小路幸也のレビュー一覧

  • 空へ向かう花

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    小路さんの作品らしい愛があふれてました。事故っていったいどんな事故?と気になってしまいましたが、最後まで読んだら、大事なとこはそんなところじゃないと気付きました。花のように強く優しく美しく、何もできないからできることをする。素敵な作品でした。

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    2012年04月12日
  • 21 twenty one

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    何が原因だったのか気になって一気読み。それぞれに思い当たるフシがあって引き込まれてた。
    ラストもよく良かった

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    2012年04月07日
  • ダウンタウン

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    ノスタルジックな世界には、妙に素直な心を引きだす何かがあるように思います。
    加えて、珈琲、ジャズ、レコード、路地裏なんかが好きなアナログな人間なので、その世界に浸ることができました。
    書き方や作風がどうのこうのというよりも、世界観が肌に合うんだと思います。
    ただ、アクションの描写だけはちょっと違和感が…(^^;。

    子供の頃からずっとこういう場所を求めてたのかもしれません。
    今は、形はありませんが、そういう場があり、友が居ます。
    この場を、絆を、これからも大事にしていきたいと思います。

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    2012年04月14日
  • 21 twenty one

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    とても仲のよかった21人の同級生。その中の一人が自殺し、その理由は何かを考える・・・という流れでは、辻村深月を思い出したが、辻村深月が闇を描く印象があるのに対し、こちらは常にどこかに光があった気がする。
    とはいえ、決してすっきりとできるような話だと言い切ることはできない。
    それは人が一人、自ら死を選んだということなのだから、当然だろう。そういった、当然の哀しみや、悔いというものを、やわらかく受け止めて、その上で先に進む。
    そういった世界が、とても好きだ。

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    2012年02月25日
  • 高く遠く空へ歌ううた

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    不思議だけれど、いるのかもしれない、という現実感が漂うのは、その存在が常に正さを主張するようなものではないからなのだろう。
    世界には表と裏があるけれど、どちらが表なのかなんてわかりはしない。
    そして、必ずしも、表がいつでも表でいることができるわけでもないのだ。

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    2012年02月24日
  • 早坂家の三姉妹 brother sun

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    三姉妹。女ばっかりっていいね。
    悪い人いなくてぬるい感じ。
    最後の章はいらないかな。ハッピーエンドでいいのに。変な余韻に⬇
    読みやすさは◯

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    2014年04月06日
  • brother sun 早坂家のこと

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    三姉妹に訪れた環境の変化…
    それぞれの立場から見た家族の姿…
    それでも最後には大団円となるのは読後ならではピンときたタイトル「brother sun」!
    タイトルの意味が判った時に心が晴れ晴れと広がっていくようです

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    2012年02月20日
  • 探偵ザンティピーの仏心

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    幻冬舎文庫から出版されたオリジナルです
    新書派の私ですが、文庫のみの発売ということであれば止むをえません(笑)
    フーテンの寅さん、をこよなく愛するニューヨーカーのザンティビーという設定も面白いですね
    既に「探偵ザンティピーの休暇」が発売されていますからシリーズ化されるのかもしれませんね

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    2012年02月20日
  • 探偵ザンティピーの休暇

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    幻冬舎文庫から出版されたオリジナルです
    新書派の私ですが、文庫のみの発売ということであれば止むをえません(笑)
    フーテンの寅さん、をこよなく愛するニューヨーカーのザンティビーという設定も面白いですね

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    2012年02月20日
  • ラプソディ・イン・ラブ

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    小津安二郎的な世界観…でしょうか?
    随所には"らしさ"もあるのですが、全体的なイメージはセピアカラーです
    好みの分かれる作品…かな?

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    2012年02月20日
  • 空へ向かう花

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    ずっしりと重くなってもおかしくないお話が
    まるでおとぎ話かのようにやさしくやさしく仕立てられていマス。
    ひとの持つ善さを信じるひとにはシミるお話。
    そうでないひとには、ちょっと嘘くさく感じられるかな。
     
    ワタクシ、できれば前者でありたい、と思っておりマス。

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    2012年02月15日
  • 21 twenty one

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    決して順風満帆とはいえない人への優しい目線が溢れる作品を書くことが多い小路氏ですが、今回はいつもに増して他人へのいたわりを感じる一冊です。本筋からはちょっと逸れる各章のエピソードも彼らの人柄やクラスの雰囲気を表わすのに上手く効果を発揮しており、一つ一つがとても丁寧に書かれていると感じます。
    読んだ時の心の状態によって受け止め方が変わりそうですが、今の私はじんわりと温かい気分になりました。

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    2012年02月07日
  • 早坂家の三姉妹 brother sun

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    このサイトで新しい作家と出会える事を、期待していましたが、早速の収穫です。「いい人」ばっかり出てくる家族物。東京バンドワゴンシリーズも楽しみだぁ。
    全く知らなかった小路さん、しばらく楽しませてもらいます。

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    2012年01月30日
  • 空へ向かう花

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    ネタバレ

    うつくしいお話、というのが読み終えたときの印象。

    両親に愛されずに育った少女と、人を死なせてしまった少年と、彼らを見守る大人達。

    最初はもっと重い話かと思っていたのですが、人が人を思い、助け、そのために出来ることをする様子は、心が洗われるような清々しさがありました。

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    2012年01月25日
  • 空へ向かう花

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    少し重い内容でしたが、暗い気持ちにならず最後まで読むことができました。とても好きな作品になりました。

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    2012年01月19日
  • 空へ向かう花

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    内容は重いのかな…でもこれから親になるんだったら、大人ならこうあるべきだ!!っていうのがたくさんあって良かったですd(⌒ー⌒)!

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    2012年01月01日
  • 21 twenty one

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    非常に読みやすい文章でした。
    21という数字で結ばれた21人の仲間の一人が自殺し、その残された人々の思いが綴られていました。
    人はいろいろなことを思い誰かのためなら嘘だってつける、そんなことを実感させられた作品です

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    2011年12月24日
  • 探偵ザンティピーの仏心

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    不思議と爽快感の残る小説でした。

    主人公のキャラクター性によるものかと思います。

    難しく考えずに読める良作。

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    2011年11月23日
  • 早坂家の三姉妹 brother sun

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    三姉妹のやりとりがツボでした。
    全体的に温かい雰囲気のお話しで、ほのぼのとするんだけど、エピローグが蛇足かな

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    2011年11月18日
  • 空を見上げる古い歌を口ずさむ

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    不思議な感じ。相貌失認から題材を得た作品なのだろうけど、こういう展開を思いつくなんて、作家さんってすごいw スカッと爽快な読後感の作品は納得!という感じで好きだけど、こういう余韻を含んだ終わり方の作品も、わかりきれない魅力が残って好き。

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    2011年11月13日