吉田修一のレビュー一覧

  • 熱帯魚

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    初めてこの人の作品を読みました。なんとも締まりのない…オチもフワッとしてるし…「え、ここで終わり?」と思うような終わり方であったが、これがこの人の空気感なのだろうか。この独特の雰囲気、嫌いじゃない。

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    2019年02月24日
  • 作家と一日

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    JALばかり乗るからほとんど読んだことの無いエッセイだったけど飛行機に乗って読むと良い感じなんだろうな。

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    2019年02月09日
  • 作家と一日

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    ANAの機内誌で連載しているエッセイをまとめたもの。このエッセイが好きなので今回手に取って見た。作者の様に旅が上手な人になりたいと思った。

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    2019年02月07日
  • 作家と一日

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    作家の描く世界とはどうしてこうも解像度が高いのか。もちろん作家なのだから当然なのかもしれないが、毎日の日常がこのように新鮮さに満ち溢れていれば、きっと人生はもっと充実したものになるのだろうなと嫉妬してしまう。

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    2019年02月03日
  • あの空の下で

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    読み終えた後にふらりと旅に出たくなる昭和の名曲・山口百恵さんの「いい日旅立ち」がピタリと来る気分爽快な作品集です。旅と人生の一コマを切り取ったかの様な掌編小説12編と海外旅行記エッセイ6編には本当の意味での悲しみは一切なく辛い過去があってもそれを乗り越えたからこその今の自分がいるみたいなひたすらポジティヴな考えの主人公達が描かれていて前へ進む事を恐れない一歩踏み出す事の希望と勇気をもらえましたね。これらの作品達を読むと過去を悔やんでも仕方ない事で自分の選んだ道を信じて生きる事が大切だと改めて感じましたね。

    『願い事』飛行機内で神さまに願う。『自転車泥棒』最悪の気分を救ってくれた届け先間違いの

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    2019年01月17日
  • 春、バーニーズで

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    吉田修一の小説を読むのは4冊目くらいですが、かつて読んだ「最後の息子」の主人公の10年後という設定で書かれたのがこの連作短編小説です。
    「最後の息子」は、新宿二丁目で働くオカマのヒモをしている若い男の話。
    その男が30代になり、子持ちの女性と結婚して4歳になる血のつながらない息子の父親になっている、という設定。
    男が家族3人で新宿のバーニーズ・ニューヨークで買い物をしているとき、偶然にかつて一緒に暮らしていたオカマと会ってしまう…というのが表題作にもなっている「春、バーニーズで」。
    設定だけ聞くと突拍子もないコメディを連想してしまいますが、いたって静かで細やかな小説です。

    吉田修一は、平和で

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    2019年01月06日
  • 長崎乱楽坂

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    よく行くお店の常連さんのお勧め。
    作家の名前だけ聞いて、どの本、というのは聞いていなかった。本屋で選んだのがこれ。

    乾いた、固い文で、淡々とつづられた物語。
    この人の他の本もこうなのだろうか?

    最後はちょっと大げさすぎたかなぁ・・・。

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    2019年01月01日
  • 最後の息子

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    特にwaterが好き。大人と同じくらいの重い悩みを抱えながらも、それでも目の前にある勝負や恋愛に向かって全力にならずにはいられない主人公たちはエネルギーのかたまりです。パワーをもらえました。
    若い故の危うさ美しさってよく言うけど、こういうことなのかな。

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    2018年12月13日
  • 女たちは二度遊ぶ

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    短編集。どれも面白いのだが、とりたてて印象には残らなかった。良いのに残らない。そういう本に時々出会う。絲山秋子の「イッツ・オンリー・トーク」なんかがそうだった。

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    2018年11月20日
  • 愛に乱暴(下)(新潮文庫)

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    一言の感想なら「因果応報」。 淡々としていながらも、不穏な雰囲気が漂う作品だ。 主人公桃子の夫の真守が最低なのは大前提なのだが、桃子も可哀そうだけど、うすら怖い... 途中、ちょっとした仕掛けのような展開には「そうきたか」と思った。 吉田修一は「悪人」以外あまり読んだことがなかったが、結構面白かった。(上下巻ともの感想)

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    2018年10月23日
  • 愛に乱暴(上)(新潮文庫)

