吉田修一のレビュー一覧

  • ウォーターゲーム

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    ちょっと消化不良な感じ.例えば,九条さんなんかにもう少し活躍してほしかった.前作がよかっただけに少し残念.

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    2021年04月15日
  • 泣きたくなるような青空

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    ペルヘンティアンは確かに良いところだった。
    海はものすごくきれいで海亀と泳げたしご飯は絶品だったし。
    イグアナはそんなにいなかったと思うけど。
    あまり気にしていなかっただけかも。
    他にも行ったことのある場所が載っていてちょっとあるある感を持って読めた。

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    2021年03月28日
  • 作家と一日

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    小説家の書く随筆は大体面白い。
    随筆家の書く小説は当たり外れがある。

    この本もご多分にもれず面白い。
    お笑い芸人のすべらない話が面白いように、小説家が何気ない一日を随筆に落としこむ視点は、僕らにとっても自らの日常をどう見てどう考えるかの参考になると思うのだ。

    体制や社会の問題を書き、批判する本は多いが、この本は基本的に身の回りのものやひとを肯定的に捉えようとしている。そして、その肯定的に捉えたものの対照として別のものを否定的にあげつらって書いていない。それが、ゆっくり夜の静かな時間に読むのにもってこいなのだ。

    ・海水浴場というか、この海というか、この世界を、独り占めしているような気分だっ

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    2021年03月23日
  • 泣きたくなるような青空

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    どんな世の中でも旅に出たい!旅心をくすぐるエッセイ25編。ANA機内誌連載をまとめたベストセラー作家の素顔が垣間見える第4弾。
    コロナ禍の今日、ちょっとした外出だけでも躊躇するようになった。ましてや旅行となると…。著者のあとがきにあるとおり、"まさか"の連続で気が滅入る日々だが、一服の清涼剤のような本作がやさぐれた心を癒してくれた。

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    2021年02月24日
  • 長崎乱楽坂

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    長崎らしい独特の雰囲気がまさに乱を起こしているように賑々しく。自分には少し雄臭い感じが合わなかったけれど、文字だけでこれだけの乱が描けるのかということに脱帽だった。

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    2021年02月12日
  • 最後の息子

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    3つの短編集から織り成す物語。


    最後の息子
    破片
    water


    どれもよく分からないけど読み終わった後にほんの少しジーンと心が温かくなる。


    どれも本当に些細で然り気無い愛が感じられる。


    私的にはwaterのバスの運転手の台詞に青春真っ只中だった頃を思い出した。


    戻りたくなる場所(過去)がある事は幸せな事なんだろうなぁ~。


    【坊主、今から十年後にお前が戻りたくなる場所は、きっとこのバスの中ぞ!ようく見回した覚えておけ。坊主たちは今、将来戻りたくなる場所におるとぞ】

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    2021年01月23日
  • 犯罪小説集

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    青田Y字路
    曼珠姫午睡
    百家楽餓鬼
    万屋善次郎
    白球白蛇伝


    どれもボタンの掛け違いで起きてしまったように思う。それぐらい誰にでも起こりうる些細な事。


    この5つの物語は誰が悪いのか分からなくなる。


    個人的には万屋善次郎の物語がグサッてきたな。


    どれも読み終わった後に哀しみがひろがります。

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    2021年01月23日
  • 犯罪小説集

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    ネタバレ

    現実に起きた犯罪から着想を得て、吉田修一が書いた短編集、といったところでしょうか?

    吉田修一自身、この作品を「ワイドショーのような感じ」と表現されておられたようなのですが、この感覚って、角田光代の「三面記事小説」とおんなじだな、と。

    で、実は自分は、角田さんの「三面記事小説」のほうを先に読んでガッツーン衝撃受けたクチなので、正直言います。「吉田さん、ゴメン、、、俺、角田さんのヤツの方が、好きだわ、、、」という思いが。どうしても。ある。あるのです。ごめんなさい。

    いやもう、この「犯罪小説集」も、もちろん面白い。間違いなく面白い。見事です。見事なんです。でも、ゴメン。どうしても、初めて角田さ

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    2021年01月23日
  • ウォーターゲーム

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    水道事業民営化の利権に群がる政治家や企業。ダムの爆破テロ事件の真相を巡って、秘密組織エージェントの鷹野一彦と田岡亮一が奔走する。シリーズ三部作完結作。
    前二作と比較すると、スケールが大きい分ストーリーが雑になってしまった感じがする。全てがAN通信の都合の良い展開に思われて仕方ない。

