吉田修一のレビュー一覧

  • 国宝 1

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    吉田修一作の話題作を漫画化。
    極道に生まれた立花喜久雄が進む歌舞伎の道。深淵で、ベールに包まれた奥の世界を、主人公喜久雄の目を通じて体験していく。一体どんな世界なんだろう、という興味と美しき歌舞伎の女形。家元を継ぐ俊介とライバルとなった喜久雄は、その才能を開花させていく。美しい世界観、厳しい極道の世界を覗き見る面白さが楽しみな1巻目。

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    2026年01月02日
  • 最後の息子

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    「国宝」があまりにも面白かったので他の作品も読んでみたくなって手に取った。

    10代から20代特有の青臭さや気怠さ、危うさ、瑞々しさが漂う3作品だった。
    高校の水泳部を舞台にした「Water」が1番好みでした。「破片」はそういう展開なんだとちょっとびっくりした。表題の「最後の息子」は正直よくわからなかった。けど、作者の描写がうまいので共感できなくてもその世界に入り込める。

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    2026年01月04日
  • 国宝 上 青春篇

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    面白い。でも辛い。
    知らない世界すぎて、本当にありえる話なのかと思うと、胸が締め付けられる。
    何度も読むには自分の心がついていかないだろうな。

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    2026年01月01日
  • 春、バーニーズで

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    夜中手にとって読みました。
    何がってことはないけど何もかも嫌になって、どこかへ。その後の物語。そういったこと私もあります。

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    2025年12月31日
  • パーク・ライフ

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    「パーク・ライフ」と「flowers」の二本立て。どちらも現実と夢の狭間のような空気感で、読んでいてフワフワした気分になる。個人的には「パーク・ライフ」の方が好きで、久しぶりに日比谷公園を散歩したくなった。

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    2025年12月24日
  • 国宝 4

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    美の芸事にうちこむ青年達を描くのにふさわしい相変わらずの絵、構図の美麗さ

    ただ心象風景がクローズアップして描かれるようになり時々話がわかりづらくなっていた

    漫画オンリーで話を追っているので何かもう少しわかりやすい構成に戻りますように

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    2025年12月08日
  • 7月24日通り

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    ネタバレ

    長崎が舞台とのことで読んでみたけれど、あからさまな長崎の描写はない。
    平凡な女性小百合が、亜希子先輩に利用されたり、その旦那さんに期待してちょっとショックを受けたり、聡史と再会して穴埋めに使われてるのが分かっても嬉しかったり、なぞの警備員が出てきたり弟の彼女と闘ったり。いろんな人の機敏が描かれていて一気に読んだ。間違ってる、分かってるけど、行ってくる、その清々しさに勇気づけられる。

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    2025年12月07日
  • パーク・ライフ

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    んー何だかよくわからない本だったな。

    前半の話はかろうじて読めるけど、後半の話は好きな感じではないしで、なぜこれが評価されているのかわかりませんでした。。

    自分が悲しい。

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    2025年12月05日
  • 初恋温泉

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    3.8/5.0

    タイトル通り、温かいお湯に浸かっているような気分になる、優しい小説集だった。
    が、パンチには欠けた。

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    2025年12月05日
  • 横道世之介

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    大学進学のために上京してきた横道世之介の1年間。
    世之介って、ずば抜けていいヤツってわけでもなく、だらしないところもあるごくごく普通の18歳。
    だけど誰の懐にもスーッと入ってきて気を遣わせず、一緒にいると肩の力が抜けるような気安さがあります。
    押しに弱くていろんな事をあれこれ引き受けるハメに。
    正直この本どうしてこんなに人気があるのかな…と思いながら読み進めた中盤、読み味がガラッと変わりました。
    大学生の普通の毎日がいきなり尊くなり、しょうもない出来事ほどキラキラしてくる、半端ない切なさ。
    疎遠になっても「あいつ今頃なにしてるかな」「あんなヤツいたなそういえば」と、みんながふと思い出し笑いする

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    2025年11月30日
  • 横道世之介

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    長崎から上京した世之介、大学生一年目の物語。

    スマホもSNSも無かった自分の学生時代を思い出す。

    途中で未来の話が挟み込まれ良いアクセントになっている。
    友達、彼女、そして自分の未来。
    それぞれの意外な一面が垣間見える。
    話に深みを持たせている。

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    2025年11月29日
  • 横道世之介

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    そういえばあんな人やこんな人がいたな、と大学時代に出会った人たちを思い出した。
    特別なことは起こらないけど振り返ってみれば特別な、世之介の大学での1年が描かれている。
    個人的にはラストは違う形がよかった。
    日常系のこの物語が郷愁を誘うのは、やっぱりラストがあってこそなので、ちょっとずるい気がするし、ありがちな話の持っていき方に感じてしまった。
    過去と現在の話が交互に語られて辻褄が合っていくのが面白かった。