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    一言の感想なら「因果応報」。 淡々としていながらも、不穏な雰囲気が漂う作品だ。 主人公桃子の夫の真守が最低なのは大前提なのだが、桃子も可哀そうだけど、うすら怖い... 途中、ちょっとした仕掛けのような展開には「そうきたか」と思った。 吉田修一は「悪人」以外あまり読んだことがなかったが、結構面白かった。(上下巻ともの感想)

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    2018年10月23日
  • あの空の下で

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    短編は気の抜けた炭酸水みたいなものと思っていたけど、そうではなかった。エッセイも短編ぽい。それも悪くはない。

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    2018年10月09日
  • 愛に乱暴(下)(新潮文庫)

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    ネタバレ

    最初、2人の視点で語られていると思った。不倫して獲得した夫を、不倫で取られるという皮肉な話。男が優柔不断で一番悪いのだけど、その本質を見抜きながらも、おかしくなっていく主人公が哀れすぎる。

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    2018年09月11日
  • 最後の息子

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    「Water」が3つの短編の最後でよかった。清涼感で読み終えることができたから。「最後の息子」と「破片」は薄暗いところがあってちょっと苦手。でも、現実の青春はドロドロ、ギトギトもしている。「Water」はそういったものを泣き笑いで跳ね返す勇気と希望を感じる。凌雲にとって水泳部でキャプテンをしたことがきっとその後の人生でも何かの役に立つだろう。省吾に対する優しい想いは大人になっても忘れないと思う。凌雲は兄の雄大が言うように、人生の最高の時を何度も塗り変えていくのだろう。最高記録は破るためにあるのだから。そして、そのために全力を尽くすだろう。若い頃を懐かしんで『あの頃はよかった』なんてi言うのはず

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    2018年08月12日
  • 日曜日たち

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    再読。東京で暮らす20〜30代男女5人と彼らの前に現れる小学生兄弟のとある日曜日を切り取った短編集。生き辛そうな彼らにどこか自分を投影してしまう。都会で暮らす息子と上京した男やもめな父親の不器用な交流を描いた「日曜日の新郎たち」は秀逸だが、やはり涙無しに読めない表題作がベスト。積み重なる小さな優しさはやがて大きな優しさへ変わる。

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    2018年06月20日
  • 愛に乱暴(下)(新潮文庫)

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    夫の不倫に納得できない桃子の精神は、徐々に周囲との軋轢を呼び起こす。予期せぬ結末に呆然、そして感涙する愛のドラマ。
    チェーンソーが登場した時はバイオレンス一直線かと思った。それほど展開の予測不可能なストーリーである。捨てる神あれば拾う神ありという言葉がピタリと当てはまる。

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    2018年06月04日
  • 愛に乱暴(上)(新潮文庫)

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    初瀬桃子は結婚八年目の子供のいない主婦。ある時かかった一本の無言電話から夫の不倫を疑う。平穏な日常が揺らぎはじめ、異常な日々が訪れる。
    ミステリーでもサスペンスでも恋愛でもない、作者曰く「ジャンル不明小説」。ざらついた感触が常に肌に張り付くような不快感がありながら、先のページを読みたい願望は失うことがない。構成の巧さが抜群。

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    2018年06月04日
  • 日曜日たち

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    それぞれの人生に思うところあるが、
    最終的に思ってもないハッピーエンド。
    嬉しかった。
    どのストーリーもじんわりきて
    それぞれよかったなぁ。

    日曜日の被害者は、
    たぶん時折思い出してしまう
    心に残る痛さがあった。

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    2018年05月18日
  • あの空の下で

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    飛行機会社の機内雑誌に掲載された短編集。多分、全て映画の題名で、内容に全て旅を絡めている。現在の生活に満足はしていないが、前向きに頑張ってみようって話ばかりで、良かった。映画を見てたら、なるほどと感じるところも多かったかもしれないが、残念ながら1本しか見ていない。エッセイを含めて読んでいると、飛行機に乗ってどこかに行きたくなった。

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    2018年04月30日
  • 女たちは二度遊ぶ

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    吉田修一って女性を描くのがすごくうまい。
    男性の描く女性って女から見ると
    いやいや、と思う部分が多かったりするけど
    この人はとても自然に女性を描く。

    短編で、スッキリしない人も多そうだけど
    私はけっこう好きだった。

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    2018年04月25日