだまだ出てきます。
    これらが全て一つになる時事件の真相が明らかになる!

    0
    2012年07月18日
  • 早坂家の三姉妹 brother sun

    Posted by ブクログ

    良かった。こんなみんながみんなを思いあってる家族、恋人は素敵だと思う。
    なかなか、話を引っ張ったわりに「やはり、そうか、なんだー」って感じではあるけど、そこもまたよし

    0
    2012年07月07日
  • モーニング Mourning

    Posted by ブクログ

    ●あらすじ
    あの人のためにしたことを後悔したことなんか、ない――。
    二十数年ぶり、親友の葬儀で福岡に集まったのは、大学時代の四年間、共同生活を送った三人の仲間と私。葬儀を終え、一人の仲間が言う。「レンタカーで帰って自殺する」。――思いとどまらせるため、私たちは一緒に東京まで帰る決意をし、あの頃へ遡行するロングドライブが始まった。それは同時に、心の奥底に沈めた出来事を浮上させることになるが……。

    0
    2012年07月04日
  • モーニング Mourning

    Posted by ブクログ

    親友の葬儀を終えた帰り道、一人の仲間が「帰って自殺する」と言い出す。
    読み始めた私はギョッとして買ったのは失敗だったかなと思った。

    でも中年のおじさん達があの頃を振り返り、それぞれに思いを馳せる。
    後悔もあるけれど、過ぎてみないと分からなかった事もある。

    結末も良い意味で裏切られ、自分がこのぐらいの年になった時、どんな仲間が周りにいるのだろうと思う。

    0
    2014年10月10日
  • うたうひと

    Posted by ブクログ

    「今の自分の中にあるものは、毎日の暮らしの中で少しずつ積み上がってきたものなんだと気づいたのは、随分大人になってからだったよ。」作家

    0
    2012年06月29日
  • キサトア

    Posted by ブクログ

    ファンだジーなのだけれど、人の心にしみるお話です。人の善意や無垢な気持ち、思いやる気持ちが感じられます。ふだんちょっとイライラしたり、人が嫌いになりそうな時によくと、心が落ち着き、改めて人を信用しよう、思いやろうという気にさせてくれます。

    0
    2012年06月27日
  • キサトア

    Posted by ブクログ

    小路さんの、空想の世界での話はたぶん数冊読んだことがあるけど、
    その中ではこれはかなりわかりやすい部類になるのでは・・・
    世界観に入りやすく、ストーリーもおいやすくて挫折せず・だらけず読み切れた。

    キサとトアには変わった生活スタイルがあるけど、
    それを見守ったりそっとサポートしてくれる
    優しい島の人たちのかかわりに心があったかくなる本。

    夏向嵐(かこらし)は、恐ろしいものとして絵が描かれているけど、
    なんか読み方がかわいいなと思ってメモ。

    0
    2012年06月24日
  • ラプソディ・イン・ラブ

    Posted by ブクログ

    意表を突いた設定。いやー、ドキドキしましたね~!ラストは、あっさりした感じでしたが、余韻が残ります♪睦子さん、サイコーです♡

    0
    2012年06月02日
  • ダウンタウン

    Posted by ブクログ

    周りにいる人たちに見守られていることに気づいて、じゃあ自分は家族をどう思っているんだろう、と想うようになる作品。

    0
    2012年04月30日
  • カレンダーボーイ

    Posted by ブクログ

    一旦真面目に生きてみたくなった

    確固たるスタートとゴール。


    ラストはそうくるのかー

    一人称が強すぎてあれだけど、プロットが相変わらずきれい。

    0
    2012年04月19日
  • COW HOUSE カウハウス

    Posted by ブクログ

    小路氏の作品は東京バンドワゴンシリーズと、本作しか読んだ事がないけれど、
    登場人物全てがイイ人揃いでいつもホッとさせられる。
    カウハウスも穏やかな気持ちで読めた。

    0
    2012年04月10日