井上荒野のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
人は何故愛するのでしょうか?
何故妻の事をこれほど愛しているのに他の女性と関わってしまうのだろう?
何故この妻は夫の浮気を知ってもただ夫の情事を静かに眺めている事が出来るのか?
そして著者は2人の娘なのに何故この小説を書く事にしたのか?そして作中では妻の内心や葛藤や夫の心の様子は全く最後まで謎のままなのである。
更に言うならば瀬戸内寂聴と井上光晴の妻の視点で描かれた小説である事は映画を観て知っていた。
しかし小説家である「みはる」の視点では白木との関係が始まって変化してやがて終わるも何某かのものは続いていく。一方「笙子」は二人の関係をつぶさに感じ取りつつもいつも心の内にとどめておく。
不思議だ -
Posted by ブクログ
続編が出たので読み始めたのですが、五年前に読んだ本書をきちんと思い出したくなって、続編はとりあえず置いといて、まずはこちらを再読しました。(五年前読んだのは単行本)
続編を読む前に前作を読み返すことはほとんどないのですが、本書はものすごく大好きな一冊で、あの三人が続編ではどうなっているのか気になり過ぎて完璧に復習しておこうと思ったのです。
五年前のレビューにはとにかく面白かったという感想をあげているのですが、再読してみて感じ方の違いに自分が一番驚いています。今回は読んでいて切なくて哀しくて……。
主人公の三人は皆六十歳前後、訳あって今は独身、一人暮らし。吹っ切れないものを抱えながらも、毎日を面 -
Posted by ブクログ
大人になった今、読んだから、スムーズに理解できた。グレーだらけだもんね大人になったら人間関係も恋愛も。はっきりしないけどあえてはっきりさせようとすることもない。流れに身を任せて、完璧なベストではないけど今考えられる中でこれが最善と思えるならこれでいいか、なんとなく続けられるなら続いていけばいいよ、っていう感じ。若いときに読んだらたぶん全く共感できなかっただろうな、それどころか苛立って途中で放棄したかもしれない笑
ひとつ前に読んだ桐野夏生さんの疾走感ある作風とは真逆、今いる場所に佇んでじっくり内省して、その場の空気の流れを噛み締めて、時間の流れがゆっくりに感じられる、そんな短編集だった。
次は -
Posted by ブクログ
読みはじめてから、ずっと頭のなかのBGMは…
『うちら陽気なかしまし娘〜 誰が呼んだか知らないが〜(以下、省略)』(笑)
にぎにぎしいシニア女性の江子・麻津子・郁子さんたちが営む惣菜店『ここ家』が近所にあったらなぁ〜♡
通いつめるのにぃ〜。
だって…
『たたききゅうりと烏賊と松の実のピリカラあえ』
なんて絶対に家で作らないから
松の実、買ったことないし…(;´∀`)。
話はだいぶ逸れましたが
お仕事小説というより、女の生き様が描かれている小説です
登場してくるお料理は、どれも美味しそうで、お腹すきます(๑´ڡ`๑)←結局、コレに戻るワタシって(笑)
表紙カバー
文庫本のほうが好みだっ -
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