原田マハのレビュー一覧
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少し綺麗すぎるとは思ったが読後に爽やかな気持ちになれた。ひたむきさとはマジムのことなのだと思った。
人や場所に最後までこだわって、自分が本当に良いと思えるラム酒を届けるという思いをもつマジムを、羨ましいと思った。自分には、お金のためではない商売ができるのか自信がない。お金になるかどうかで事業をつくりそうだと思った。採算も大事だが、それに加えて思いが大事なのだと思った。だから、就職活動で死ぬほど、原動力ややりたいことを聞かれるのだと分かった。
自分だったら、ネームバリューに乗っかりたくなるところを、まごころで選ぶマジムはかっこいい。
そして、結局は仕事はお金儲けのためだけではなくて、人と人。経営 -
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原田マハさん作品は長編しか読んだことがなかった。本作品は15頁/篇x24篇の短編集。連作短編、というほどではないにせよ、前の篇のサブキャラ
が次の篇の主人公、という繋がりが何回もあって、世界・世間は繋がっているんだよなあ、とか、人それぞれ自分の人生の主人公なんだよなあ、と思いつつ読んだ。テーマは女性の独立。短篇の中でも短い枚数なので切れ味勝負。少々話としては出来過ぎというか盛り込み過ぎと思えた作品もあるけれど、総じて読後感のよい話が多かった。
最初と最後の作品に出てくる境界線としてのT川は通勤で毎日渡っているのだけれど、住む場所としてこれを超えることに強い拘りを持つ女性がいるんだなあ、と気に -
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6編からなる短編集!
各編にアート作品とそれが見れる美術館が出てきます。
美術館には行けないので、全作品、ググってみてみました。
マハさんのアート系の物語は物語だけでなく、こうやってアートの世界にも視野が広げられるのが良いですね。
■ハッピー・バースデー
ゴッホの「ドービニーの庭」(ひろしま美術館)
就職活動でうまくいかず、広島に戻った時に思い出したドービニーの庭
母親の愛は偉大です!
■窓辺の小鳥たち
ピカソの「鳥籠」(大原美術館)
長く同棲をしていた二人。正直、この男はしょうもないって思いましたが、そんな二人に新たな旅立ち。
おれらは、かごの中にいるわけじゃない。自由に飛ん -
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◼️原田マハ「すべてが円くなるように」
真珠をキーにした短編集。カッコよすぎます。
大阪ではこの夏、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」を中心とした展覧会がある。日本に来るのは14年ぶり。絵画の中で最も万人に知られているものの1つだろう。その年、数か月前に原田マハのこうした作品を読むのは、やはり高揚感を覚える。
「フェルメールとの約束」
「庭の朝露」
「真夏の夜の夢」
「ユーレイカ」
「いつか、相合傘で」
「あの日のエール」
「海からの贈りもの」
が収録されている。海外や国内で活躍する、また羽ばたこうとしている主人公たちの、真珠とのかかわり。しかしネックレスにしても、ピアスにしても、虹 -
Posted by ブクログ
ネタバレMoMAのキュレーターである日本人女性の視点から描いた現代パートと、ピカソの恋人で共に第二次世界大戦を経験したドラ・マールの視点から描いたパートで構成されている。
文章自体は読みやすいが、それぞれのパートの中身が、こういうことがあった、経緯はこういうことだった…という構成が繰り返し使われており、また過去に戻るのかよ…という読み物としての飽きはあった。あとは原田マハってこんなにポエミーだっけ…と思ったりした。
全体として、「ゲルニカ」という作品やアートが持つパワーやメッセージ、アートの役割といったところを教えてくれる作品ではあるが、現代社会においても変わらない部分はありつつ、与える影響の大きさ -
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