吉田修一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ●あらすじ
台湾新幹線の着工から開業までの巨大プロジェクトに、商社員や整備士、湾生の老人など日台の人々一人一人を巡るドラマが絡んでいきます。政治では問題を抱えていても、日本と台湾の間にしっかりと育まれた個人の絆を、台湾の風土とともに色鮮やかに描き、大きな感動を呼ぶ、著者の渾身作です。
(文藝春秋BOOKSより)
なんかすごく爽やかだった。
吉田修一ってもっとミスリードがあるというか、ひとつの物語を群像劇で拗れさせるのが上手い印象があったけど、これは拗れることもなく爽やかに進んでいきました。台湾の空気、オフィスの空気、人と人の間に漂う空気。そういう「空気」を書くのがすごく上手だなと思います。 -
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Posted by ブクログ
文庫の表紙が素敵だったので 映像化もされていることだし(見れてないけど) 著書が吉田修一さんだし…と思って読んだ
最後になって物語の主だった人達が絶妙に交錯する感じがなかなかおもしろいなと感じた
人生って こういう風に最後には交錯する部分が大いにあるんじゃないかな?と期待!
物語は台湾に日本の技術を持って時速300キロの新幹線を台北から高雄(カオシュン)まで走らせるという大掛かりな計画を遂行するものだ
日本と台湾の背景がうまく表現されている
その新幹線の計画に関連している人物のそれぞれの生き様や 恋の行方も読みどころとなっている
舞台設定は2000年〜2007年で 年ごとに章が分かれて