小路幸也のレビュー一覧

  • マイ・ディア・ポリスマン

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    ネタバレ

    軽く読める気持ちが暖かくなる小説
    巡査・坊主・女子高生でそれぞれの
    才能が有機的に因縁的に絡み合って
    良い事になっていく・・・ライトだ

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    2024年09月24日
  • ビタースイートワルツ Bittersweet Waltz

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    シリーズ未読だったので、前半の人間関係が入り込めなかった。主要な人以外も含め8割ぐらいは前作前前作からの登場人物なので、シリーズほぼ必読。
    後半はストーリーがとんとん拍子に進むので一気に読めた。

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    2024年09月23日
  • 失踪人~磯貝探偵事務所ケースC~

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    ネタバレ

    シリーズものをこの本から読んでしまったので、
    銀の鰊亭の火事(文さんの記憶喪失)のこととか、磯貝が刑事を辞めた理由が気になるし、この登場人物は以前の話に出てきたのかな?と考えてしまって、話に集中できなかった…。

    復習の仕方はそれでも良いけど、市長の過去をもっと掘り下げてほしかった。

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    2024年09月21日
  • グッバイ・イエロー・ブリック・ロード 東京バンドワゴン

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    舞台はイギリス。
    盗まれた名画を巡って藍子の夫マードックが事件に巻き込まれる。
    事件解決の1番のお手柄は我南人さんなのだがその活躍の姿はいつも通り表には現れてこない。
    番外編とまではいかないまでも通常のシリーズとは一味違う日常を超えた犯罪ミステリーとなっていて、ほんわかとしたバンドワゴンらしい読後感は薄かった。
    ブリティッシュを含めた人間関係をとても複雑に絡めてあるのでちょっと目をページから話すとストーリーが不鮮明になるような気がして、遅読の私ですがほぼ一気読みでした。

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    2024年09月17日
  • すべての神様の十月(三)

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    人間社会に溶け込む神様と人の話。このシリーズの神様が大好きで、身の回りにいてほしいなと思いながら読む。八百万の神がいると考えている日本の文化めちゃくちゃ好きほんと良い考えやと思う。読みながらどの人が神様なんやろ、と考えるのも楽しい。

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    2024年09月16日
  • 花咲小路二丁目の花乃子さん

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    高校中退後、親戚の花屋に住み込みで働く事になっためいちゃん視点で語られる花咲小路商店街のお話。めいちゃんは「元気で頑張り屋で健気で優しくて17才というには少し幼さが残る女の子である」という設定が、めいちゃんの語り口なのに胸焼けするほどアピールされてて、小路先生めいちゃんの事大好きなんだなと読んでて思いました。
    ラストは大団円なので(たとえ途中はイライラしても)すっきりした読後感をお求めの方にはおすすめです。

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    2024年09月05日
  • ハロー・グッドバイ 東京バンドワゴン

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    シリーズ第17弾

    このシリーズも18年を迎え、いよいよ大作。

    毎回、散りばめられた伏線が次作でどう展開されるのか非常に楽しみ。

    墓場まで持っていく秘密。
    齢を重ねた方々なら、一つや二つお持ちでしょう。

    人と向き合うこと、踏み込まないこと。相反するように聞こえるも、その実、互いを慮る絆がある。

    ささくれた心を癒すシリーズ。

    読書で帰る場所があると思える物語。

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    2024年09月05日
  • グッバイ・イエロー・ブリック・ロード 東京バンドワゴン

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    シリーズ第16弾

    長年続くホームドラマというと、『サザエさん』『ちびまる子ちゃん』が思い浮かぶが、これらの作品と違うのは登場人物が皆歳を取っていく。

    新たに生まれる家族、成長する家族もいれば、当然の如く鬼籍に入るもの、痴呆になるもの、老人ホームへはいるものも登場する。

    生きていく上で、家族なら当然出会う場面が描かれる。

    ただただハッピーエンドで終わることなく、悲喜交々全てが描かれるが、その全てに温もりを感じる。

    本作は番外編だが、次作以降の伏線がだいぶ散りばめられており、非常に楽しみが増えた一冊でした。

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    2024年09月04日
  • イエロー・サブマリン 東京バンドワゴン

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    シリーズ第15弾。

    しばらく、バンドワゴンシリーズを読まずにいたら数年が経っていて、もう数冊文庫が出ていた。

    「家」「家族」が主軸のこのシリーズ。

    気付けば、登場する人物がどんどん成長している。
    当初はあんなに小さな子供だったケントが、もう高校を卒業し、なんと結婚。

    一つの家族を通し、その歴史を共に見守る温かさ。

    毎度、読むたびに心を温かくしてもらえます。

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    2024年09月03日
  • 探偵ザンティピーの休暇

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    スラスラと、楽しく、読み終えた。
    ミステリーで、人骨がでてきて。
    なのだけど、悪人のいない、ほっこり、ハラハラせずに読めるミステリーだった。

