【感想・ネタバレ】パーク・ライフのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年11月06日

⚫︎受け取ったメッセージ
公園は人が入ってきて出ていく。
体は食べ物が入ってきて出ていく。
同じ人が来る、同じ食べ物が入る。
でも、違う人も来るし、違う食べ物も入る。
毎日毎日、同じように見えていても、絶対に同じ日はなく、気づかない間に、少しずつ少しずつ変わっていっている。小さな変化を受け取るという...続きを読む丁寧さを思い出させてくれた。

⚫︎あらすじ(本概要より転載)
昼間の公園のベンチにひとりで座っていると、あなたは何が見えますか? スターバックスのコーヒーを片手に、春風に乱れる髪を押さえていたのは、地下鉄でぼくが話しかけてしまった女だった。なんとなく見えていた景色がせつないほどリアルに動きはじめる。『東京湾景』の吉田修一が、日比谷公園を舞台に男と女の微妙な距離感を描き、芥川賞を受賞した傑作小説。

⚫︎感想
私は、とても「パーク・ライフ」が気に入った。
公園は、平和で事件が起こらない場所として期待されている。本書も公園のように、特に何か大きな出来事が起こるわけではないのだが、ちょっとした不思議な出会いや出来事がある。そのちょっとした出会いや出来事の積み重ねが多くの人の日常であり、その中で本当に気づかないくらい少しずつ変わっていく。また、人体模型に惹かれる主人公が描かれている。人間が食べ物を摂取して、排泄するその淡々とした流れにも、気づかないくらい少しずつ体に変化がもたらされる。気にしなければ、ただただ流れていく日常が、丁寧に描かれるとこうなるのか…と思うと、自分の日常も、当たり前だが同じ日は二度とないと意識すると、なんでもない日が少し大切に思える。当たり前だと思っていることは当たり前ではないなどと、使い古されたフレーズは常に頭の中にあるつもりでいるが、改めて感受性豊かに、丁寧に生きていくことを思い出させてくれる1冊だと思う。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年03月06日

横道世之介から流れつき拝読。出てくる人物がみんな魅力的に浮かび、くすっと笑えるのがとても好きだった。パークライフにて、電車内で友人と間違えて話しかけてしまった彼女と偶然にも再会したときの声の掛け方が気に入った。さっき何か言い忘れたことがあるような気がして、つい走ってきちゃったなんて、

0

Posted by ブクログ 2024年01月17日

パークライフ、面白かった。
月9ドラマの3話目くらいまでの、おしゃれで、何かが始まりそうなワクワクだけを取り出してる感。実は事の顛末とか感動的な展開とかって要らなかったのかも、とか。
flowers のほうはそこまで。

0

Posted by ブクログ 2023年07月05日

「パーク・ライフ」何気ない日常を綴っているように見えて、不思議と心惹かれてしまう表現が多かった。主人公のぼくが公園に座り目を見開いた瞬間、あらゆる景色が大小問わず一気に押し寄せてくる場面がある。その感覚は私が幼少期にブランコに乗りながら感じた感覚に似ており、遠い記憶がふっと呼び起こされたような不思議...続きを読むな気持ちになった。 「flowers」はエゴや虚栄心など人間の負の感情がひたすら描かれており、読んでいて辛かった。一人の悪意が周りの人へドミノ倒しのように伝わっていく様子に戦慄した。作者の作風は振り幅が大きい。

0

Posted by ブクログ 2023年01月27日

感想
いつもと少し違うことに挑戦。何に期待するわけでもないが朝起きるのが少し楽しくなる。いつか終わってもダメージはない。というのはウソ。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年12月08日

日比谷交差点をデコレーションケーキに例える冒頭の表現が好きで、グッと世界観に引き込まれた。
また、目の前の風景をぼんやりと見つめながら、目に映る箇所を過去と結びつけ、連想している頭の中を誰かに盗み見られていないか気になる性格が自分とそっくりで、面白かった。

日比谷線のハプニングで出会った女性とのや...続きを読むり取りが好き。恋人や趣味が特になく、同じような毎日を暮らしている中に、自分と正反対な性格の女性が現れて、刺激をもらい昼に楽しみを見出した主人公、
相手の個人情報や連絡先を知らぬまま、同じ時間帯に同じ場所で出会う、しがらみのない、また希薄な繋がりより期待してしまう、そんなワクワクが日常に欲しいと羨ましく思った。


flowersは、あまり好きではない。
夫婦でそれぞれ違う新天地へ向かうのはリスキー。
まだ芽生えていない自分の可能性や出会いに期待をしてしまう間は、結婚など考えない方が自分にとってはもちろんのこと、相手に失礼のないお付き合いができるのかな。

