吉田修一のレビュー一覧

  • おかえり横道世之介

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    横道世之介続編。
    世之介がどういう結末を迎えるか、今回は最初から知った上で物語を辿っていくことになる。この経験が世之介を形作ってラストに繋がるのかな、とか考えながらの読書で、世之介のささやかな成長を素直に喜べなかったり‥。

    社会人編?ということでエピソードは素朴さを残しつつ、考えさせられる要素が増えた気がします。

    次が完結編かな?世之介の軌跡をキチンと見届けたいと思います。

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    2024年04月28日
  • パーク・ライフ

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    生徒が「ビブリオバトルで紹介してみたい」と言ってきたので読んでみました。
    『悪人』や『横道世之介』で有名な著者が、デビューから数年たったころに書いて芥川賞を受賞した作品です。

    文章はきれいで、(こう言っては失礼ですが)芥川賞作品としては読みやすい方だと思います。描かれている情景も、主人公の心情も違和感なく読んでゆくことができます。
    ただ、読後感としては「で、だからなに?」という印象が強く、私の中では印象深い読書体験にはなりませんでした。

    生徒がどのような紹介を考えているのか、聞いてみるのが楽しみでもあります。

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    2024年04月22日
  • 湖の女たち(新潮文庫)

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    三分の一までの丁寧さで上下二巻くらいのボリュームで頑張って書いて欲しかった。
    満州の下りあたりから、作者によくある面倒くさい病が現れた様子。

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    2024年04月22日
  • ぼくたちがコロナを知らなかったころ

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    吉田修一のエッセイシリーズを初めて読んだ。
    勝手に抱いていた少し怖そうなイメージ(カバーの顔写真のせい。笑)とは違い、すごく親しみやすくて冒険心あふれるお茶目な人だと知れた。また更に好きになった

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    2024年04月12日
  • 東京湾景(新潮文庫)

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    東京湾の壮大な埋め立て地、わたしも、家具屋さんもあるし、豊洲市場ができれば一度は行ってみる。

    新橋からゆりかもめに乗ると、車窓の景色、タワーマンションの林立、倉庫群、潮溜まり、大規模催事場などが非現実的で、まるで遊園地で乗り物に乗っているような気がするのだ。

    そんな浮遊しているような街にも、ラヴストーリがあるというのが、この小説。聖地になっているのか?

    吉田修一作品は好きなのがあって、このところよく読んでいる。
    『悪人』と『湖の女たち』が特に印象深い。

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    2024年03月29日
  • 湖の女たち(新潮文庫)

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    犯人?の動機が少しわかりづらかったけど
    こんな人もいてるんやなぁ ~みたいな感じで読み進めた。
    モヤモヤした終わり方だったなぁ。

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    2024年03月22日
  • 湖の女たち(新潮文庫)

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    幹となる話の結末が恐ろしく思えた。
    介護施設で働く人や警察官は過度のストレスを抱えるからこそ、作中描かれた様な暴挙を行ったのではないかと思う。

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    2024年03月20日
  • 女たちは二度遊ぶ

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    男性視点での恋愛?短編集。

    学生主観の話はノスタルジーを感じて良かったが、女性は勿論手に取ってもあまり共感はないし男性も人を選びそうな作品。テンポはすごく良い。

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    2024年02月01日
  • ぼくたちがコロナを知らなかったころ

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    好きな小説家を問われたら吉田修一を挙げる。巧みなストーリーテリングとそこはかとないフェミニンさ、繊細さをもった小説が書ける人だと思う。
    さてエッセイはどうか……というと、小説ほどの巧みさはない。この本はANAの機内誌「翼の王国」に連載されているのをまとめたもの。そういえば、寡聞のせいもあるかもだけど、このシリーズ以外に吉田修一のエッセイって読んだことないから、やっぱりエッセイは苦手なのではなかろうか。
    不特定多数が手に取る媒体だから、特に万人受けするサラッとしたものにしているのかもしれないけど、わりとチャラい。ちょっとセレブな空間に行ったとか、珍しい土地へ行ったとか、自慢っぽい筆致ではないけど

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    2024年01月21日
  • 路

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    ぼちぼちですかね。
    台湾新幹線にまつわる人々の物語。簡単にいうとこれだけなんですよね。ひとつひとつのエピソードはわるく無いですが、ほぼ繋がりも少なくて。掴めるまでがとてもきつかった。とはいっても余韻は悪くなかったですが。

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    2024年01月12日
  • 素晴らしき世界 ~もう一度旅へ

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    ANA機上でコンソメ飲みながら『翼の王国』のよしださんのエッセイ読むの好きだったな。終わっちゃったんですね。
    旅、猫、パンデミック…日常と非日常を鋭く、でも切り口はやさしく切り取る筆がお見事でした。