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    2024年09月01日
  • 三兄弟の僕らは

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    面白かったが、家族思いと思っていた父親が何ともう一つの家族を持っていた。この事実を息子たちが自然と受け入れられることが不思議。でも、小路幸也さんワールドで一気に読ませてもらい、異母兄弟同士がいい関係になったこと、嬉しく読めた。

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    2024年08月24日
  • キャント・バイ・ミー・ラブ 東京バンドワゴン

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    シリーズも今回で第19弾です。「続いていますね、よ!小路幸也さん!」と声かけたくなるほどです。

    古本屋「東京バンドワゴン」3代目当主の堀田勘一を筆頭とした、堀田家のある1年を描く作品ですが、年数を経て、物語の中心が勘一さんの曾孫たちへと移り、堀田家らしく事件もあり、面白く笑って楽しむ作品に仕上がっています。

    それにしても第19弾です。主役である堀田家の登場人物像は、既に頭の中に入っていて、人物たちが頭の中で動くだけなので、ちょっとやそっとで驚かない。そこが回を重ねるごとに寂しくなっていくのは私だけでしょうか?

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    2024年08月21日
  • フロム・ミー・トゥ・ユー 東京バンドワゴン

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    7冊目で番外編。
    11篇からなる11人の過去のお話。
    ちなみに手持ちはラストなので続きを集めよう。

    [紺に交われば青くなる]
    我南人が赤ん坊を堀田家に連れてきて、青となずけられた話。
    経緯を知りたかったけど、そんなあっさりとという感じ。

    [散歩進んで意気上がる]
    実話を元に書かれた昔の作品を元に散歩する話。

    [忘れじの其の面影かな]
    マードックが甚一に助けられて堀田家に惚れこむ話。

    [愛の花咲くこともある]
    亜美さんと紺の出会いの話。
    出会いは飛び蹴りから。

    [緑はたけなわ味なもの]
    藤島さんが東京バンドワゴンに来た時の話。

    [野良猫ロックンロール]
    あまり語られることの少ない秋実

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    2024年08月18日
  • キャント・バイ・ミー・ラブ 東京バンドワゴン

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    相変わらずの堀田家。できすぎやろー!と思う場面は多々あれど、やっぱりホッとする。トラブルがよく起こって、みごとに解決していくんだけど、今時の本が生きづらさみたいなのに溢れている中、堀田家は交際範囲の広がりも半端なく、色んな面で規格外で、読んだこちらも日々の窮屈な感じから、ほんのひととき解放される。

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    2024年08月17日
  • 〈銀の鰊亭(にしんてい)〉の御挨拶

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    中盤まで謎が多く、終盤一気に伏線回収し途中で「え!?」「うそでしょ!?」と読みながら声が何度も出てしまった。

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    2024年08月13日
  • 三兄弟の僕らは

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    失ってから、家族の秘密を知っていく話です。
    登場人物がみんな優しく、大きな問題もすぐに解決していくので、さらっと読めました

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    2024年08月10日
  • レディ・マドンナ 東京バンドワゴン

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    前巻から2つの季節を超えて冬春夏秋で進む6巻目。
    今巻は登場人物だけではなく家の見取り図までついててわかりやすい。
    入口が2つあるのはお店っぽい。

    【冬】
    よくある不思議な客に纏わる話。
    ・棚にある本をまとめて買っていく客
    ・1冊ずつ古書を売りに来る客
    相変わらず先代とかが色々と関わってくる話ですね。

    【春】
    赤子からふじしまんへの電話は笑いました。
    ・研人の喧嘩と家出
    ・我南人の音楽仲間のために豪華メンバーを集める話

    【夏】
    ・すずみの大学友達と蔵からの盗難
    ・五条辻家の蔵書

    一時の誤りということはあるけども、それを許して更に支えるというのはLOVEだねぇ

    【秋】
    ・孤児院の閉鎖話

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    2024年08月04日
  • キャント・バイ・ミー・ラブ 東京バンドワゴン

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    何時ものお約束通りの安心感だけど、登場人物が多過ぎて名前だけじゃ誰?って人がいっぱい。堀田家だけでも大家族なのに、藤島ハウスに居酒屋のはるまではなんとか、でも裏の増谷・会沢家とか花陽の友達とか研人絡みとかがもう思い出せないw。
    あと、どんだけ奇跡みたいな出会いとかがあるんだよ!って突っ込みたくなる。
    それでも朝ご飯の描写は面白いし、サチの語りも季節の話が上品でホッとする。
    また来年。そろそろスピンオフも絡めてくるかな。

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    2024年08月03日
  • 東京バンドワゴン

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    親子四代下町人情話。

    古本屋を営む東京バンドワゴン。

    家族にも色々な秘密があるが、日常のバタバタの中で解決していく、ちょっとほっこりした話。

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    2024年07月30日
  • キャント・バイ・ミー・ラブ 東京バンドワゴン

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    シリーズ第19弾。こちらも経てしまったせいか、ジーンとこなくなってしまった。みんなイケてる人たちばかりだなぁ、と改めて。

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    2024年07月28日