井上荒野のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
いろいろな作家さんの話が読めるので、短編集はさくさく読めてしまいます。今回は、『最後の晩餐』をテーマに7編が収録されていました。『最後の晩餐』というと、イメージとしては悲しかったり、切なかったりというマイナスな感情が先にたっていたけれど、どの話も前向きな話で自分の『最後の晩餐』についても考えてみたくなった。
どの作家さんの話も好きだったけど、個人的には金原ひとみさんの話が好きでした。コンプラが叫ばれる社会でこんな集まりがあって、ひたすら高カロリーな物を食べまくる…素敵な最後の晩餐だなぁと羨ましくなった。ちょっと学生時代を思い出した。
井上荒野さんの「本当の話」も心がじんわり温かくなる素敵な話で -
Posted by ブクログ
「最後の晩餐」をテーマにしたアンソロジー。江國香織さんが好きで手に取ってみたが、他の作家さんの短編も面白くて、他の作品も読んでみようと思う方に出会えたのがうれしい。作家さんによって、好き嫌いがはっきり分かれて面白かった。
「最後の鰻」角田光代
父が亡くなる前のことを思い出した。鰻が好きだった父。命日に家族で鰻を食べようかな。
「小曾根幸子の送別会」寺地はるな
小曾根さんが爽快!好き。
「もうひとりのねえちゃん」藤野千夜
なんかこの話面白いな…と思うと藤野さんの短編だった。人間関係がちょうどいい感じで素敵。
「本当の話」井上荒野
女三世代の感じが好き。
金原ひとみさんの短編に出てくるカ -
Posted by ブクログ
リアルなような、でもまだ遠いような。
60歳になった自分と環境を想像して、旦那の浮気が原因で別れることになったら、、とそれもまた想像してみる。
きっと彼女のようになんてことないように電話もできない。かと言って、受け入れることもできるんだろうか?
読み始めたときは「きゃはははは」という品のない3人と、60になってもこんな会話なの?と引いてしまう自分がいたけれど、一編の話は決して長くなく重すぎず、読むほどに好感度が増してしまった。その年齢になった時に、一緒にいられる友達がいたら、老後も怖くない。今から始めることに遅すぎることはない、と前向きにもなれた。