吉田修一のレビュー一覧

  • 湖の女たち(新潮文庫)

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    不思議な感覚になる作品でした。読む人、その時の感情によって、様々な感想が生まれる作品だと思います。今の私にはサスペンスでした。

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    2026年08月19日
  • 湖の女たち(新潮文庫)

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    著者は読者に対する共感を目的として書いているようではないし、実際自信を持って書評を書いている人たちも見当たらない。私自身、著者が何を伝えたかったかを断定することはできないが、この世界に関する違和感を塗りつけたような印象を受けた。もちろん、これは私がこの本に理解しきれないところがあることを反射した感想であるとは思うが、人の多面性や、表面の下に潜むアノマリーを撫でるように書いている点にそう思わされるという理由がある。
    数は少ないが、著者の他の作品を読んだ限り、書こうと思えばもっとはっきりした輪郭で、エンターテイメント性があるものを書けただろうと思う。このような作風にした理由を正確に理解はできないが、物語に含まれる著者の感覚が全く分からないとも感じなかった。

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    2026年08月11日
  • 永遠と横道世之介 上

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    横道世之介シリーズの3作目の上巻。

    40歳になっても変わらぬ横道世之介の日常が描かれており、読んでいて懐かしい。

    特に大きな出来事もないのだが、ストーリーに入っていく印象。

    下巻も楽しみである。

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    2026年08月10日
  • ミス・サンシャイン

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    ネタバレ

    8/6に読み終えた
    ちょうど広島、長崎の事が報道されていた
    あんな恐ろしいものを、人が作り 実際に使用した

    この本を読み終えて、私は原爆のことを色々と思うようになった。

    もちろん、読んでた時は 一心についてオイオイと思ったり鈴さんの事を想像したり、物語を楽しんでいたけど。

    80年もあの時の色々な後悔を胸に生きてきた人達がいる
    戦争が終われば、終わりではないもの それも含めて戦争なのだと思う

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    2026年08月08日
  • 国宝 上 青春篇

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    映画化してるから、多少変わったりはあったが映画上手くまとめられてなーって感じ

    映画見てたから、流れがわかったけど映画見ずに読むとちょっとわかりにくいかも‥

    映画の記憶辿りながら読んだら頭に話入ってきたから

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    2026年08月06日
  • 国宝 上 青春篇

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    映画を見てから読んだ。映画では省略されていた登場人物やストーリーが書かれていて、そういうことだったんだねと納得できた。映画を見ていたから、話についていけたけど、登場人物多くてどんどん月日が流れ、初見ならストーリー追えなかったかも。

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    2026年08月04日
  • 国宝 上 青春篇

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    ネタバレ

    映画を観てから読んだ。
    喜久雄がひどい目に遭ってばかりで辛いわ、周囲に腹立つわで手が進まず…
    映画と同じなら結末はわかっているが…
    俊介を見つけて連れ戻したのは竹野だったんだ〜など映画で変更や省略された部分を知るのは楽しい。徳ちゃんめちゃいいやつ。

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    2026年08月02日
  • 東京湾景(新潮文庫)

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    2003年刊行の吉田修司の恋愛小説。
    品川の港湾施設で働く肉体労働系の青年と、お台場のオフィス勤めの女性が出会い系をきっかけに交際が始まる。二人ともそれぞれの過去があり、はまるようでピタリとはまらない関係が続く。時折出てくる東京湾の風景がよいアクセントを加える。時代設定は2000年頃だろうか、携帯でメールを打つ場面や銭湯に通う場面が懐かしい。(25年前の東京には本当にもっと銭湯があった)
    今40代の人にとってはノスタルジーを感じる小説ではなかろうか。

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    2026年08月01日
  • 永遠と横道世之介 上

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    一作目しか読んでいないので、何年振りでしょうか? 横道さんの断れない性格がほんわかとしていて好きでした。

    39歳の横道さんは、同棲していて、写真家になっていて、性格は変わってなくて、面白かったけれど、一作目の方が好きだなぁ…

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    2026年07月29日
  • 罪名、一万年愛す

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    ネタバレ

    戦争孤児のくだりは読んでいて辛かったけど、それ以外はとても軽くて読みやすかった印象。
    ラストはなんか昔々のアニメや冒険小説のような、もちろんそれを意識してるから当然なんだろうけど。

