タイム・アフター・タイム

タイム・アフター・タイム

小説・文芸
2,299円 (税込)

11pt

解像度の高い人物たちと情景描写に惹き込まれ、 どんなに遠くてもなお鮮やかな恋の記憶が立ち上る。
――松任谷由実(シンガーソングライター)

こんなに泣いたら、きっと人生が変わってしまう。そんな恐怖とともに読み終えました。
――金原ひとみ(作家)

『国宝』の著者、待望の最新作にして、 作家デビュー30周年記念作品!

眩しい夏の初恋と、二十年後の再会――
あの日、二人は何を守り、何を手放したのか?

純粋なものに向き合ってみたいと思った。
眩しいくらい純粋なものに向き合った時、自分の心がまだちゃんと動くのか確かめてみたかった。
『タイム・アフター・タイム』は私なりの純粋なものをたくさん詰め込んだ小説です。
――吉田修一

「取り返しのつかない間違いをした。
でも、大切な人のそばからは離れなかった」
建設会社に勤める尾崎颯は、土砂降りの雨のなか、高校の同級生だった久遠愛と再会する。二人は同じプロジェクトの担当者として再び言葉を交わすようになるが、建築家のデザイン盗用疑惑によって計画は暗転。さらに尾崎の家庭にはスキャンダルが迫り、久遠もまた、癒えない心の傷を抱えていた。
揺れ始める心はやがて、二十年数前の夏へと引き戻されていく。
青く輝く海と空に歓喜したあの頃と、眩しさを見つめ返せない今――東京と長崎、現在と過去を往還しながら、痛みも後悔も優しさも、すべてを抱きしめてあたためる長編大作。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    幻冬舎
  • 掲載誌・レーベル
    :
    幻冬舎単行本
  • タイトル
    :
    タイム・アフター・タイム
  • タイトルID
    :
    2287930
  • 電子版発売日
    :
    2026年05月27日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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タイム・アフター・タイム のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    長崎、沖縄が舞台のキラキラした青春時代、そして20年後に東京で再会した男女の物語。二人を取り巻く人々の心情も明らかにしながら過去と現在を行き来して描かれている。青春のキラキラと20年の間に変わってしまったものの大きさが胸の奥に深く刺さった。
    冒頭から舞台の長崎、沖縄、東京の情景と登場人物たちを脳内に鮮明に描くことができ、上質な映画を見終わったかのような読書体験だった。
    ずっと読み続けていたい、そんな素晴らしくて不思議な作品でした。

    0
    2026年10月04日

    Posted by ブクログ

    引き込まれた。
    自分とかさなる。
    海の青 空の青 夕焼けの赤
    クジラ
    感情がゆすぶられる ぐらぐらする

    ちょうど夕食時に
    黒川伊保子 水曜クラブの
    「歌うクジラが教えてくれたこと」
    を聞いたから
    小笠原の海のクジラを浮かべていたところて

    いろいろシンクロした
    若かったあの頃…

    本は出会いだ
    手に取ったものは
    今の私にきっと必要かと

    0
    2026年09月29日

    Posted by ブクログ

    500ページを超える小説は久しぶりに読んだけど、長く感じることは全くなく、「まだこんなにページがある…!」とワクワクしながら読めた。
    吉田さんの世之介シリーズや国宝が大好きなので、この作品にも通ずるものを感じてとても楽しめた。
    主人公の尾崎は客観的にはかなり過酷な境遇なのに、尾崎と久遠の青春のキラキラ感、学生恋愛の全力感がすごくて、最終的に結ばれなかったことは最初から分かってるのに、2人で幸せになって欲しいと願わずにはいられなかった。そして、久遠の兄やチャンプなど、サブキャラが魅力的すぎる。

    0
    2026年09月28日

    Posted by ブクログ

    久しぶりに、こんなに満たされた気持ちになる読後感。
    迷いながら、これでいいんだと自分に言い聞かせて、
    唇を噛み締めながら、それでも選んだ道を進んできた。
    本当にこれでよかったのかなと不安になることもある。
    それでも、信念を曲げずに選んだ先には、
    きっと後悔はない。そう信じていたいなと思った。

    "自由っていうのは、恐怖心がないこと"

    0
    2026年09月28日

    Posted by ブクログ

    高校生の頃の尾崎と久遠、そして20年後再会後の尾崎と久遠。それぞれの時の苦悩がとてもリアルに描かれていました。再会後の2人の距離がとてもいいなと感じました。
    そして、誠治とチャンプが何も言わず2人を見守ってくれているところがよかったです。
    読み終えてからもう一度読見返したくなりました。

    0
    2026年09月27日

    Posted by ブクログ

    情景が浮かび上がってきて、気づけばずっと読んでられる作品。とにかく、美しい。
    大切なものを守り抜く覚悟がどれだけ大事なことで、どれだけ難しいことか、そこに自由はあるのかを教えてくれました。

    0
    2026年09月27日

    Posted by ブクログ

    静かな感動がじわじわと広がり、珍しく「読み終わるのが名残り惜しい」と思った作品。甘酸っぱい恋愛のみならず、主人公を取り巻く登場人物も含めたそれぞれの人生の機微を繊細に描いた小説でした。

    0
    2026年09月26日

    Posted by ブクログ

    現在と過去を行き来する構成で、どちらかというと、主人公が会社員として働く現在パートに親近感を持って読み始める形でした。
    なので、高校生である過去パートは、青春!眩しい!といった感じで、どこか他人事のように感じていました。

    ただ読み進めていくと、あらゆる人の、様々な出来事や考え方が、時を超えて絶妙に絡まり合っていて、その厚みのせいか、過去・現在問わずどこか当事者のように読み入ってしまいました。


    私は吉田修一さんの文章が大好きで、特にその言葉選びは、一瞬で心情を想像させる分かりやすさと、共感や時に発見をもたらしてくれることがあり、それがとても心地いいのです。

    本作品でも、幾度となくそのように感じることがあり、そのおかけもあって、主人公の人生を擬似体験したような、素敵な感覚に陥ることができました。

    ぜひ、私の大切な人にも読んでほしいと思いました。
    この作品から得た感覚を、ぜひ共有したいと感じました。

    0
    2026年09月26日

    Posted by ブクログ

    本当に解像度が凄すぎて、自分の20年前(いや30年前?)の鮮明な感情が思い出される。
    好きな彼女がいれば何もいらないなんて若い時同じこと思ってた。この青い感情を忘れてたわ。

    映画化するとしてキャスティングは誰が良いだろうとおもいながら読む進めたがこの綺麗な景色と美しく甘い青春の話は新海誠系のアニメーションがいいなって勝手に思った。

    その後オッソーと久遠は復縁したのかなー
    続編があればまた読みたい

    0
    2026年09月23日

    Posted by ブクログ

    舞台は高校時代の長崎,沖縄の離島.そして20年後の東京.濃密で息苦しいような二人の世界だった高校時代と現代の再開してからの適度な距離を保った久遠とオッソー.
    色々な偶然とタイミングのずれ.言葉にできない思いが積み重なって溢れてくる瞬間.離れていた時間も含めて二人の人生が見事に実ったような読後感.幸せになってください.
    そしてこの物語は主人公たちの周りの人々が良すぎる.久遠兄,チャンプ,一真など.二人は彼らに守られたんだね.

    0
    2026年09月22日

タイム・アフター・タイム の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    幻冬舎
  • 掲載誌・レーベル
    :
    幻冬舎単行本
  • タイトル
    :
    タイム・アフター・タイム
  • タイトルID
    :
    2287930
  • 電子版発売日
    :
    2026年05月27日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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