村山由佳のレビュー一覧

  • 燃える波

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    気難しい女優のはずが、とても人間のできた愛情深い人。この作家特有、やっぱりあった最後の激修羅場。中学の時からずっと好きでいてくれて、最後はだらしない関係全部切って一途になってくれたカメラマン。

    だらしない息子を溺愛し、夫の浮気は妻のせいだ、何でも我慢しろという昔のタイプの義母。それを継承している主人公の夫。

    なんかなー、と思う設定が多かったが、女優の言葉が所々刺さった。頭でっかちにならず、もう少し自由にできたら世界が変わるかもしれない。

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    2024年08月19日
  • 遥かなる水の音

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    恋愛小説に感動できなくなったのは、私が大人になったからかそれとも単純に冷めた人間になってしまったからなのか。
    今でこそLGBTQが世間の流行のようになっているが、2009年の小説でセクシャリティーに踏み込んでいたというのは珍しいのでは?とは感じた。
    ただどの登場人物にもあまり共感できず寄り添えなくて、物語に入り込めなかった。
    また風景や人、ものの描写が多くて、まるで旅行記でも読んでいるかのような…それが好きな人には合うかもしれないが、それもストーリーに入り込めなかった要因かも。
    さらに死者の声が聞こえるという設定?たびたび登場する周本人の声に何となく興醒めしてしまった。
    ファンタジックな感じが

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    2024年08月19日
  • ワンダフル・ワールド(新潮文庫)

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    久々に本を読むのでリハビリ!と思って短編集買ったら最後の話で自分の体験談と重ね合わせて泣きそうになってしまった。匂いって人間の記憶に一番深く紐付いてるらしい。

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    2024年08月17日
  • 妖し

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    10人の作家さんが描く怪異の短編アンソロジー。多種多様な怖い話。一体、どこからこんなアイデアが出てくるのかと驚きながら楽しみました。

    恩田陸『曇天の店』
    北陸の料理屋。開けてはいけない勝手口。フェーン現象がつれてくるカワケが人を狂わせる。ラストの夫婦の会話が不穏で、余韻たっぷりで終わる。

    米澤穂信『わたしキャベンディッシュ』
    バナナの種って貴重なんだなあ。シゲルはどんな味なのかしら。

    村山由佳『ANNIVERSARY』
    小2のときの儀式が35歳で効果を発揮?
    夫と息子と幸せに暮らしていたのに、少し違う世界で小2からやりなおし。新しい世界で新しい家族と幸せになっても、新旧、どちらも裏切って

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    2024年08月16日
  • Row&Row

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    読みやすかったけど、43歳にもなった女性主人公がよくそんな会社の中でしかも全員おじさん相手にやりたい放題やるな…と思った。品性とは笑

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    2024年08月11日
  • 消せない告白 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season III

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    おいコー、second seasonの第3巻。大家さんの兄弟喧嘩に巻き込まれ、顔面を負傷、前歯を折ってしまう勝利。大家の奥さん・森下裕恵さんと大家の弟でオーストラリアで暮らす風来坊・秀人さんの関係が明かされる。あとがきに、今後シリアスな展開に突入、でも読者を悲しませるようなラストは考えていないとのこと、、、ラストまで読み切るしかないのか。

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    2024年07月31日
  • 遥かなる水の音

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    死んだらサハラ砂漠に灰を撒いてほしいという遺言を残した周。

    遺言を叶えようと姉の緋沙子と恋人のジャンクロード、幼馴染の結衣と浩介がサハラに向かう。

    最初はバラバラだった彼らの心がやがて一つにまとまり、人の尊さや儚さを感じる。

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    2024年07月30日
  • 星々の舟

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    美しい女性と恋焦がれる男性とどうしようもない運命による悲恋を書いたら天下一品
    どの話もどろりとしているのに透明感があるのが作者の凄いところ
    読ませる力があります。

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    2024年07月28日
  • 明日の約束 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season II

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    おいコー、second seasonの第二巻。大きな展開の無い132ページ。風見鶏マスターと由里子さん、おめでたのよう。スピンオフで同僚だった保健室の桐島先生の話も収録。

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    2024年07月27日
  • 蜂蜜色の瞳 おいしいコーヒーのいれ方 Second Season I

