吉田修一のレビュー一覧

  • 森は知っている

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    ネタバレ

    三部作の二作目ということで鷹野の若かりし頃のお話し。

    一作目よりかはわかりやすく読みやすかったです。三作目で詩織ちゃんと再会するんでしょうか。。。

    気になるところ!

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    2026年04月09日
  • 熱帯魚

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    「とびっきりクールな青春小説」らしい、文庫裏表紙の謳い文句によると。各中編の主人公達に心情移入はできないが、退屈せずにストーリーは追える。著者の筆力は感じられる。

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    2026年04月07日
  • パーク・ライフ

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    芥川賞受賞の表題作は、2002年の作品。いまから20年以上も前か。日比谷駅と日比谷公園がでてくるが、このころちょうどこのへんで働いてた(リアルタイムで読んでおけばよかった)。
    今ならLINEでも交換するところだろうが、ほんとそういう文化のない最後の時代の作品かもしれぬ。スターバックスが象徴的に出てきてそれもまた時代を感じられてよい。ワイの最初のスターバックスは新宿の、今はバスタになってるとこにあった店舗だった。たぶんそこが銀座店についで二番目ではなかっただろうか。隙あれば自分語り失礼。

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    2026年04月04日
  • パレード

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    マンションで共同生活をする男女4人の若者の物語。
    青春群像劇かと思いきや、最後は「えっ?!」となる展開。
    私には難しく、怖い小説でした…。

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    2026年04月04日
  • 素晴らしき世界 ~もう一度旅へ

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    機内誌の連載エッセイ
    機内では酒を飲んでさっさと寝てしまうので機内誌は読んだことはないが、なかなか面白かった
    それにしてもエッセイてどうして自虐ネタが多いのだろう
    ANAの吉田センセイの後はJ ALの浅田センセイを読んでみるか

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    2026年04月03日
  • 湖の女たち(新潮文庫)

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    ネタバレ

    過去と現在2つの事件に関わる満洲と滋賀の2つの湖。
    そのとても美しい情景と子供の残虐さが共通している。
    そしてそれを知っている大人が口を噤んでしまうことも。
    真実を語ることと沈黙を貫くこと、子供のためにどうすべきなのだろう?

    また、誰でもいいからとにかく犯人を作り上げる、という警察の悪しき構造もとてもよく描かれていた。
    他人の幸福や真実と自身の立場や利益に利益相反がある時、どちらを大切にするのだろう?
    なぜ人間はそんな選択ができてしまうのだろう?

    そして、主人公の増幅していく「誰かに従属したい」という仄暗い欲望。
    これは程度の差こそあれ、誰しも持っているものなのかもしれない。

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    2026年04月03日
  • 国宝 上 青春篇

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    ネタバレ

    己ひとつで成り上がれ。

    任侠の家に生まれた喜久雄は、抗争で父を失い、縁のあった歌舞伎の大名跡のところで部屋子になる。そこには跡継ぎを約束されていた俊介がいた。競い合って仲良く成長していく2人だが、半二郎の降板に代役として喜久雄が指名されたことから、俊介が出奔し——。

    持たざる者と奪われた者。語りが話に引き込む。映画は観ていないけど、映像として映えそうな作品ではある。帰ってきた俊介は、万菊が言ったように恨みを抱きながらそれでも舞台に立たざるを得ないのだろうか。喜久雄はどこまで自分を抑え込みながら爆発を待つのだろうか。最初の頃にあった、復讐をしないと言われながら、自分の中では機会をうかがってい

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    2026年04月02日
  • ミス・サンシャイン

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    フォローしている方のレビューに惹かれて読んでみたいと思った。
    大学院生・岡田一心が既に引退している伝説の女優・和楽京子こと石田鈴の自宅で荷物整理のアルバイトをすることとなり、そこから交流を深めていく物語。

    戦後のエンターテインメントの歴史を辿りながら、その時々に銀幕を彩った色々な女優さんを彷彿させる鈴さんの魅力と生き様がとても面白くスルスルと読めた。
    加えて、これまで観てきた映画のエッセンスが詰め込まれたような、著名な映画監督たちとその代表作を思い出させる(架空の)作品が語られていくのも楽しい。

    後半には鈴さんと一心の出身地である長崎に落とされた原爆の話が入ってくる。
    私も長崎生まれで、小

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    2026年03月29日
  • 初恋温泉

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    ・初恋温泉
    弱みを見せたくない男と弱い時も支えたかった女、「幸せなときだけをいくらつないでも、幸せとは限らないのよ」、すれ違い。

