吉田修一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ現実に起きた犯罪から着想を得て、吉田修一が書いた短編集、といったところでしょうか?
吉田修一自身、この作品を「ワイドショーのような感じ」と表現されておられたようなのですが、この感覚って、角田光代の「三面記事小説」とおんなじだな、と。
で、実は自分は、角田さんの「三面記事小説」のほうを先に読んでガッツーン衝撃受けたクチなので、正直言います。「吉田さん、ゴメン、、、俺、角田さんのヤツの方が、好きだわ、、、」という思いが。どうしても。ある。あるのです。ごめんなさい。
いやもう、この「犯罪小説集」も、もちろん面白い。間違いなく面白い。見事です。見事なんです。でも、ゴメン。どうしても、初めて角田さ -
Posted by ブクログ
吉田修一の本、「パークライフ」しか読んだことない。この本はヒグチユウコの表紙だから手に取った。ライオンのクルクルのたてがみと凛々しい横顔、もう心を鷲摑みされた。
「安寿と厨子王」です。内容的には。それを「アンジュと頭獅王」にしたのは、何か考えがあったからでしょうね・・・ 文体も古典風。ファンでもないし、興味もないから深くは追求しません。音読してると、文章のリズムは面白いかな。
アンジュと頭獅王、讒言で筑紫の国に流された父に会うため、母と旅に出ます。世間知らずのため、途中、人攫いに親子ともども騙されて、悲しいかな生き別れ。奴隷として売り飛ばされた先の山椒大夫に酷使され、宿願果たす機を奪 -
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ネタバレ難しい!これ、ムツカシイ本や!ムツカシイ系の本だ!って、思いました。一読して。いやあ。こうねえ。男女の恋愛の機微、系?生きていくって色々あるねえ、っていう緩い諦観、系?なんなんだこの不気味さは?っていう、ヌルッとした人間の怖さがシミジミ、系?いやあ、ムツカシイ。難しい系の本だな、って感じでした。
面白いかどうか?と言われると、面白いような面白くないような、うーん。なんだかなあ。という感じなのですが、なんかしら、おおう?って引っかかる所は、あった。そんな感じでしたね。吉田修一、なんか、ええなあ~、って感じの。
オサレなのか不細工なのか。アツいのか冷酷なのか。気合入っているのかニヒルなのか。う