井上荒野のレビュー一覧

  • 最後の晩餐

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    あーあっという間。
    江國さんのランドリーの匂いと体感する温度の感じ凄くいいなー。
    角田さんのは何気なーく読んでいるのにぶわっと最後涙が出そうだった。
    こういうライトでふわっと優しいのいいなー。
    最後の晩餐がテーマだと嫌な話にならなそうだな。

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    2026年07月07日
  • 1+1

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    おいしい小説。

    出てくるもの、どれも美味しそうで、
    ストーリーは、すいすいと美味しいお酒のように
    読める。

    よく食べることは、よく生きること。
    食の好みは、人と人との相性にも通じる。

    心に残ったのは、
    「家作りは、センスっていうより知性よね」
    という言葉。

    暮らしの全てを知性と愛情で豊かにし
    楽しむこと、その嬉しさが全編に流れていたような
    気がする。

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    2026年07月07日
  • 最後の晩餐

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    「最後の晩餐」をテーマにしたアンソロジー。江國香織さんが好きで手に取ってみたが、他の作家さんの短編も面白くて、他の作品も読んでみようと思う方に出会えたのがうれしい。作家さんによって、好き嫌いがはっきり分かれて面白かった。

    「最後の鰻」角田光代
    父が亡くなる前のことを思い出した。鰻が好きだった父。命日に家族で鰻を食べようかな。

    「小曾根幸子の送別会」寺地はるな
    小曾根さんが爽快!好き。

    「もうひとりのねえちゃん」藤野千夜
    なんかこの話面白いな…と思うと藤野さんの短編だった。人間関係がちょうどいい感じで素敵。

    「本当の話」井上荒野
    女三世代の感じが好き。

    金原ひとみさんの短編に出てくるカ

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    2026年07月05日
  • 最後の晩餐

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    豪華メンバーの女性作家によるアンソロジー。
    バリエーションの豊かさで、飽きることなく読めた。
    特に気に入ったのは角田光代さんの「最後の鰻」。
    危篤状態なのに、集まった家族のやり取りがどこかユーモラスで温かくて…こんな雰囲気の中で旅立てたら幸せだなと思いながら読んだ。
    この本を読み終えた人の多くは、自分なら最後の晩餐は何にしようか考えると思う。私も考えてみたけどこれは難しい。いつが最後になるかとか、その時元気かなんてわからないし。思わず大まじめに考えてしまうくらい、それぞれの「最後の晩餐」を楽しめた。

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    2026年06月24日
  • キャベツ炒めに捧ぐ

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    リアルなような、でもまだ遠いような。
    60歳になった自分と環境を想像して、旦那の浮気が原因で別れることになったら、、とそれもまた想像してみる。
    きっと彼女のようになんてことないように電話もできない。かと言って、受け入れることもできるんだろうか?
    読み始めたときは「きゃはははは」という品のない3人と、60になってもこんな会話なの?と引いてしまう自分がいたけれど、一編の話は決して長くなく重すぎず、読むほどに好感度が増してしまった。その年齢になった時に、一緒にいられる友達がいたら、老後も怖くない。今から始めることに遅すぎることはない、と前向きにもなれた。

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    2026年06月22日
  • 最後の晩餐

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    面白かった 
    丁寧な最後の晩餐にまつわる短編集
    初めて読む作家さんに出会えるから
    アンソロジーは好きだ

    小曾根幸子の送別会
    本当の話

    が好きだったな

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    2026年06月22日
  • そこにはいない男たちについて

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    夫は存在しているのに"いない"と感じるまりと、夫の不在に絶望している実日子。立場は真逆のようなものだけど、お互いに自分の方が可哀想に決まっている、と思っているのが面白い。共感するのはもちろん実日子の方。実日子のアシスタントのゆかりと、弟の勇介の姉弟が素敵!こんな料理教室があったら私も行ってみたいなぁ。

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    2026年06月20日
  • 最後の晩餐

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    全員好きな作家さんだからってのもあるけどすごく好きなアンソロジーだった。とくに角田さんの話はものすごく短いのに、それでも一番泣けて、戻ったり進んだりして噛み締めるように読んだ。藤野千夜さんの話以外(いつもは好きなんだけども)すごく好きだったな…

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    2026年06月17日
  • 最後の晩餐

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    人生最後の日、何を食べたいか?
    じっくり考えずにはいられない。
    豪華作家陣によるフルコースのような1冊でした。

    なかなか手に入らないクッキー缶を
    一気に食べ尽くそうか。
    お気に入りのチーズにしようか。

    と考えているうちに、

    会食の手土産で初めてエシレのクッキー缶を
    いただいて感動したこと。
    その会食での、今となっては笑い飛ばせるトラブル…

    どんどん着想がつながって、
    思考があちこち色んな方向に旅に出ていました。

    今の私は、あの頃の私が作っているんだよなぁ。

    「最後の晩餐」をテーマに、
    豪華作家陣が描く7篇の物語。

    同じテーマでも、
    作家によって切り口がまったく違うのが
    アンソロジ

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    2026年06月17日
  • 最後の晩餐

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    寺地はるなさんの「小曽根幸子の送別会」が圧巻。
    小曽根さん以外の登場人物3人の視点から、それぞれの “小曽根像”が描かれていて、中でも秋川の無礼さ、お門違いな考え方、小曽根さんを終始下に見る尊大な態度には読みながら本当に腹が立った。でも、こんな男性が全員ではないといえ一定数存在するのだと思うと実社会への暗澹とした気持ちが立ち込める。
    社会と自分の価値観のズレに気づけないのもまた、自覚のあるなしに苦しいことなのだろうなと思う。