    ・白雪温泉
    ただの仲のいいおしゃべりカップルの話。

    ・ためらいの湯
    不倫相手にも義理と申し訳なさが湧いちゃって離れられなくなるんだな。別れようを言う側が悪者になるあれは不倫関係が平等なほど感じるのかも。

    ・風来温泉
    誰かを消費する仕事怖い。働くことが目的にならないようにしないと。

    ・純情温泉
    ただの青春。
    「…だったら、一人の女と、十二時間イチャついて、十二時間喧嘩するよ」

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    2026年03月29日
  • パレード

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    吉田修一を読み始めており、最後の息子に続いて2冊目であるが、なんだろうな、リアルで生々しい、湿度や汗や息の匂いがただよってきそうな描写で、ちょっと嫌になる。人によってはそこが癖になるのだろう。
    スマホも携帯も一般的ではない最後の時代の若者たち。おれも同世代で同じ頃、同じ東京で過ごしていた。あの頃、あんなだったっけな。
    この作品は新刊で読みたかったな。同じ時間軸、リアルタイムで作品世界を共有したかった。

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    2026年03月26日
  • 悪人 新装版

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    ネタバレ

    主要な登場人物たちの目線で代わる代わるストーリーが進行していき、一本調子になることなく読めた。肝心の逃走劇は出会ったばかりのカップルによるものだったが、そのようになるほど2人が惚れ合う根拠がいまいちよく分からなかった。

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    2026年03月21日
  • 国宝 上 青春篇

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    色々絶賛されていたので購読。
    映画は見てないので読み終わったら鑑賞したい。

    自分が好きなジャンルではないが、やはり映画化されてるのもあり色々映像が想像できながら読めた。
    面白い。

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    2026年03月18日
  • 罪名、一万年愛す

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    タイトルが非常にキャッチー。
    全く想像してなかったところに着地。急にSF?と思ったが面白く読めた。
    読後読んだレビューに硬派とトンデモを交互に書く作家さんだと表現されていた。今回はトンデモ?なのねぇと納得。

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    2026年03月15日
  • 国宝 上 青春篇

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    貧乏には品がある。しかし、貧乏臭さには品がない

    唯一、王様を笑えんのが芸人の特権やで。それが王様になってどないすんねん

    俺たちみたいに口の達者な奴のほうが偉い世の中なんて、俺は真っ平やわ。・・・・・俺は、いっこもおもんなくても、口下手な奴のほうじるわ

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    2026年03月17日
  • ミス・サンシャイン

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    帯に泣けるって書いてあったけど私は泣けなかったし泣くところがわからなかった。話も面白かったなとは思わないし何がいいのか?て聞かれたら言えないな…と思うのですが、全員善人でそれぞれが人生を生きているんだなってすごく実感しました。鈴さんがただただ素敵過ぎる。ほっこり。

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    2026年02月24日
  • ミス・サンシャイン

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    読みやすい優しい小説でした
    美しい老優が主役かと思いましたが
    80歳の女性が若者に恋愛の指南をするお話
    最後の一行「僕たちは忘れない・・」のたちは誰なのかな
    僕ではいけなかったのかと謎です
    それにしてもこの作家さんの作品は幅広く感心
    「悪人」「国宝」「ミスサンシャイン」
    モデルがいるようでいない
    でも確かに参考にしてる人・現場・環境はあります
    ないまぜが上手

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    2026年02月23日
  • 罪名、一万年愛す

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    まさかの「吉田修一が、小説にするのを依頼された話。
    こんな手法もあるのですね
    荒唐無稽なSFじみた話だと思う人もいるかもしれないけれど、生き残るために何だってしたであろう戦災孤児達が、大人になって辿った運命としては
    まったくあり得ない話でもないのかもしれない
    一族に金に汚い輩が誰もいなかったのが好ましい

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    2026年02月17日
  • 罪名、一万年愛す

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    ネタバレ

    資産家の男の失踪をきっかけに男の幼少の頃に遡って物語が展開される
    ミステリーの体をとっているが、壮大な愛や友情が描かれている
    戦後の貧しかった日本で1番の犠牲者は子供達だった
    食うものに困り盗みを働くが、大人に捕まってボロボロに殴られる
    生きていくためには何だってしないといけない時代だった
    その中で、資産家の男は2人の信頼できる友を持つ
    1人は幼くして亡くなるが、もう1人とは時折会い、思い出話に盛り上がる
    そんな中で事件が起こった
    これ以上は自分の心に留め置くとする
    吉田修一らしい、心に沁みる作品だった

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    2026年02月15日
  • おかえり横道世之介

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    前作「横道世之介」では、1987年、大学進学で東京に出てきた世之介の1年間が描かれた。
    本作では、世之介が大学卒業後の1993年と、そこから27年後、(物語世界で)東京オリンピックに湧く2020年が描かれている。世之介は、大学を卒業したといっても、留年した挙げ句、就職できずにバイトとパチンコで日々を送っている。あまり見習いたくない人生だけど、悲壮感はない。ただ純朴でまっすぐな世之介と、彼に惹かれていく登場人物の姿がまぶしい。

    といって、正直、なかなかご都合主義的な展開は前作同様。それでも世之介のことが気になってしまうのだから仕方ない。
    (前作を読んでいる前提なのでネタバレではないと思うけど)

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    2026年02月15日
  • 国宝 1

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    1-4巻通し読み。映画にも小説にも興味が持てなかったため。
    こうやって見ると、よくある青年漫画だったんだ、という感想。続きも読みたい。

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    2026年02月09日