吉田修一のレビュー一覧

  • 東京湾景(新潮文庫)

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    感想
    なんかボヤッとした感じの小説だったな。アンビバレンスな気持ちになる。


    あらすじ
    亮介は品川の倉庫で働いている。たんぱくな性格だが、女性で苦労したことはない。隣に住む同僚の大杉の彼女のゆうこの友達の真理となんとなく付き合っていた。

    亮介はある日、出会い系サイトを通じて涼子という女性と出会う。涼子とは一度会っただけでそれきりだったが、亮介はどうしても涼子のことが忘れられず連絡をとる。

    涼子は、偽名を使って亮介と付き合う。イマイチ本気になれなかったが、亮介に火傷の原因を聞いて亮介のことが好きになる。

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    2025年10月25日
  • 罪名、一万年愛す

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    ドタバタミステリーというカテゴリーはないけれど、なかなかのぶっ飛び展開が面白くてあっという間に読み終わる。
    戦後の浮浪児の話は、ちゃんと知っておきたいと思い、次の一冊は「浮浪児1945-―戦争が生んだ子供たち―」に決まり。

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    2025年10月19日
  • 平成猿蟹合戦図

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    50ページぐらいまで読んで
    人生が変遷する系ね
    ってことは伊坂幸太郎だっけ?
    と表紙に戻って
    吉田修一だったことに驚いた

    最後まで読んでも
    やはり吉田修一というより伊坂幸太郎

    吉田修一はこれまで唯一4以上だったのに
    ここに来て初めての3
    よくできた話だけど、伊坂幸太郎風だから
    やっぱり3

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    2025年10月15日
  • アンジュと頭獅王

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    昔話の安寿と厨子王、好きだったな。
    何でだろう。2人の名前が不思議でカッコよかったからかな。それともお母さんと厨子王に救いがあったからかな。
    久しぶりに見た懐かしいけどちょっと様子の変わった名前と外観。読後、の悲壮感はない。ご都合の良いままで終わる。

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    2025年10月02日
  • 永遠と横道世之介 下

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    〝初”横道世之介
    初めての出会いにして終わり。
    何も知らずに手に取ると私のようになります。
    何も起きていないようで何かが起きている、そんな話だった。

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    2025年10月02日
  • 永遠と横道世之介 上

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    読み終わってから気がついたんだけど、
    これ上下巻あるうちの上巻だった。
    下巻を手に入れなければ。
    特に大きな事件が起きる訳じゃないけど、
    日常のさまざまは他人から見たら
    こんな温度感なんだと思う。

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    2025年10月01日
  • ぼくたちがコロナを知らなかったころ

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    一方は占星術で、一方は神道だし。 狭い路地を歩いている酔客達の半分以上が外国からの観光客 白木の俎板に乗った間人(たいざ)蟹の見事だった事 旨い寿司で一献とか

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    2025年10月19日
  • 横道世之介

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    ネタバレ

    大学進学のために長崎から東京に来た青年が様々な人と関わっていく約1年間の生活を描いた物語。

    この本は2010年の本屋大賞3位となった小説で、読もう読もうと思いながら題名が個人名で何となくピンと来なくて、なかなか読む気になれなかった。

    読んでみると、随所に「フッ!」と笑いたくなるような表現があり、楽しく読むことが出来た。まるで、有川浩氏の小説みたいな。。

    例えば、
    ・主人公が上京する時に、母親に無理やりカバンに入れられた雑巾が、アパートで役立った時に、
     「息子にとって新生活は希望なのだが、母親にしてみれば新生活は雑巾らしい」

    ・友人の家に電話をした時に、その母親が出て長話をすることにな

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    2025年09月23日
  • パーク・ライフ

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    パークライフ
    淡々と進んでいくストーリーで急な展開はない。その穏やかさに包まれていたら、スタバ女の決意に唖然とした。彼女は何を決めたのだろうか。

    スタバが日本上陸したのは1996年、この本が書かれた2002年はスタバは最先端なカフェだったのだろう。猿をペットにしてる人も当時はそんなに多くなかったのかな?終始ちょっと小洒落た雰囲気がある物語だった。

    印象に残ったのは、
    公園のベンチで長い時間ぼんやりしていると風景というものが実は意識的にしか見えないものだということに気づく。
    日比谷公園全体を俯瞰してみると人体胸部図の様に見える。
    という描写だ。私は確実に前者で、よく公園には行くが、公園全体を

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    2025年09月22日
  • パーク・ライフ

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    パーク・ライフ

    いやあ、なかなか謎。
    謎だけど淡々とした特に事件が起こらない日常。
    ぽけーと文字を追うにはちょうど良いような

    ふーん、へえー、って。
    で…どうした?って、感じではあるけど、まあそんなもんか

    表紙の刃物持ったレゴみたいな人が、結局なんだったんだろうか
    ゲームみたいなロゴ
    ゲームの中のようなふわふわした文体

    2話目のflowersは更に謎だった。
    なんだったんだ?