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    2024年01月09日
  • 湖の女たち(新潮文庫)

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    出来事と出来事、
    人と人とが繋がっていくほど、
    どこにたどり着くのかわからず、
    ラストの到達点にゾクリとして終わった。

    圭介と佳代は一体何をしていたのだ。
    実は支配していたのは佳代で、
    彼女がその奥底にある欲望が昇華された時、
    清々しいまでの生きる実感が訪れる。

    くどいくらいの湖の描写が、
    近年の筆が乗りまくっている吉田修一の手腕を見せつけている。

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    2023年12月24日
  • ぼくたちがコロナを知らなかったころ

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    吉田修一がANAの機内誌で連載している旅エッセイ第六弾。コロナ禍の数年を挟んで旅行というものとの距離が開いてしまっているという方は少なくないかと思いますので、あたたかい旅の良さにちょっとした旅行の機微や楽しい瞬間に出会えるエッセイを読むのはオススメ。「旅っていいよな」と心をふわっと旅と、そして行って戻る場所である日常に改めて心を向けたくなるようなエッセイ。今回は表紙にもなっている吉田修一氏の愛猫金ちゃん銀ちゃんの話も多くて、猫好きとしても楽しめました。

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    2023年12月10日
  • 素晴らしき世界 ~もう一度旅へ

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    装丁とタイトルを見て、どこかで読んでいたかな?と。エッセイを読んでも思い出せない。しかし、機内誌に連載されていた事が書かれており、国内線の飛行機に乗った際には読んでいた事をやっと思い出しました。数年前から機内誌が廃止されていたハズなので、エッセイの終了は仕方がありませんが、約15年ほど連載されていたとの事ですので、お疲れ様でしたと心から思いました。

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    2023年12月10日
  • 湖の女たち(新潮文庫)

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    文章はスラスラと読みやすく、描写も細やかなのに、登場人物達のあまりにいびつな歪みが邪魔をして、スッと話が入ってこない。ほぼ誰も好きになれなかった。逆に凄いことなのかしら⁉
    もう少し、事件の真相や全貌が知りたかったなぁ。
    琵琶湖の情景はすごく美しかったです。

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    2023年12月09日
  • 犯罪小説集

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    娘の家族から電話があり、夕方になるのに子供が帰ってこないという。村の人達と探しに行くが見つからず、用水路に沈んだランドセルだけが残されていた。それから数年、バッタ物売りのフィリピン人女性の養子の息子が怪しいという噂が絶えず、ある日別の子供が行方不明になった際、フィリピン人の親子の家に押し入るが…。

    誘拐、刺殺、撲殺、背任などの犯罪に関わる短編集。しかし、そこは吉田修一である。ミステリ的な謎解きよりも、それぞれの人の生活や心象を描くことがメインである。

    中学までのいけ好かなかった同級生が、若い男を使って保険金をかけた老人を殺させる。その犯罪自体にフォーカスが当たるのは一瞬で、同級生ゆう子の中

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    2023年12月05日
  • 日曜日たち

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    兄弟のくだりは物語としてキーになっていたのかもしれないけど、個人的にはいらなかった むしろない方が良かったくらい 無理やり入れなくても それぞれの話がちゃんと面白いし、女性の心理描写えぐいなー

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    2023年11月17日
  • ぼくたちがコロナを知らなかったころ

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    金ちゃん、銀ちゃんのイラストに惹かれ手にしたが、予想した内容と違ってコロナ関係なし。タイトルよく読まなきゃ…。ネコメンタリー、大好きな番組。ネコは気ままな生き物改めて痛感。吉田サン、よく出演OKしたなと思っていたが、色々苦労と事情があったんだ。「都心の公園には未来の宝が転がっている」「この自由で大らかな場所というのが昨今のギスギスした世の中にはすっかり少なくなった」「猫という存在の可愛さは、その『重み』と『匂い』だと思う」「私には一つ自慢できることがある。それは、まだ君たちに一度も嘘をついたことがない。そんな相手は君たち以外には誰もいない」「いつも正直でいてくれてありがとう。いつも正直でいさせ

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    2023年11月07日
  • 路

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    新幹線建設の部分が少しアッサリな印象。
    ドラマとごっちゃになっている気がするけど、たまたま一度会っただけの人に、そこまでの想いを寄せる?

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    2023年11月07日
  • ぼくたちがコロナを知らなかったころ

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    小説はもちろん、エッセイもとても面白い作家さん。特に中村鴈治郎さんのお話がよかった。いいお店を選び抜く鼻の効く人になりたい。
    また読みたい

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    2023年11月06日