0

Posted by ブクログ 2022年02月22日

地下鉄での出会い。実は彼女はそれ以前に公園での出会いに気づいていた。何気ない日常に公園がある。そこにいる友だちでも恋人でもない人々。スターバックスに集う人々なんて、「少し前はこんな感じだったよね」と思わせてくれる。主人公の今は別居中の先輩夫婦、職場の先輩に名も知らない公園の女性。主人公の何気ない日常...続きを読むと少しずつ振り回されていく日々。私も公園は好きで たびたび歩きに行く。解放された外だから ついつい独り言が大きな声になることも。「今日は寒いなあ」なんて。空想や妄想だらけで、私もどこを見ているんだろう。

0

Posted by ブクログ 2021年08月09日

【再読】

直木賞を受賞したときに読んで以来。
そのときはただただ日常の一部をリアルに切り出した一冊だなぁと感じただけだったけど、久しぶりに読み返したらそれぞれの描写に関係性があって、その行間を想像しながら読むのまたジワジワと感じるものがあった。

噛めば噛むほど味わいが増す一冊といったところかな?

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年03月23日

パーク・ライフとflowersだと前者の方が好みだった。吉田修一は人と人の理解し合えない部分を描くのがとても上手だと感じる。他人の想いを全部理解しようとしても理解することはできなくて、でも自分の想いだって全部理解することはできないからそんなの当たり前で。でも人の気持ちを理解したいという思いをちゃんと...続きを読む持って生きていきたいと思わせてくれる。

0

Posted by ブクログ 2024年02月18日

日常の中でモヤモヤとするけど、そんなに注視するわけでもないぼんやりとした心のささくれを丁寧に綴っていく。何も進まないし、解決しないが、ほのぼのと時間を潰したかのような満ち足りた退屈さがここにはあった。

ラストにあった「よし決めた」の一言が、爽やかなワサビのような風味を生んでいる。

0

Posted by ブクログ 2024年01月28日

芥川賞を受賞作ということで読んでみた。短い本だったので、これをもってこの読者を評するのはフェアではないとは思うが、読んだ限りよくも悪くもないといった印象。読みやすい文体かつ比喩表現のテクニックも高いが、心動くシーンは少なかったかな。

0

Posted by ブクログ 2023年07月26日

タイトルの「パークライフ」は他の吉田作品とは毛並みが違かった
ゆるく淡々としたややオフビートな文体は伊坂幸太郎ぽさを感じた
洒落た会話が心地良くこんなのも書いてたんだと驚き
登場人物のキャラクターも全員素晴らしく日比谷公園の近くに住んでる人は羨ましいなと読んでいましたがいかんせん何も起こらない(笑)...続きを読む
でもいつかこの本を持って日比谷公園行ってみようと思う

個人的にはもう一つの「Flowers」の方が好みだったかも、わかりやすいし

0

Posted by ブクログ 2023年05月11日


なんかいいなあ〜と思った。ラストシーンのよく分からなさが好き。
そこにあるものが本当に「そこにある」状態になるのは見ている側が意識して見つめているからで、ぼくは彼女と出会う事で初めて公園を本当に「そこにある」ものに出来たのかな〜っと思った。

flowersはずっと嫌な雰囲気で終わった。
吉田修一...続きを読む、集団の突発的な暴力を書くのが上手い気がする。

どちらもよく分からない感じではあるけど一気に読み切れる面白さがあった。やっぱり好きだな〜この作家。

0

Posted by ブクログ 2023年05月07日

第127回芥川賞受賞作

読んでいて、まるで公園を散歩しているかのような気分になる小説。
5月に読むと、気候的にどんぴしゃなのではないか、と思った。

公園で再会した不思議な女性とのちょっと変わった交流を描く。
少し非日常で生活だけどちゃんとリアルだ。

いい意味で芥川賞っぽい作品。
でも、もう一遍...続きを読む収録された「flowers」の方が人の心のグロさが描かれていて僕は好き。

それにしても、吉田さんって色々なタイプの小説書いているな。

♪Parklife/Blur(1994)

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年03月01日

『パーク・ライフ』
端的な印象で言うと、スタバが日本に進出し始めたころの、人々の距離感みたいなものをにじみ出していたような気がしました。
作者的に語りたいところはそこじゃないのかもしれないのですが、スタバに代表されるような(言い方悪いですが)「気取った」「上っ面な」自分が、地の自分を侵食して上回って...続きを読むしまう空気というのが、この時代にあったような気がします。