    国宝の方とは思えないほどの、違う世界観だった。すごい振り幅の方だな。

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    2025年09月22日
  • 罪名、一万年愛す

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    3.5 謎解きが始まるまで読むのに苦戦した。後半の回収は日本の忘れてはならない歴史を絡めてくる展開。伏線がなさすぎて、後半の流れは意外ではあった。戦争の記憶は忘れてはならない。男にとっての初恋の重要性も入れ込んで来ている話。

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    2025年09月15日
  • 7月24日通り

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    主人公の女の人の言動から、勝手に作者は女性だと思っていた。
    途中で男性だとわかり、勝手に女性だと決めつけていた自分を笑えた。
    モテない女性の思いが、よくわかると思った
    私は、絶対に振られるとわかっているのに、わざわざ東京まで行こうと思わない!
    自分の住んでいる町を海外の都市になぞって呼んでいるのが、面白いと思った

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    2025年09月15日
  • 湖の女たち(新潮文庫)

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    2025.09.15

    …なんとも言えない読後感。
    これはなんというジャンルの小説なのか。
    途中まで事件を追っていたのに、佳代のように急に湖から落ちたように終わってしまった感じ。
    結局、圭介は何がしたかったのか??佳代との関係は何?ただのドS?
    圭介が探偵役になるかと思いきやそうではなかった。だからミステリではない。
    結局、犯人はふんわりと。人体実験、満州うんぬんは実はストーリーにあんまり関係ないというか…伏線回収かと思いきや…もやもや。
    珍しく解説もきちんと読んでしまった。

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    2025年09月15日
  • パーク・ライフ

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    ふわっともわっといい感じで読めたし、日常のどこにでもあるふうな風景の中で、人の日常を面白く覗かせてもらったような。
    けれど、そこから何を読み取るのか?だと言われると私には、よくわからなかったぁー。

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    2025年09月01日
  • 永遠と横道世之介 上

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     評価が高かったので読んでみましたが、私の趣向には合いませんでした。100ページまでは、きちんと読んでいたのですが、後は流し読みになってしまいました。
     ラストの世之介と南郷のやり取りは、心に残りました。

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    2025年08月31日
  • パレード

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    ネタバレ

    このままだらっと何ともない生活が淡々と続いていくのかなあなんて呑気な気分で読み進めていたら、最終章で突き放された。
    書いてある言葉の意味は分かるけれど、全然意味が分からなくて、戸惑いながら読み進めた。
    人の多面性って侮れないですよね...と再認識させられた。
    みんな平凡だしみんなやばいやつ(なんとなく、吉田修一の根底には一貫してこれがある気がする)。

    以下備忘
    すごくタイムリーな(8日前に神戸で起きた、エレベーターで乗り合わせた男性に若い女性が刺殺された事件を連想するような)結末で、今読んでてラッキーだった。
    病院の待合室で、まさにその事件がニュース番組で取り上げられているのを横目に見ながら

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    2025年08月29日
  • パーク・ライフ

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    中編2編。
    どちらも女性が謎すぎる。

    パークライフ
    馴染みのある日比谷公園が舞台だったこともあり、すんなり入れたのだが、この女性は理解できなかった…
    微妙な距離、というより、なんかふわふわして現実感が無い印象。
    今度日比谷公園に行ったら、この人や気球を揚げる老人を探してしまいそう…

    flower
    元旦氏も謎だが、奥さんが普通なようでいて…

    「国宝」を観る前にもう1冊くらい氏の著作を読んでおきたい。

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    2025年08月28日
  • 罪名、一万年愛す

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    ネタバレ

    もっと陰鬱なものを書く作者という印象だった(が、実はほとんど読んだことがなかった)ので、序盤の軽妙でポップでロックなノリになんだ読みやすいじゃんと思いっきり油断させられたところ、突然の戦後要素をねじ込まれてそこまで乗り切れなかった。初出が新聞連載小説だったということで、読みやすさにも乗り切れなさにも納得はいく。しかしいつ見ても顔面のいい作者だなあ。

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    2025年08月28日
  • パレード

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    ネタバレ

    第5章でびっくり。通り魔のこと完全に忘れてた。
    直樹がいきなり女性殴り始めて、どういうことや!と思ったら、そういうことか。
    最後の章読むまでは、直樹はあんまり特徴なくて何書かれるんかなぁと思ったらびっくりしたよ。

    琴ちゃんはやっぱり子供堕したのかなぁ。俳優の母の存在に勝てなかったのかなぁ。
    亮介は結局浮気してたしなぁ。
    みんな好きになりきれないけど、嫌いにもなりきれなかった。、

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    2025年08月10日
  • 罪名、一万年愛す

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    ネタバレ

    孤島で一族が集った翌日、主催者が失踪…とミステリのような展開だが、どこか現実離れした展開で、どことなく軽さと胡散臭さが漂う。
    セリフが「」書きでないのが慣れず、読みづらかった。

    戦争孤児という実際にあったであろう社会問題を扱っており、そのあたりは興味深く読めたが、後半の宝石の話や冷凍人間といったSF要素はいまいちしっくりこなかった。
    急にSF展開になって、ん?何これ?という感じで終わってしまって自分の中でいまいち消化しきれなかった。

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    2025年08月10日