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    2026年07月27日
  • 犯罪小説集

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    日常から犯罪に発展するまでの過程を描いた作品で、どれも結末や結論は出さない感じの短編作品。
    時代としては昭和っぽい感じ。

    湿っぽく、嫌な感じの話ばかりだったな…。
    どれも誤解や偏見、体裁のようなものが原因で、事件へと発展しているなと思った。

    映画があったみたいなので、機会があったら見てみようと思う。
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    青田Y字路(あおたのわいじろ)
    曼珠姫午睡(まんじゆひめのごすい)
    百家楽餓鬼(ばからがき)
    万屋善次郎(よろずやぜんじろう)
    白球白蛇伝(はつきゅうはくじゃでん)

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    2026年07月21日
  • 罪名、一万年愛す

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    なんとも評価がしづらい作品です…。
    テーマはとても素晴らしくて個人的には読んで良かったと思うのですが、小説の面白さとしてはイマイチかもしれないです。

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    2026年07月12日
  • パレード

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    あと書きに怖いと書いてあったが、私はそこまでこわいとは感じず、まあありえるかもしれないなあと思った。
    例えば都会で、誰かが倒れていても横を素通りしていく人が結構多くいるようなことに似てると感じた

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    2026年07月11日
  • 犯罪小説集

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    吉田修一って何人いるの?って言いたくなるくらい、作風が多様で、本作品でまた別の吉田修一に出会った気分です。読み終わった後のなんとも言えない不思議な感覚。。。

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    2026年07月08日
  • 昨日、若者たちは

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    『オリンピックにふれる』改題。オリンピックを題材とした、その時代、都市に生きる若者の短編集。原題の方がオリンピック感は伝わったが、内容として伝えたいのは若者の方だったのか?

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    2026年07月08日
  • 路

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    感動劇とまではいかないが、主人公の女性と台湾人の男性が再会したあとの心情を読み解く、察するのはよかった

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    2026年07月05日
  • 横道世之介

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    長崎から上京し大学生となった横道世之介の1年間。カッコ良いわけでもなくごく平凡な青年が過ごすアルバイトと大学のサークル活動にあけくれる80年代の毎日。
    旧友から誘われるダンパ(ダンスパーティー)やねるとんのオーディション、クルーズ船でのパーティー、航空券のスカイメイトシステム、雑誌「ポパイ」、テレフォンカード、映画ラストエンペラー
    バブルの頃に流行った色々が懐かしい。
    九州から上京し、80年代バブルに踊る日本(東京)で貧乏な女子大生だった私のかつての姿と重なるところがとても多くて共感しまくってしまった。

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    2026年07月05日
  • 東京湾景(新潮文庫)

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    新装版がでていたのですね
    しかも続編が追加されていました
    続編といっても期待していたものとは違いました
    でもタイトルからすれば場所を舞台のお話だから・・・
    今回はその追加分を読みました
    解説も追加になっており朝井リョウさんでした
    共感する部分もありました

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    2026年07月05日
  • 愛に乱暴(下)(新潮文庫)

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    上巻でかなりもやもやしながらも結末が気になって下巻。やっぱり好きな話ではなかったけど、上巻で読むのをやめなくてよかったとは思う。
    ちょっとずつ理性が遠のく桃子…。普通にしていれば、かなり魅力ある人物だと思うんだけど、真守に執着する理由がよくわからない。勿体無い!にしても、吉田修一さん、女性の内面描写うますぎる。

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    2026年07月04日
  • パーク・ライフ

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    ビル街のなかにぽつんと大きな公園にある。
    そこにはどんな人たちが何を思い佇んでいるのか。
    都会の喧騒に疲れて癒しを求めるのも、ただボーッとするだけなのも、使い方は様々。
    そりゃ気球飛ばして上から見たいだなんて人もいるし猿を肩に乗せて散歩する人もいる。
    日常に疲れたら公園で人間観察でもするとしよう。


    悪人とか怒りとか国宝とか重かったり激情する作品が多いイメージだったけど、こちらはゆるーい人間模様が描かれていて、読みづらいイメージの芥川賞作品なのにこのゆるさがありがたくスラスラ読み進められた。とても意外。

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    2026年06月24日