【感想・ネタバレ】愛に乱暴(上)(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

初瀬(はせ)桃子は結婚八年目の子供のいない主婦。夫・真守の両親が住む母屋の離れで暮らし、週に一度、手作り石鹸教室の講師をしている。そんな折、義父の宗一郎が脳梗塞で倒れた。うろたえる義母・照子の手伝いに忙しくなった桃子に、一本の無言電話がかかる。受話器の向こうで微かに響く声、あれは夫では? 平穏だった桃子の日常は揺らぎ始め、日々綴られる日記にも浮気相手の影がしのびよる。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

面白すぎて(気になりすぎて)上を一気読み
今日から下巻に入るのだが
人間が壊れていく様がどんなホラーよりも怖いなあといつも感じる

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2024年10月13日

Posted by ブクログ

最初は少し退屈に感じたが読み進めていくと、何かおかしい…なんだ?なんだ?とのめり込み最後は止まらなくなっていた。
不思議なところはあるけど、最後までおもしろかった。

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2024年03月06日

Posted by ブクログ

一言の感想なら「因果応報」。 淡々としていながらも、不穏な雰囲気が漂う作品だ。 主人公桃子の夫の真守が最低なのは大前提なのだが、桃子も可哀そうだけど、うすら怖い... 途中、ちょっとした仕掛けのような展開には「そうきたか」と思った。 吉田修一は「悪人」以外あまり読んだことがなかったが、結構面白かった。(上下巻ともの感想)

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2018年10月23日

Posted by ブクログ

初瀬桃子は結婚八年目の子供のいない主婦。ある時かかった一本の無言電話から夫の不倫を疑う。平穏な日常が揺らぎはじめ、異常な日々が訪れる。
ミステリーでもサスペンスでも恋愛でもない、作者曰く「ジャンル不明小説」。ざらついた感触が常に肌に張り付くような不快感がありながら、先のページを読みたい願望は失うことがない。構成の巧さが抜群。

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2018年06月04日

Posted by ブクログ

続きは下巻へ。(←あたりまえか)

しかし、この薄さで上下巻。
あえてここでパカッと分けたい意図があるのかな?

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2018年02月26日

Posted by ブクログ

いまのところ夫の不倫話だが、このまま不倫話で終わるのか、それとも何かが起こるのか。
吉田修一だし....と何かを期待している自分がいる(笑)
とにかく気になるので下巻へGO!

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2018年01月11日

Posted by ブクログ

主人公の初瀬(はせ)桃子は、大手外資系の美容関連企業でキャリアを積み、現在は手作り石けん教室の講師としてポツポツと働いている主婦。結婚8年になるが子供はおらず、夫の真守の両親が暮らす母家とは別の離れに住んでいる。いわゆる二世帯住宅ってやつに近いのかな。

義理の母親はよくいるタイプの姑で、息子の嫁である桃子に対しては少し言葉に棘があり、良い年の息子を「マーくん」と呼ぶ子離れのできない母親ではあるが、桃子と共通のある話題があがってからは2人の距離も縮まる。

初瀬家の問題は、この嫁姑の関係ではなくて(それもあるけど根本ではない気がする)、ズバリ真守の不倫。ところどころ挟み込まれている不倫相手の手記は上巻の「ドロドロ感」のアクセントになっていて、下巻では「ゾワゾワ感」の原因になると同時に「小さな違和感」を解決する鍵になる。上下巻ともページが多くないので、一気に読めるはず。ホラーです。

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2025年02月06日

Posted by ブクログ

ある種、ホラー。
色々、怖かった。
途中までは、桃子よりの読み方をしてたけど、最初の日記も桃子のものだとわかったあたりで、ちょっと複雑な気持ちになった。

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2018年07月10日

Posted by ブクログ

義実家で暮らす結婚8年目で子無しの主婦、初瀬桃子。
夫の真守は、なにやら26歳の女と浮気をしている。
子供ができたから離婚したいと言われて……。

というところで上巻は終わり。
読みやすくておもしろくて、あっという間に読み切ってしまいました。
下巻には驚きの結末がまっているらしいので楽しみ。

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2018年07月05日

Posted by ブクログ

主人公の桃子、不倫する夫の真守、義母の照子の人物像が良くできてて、面白かった。真守もだめなヤツだし、桃子も変だし、あんまり感情移入はできなかったのだけど。
日記のトリックというか、上巻と下巻とでは意味合いが違ってくるのが良かった!

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2018年05月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

レビューは下巻で。

しかしなぜこの薄さで上下巻にしたのか。。
2月の読書数が少なかったので助かりましたけども笑。

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2018年02月21日

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