井上荒野のレビュー一覧

  • 森のなかのママ

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    井上さんの諸作品とは毛色が違って、コミカルで緩い感じが心地いいです。ママやいずみをはじめ、登場人物みんなに愛すべき点があって、可愛い話です。

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    2009年11月05日
  • しかたのない水

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    こういう作品はすごく好み。
    短編小説は基本的に好きじゃないんだけど、
    この焦燥感や無力感をすごく求めていた。
    性的な描写が多めにはなるけど、
    淡々として緩やかな流れは他の作家にはないと思う。

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    2009年10月04日
  • 森のなかのママ

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     面白かったー。おかしな登場人物たちのゆるゆるな感じに、ゆるゆると救われていく主人公のいずみちゃん。ともすると無神経なムカつく女になりそうなママを、伏見さん達おじさま軍団が無条件に容認していて、なんとなく許されてしまう。何せシブかっこいい伏見さんの想い人がママなのだ。素敵な人の好きな人がイヤな女なはずないじゃない。

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    2009年11月12日
  • アクリル

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    妻への愛情、そのために揺るがない(合間にあきれ、あきらめ、憤怒、哀愁ありますが)かたち。
    変な啓発本よりこれこそよね。

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    2026年07月29日
  • 最後の晩餐

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    いろいろな作家さんの話が読めるので、短編集はさくさく読めてしまいます。今回は、『最後の晩餐』をテーマに7編が収録されていました。『最後の晩餐』というと、イメージとしては悲しかったり、切なかったりというマイナスな感情が先にたっていたけれど、どの話も前向きな話で自分の『最後の晩餐』についても考えてみたくなった。
    どの作家さんの話も好きだったけど、個人的には金原ひとみさんの話が好きでした。コンプラが叫ばれる社会でこんな集まりがあって、ひたすら高カロリーな物を食べまくる…素敵な最後の晩餐だなぁと羨ましくなった。ちょっと学生時代を思い出した。
    井上荒野さんの「本当の話」も心がじんわり温かくなる素敵な話で

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    2026年07月29日
  • その話は今日はやめておきましょう

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    70代定年後の悠々自適な生活を送る夫婦と、20代のウダツが上がらない若者。2組のそれぞれの心理が上手く表現されている。
    怪しいと思いながらも、信じたい気持ちが先行し、眼をつぶってしまう心理。
    最後のハラハラさせる感じが、一気に読み進めさせました。

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    2026年07月28日
  • 最後の晩餐

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    食べ物小説が結構好き。本書も食べ物を美味しそうにかく作家陣が揃っており、軽い気持ちで手に取ったが、最後の晩餐のタイトル通り、食だけではなく死に向き合う話でもあったのだ。
    井上荒野さん、初読みだったけどまた読んでみたいな。
    角田さんの鰻の話、なんかうちの親族もこんな感じかもって。
    金原ひとみさんは近々ヤブノナカ読むから、ひとみ節を浴びたのでより楽しみ。
    あと装丁とっても可愛い。文庫は手軽だけど、単行本にしかない良さがあるねえ〜

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    2026年07月28日
  • 最後の晩餐

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    角田作以外は「ランティエ」掲載の短編集。
    最後の晩餐の為にどう生きるか?と言うより、既に故人となった回顧録風なストーリー多数。
    結果的に「あれが最後の晩餐だった」はあっても「これが人生最後の晩餐だ」などと意識して前もって準備するなど無いのだから自分は毎食これが人生最後の食事かも?と意識はする様にしている。

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    2026年07月27日
  • 最後の晩餐

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    色んなタイプの最後の晩餐。
    みんないい。
    金原瞳さんのみたいな仲間も羨ましいし、原田ひ香さんにはハラハラしたし。
    1番リアルで笑ったのは、角田光代さんかな。
    人生後半、そして最後に食べるもの。心豊かに過ごすには何がいるか。考えちゃいますね

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    2026年07月26日
  • そこにはいない男たちについて

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    初めて井上さんの本を読みましたが、描写や文の繊細さを感じられ読みやすいこと読みやすいこと!結婚している(していた)女、それぞれの視点から心情の変化や内省をしていく姿がリアルでした。ドラマ化して欲しい!!

