吉田修一のレビュー一覧

  • 平成猿蟹合戦図

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    ネタバレ

    誰も彼もが猿と蟹であり、どこもかしこも実は合戦だらけ。これがととてつもなく面白い。私はすべての蟹を好きになったし、蟹同士が出会ってだんだん繋がりを持っていく様が心地よかった。そして女性の強さも爽快!終盤は感情移入しすぎて喜びやら感動やらでところどころ涙が出る始末。ページ数の多さを感じさせないテンポの良さと展開の上手さが大好きな1冊になった。

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    2016年04月11日
  • 7月24日通り

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    主人公はどこにでもいる地味で平凡なOL
    彼女の唯一のプライドは、誰もが認める容姿端麗な弟の存在

    自分のことが好きじゃない、というか半分あきらめているけど、
    心のどこかでは光の当たる人と対等になれるかも、
    という期待がいつになっても捨てられず、
    自分に良く似た平凡な弟の彼女を認められない・・

    巻末のあとがきが私の感想そのもの!
    そして、この文章は結構納得してしまったなぁ

    「どの幼稚園にも、必ず王子様役に選ばれる男の子がいて、
    同じように必ずお姫様役しか考えられない女の子がいる。
    たかが生まれてから三,四年の人生経験で、彼らが
    王子様やお姫様にふさわしい魅力を得るはずがない。
    そう考えれば、

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    2016年03月08日
  • あの空の下で

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    旅、というか飛行機の中で読むのに最適な本。
    ほっこりする。一話完結型の短い小説とエッセイだから気軽に読める。
    思わず旅をしたくなりますね。


    初めて読む吉田修一の本だが、印象としては、割と静かな人なのかなと。あと自由な旅が好きな方、と。

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    2016年01月16日
  • 春、バーニーズで

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    しっとりとした吉田修一。こういうオシャレな感じの雰囲気に弱い。この路線好きだな。吉田修一は引き出しが多くて素晴らしい作家だ。徐々に読みつぶしていこうかな。

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    2015年10月15日
  • あの空の下で

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    ANAの機内誌に連載された短編とエッセイ集。
    機内誌の連載ですから普通の短編より短く、200ページほどの文庫本に18作品が収められています。
    短くてさらりと読める内容ですが、一言でいうなら小粋。
    短いながらも月並みでは無く、上手さを感じさせる作品です。

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    2016年05月15日
  • 平成猿蟹合戦図

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    出てくる登場人物それぞれに魅力があって、読んでいるうちにどんどん惹かれていった。
    そして登場人物の過去と現在がうまく絡み合わせ書かれていて時々ホロッとさせられたり、ドキドキさせられたり、ホォ~繋がったなどと感心させられた。そして最後まさに瑛太のスカッとするべっ?の言葉のとおり、スカッとホッコリさせられた。吉田修一さんの作品やっぱり面白い!!

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    2015年01月25日
  • 7月24日通りのクリスマス

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    ほんまに社会人かってくらい、初めの方は滅茶苦茶ダサくてドジな小百合。原作よりも登場人物が爽やかで、大人の青春ラブストーリーという感じ。好きな人のためにきれいになっていく小百合を応援したくなります。イメチェン後が別人過ぎな気もするけど。笑
    一生懸命やってたら誰かが見ててくれる…そんな希望をもらえる一冊です。

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    2014年10月30日
  • あの空の下で

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    ANAの機内誌に載っていた短編小説12編と、作者による旅行にまつわるエッセイ。
    短編小説は1話が約10ページで気楽に読める。
    飛行機に乗って旅をすることの特別感や非日常感が、人に与えてくれるものは様々という印象。
    エッセイまで読むと、旅行っていいね、って言いたくなってしまう。
    流されて、という物語がよかった。うまく言えないけど人の中で生きるってのはこういうことなのかなって思った。

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    2014年11月03日
  • 7月24日通り

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    女性作家の小説に免疫がないからかもしれないけど、吉田修一と知らなければ女性が書いた小説だと言われても疑わなかったかな。でも、めぐみとの会話の中に現れる目次のタイトルの使い方は男っぽいような気もする、理屈っぽくて。本田が自分の住む街をポルトガルのリスボンに置き換えた発想が面白かった。確かにそんな風に考えると毎日が旅行者みたいで楽しそうだ。

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    2014年10月13日
  • 平成猿蟹合戦図

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    この本読んで、
    わたしはやっぱり吉田修一の作品が好きだと思った。

    展開が早く、話がとっちらかるのでは、
    と不安に駆られることもあったけど、
    最後は暖かく、スカッとした。

    読み応えありの長編。
    面白かった!

