パレード

パレード

658円 (税込)

3pt

都内の2LDKマンションに暮らす男女4人の若者達。「上辺だけの付き合い? 私にはそれくらいが丁度いい」。それぞれが不安や焦燥感を抱えながらも、“本当の自分”を装うことで優しく怠惰に続く共同生活。そこに男娼をするサトルが加わり、徐々に小さな波紋が広がり始め…。発売直後から各紙誌の絶賛を浴びた、第15回山本周五郎賞受賞作。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    幻冬舎
  • ページ数
    309ページ
  • 電子版発売日
    2011年03月18日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
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パレード のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    この読後感よ……感情を咀嚼するまでに時間かかってしまった。みんなそれぞれがその場所にいられるような自分を演じてるから、居るけど居ない。居ないから居られる。会話劇がとにかくリアルで、うわ〜こんな共同生活良いなとか思って笑わせられるんだけど、絆っぽい関係が首の皮一枚で繋がってる危うさが見えてきて薄ら寒く

    0
    2025年10月09日

    購入済み

    リアルな日常を描かれていて妙にリアルでした。
    日常に嫌気がさしてきた時に読み返そうと思えました。彼の作品は2作目でしたが、どの作品も日常をリアルに描かれていて不思議な気持ちになりました。

    #エモい

    0
    2025年01月30日

    Posted by ブクログ

    「お前が知っているサトルしか、
    お前は知らないんだよ」
    直輝の言葉にはっとする
    誰もがそうしてそれぞれの一部分
    しか知らない
    そうしてみんな生きている
    きっと家族であっても
    そう思っているはず
    知るはずのない何かを
    でも‥

    何気ない日常を描いているのだけど
    なんだか怖い
    怖い

    0
    2025年01月18日

    Posted by ブクログ

    ただのほのぼの作品かと思いきや、最後の最後で驚かされた!ものすごく恐ろしいようで、だけどどこか暖かくて、どう解釈するべきか迷い考えさせられる作品だった。

    「この部屋での、この共同生活は、そういったものを持ち込まないからこそ、成立しているんじゃないか、とも思う。話したいことではなく、話してもいいこと

    0
    2023年04月30日

    購入済み

    シェアハウスの内情

    昨今シェアハウスをしてる人が増えている中、それぞれの暮らしの日常を、部屋の上から見ている感覚で読めました。人には必ず影がある。しかしシェアハウスと言う空間の中では、自分の意思ではなく、自然と別人格を演じる事になる可能性を感じる作品でした。ラストは衝撃的な展開です。

    0
    2021年03月12日

    Posted by ブクログ

    とても難関な作品。
    文体が難しいとかではなく、作者の意図が捉えがたかった。

    主要な登場人物は5人。
    千歳烏山にあるマンションで同居する若者たちの話しである。

    それぞれの奇妙さを丁寧に描き、若者たちの姿を表現していると思いきや、最終章での急転直下。感情がついて行けなかった。

    この終わり方は読めな

    0
    2025年12月03日

    Posted by ブクログ

    ************************************************
    都内の2LDKに住む四人の若者と、そこに加わったサトル。
    本音を偽り、優しくも怠惰な共同生活を送る彼らの日常に、
    サトルが加わることで小さな波紋が広がり、歪みが生じる。
    平穏な日常、抱える秘密、そして不

    0
    2025年11月08日

    Posted by ブクログ

    表面的には穏やかで居心地のいいシェアハウス。でも読み進めるほど、誰もが何かを隠していて、空気が少しずつ歪んでいく感じがゾクッとした。特に直輝の視点に切り替わった瞬間、一気に世界が反転して鳥肌。人の“普通”の裏にある狂気をここまで静かに描けるのに驚愕した。

    0
    2025年11月02日

    Posted by ブクログ

    なんの共通点をもたない5人が2LDKで共同生活をするほのぼのストーリーだと思いながら、1章の良介視点から読んだ。しかし、違っていた。非常に怖い小説だった。
    吉田修一さんが書く人物は不思議と魅力的な人物ばかりで、私は結構好き
    ぜひ、読んだ後解説まで読んで欲しい作品。
    なんだこの感覚、、、、

    0
    2025年10月06日

    Posted by ブクログ

    シチュエーションがあまりにも非現実的。
    その間に入る、リアルなテレビ番組や生活感が微妙に混ざってなんとも言えない世界観。
    正直、私は好きです。

    最初は吉田さんの代表作、【横道世之介】タッチかと思いましたが全然違う【怒り】に近い世界でした。

    0
    2025年09月09日

パレード の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    幻冬舎
  • ページ数
    309ページ
  • 電子版発売日
    2011年03月18日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
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