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    2026年07月22日
  • 最後の晩餐

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    このテーマでどうしてここまで個性溢れる作品が集まったのか不思議な程だ。大好きな江國氏と井上荒野氏は言うまでもなく、どれも愛おしい程、何度も読み返したい位だった。なかでも私が好きだったのは「最後の鰻」
    病室の様子が目に浮かんでツボった。

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    2026年07月20日
  • 1+1

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    食と酒と人との繋がりの短編連作。

    食が合わない人とは一緒に暮らすのは難しい、そして食の趣味が一致したら一緒にいることが心地良い。そんな話。

    登場するのは食に対して丁寧な人たち。
    食べることで繋がって、食べることで生き返って明日を見つめる。

    皆、料理をすることにも貪欲で、読み始めは良かったけど読み終わる頃には少々食傷ぎみに。

    食べることに貪欲でいられる人って多分精神的に強い。そして裕福。
    そんな強い人たちの生きてゆく姿はあまりにも圧倒的で弱い自分とはあまりにも違うなと思った。

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    2026年07月11日
  • 最後の晩餐

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    あーあっという間。
    江國さんのランドリーの匂いと体感する温度の感じ凄くいいなー。
    角田さんのは何気なーく読んでいるのにぶわっと最後涙が出そうだった。
    こういうライトでふわっと優しいのいいなー。
    最後の晩餐がテーマだと嫌な話にならなそうだな。

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    2026年07月07日
  • 1+1

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    おいしい小説。

    出てくるもの、どれも美味しそうで、
    ストーリーは、すいすいと美味しいお酒のように
    読める。

    よく食べることは、よく生きること。
    食の好みは、人と人との相性にも通じる。

    心に残ったのは、
    「家作りは、センスっていうより知性よね」
    という言葉。

    暮らしの全てを知性と愛情で豊かにし
    楽しむこと、その嬉しさが全編に流れていたような
    気がする。

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    2026年07月07日
  • 最後の晩餐

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    「最後の晩餐」をテーマにしたアンソロジー。江國香織さんが好きで手に取ってみたが、他の作家さんの短編も面白くて、他の作品も読んでみようと思う方に出会えたのがうれしい。作家さんによって、好き嫌いがはっきり分かれて面白かった。

    「最後の鰻」角田光代
    父が亡くなる前のことを思い出した。鰻が好きだった父。命日に家族で鰻を食べようかな。

    「小曾根幸子の送別会」寺地はるな
    小曾根さんが爽快!好き。

    「もうひとりのねえちゃん」藤野千夜
    なんかこの話面白いな…と思うと藤野さんの短編だった。人間関係がちょうどいい感じで素敵。

    「本当の話」井上荒野
    女三世代の感じが好き。

    金原ひとみさんの短編に出てくるカ

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    2026年07月05日
  • 最後の晩餐

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    豪華メンバーの女性作家によるアンソロジー。
    バリエーションの豊かさで、飽きることなく読めた。
    特に気に入ったのは角田光代さんの「最後の鰻」。
    危篤状態なのに、集まった家族のやり取りがどこかユーモラスで温かくて…こんな雰囲気の中で旅立てたら幸せだなと思いながら読んだ。
    この本を読み終えた人の多くは、自分なら最後の晩餐は何にしようか考えると思う。私も考えてみたけどこれは難しい。いつが最後になるかとか、その時元気かなんてわからないし。思わず大まじめに考えてしまうくらい、それぞれの「最後の晩餐」を楽しめた。

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    2026年06月24日
  • キャベツ炒めに捧ぐ

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    リアルなような、でもまだ遠いような。
    60歳になった自分と環境を想像して、旦那の浮気が原因で別れることになったら、、とそれもまた想像してみる。
    きっと彼女のようになんてことないように電話もできない。かと言って、受け入れることもできるんだろうか?
    読み始めたときは「きゃはははは」という品のない3人と、60になってもこんな会話なの?と引いてしまう自分がいたけれど、一編の話は決して長くなく重すぎず、読むほどに好感度が増してしまった。その年齢になった時に、一緒にいられる友達がいたら、老後も怖くない。今から始めることに遅すぎることはない、と前向きにもなれた。

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    2026年06月22日
  • 最後の晩餐

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    面白かった 
    丁寧な最後の晩餐にまつわる短編集
    初めて読む作家さんに出会えるから
    アンソロジーは好きだ

    小曾根幸子の送別会
    本当の話

    が好きだったな

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    2026年06月22日
  • そこにはいない男たちについて

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    夫は存在しているのに"いない"と感じるまりと、夫の不在に絶望している実日子。立場は真逆のようなものだけど、お互いに自分の方が可哀想に決まっている、と思っているのが面白い。共感するのはもちろん実日子の方。実日子のアシスタントのゆかりと、弟の勇介の姉弟が素敵!こんな料理教室があったら私も行ってみたいなぁ。

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    2026年06月20日
  • 最後の晩餐

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    全員好きな作家さんだからってのもあるけどすごく好きなアンソロジーだった。とくに角田さんの話はものすごく短いのに、それでも一番泣けて、戻ったり進んだりして噛み締めるように読んだ。藤野千夜さんの話以外(いつもは好きなんだけども)すごく好きだったな…

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    2026年06月17日