泣きたくなるような青空

泣きたくなるような青空

990円 (税込)

4pt

3.3

大人が、遠い記憶と向き合うための25篇



沖縄を離れる時、僕らは数日間の沖縄に別れを告げるのではなく、

妄想の中で暮らした美しく豊かだった日々に別れを告げなければならず、

その喪失感は青い空を見てつい涙が流れてしまうほどになる。(本文より)





『悪人』『横道世之介』『さよなら渓谷』『怒り』などの ベストセラーで知られる芥川賞作家・吉田修一が、 日々を懸命に生きている大人たちに贈る、 どこまでも前向きで心に沁みる50篇のエッセイです。



大人たちを縛る「記憶」との上手な付き合い方がしみじみ伝わってくる 『泣きたくなるような青空』の25篇、

自分自身がいかに唯一無二でユニークなのかをあらためて自覚できる『最後に手にしたいもの』の25篇の、2冊同時発売。



また、出版業界としては異例の

・紙書籍

・電子書籍

・audible(本を耳で楽しむオーディオブック)



の3媒体同時発売!

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泣きたくなるような青空 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    夜明けを初めて見た記憶、大自然の中の無音の時間を過ごした記憶、色んな街の朝の風景。
    自分も感動した覚えがあるけど、すっかり忘れてしまっていたその時の感情を、吉田さんが書き起こしてくれたような気がした。
    読んでいて、どこか懐かしくなるエッセイ集。

    0
    2019年11月13日

    Posted by ブクログ

    朝の種類
    (P81より)
    朝の歌舞伎町というのはどこかぽかんと気が抜けている。
    街全体が大欠伸をしているような感じで、
    どういう思考の流れからなのかは自分でも説明できないが、「なんか人間っていいなー」と素直に思える。

    浪速の従姉妹漫才
    (P142より)
    こうやって大阪の親戚たちと会った時というのは

    0
    2018年04月19日

    Posted by ブクログ

    ANAの機内誌に連載されていたエッセイだそうです。
    意外と?楽観的というかミーハーというか。「中華料理店の王さん」という話が良かった。旅行関係ないけど。
    旅に出たいですね~

    0
    2022年07月28日

    Posted by ブクログ

    旅に出たくなる本。笑

    吉田修一のエッセイは初めて読んだので、なんだか「ふーん」と思いながら読んだ。
    こちらは爽やかな感じ、かななんとなく。

    0
    2019年01月18日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     60過ぎぐらいまで、飛行機にはよく乗ってました。タバコが吸えなくなってからも、長時間だけど仕事で我慢して、私的では2時間だから我慢して・・・。ANA、JAL、パンアメリカン、デルタ、ルフトハンザ、アエロフロート・・・。高所恐怖症なのによく乗ったものです。1968年生まれ、芥川賞作家、吉田修一氏「泣

    0
    2022年05月21日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    旅行できるようになったら行きたいところは読みたい本みたいなものか、たぶんその一割も実現しない。でもね。

    0
    2021年10月18日

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