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    2021年01月07日
  • 橋を渡る

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    実在の事件と微妙にリンクさせながら語られる少し不穏な雰囲気のかある3つの物語を読んで、さあ最終話でどう締めるのかと期待していたら、なんとまあ。。。
    斬新ではあるものの、好みではなかった。

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    2020年12月12日
  • アンジュと頭獅王

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    安寿と厨子王のあらすじは知っていたけど、時代が1000年くらい進んで現代的なアイテムがたくさん出てきても確かに山椒大夫…となって面白い時間でした。
    頭獅王や聖や母、太夫たちも当たり前のようにずっと生きてるけど、あの人たちずっと生きてる…ってならないのかな。。そこが不思議でした。
    現代的なアイテムたくさん出てきても、話し言葉は古いのでちぐはぐさも面白かったです。
    ヒグチユウコさんの挿絵がたくさんだと思っていたら表紙だけだったのでそこはちょっと寂しかった。。

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    2020年11月29日
  • 最後の息子

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    「最後の息子」「破片」「Water」の3編収録。
    「最後の息子」はデビュー作にて1997年文学界新人賞受賞。新宿でオカマの「閻魔」ちゃんと同棲して、時々はガールフレンドとも会いながら、気楽なモラトリアムの日々を過ごす「ぼく」の話。

    面白いのだが、何を言いたいのか、どう捉えていいのか難しい。
    長崎の高校水泳部を描いた青春小説「Water」がわかりやすかった。

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    2020年11月12日
  • 橋を渡る

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    ネタバレ

    第3章の最後から「えっ!?」ってなって、第4章は「え、えぇっ!?そうくるか!?」って感じ。

    吉田修一の価値観は個人的にとてもしっくりくる。

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    2020年11月11日
  • 愛に乱暴(下)(新潮文庫)

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    ちょっと滅入る感じで、途中で止めようかと思ったら、???の展開があって翻弄されたまま一気に読み終わった。しかし爽快感なし。ダメな夫に一矢報いたかった。
    もともとは『愛の乱暴』というタイトルだったのが、『愛に乱暴』に改題されての刊行だそうで、愛に、の方が確かにしっくり。ハードカバーの赤い薔薇の装丁の方が好き。

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    2020年11月07日
  • 森は知っている

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    続編『ウォーターゲーム』を読んでからの逆読みだったけれど、それもまた良し。痛快なアクションが炸裂する起爆剤の片鱗か随所に伺える、AN通信社?まるで秘密結社! 55

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    2020年10月24日
  • アンジュと頭獅王

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    吉田修一さん初めてかな?
    元ネタの昔話を知らないので読みたい。

    横道世之介を読みたかったんだけど、見つけられずにとりあえず前知識もなく読んだ作品。

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    2020年10月22日
  • アンジュと頭獅王

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     吉田修一の本、「パークライフ」しか読んだことない。この本はヒグチユウコの表紙だから手に取った。ライオンのクルクルのたてがみと凛々しい横顔、もう心を鷲摑みされた。

    「安寿と厨子王」です。内容的には。それを「アンジュと頭獅王」にしたのは、何か考えがあったからでしょうね・・・ 文体も古典風。ファンでもないし、興味もないから深くは追求しません。音読してると、文章のリズムは面白いかな。

     アンジュと頭獅王、讒言で筑紫の国に流された父に会うため、母と旅に出ます。世間知らずのため、途中、人攫いに親子ともども騙されて、悲しいかな生き別れ。奴隷として売り飛ばされた先の山椒大夫に酷使され、宿願果たす機を奪

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    2020年10月10日
  • アンジュと頭獅王

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    古典の名作『山椒太夫』をベースにという事で、、、原本を読んだことなかったので魅力半減なのかも。
    声に出して読みたくなるようとのふれこみ通り、言葉の並びは気持ち良かった。
    超個人的な感想だけど、野田マップっぽい世界観だな。時空を越えてーとか。

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    2020年10月07日
  • 橋を渡る

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    まさかのSFで驚きと残念感が、、、。
    時間を置いて読んだせいか、冬の章で、この人誰だっけ?ってなるので、一気に読み進めた方がよいかも。
    最後の章以外は、さすが吉田作品って感じ。

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    2020年09月21日
  • アンジュと頭獅王

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    山椒大夫の本を読んだことがあるのですが、それと違うところは、ちょっと時が流れすぎてないかな?

    いきなり1000年すぎます。私たちの聞きなれた地名なども出てくると、あれ?昔の話じゃなかったっけ?と、混乱します。

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    2020年09月20日