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    おいコー、second seasonを読み始めました。第一弾は、first seasonのまとめと、秋のとある週末の二人の姿が描かれていました。とりあえず第一弾で一区切りつきましたが、second seasonは本編で9編、まだまだ先は長いです。

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    2024年07月25日
  • 天使の卵 エンジェルス・エッグ

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    粉々にくだけた硝子みたいなお話。
    綺麗で切なくて誰も幸せになってない
    読み終わった後、止めたってくれってなった。

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    2024年07月16日
  • キスまでの距離 おいしいコーヒーのいれ方 I

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    美人が容姿メインでモテる話、普通に僻むのでダメです。(私が)

    これ女子目線だとすごく好感度が上がる気がする

    いやめぞん一刻好きだったから
    うーん設定の問題じゃないか

    男側の魅力が私には伝わらなかったので、単に美人の従兄弟にうかれまくってるただの男子高校生にしかみえなかった

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    2024年07月14日
  • 星々の舟

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    正しくても間違いでも人間には自分を奮い立たせてくれる思い出や体験があって、それはどれだけ時代が変わっても変わらないものなんだと戦争の体験を通して感じた。

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    2024年07月15日
  • おいしいコーヒーのいれ方 1

    匿名

    無料版購入済み

    数ページながらも、美術の時間がよかった。かれんによる、独断と偏見に満ちた、名画の面白解説というものを聞いてみたい。

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    2024年07月07日
  • まつらひ

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    祭と性愛が6つの舞台で響き合う、禁断の作品集。
    レタス農家に嫁ぎ、平凡ではあるけど幸せな日々を過ごす舞桜子は、毎年夏祭りの時期になると艶夢を見る。まさかこんな理由だったとはという「夜明け前」。
    村山作品にしては軽い感じでハッピーエンドの「柔らかな迷路」。
    この2作品が好みでした。

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    2024年06月30日
  • はつ恋

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    大人の静かな恋愛小説。

    酸いも甘いも経験してきたからこそ出来る、お互いを思いやり情愛深い生き方。

    ドキドキするような事件や展開はないけど、
    たまにはこういうのもいいね。

    四季折々の自然の描写、ていねいな暮らしの主人公。自分には出来ないだろうけど憧れる

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    2024年06月30日
  • Row&Row

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    モヤモヤモヤモヤモヤモヤモヤモヤ笑笑
    同じ美容師として読んでたけど、現実が忠実に描かれていてるとこはすごい。性的描写が生々しいのは作者の特徴なのかなーモヤモヤしすぎて一気に読めた

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    2024年06月24日
  • Row&Row

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    キャリアウーマンの妻と自宅の1階で美容室を営む夫。互いにどこか遠慮して言いたいことも言えない夫婦の深い溝が招く不倫の話。
    官能的な描写があり臨場感溢れるストーリーなだけに、ラスト150ページの安易な展開は勿体無く腑に落ちなかった。
    不倫や離婚を経て自由を手にする人を助長するかのような作品は、現にそうする人が増えていることの表れだと思う。まるで『そういう人生も悪くないですよ☆』と言っているかのようで令和を感じる。

    私なら黒田部長にする。笑
    矢島は論外。

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    2024年05月29日
  • ダブル・ファンタジー(上)

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    感情の浮き沈みの激しさが、35にして新しい世界を見ようともがく様子を表していると思う。

    初めは、なんてイタい旦那なんだと思ったけど、奈津もなかなかめんどくさい女だ。
    志澤も、シチュエーションに酔っているだけなのか?と思ったり。

    でも、突然、相手に冷めてすべてが滑稽に思えてくる感じや、圧倒的な自信と余裕をもつ人物に溺れる感覚もよくわかる。

    それぞれの人物との関係がこれからどうなっていくのか楽しみ。

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    2024年05月22日
  • 星々の舟

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    ある家族それぞれの視点で、過去や現在の心境を中心に描かれている。家族だから分かり合える事もあるけれど、やっぱり個の人間であって、家族でも理解し合えない事もある。ちょっとした言い争いでも人によって感じ方が違うというのは、家族内でもよくある事なのかも。それでも、過去のキラキラした想い出や辛かった事を共有することで、家族の絆って強くなるのかもしれない。家族という形を改めて考えさせられた。

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    2024年05月19日