『flower』
個人的に読解するに、主人公から見て、超越的で厭世的な人物が地に落ちていくことへのイラつきを、主人公のお兄さん幸介と、元旦についての話で繰り返しているような気がしました。
幸介がどこかスナフキン的な態度で、憧れのような存在だったのにも関わらず、結婚後しばらくして、おばあさんの土地について少し卑怯な態度を取るところと、元旦の体力的にしんどい瞬間に見せた、地の人間らしい怒りの感情が重なり、その憤りがシャワー室への暴行につながったのかなと思いました。
その後もあっけらかんと年賀状を送ってくる元旦にたいしても、どこか冷めた感情を持つ主人公についても、結局何も変わらない、なにか諦めのようなものを感じました。
どこかの感想で、『パーク・ライフ』よりこちらの方が完成度が高い(芥川賞らしい)という意見がありましたが、プロレタリアートという風ではそれらしくはありますが、語りたい部分がはっきり出すぎていて、まだ『パーク・ライフ』の方が創造の余地はあるかなと思いました。

0

Posted by ブクログ 2023年01月24日

芥川賞受賞作。表題作、flowersの中編2編が収録。吉田修一さんの作品は10作くらい読んでいますが、こういうテイストの話は初めてかも。特に事件は起きないけど作品世界にずっといたいと思える感じ。日比谷公園の松本楼、懐かしい。

0

Posted by ブクログ 2022年08月05日

自然の情景描写が心に残った。その後どうなったかは読者の想像に任せる感じ、自分にはまだ難しかったな。どうなんたんだろう

0

Posted by ブクログ 2022年07月30日

【パークライフ】なんでもない日常の中に、気づかない程度の違和感が混ぜられてて、でも物語の登場人物はそれらを全部無視するから何も起こらなまま話が進む。…と表現すれば面白い気がしてきた!考えてみれば、カズオイシグロの「私を離さないで」の序盤パートみたいな雰囲気はあった!けど私を離さないでと違って、不自然...続きを読むなほどの穏やかさが特に何にも繋がってなかった…

【flower】極端な思考回路・感情を持った登場人物しか出てこなくてあまり感情移入とかができなかった…胸糞が悪いのでトラウマみたいに印象は残るけど、特にそこから得るものはなかったな〜とおもった。

かなり微妙な感想を書いちゃった気がするけど、各々の短編の意図はなんとなく分かったし、何より不思議と一気読みできる文章だったので星3以下はつけなかった。

0

Posted by ブクログ 2022年03月06日

読み終わって「?」という感じだった。けど他の人の感想をみたら、なるほどモヤっというかフワッとする感覚も間違ってはいなくて、その感覚を楽しむ本もあるのだということを学びました!

0

Posted by ブクログ 2022年01月06日

ご存知吉田修一作品。
パークライフ、フラワーの二本立て。

パークライフ:ふとした偶然から知り合った男女の物語。単純に仲良くなって恋人になる。みたいな話ではなくて、大人版の友達以上恋人未満みたいな関係を日比谷公園という場所を中心に優しく、ふわふわ描いている作品。

フラワー:勤務先の先輩と自分のいと...続きを読むこをダブらせて、その先輩に振り回される様をこれまたふわふわ描いている作品。感想書きたいけどすごくそれが難しい掴みどころのない作品。

芥川賞を受賞しているんだけど、正直本作のように人間の心情をすごく細かく、丁寧に、そして変な言葉を使えばお洒落に表現している作品が芥川賞には多い気がする。
これは好みの問題になりますが、個人的にはもう少しストーリーに起伏があった方がわくわく読めるんです。そんな想像力がある方ではないので。
好きな人は好き。。かな。

0

Posted by ブクログ 2021年12月05日

読書開始日:2021年12月4日
読書終了日:2021年12月5日
所感
【パーク・ライフ】
つい先日遊びに行った日比谷公園が舞台となる物語。
自分も再訪し主人公のルーチンを真似てみたい。
かなり熱中して読めたが難しい。
かなりの含みを持たせて終了した。
葛藤中の友人と話して別れ、そこから連絡をとら...続きを読むなくなり疎遠になったような気分。
女は恐らく、地元へ帰ることを悩んでいて、でも大した悩みも無く帰ることに後ろめたさがあり、悩んでる風を装うように見えたのか。
彼女の決心に主人公も決心をしたような気持ちになったが、何を決心したのか。
ひかるとは何者だったのか。
瑞穂夫妻との関係性は。
全ての物事に謎を残し終了した。
悩むことを一旦終了したのか。
難しい。
解説を読んだ。何か始まらなそうで、何も始まらない。
これを愉しめば良かったのだ。
【flower】
最後に正義は勝つ。では無く最後に悪は負ける。
それを見た。
元旦は床の間で美人局を行った。
そして職場の人間たちの弱みを握る
床の間を無駄に使わず今を持たせた罰が、シャワー室の惨事。
皮肉にも自分の血でアンスリュームを咲かす。
恐らく鞠子も元旦に喰われている。
元旦は完全なサイコ。
そして元旦の性器や鞠子のホテル狂いには意味はないのだろう。
意味はないことも受け入れるべきだとパーク・ライフで学び、養老孟司著「遺言」で学んだ