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    2014年09月24日
  • 平成猿蟹合戦図

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    おもしろかった。

    スカッとする話、これに尽きるんだろう。

    「スカッとする話さは毒っこ入ってらど」

    そう、だからいい。
    と、いいつつこのお話自体にそんな毒はない。
    いや重い背景はそれぞれにみんなが背負ってるんだけど、
    むしろすごい優しい。優しいというか爽やかというか。
    登場人物多くて最初戸惑うけど、みんな優しくてみんな好きになる。

    「悪人」にあふれ不幸でひねくれた世の中だけど、
    たまにはこんな話もいいでしょう、的な。良いっす。

    「なんで颯太ってこんなに何の匂いもしないんだろ。こんなに近くにいるのに、ほんとに何の匂いもしない。(略) でもそれが嫌なわけじゃない。だからこそ、颯太を好きなの

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    2014年09月21日
  • 熱帯魚

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    【本の内容】
    大工の大輔は子連れの美女、真実と同棲し、結婚を目指すのだが、そこに毎日熱帯魚ばかり見て過ごす引きこもり気味の義理の弟・光男までが加わることに。

    不思議な共同生活のなかで、ふたりの間には微妙な温度差が生じて…。

    ひりひりする恋を描く、とびっきりクールな青春小説。

    表題作の他「グリンピース」「突風」の二篇収録。

    [ 目次 ]


    [ POP ]
    鬱々とした気分で読むと、いっそう「鬱」な気分になることうけあいです。

    それがいいことなのか悪いことなのかは判らないけど、小説を読んでから自分を反省したり、下には下があるからまだ大丈夫、などと都合よく自分を励ましてみたりするのも、たま

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    2014年08月27日
  • 空の冒険

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    吉田修一の掌篇&エッセイ集。

    ANAの機内誌に連載してたということで、
    何かしら「旅」に関わる文章なんだけど、
    こういうざっくりとしたテーマだけ縛ってあとは自由に、という文章がけっこう好き。
    「あの空の下で」に続いて楽しめました。もっともっと読みたい。

    海外旅行、行きたくなりました。

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    2013年12月11日
  • 7月24日通り

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    イケメンの弟を持つ、地味な姉の話。各章が面白いサブタイトル付いてると思ったら、イケメンの弟に地味な彼女が出来、その子が自己分析したものである。姉は自分の街をリスボンに例えて、通りの名前や建物を読んでいる。姉も地味な性格だから、勇気を出して、最後、間違えたことをしてみる!と東京へ向かう。昔のドラマを見てるような気持ちになった。

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    2013年11月27日
  • あの空の下で

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    ANA機内誌 翼の王国の中に掲載された短編小説集。飛行機好きなので、楽しく読めた。最後のエッセイ集はなくてもよかったかも、短く多すぎ。
    でも面白かった!★

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    2013年10月20日
  • 乙女座の夫、蠍座の妻。

    購入済み

    コント

    吉田修一の作品は、これで3作品目になるだろうか。あっと言う間に読め、そして、吹き出してしまう。ショートコントでも見ているかのような感覚。無駄な言葉は無く、平易な言葉で、話しでもするように、綴られた文章がテンポよく、次から次へと、笑いのエンジンに油を注ぐ。
    移動中に読むことが多く、地下鉄の中、バスの中で、思わず吹き出してしまう。
    蠍座の妻が言いだしたかった事。
    今回は答えが読めちゃいました(^^)

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    2013年10月14日
  • 空の冒険

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    「あの空の下で」同様、さらっと読める。個人的にはこちらの方が好き。
    性別・年代問わず色々な人が登場。共感する話もあれば、正直よくわからない話もあり^^;
    旅行に行こうっと改めて心に誓った!
    とりあえず京都へ。

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    2013年08月06日
  • 空の冒険

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    ANAの機内誌に連載中の短編小説とエッセイ集。
    小説は、ふと人生を省みる瞬間や明日への一歩を踏み出す時が、さり気ない気持ちと行動で描かれたショートストーリー。
    エッセイは、仕事とプライベートで訪れた場所や旅に関するもの。
    どちらも、機内で読まれることを意識したことが伺われる、温かい作品集である。

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    2013年06月19日
  • 空の冒険

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    吉田修一さんの“空”をテーマにした短編小説集&旅をテーマにしたエッセイ
    吉田さんの小説はいつも途中を切り取ったような
    特別な始まりも終わりもない、その潔さが好きです

    “空は、神様に近い分だけ、きっと願い事も叶いやすい”
    さすがオシャレ作家を気取っている(笑)だけあってずいぶんキザな言い回し
    現実的で具体的な話を書くくせに“春樹チルドレン”な片鱗を見た気がします

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    2013年05月29日
  • 7月24日通り

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    生まれた日にちのタイトルだった。
    という理由だけで読み始めたけど、そんなの関係なしに
    面白かった!!

    リスボンの7月24日通りをイメージし、自分の想像のからを
    破ることのできない女性を描く物語。

    「間違えたくない。」そんな誰もが思い悩むことだけど。
    間違ったことにも時には挑戦しなくちゃいけないんだなと思わせる本でした。

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    2013年09月27日