原田マハのレビュー一覧

  • 生きるぼくら

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    物語の進み方とハッピーエンドはよかったのだけど、いじめの酷さと引きこもりの状態からの、後半の立ち直りと自己分析の的確さ、人とのかかわりがどうも都合よく行き過ぎで嘘くさく感じた。
    こんなにうまくいけばいいけど、実際そんなに簡単に自分の心を理解出来たり制御できるかなと思った。

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    2026年03月30日
  • 風のマジム

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    少し綺麗すぎるとは思ったが読後に爽やかな気持ちになれた。ひたむきさとはマジムのことなのだと思った。
    人や場所に最後までこだわって、自分が本当に良いと思えるラム酒を届けるという思いをもつマジムを、羨ましいと思った。自分には、お金のためではない商売ができるのか自信がない。お金になるかどうかで事業をつくりそうだと思った。採算も大事だが、それに加えて思いが大事なのだと思った。だから、就職活動で死ぬほど、原動力ややりたいことを聞かれるのだと分かった。
    自分だったら、ネームバリューに乗っかりたくなるところを、まごころで選ぶマジムはかっこいい。
    そして、結局は仕事はお金儲けのためだけではなくて、人と人。経営

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    2026年03月29日
  • 独立記念日

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    原田マハさん作品は長編しか読んだことがなかった。本作品は15頁/篇x24篇の短編集。連作短編、というほどではないにせよ、前の篇のサブキャラ
    が次の篇の主人公、という繋がりが何回もあって、世界・世間は繋がっているんだよなあ、とか、人それぞれ自分の人生の主人公なんだよなあ、と思いつつ読んだ。テーマは女性の独立。短篇の中でも短い枚数なので切れ味勝負。少々話としては出来過ぎというか盛り込み過ぎと思えた作品もあるけれど、総じて読後感のよい話が多かった。

    最初と最後の作品に出てくる境界線としてのT川は通勤で毎日渡っているのだけれど、住む場所としてこれを超えることに強い拘りを持つ女性がいるんだなあ、と気に

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    2026年03月29日
  • やっぱり食べに行こう。

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    海外での食レポや国内の食レポ
    著者が食べるのが好きで
    けっこう健啖家という事が分かった

    いつも絵画関係の力作が多いなかで
    こんな作品は初めてだったので
    逆に読むのに疲れてしまった
    特に後半のカレーのレポにはまいった
    もういいよ という気分

    でも忙しい作家生活のなかで
    食でストレス発散したりエネルギーを
    チャージしているんだと納得

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    2026年03月28日
  • 〈あの絵〉のまえで

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    6編からなる短編集!
    各編にアート作品とそれが見れる美術館が出てきます。
    美術館には行けないので、全作品、ググってみてみました。
    マハさんのアート系の物語は物語だけでなく、こうやってアートの世界にも視野が広げられるのが良いですね。

    ■ハッピー・バースデー 
      ゴッホの「ドービニーの庭」(ひろしま美術館)
    就職活動でうまくいかず、広島に戻った時に思い出したドービニーの庭
    母親の愛は偉大です!

    ■窓辺の小鳥たち
      ピカソの「鳥籠」(大原美術館)
    長く同棲をしていた二人。正直、この男はしょうもないって思いましたが、そんな二人に新たな旅立ち。

    おれらは、かごの中にいるわけじゃない。自由に飛ん

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    2026年03月28日
  • すべてが円くなるように

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    短編集
    真珠のイヤリング,指輪,ネックレスなど真珠にまつわる何から始まるそれぞれの物語.短いながらみんな生き生きとして真珠のように輝いているのが素敵だ.

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    2026年03月27日
  • さいはての彼女

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    ものすごい短い短編集で、すぐに読み終わります。再出発の背中を押してくれるお話。日常(特に仕事面)でうまくいかなくなってしまった時に読んでほしい一冊です。
    旅を通して、主人公たちに新しい視点が生まれます。実際に1人旅に行ったからといってそんなに気持ちが変わるわけではないよーと思いつつ、旅はいいなと思いました。

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    2026年03月27日
  • すべてが円くなるように

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    ◼️原田マハ「すべてが円くなるように」

    真珠をキーにした短編集。カッコよすぎます。

    大阪ではこの夏、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」を中心とした展覧会がある。日本に来るのは14年ぶり。絵画の中で最も万人に知られているものの1つだろう。その年、数か月前に原田マハのこうした作品を読むのは、やはり高揚感を覚える。

    「フェルメールとの約束」
    「庭の朝露」
    「真夏の夜の夢」
    「ユーレイカ」
    「いつか、相合傘で」
    「あの日のエール」
    「海からの贈りもの」

    が収録されている。海外や国内で活躍する、また羽ばたこうとしている主人公たちの、真珠とのかかわり。しかしネックレスにしても、ピアスにしても、虹

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    2026年03月26日
  • 永遠をさがしに

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    世界的指揮者の父とチェリストの母のもとに生まれた16歳の高校生が同級生と共に自身の人生を劇的に選択していくお話。青春物語でもあり恋バナでもありスピード感のある展開。しかしブリオン病で発語できない母が娘のバッハのアリアで涙するとか、それは劇的過ぎて鼻白んでしまう。原田マハさんの作品では結構「それはやりすぎでしょう」と思ってしまっている気がする。