【パーク・ライフ】
苦手な理由と好きな理由が全く同じだなんてありえるのだろうか
数値に勝るのはオーラだ
声質というよりその声域に魅力があった
ひかると、ではなくひかるに、だ
ぐっと強引に手繰り寄せられるのではなく、目の前にぴょんと向こうが飛んでくるように縮めるのだ
おなかにいるときは異物。離された途端じぶんのもの
何も隠すものがないから、それが嫌で無理に何かを隠しているふりをしている
【flowers】
エプロンでもつけてたら、今にも手を拭きそうな気軽さで
初出勤の緊張で、胃のあたりに鬱積していた不安が彼の謳う鼻唄の音符に形を変えて、口から出ていくよう
鞠子は一目見て美人というタイプでは無い。ただ、見れば見るほど美しくなる、梅の花ぐらいのひかえめな器量はある。
床の間ってのは、その家のゆとりたい。ゆとりってのは無駄のことさ
蘭麝の香り
風情=氷を見ると涼しい(扇風機やクーラーみても涼しくなんない)
花には性情がある。この世にある花の数だけ、人には感情がある
花っていやらしい。だって、この花びらの中に男と女、ふたつの性器がそろってるんですよ
東京の狭いワンルームアパートにできた溝
もしそんなことをすれば海中を浮かび上がる泡のように、どこまでも浮かび、最後には破裂しそうで怖かった
むごい言葉は、たいてい笑みを浮かべた唇から出てくる
好きになれないと嫌いの違い

0

Posted by ブクログ 2021年09月04日

都会的な日常の中で、ほどけそうな人間関係となんともない会話に引きつけられる。日常の話は作者との相性で天と地の差になりがちだけど、最後まで楽しく見れた。

0

Posted by ブクログ 2021年05月26日

芥川賞受賞作品と言うことで読み始めた。自分の中の芥川作品のイメージ通りだった。
好きな人は好きな世界と思う。すれ違う人、出会う人、何かがあるようでない、ないようである。
小説にぐいぐいと引き込まれるという物語でもなく、読みながら俯瞰で眺めている感じ。

0

Posted by ブクログ 2020年12月23日

日比谷公園を舞台に、見ず知らずの他人が触れ合い、繋がりが広がる。
名前も仕事も知らないけど、公園で会う人に惹かれる彼ら……

小さな赤い風船

0

Posted by ブクログ 2020年11月06日

コントラスト。
パーク・ライフは、何かが起きそうで起きない、淡々としててありふれてる、けどなんか好き。人体模型とか。猿のラガーフェルドとか。
flowersは胸糞でよくわからない。生け花してるの想像するとめちゃくちゃ謎。

0

Posted by ブクログ 2020年10月18日

パーク・ライフは この淡々とした感じが妙に現実的で…こういう話もアリなのだな、と思った。芥川賞受賞作、私には読み解くアタマがないのかも。

fiowerは、こういう世界もあるだろうけど、多分一生関わらないし、出来れば関わらずに終わりたい。なんだかモヤッとした話だった。

0

Posted by ブクログ 2020年07月30日

日比谷公園の心字池を見下ろす崖上のベンチで、スターバックスのコーヒーを片手に、春風に乱れる髪を押さえていたのは、日比谷線で知人と間違えて話しかけてしまった女だった…。人々の自由と孤独を抱え込む公園という空間で見える景色、人と人の独特の距離感を書いています。劇的な恋が始まるとかではなくて、淡々と心地よ...続きを読むい感覚の温もりや孤独感が味わえて、こういうお話し嫌いではないです。むしろ好きです。日比谷公園に行ったことがないので、いつかスターバックスのコーヒーを片手に訪れてみたいです。2作目の『flowers』のほうはより人の内面のネガティブなところまで踏み込んでいて濃厚でした。ユーモアの域を越してちょっと狂気が見えるところがハラハラしました。
どちらも東京が舞台だけどテイストが違いますね。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年05月29日

都市を行き交う見知らぬ人々の生活に触れるような二編。‬

‪淡々とした人間模様の中に放り込まれたようだった。‬
‪なんとなく距離を保つ人たちは共感できるタイプではなかったけど、そうやって人のことを簡単に理解しようとするのも間違いだなと思い出させてくれた。‬

0

Posted by ブクログ 2020年04月23日

10年ぶりくらいに再読。 内容は全く覚えてなかったのに、この公園の空気感のようなものが、心のどこかに残っていたようで、懐かしさを感じながら読みました。何かしら心に残るこの感覚が芥川賞の所以なのかもしれませんね。

0

Posted by ブクログ 2020年04月18日

第127回芥川賞受賞作品。今まで芥川賞の本を読んで良いと思ったことがないけれど、これも例外ではなく良さがわかりませんでした。flowersという短編の2作。

0

「小説」ランキング