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    2025年11月15日
  • 橋を渡る

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    様々な人のストーリーが混ざって最後のラストにつながる構造。
    人物一人ひとりに重みがあった。
    許せること、許せないことだけが人生じゃないよなと思わされた。

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    2025年11月05日
  • 罪名、一万年愛す

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    ネタバレ

    45年前の主婦失踪事件の容疑者でもあった富豪の米寿の祝いの最中、その富豪が姿を消し彼を見つけようとする祝い参加者と45年前の主婦失踪事件の謎に迫る物語。

    読むにつれて次はどのような展開になるのかと興味を持って読み進むことが出来たが、当初は風雨の中、決して島からは出れないと言っておきながら、クルーザーでもやっとたどり着けた離島に88歳の富豪が一人でボートに乗って離島に行ったことになっているのはどう考えても???。せめて、離島への秘密の地下道でもあったとなれば何とか納得は出来るのだけれど。
    このことが頭から離れずすっきりとしない読後感だった。

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    2025年11月04日
  • ブランド

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    エッセイ集なのかな。
    どれも数ページで終わるストーリー。
    随所に心に染みわたる表現もあり、ほのぼのした印象だった。
    最初の逆光写真と、NIGHT COLORシリーズが気に入った。

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    2025年10月29日
  • 逃亡小説集

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    解説を読んで、作者は逃亡劇に対する文学作品を得意とするんだなと納得した。

    最初の逃げろ九州男児は、一通を逆走し警官に止められたとき、ふと何もかもどうでもよくなり犯罪歴のない男性が母親を乗せたまま車での逃亡劇。走馬灯のように過去の思い出が蘇るが、逮捕され冷静になるものの、最後はまた逃走で終わる。

    2作目の逃げろ純愛は、教え子と教師のまさに純愛。結果未成年との交際で逮捕されるがその際に押収された交換日記が何とも青々しい。

    3作目、逃げろお嬢さん。あとがきでも述べられている女性芸能人の逃亡劇と、それをドッキリと勘違いした熱烈ファンとの邂逅。
    勘違いもここまで来ると立派と思わせる良作。

    四作目

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    2025年10月28日
  • 東京湾景(新潮文庫)

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    感想
    なんかボヤッとした感じの小説だったな。アンビバレンスな気持ちになる。


    あらすじ
    亮介は品川の倉庫で働いている。たんぱくな性格だが、女性で苦労したことはない。隣に住む同僚の大杉の彼女のゆうこの友達の真理となんとなく付き合っていた。

    亮介はある日、出会い系サイトを通じて涼子という女性と出会う。涼子とは一度会っただけでそれきりだったが、亮介はどうしても涼子のことが忘れられず連絡をとる。

    涼子は、偽名を使って亮介と付き合う。イマイチ本気になれなかったが、亮介に火傷の原因を聞いて亮介のことが好きになる。

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    2025年10月25日
  • 罪名、一万年愛す

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    ドタバタミステリーというカテゴリーはないけれど、なかなかのぶっ飛び展開が面白くてあっという間に読み終わる。
    戦後の浮浪児の話は、ちゃんと知っておきたいと思い、次の一冊は「浮浪児1945-―戦争が生んだ子供たち―」に決まり。

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    2025年10月19日
  • 平成猿蟹合戦図

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    50ページぐらいまで読んで
    人生が変遷する系ね
    ってことは伊坂幸太郎だっけ?
    と表紙に戻って
    吉田修一だったことに驚いた

    最後まで読んでも
    やはり吉田修一というより伊坂幸太郎

    吉田修一はこれまで唯一4以上だったのに
    ここに来て初めての3
    よくできた話だけど、伊坂幸太郎風だから
    やっぱり3

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    2025年10月15日
  • ミス・サンシャイン

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    引退した昭和の大女優の倉庫の片付けのアルバイトをすることになった、大学院生の男の子。元女優の80代のおばあさんと、通いで来るそれよりは少し若いお手伝いさんと、なにとはない会話をしながら、女優の紹介、それから、男の子の恋愛の顛末を。男の子は、一度就職し、心を病んで辞めて、大学院に入り直していた。カフェの女の子を好きになり、結ばれるが、女の子は別れた元彼を忘れられない。ラストは、数年が経って、家庭を持っている彼が、大女優の死を知るという構成。

    女優には同郷の親友があり、むしろ彼女のほうが女優になるべきだったと思っている。二人とも長崎で被爆し、親友のほうはそれが原因で白血病になり、若くして死ぬ。男

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    2025年10月13日