    私は小曽根さんがかっこいいと思ったし、私もきっと同じことをするだろうなって感じたシーンもあった。
    一番印象に残った話だった。

    他の作品も切り口が斬新で、読んでいて学び

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    2026年06月12日
  • 1+1

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    世代ギャップを感じながら読み進めるうち、登場人物たちが皆、繋がりを結んでいくことに魅力を感じていった。
    家族、同僚、恋人、趣味仲間…あの人がこの人と、この人はあの時の人…。その中心に立つのが広渡拓郎だ。
    どこか気障っぽく世渡り上手に見えていた彼が、嫌味のない人当たりの良さで徐々に私を取り込んでいった。
    ギスギスした関係性に潤滑油を差す然りげ無さと、胃袋を掴むことに長けた好感度高い紳士なのでした。

    数ページに渡る巻頭のイラスト集は、編集部の想いありきだろう。掌編フルコースが美味である事を、なにより表紙が物語っている。

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    2026年06月05日
  • 最後の晩餐

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    豪華執筆陣にワクワクして購入し、期待通りの素晴らしいアンソロジーだった。
    どのお話にも違った良さがあってどれが1番好きか決めきれないが、今いちばん思い出すのは金原ひとみの『ラストサパーフォーエバー』。

    彼氏と別れて死にたいくらいつらいクズハの元に女友達3人が最後の晩餐に食べたいものを持ち寄る。死にたいクズハ本人ではなくその友人たちが選んだものなので理性が働いていて面白い。特に未来のことを心配しなくて良いから痛風鍋、という選択肢はあまりにも理性。自分にはその視点と選択肢が存在してなかったのですごく良いなと思った。本能のままに手を伸ばし食べまくる描写に活力が湧いてくる。

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    2026年06月04日
  • キャベツ炒めに捧ぐ リターンズ

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    >三人がもっと若ければ、もっと早く進んでいるだろう。でも、若くないからといって、進まない、ということはない。

    その日の食材からお惣菜のメニューをわちゃわちゃ考えるのが楽しそう

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    2026年06月01日
  • 1+1

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    美味しい食事は人の気持ちを少しだけ前向きにしてくれる。
    料理と飲み物のペアリングって予想以上に自由だな。
    定番の組み合わせも意外な組み合わせにも、食欲がそそられて真似したくなる。
    《鱚のフライと白ビール》は試すまでもなく美味しいよねえ。
    《出汁巻き玉子と、おりがらみの酒》も《マッコリと蛤のチヂミ》も気になるけど、まずは《メロンパンとコンソメスープ》からやってみようかな。

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    2026年05月31日
  • 最後の晩餐

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     作中で金原ひとみさんも触れていますが、「最後の晩餐」‥‥学術的には「キリストが処刑される前夜の12人の使徒と摂った夕食」を指し、その代表格があのダ・ヴィンチ作の有名な修道院壁画ですね。

     私個人としてはまさかキリストじゃあるまいし、家族に看取られながら「この中に私を裏切る者がいる」などと予言(遺言)し、パンと葡萄酒を食して逝く…。てか裏切り者のユダは誰よ? 遺族による遺産相続争いではなく、実家と墓じまいというまさかの醜悪な泥仕合…もはや笑えないギャグ! 小金持ちじゃないけど、自分が旅立った瞬間に家族がガッツポーズしてたらやだなぁ、ハハ。

     帯にもある通り、「あなたは人生の最後に何を味わい

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    2026年05月26日
  • あちらにいる鬼

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    ネタバレ

    瀬戸内寂聴さんは自分が物心ついた時には僧侶だったので、優しそうで徳を積みまくっている人というイメージだった笑
    出家するまでにこんなに好き放題生きて色々あったなんて、本を読んで驚いた。
    この話は、当事者の娘が親たちをモチーフに書いたというのもびっくり。
    人間関係が面白かった。

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    2026年05月25日
  • 1+1

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    食をテーマにした短編連作集。
    ペアリングをモチーフにしたとあるように、おしゃれなお酒と料理が出てくる。
    雑誌で連載されていたというから、毎号読んだら探して購入、または作ってみようと思ったかも。

    人たらしの拓郎から食を繋いで拡がる様々な縁。
    歳を重ねていくのも悪くないかなと思える楽しさも秘めている。

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    2026年05月22日
  • 照子と瑠衣

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    こんな風に思い切れたらと思う作品

    細かいことは気にせず、2人の生き様を楽しむ

    これからまだまだやりたいことをやればいいんだと勇気づけられました
    最後の方は流れに乗って、あっという間に読み進められました

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    2026年05月21日
  • キャベツ炒めに捧ぐ

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    おいしい描写に食べたくなる
    作りたくなる
    総菜屋で働くのもいいねって思わせる

    3人の60代女性が総菜屋で働く
    それぞれの人生を抱えながら毎日総菜屋に来て働く。しゃべる。食べる。
    総菜屋以外での関係性も相まって素敵な日常を過ごしているのね

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    2026年05月20日
  • 1+1

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    俳句結社「水軍」まわりの人々の群像劇。各話のタイトルが食べ物と飲み物のペアリングになってて眺めてて楽しい。結社のメンバーからその関係者が次々登場するので最後の方には人間関係がこんがらがってくるけど、そこは流して楽しく読みました。結社の中心人物で人たらしの広渡氏という人物が印象的。彼らの恋模様にもほのぼのしました。
    ダイジェスティブビスケットと癖のあるお茶とのペアリングは試してみたい。

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    2026年05月23日