小路幸也のレビュー一覧
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元々医院だった場所をシェアハウスにし、男女6人と医院の元医者が共に暮らしていくお話。
父親を早くに亡くし、家族の中で家事をすることが自分の役割で、当たり前にやってきた中で、これからさきの将来を考えるべく、母親にシェアハウス暮らしを勧められ始めての1人暮らしをスタートする主人公。
住民それぞれが何かしらの葛藤を抱え、シェアハウスでの暮らしが始まり、恋愛だったり、事件だったりがある中で元医師がただやさしいだけではなく、前に進むアドバイスをその時々にしてくれる。
今の時代薄れている隣人関係や、誰かと一緒に暮らすために適度な距離感で、適度なルールがあり、暮らしやすい日々を紡いでいくことをがんばることが、素敵だなと思えたお話。
主人公の最後の展開は予想もしていなかったけど、きっと温かな未来がこの先進んでいくんだろうなと思えた。 -
Posted by ブクログ
「あけましておめでとうございます」
お正月といえば初詣。
私達が一年で最も神様を身近に感じ、お祈りや御願い事で神様にとっては猫の手も借りたいほど多忙な月ではないでしょうか。
私も毎年、家内安全を御祈祷して貰っている。
ということで神様系の物語を読んでみた。
本書に出てくる神様は死神、疫病神、貧乏神、九十九神、福の神と正月から余り縁起の良くない神様もいらしゃっる。
ふと疑問に感じたのは死神って、八百万の神様でないよな?日本の死を司る神様は確か伊邪那美命で女神のはず。
まぁタイトルにすべての神様とあるから死神も大切な一柱として認められているのかな。細かいことは気にしちゃいけない。
ネガティブなイメージのある死神、貧乏神、疫病神様も本当は私達の幸福を願い、人間臭い悩みや孤独を抱えて一生懸命に生きる神様達の横顔が私達人間と等身大で描かれている。
特に面白かったのは九十九神様、マジックで目が描いてある喋るお釜。
想像すると、とても可愛らしく滑稽で面白い。
結末も最後の力を振り絞って神の偉大な力を見せてくれたその後… 。悲しい結末かと思わせといてのどんでん返し。(笑)
ちょっと悲しく感じたのが山の神、開発によって行き場を無くした神様。日本は昔から山や川、風、火などあらゆるものに神が宿るとされていた。
人間の都合で行き場を無くす神様があちらこちらに増え、自然への畏敬の心が失われていくのが切なく感じた。
私達が不幸と感じた事も、実は人間の幸福を考えての事だったり、姿は見えないけど神様は私達に寄り添ってくれている身近な存在なんだなぁと思える優しく心温まる一冊。
そんな神様達にいつもより感謝の気持ちを込めて今年も良い年であるようにお願いしようと思う。
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Posted by ブクログ
久しぶりに秋実ちゃんの一人称で
青が子供の頃の物語。
紺が、通園中の青を誰かが見張っていると
気がついたことから
藍子ともども一緒に通学して
視線の主を確かめることになる。
青が異母弟とわかっているふたりは
もしかしたら実の母親では?と推理するが。
一方、古書を狙う窃盗団に注意を、と
警察から話があったあと
秋実と同じ施設で育った青年が
彼の恋人がまさにその窃盗団の
手先にされているから助けて欲しいと
堀田家に相談を持ちかける。
まぁ、青のほうは未来を知ってるから
百合枝さんじゃないよね〜
じゃあ、誰だろね〜と思いながら読みました。
窃盗団のほうは大捕物になって
勘一じいちゃん、まだ若いから血気盛ん…。
おもしろかったです。