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    2026年03月26日
  • 本日は、お日柄もよく

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    ちょっと仕事に疲れている時に読んだのです。なんか何もかもうまくいかない時期ってあるじゃないですか、そういう時期に読んだので、主人公のサクセスストーリーがとても羨ましく思えました。ふーん、いいお家にお生まれになったのね、とか。しごできカマタリといい雰囲気じゃん、いいなぁ、と、ちょっと僻んじゃったりなんかしてね。原田マハさん大好きなので、またいつか読み直したいと思います。

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    2026年03月24日
  • 永遠をさがしに

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    ネタバレ

    登場人物がみんな優しくてまっすぐでどんどん読んでしまうような内容だった。
    後半の桜の情景と和音の演奏の描写がとても綺麗でイメージしやすい素敵な文章だった。
    ただ物語としては綺麗すぎた印象がある。真弓さんの母親の件は意外だったが、その他はそうなるだろうな、と言ったような内容。
    野暮だけれど突発性難聴も3-4日以内にステロイド服用すれば治るから閉じこもらずに病院いきなよ…と思ってしまった(もちろん描写されていないだけで行って回復の見込みがなかったんだろうけど)

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    2026年03月24日
  • 暗幕のゲルニカ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    MoMAのキュレーターである日本人女性の視点から描いた現代パートと、ピカソの恋人で共に第二次世界大戦を経験したドラ・マールの視点から描いたパートで構成されている。
    文章自体は読みやすいが、それぞれのパートの中身が、こういうことがあった、経緯はこういうことだった…という構成が繰り返し使われており、また過去に戻るのかよ…という読み物としての飽きはあった。あとは原田マハってこんなにポエミーだっけ…と思ったりした。

    全体として、「ゲルニカ」という作品やアートが持つパワーやメッセージ、アートの役割といったところを教えてくれる作品ではあるが、現代社会においても変わらない部分はありつつ、与える影響の大きさ

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    2026年03月24日
  • ジヴェルニーの食卓

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    各アーティストにまつわるお話があって、実話に基づくところもありアーティストの生活の部分が知れて面白かった。
    特にモネのお話はお気に入り。
    東京出張の際モネ展にも行って絵画が違った視点で見れたのも有意義な時間だった。

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    2026年03月24日
  • 暗幕のゲルニカ(新潮文庫)

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    MoMAのキュレーター八神瑤子とピカソの恋人で写真家のドラ・マールの2つの視点で物語が進み、時代は違えどアートの力で戦争そのものと闘う2人に、この先いつ起こってもおかしくない戦争との向き合い方について考えさせられた。フィクションとノンフィクションの境界線が絶妙だった。

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    2026年03月24日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    ネタバレ

    どの短編もハズレはなく、おもしろかったです。「砂に埋もれたル・コルビュジエ」独身の女性が認知症の父の世話をする中で、かつての自分の夢を思い出していく。きっと彼女は父の夢でもあった建築への道を歩き出すのだろう。がんばろう。そう思いました。「時田風音の受難」賞金欲しさに応募した小説が賞をとってしまった風音は、次の作品を作るべく奮闘する。風音の素直な気持ちと、歪んだ考え方。生々しくも、ところどころ笑わせてきて、おもしろかったです。「校閲ガール」校閲の仕事をする主人公。本編も読んでみたいと思いました。

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    2026年03月23日
  • 旅屋おかえり

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    ネタバレ

    すごくあったくて優しい。おかえりの嫌みのない天真爛漫さ、心根の優しさにほっとなりました。事務所のメンバーの鉄壁社長やのんのさん、おかえりを支える仲間たち。「おかえり」と言ってもらえるのことのあたたかさ。家族というものに触れ、後半は何度か涙腺が緩みました。良い作品。おかえりの人柄に憧れます。

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    2026年03月23日
  • さいはての彼女

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    ネタバレ

    原田さんの爽やかな作風がすごく好きです。前向きな作品をあまり読まない私ですが、今作は『旅屋おかえり』に続きツボにはまりました。一生懸命がんばってきた女性たちが挫折し、旅の経験から足掻くことを決意する。足掻いて足掻いて、前を向いて。凪の父親が凪に伝えた線を越えることのすばらしさ、凪の太陽のような明るさに元気が出ます。原田さんの作品を他にも読んでみたい。良い作品でした。

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    2026年03月23日
  • 晴れの日の木馬たち

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    明治の頃、まだまだ女性が社会で活躍して働く事に難色を示している時代。主人公が女工として働き、作家になるまでの物語。多難な事もありましたが、周囲の人達に恵まれた事、才能があった事で一人の女性の人生を活き活きと感じられた一冊。

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    2026年03月23日
  • 本日は、お日柄もよく

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    スピーチライターの話。
    最初の導入はものすごく引き込まれて言葉ってすごいなぁと思わされました。
    途中から政治の話中心になってきて少し読むのが辛くなりましたが、、、
    全体としてはとても良いお話でした!

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    2026年03月22日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    最近アンソロジーを読むこと多いけど、私にはやはりもう少し踏み込んだ作品の方が面白さがわかるのかもと思った。
    どれもなんだろう、とくに刺さることもなく。

    唯一校閲ガールの主人公の毒舌が好きかな。

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    2026年03月22日