吉田修一のレビュー一覧

  • 湖の女たち(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    文章はスラスラと読みやすく、描写も細やかなのに、登場人物達のあまりにいびつな歪みが邪魔をして、スッと話が入ってこない。ほぼ誰も好きになれなかった。逆に凄いことなのかしら⁉
    もう少し、事件の真相や全貌が知りたかったなぁ。
    琵琶湖の情景はすごく美しかったです。

    0
    2023年12月09日
  • 犯罪小説集

    Posted by ブクログ

    娘の家族から電話があり、夕方になるのに子供が帰ってこないという。村の人達と探しに行くが見つからず、用水路に沈んだランドセルだけが残されていた。それから数年、バッタ物売りのフィリピン人女性の養子の息子が怪しいという噂が絶えず、ある日別の子供が行方不明になった際、フィリピン人の親子の家に押し入るが…。

    誘拐、刺殺、撲殺、背任などの犯罪に関わる短編集。しかし、そこは吉田修一である。ミステリ的な謎解きよりも、それぞれの人の生活や心象を描くことがメインである。

    中学までのいけ好かなかった同級生が、若い男を使って保険金をかけた老人を殺させる。その犯罪自体にフォーカスが当たるのは一瞬で、同級生ゆう子の中

    0
    2023年12月05日
  • 日曜日たち

    Posted by ブクログ

    兄弟のくだりは物語としてキーになっていたのかもしれないけど、個人的にはいらなかった むしろない方が良かったくらい 無理やり入れなくても それぞれの話がちゃんと面白いし、女性の心理描写えぐいなー

    0
    2023年11月17日
  • ぼくたちがコロナを知らなかったころ

    Posted by ブクログ

    金ちゃん、銀ちゃんのイラストに惹かれ手にしたが、予想した内容と違ってコロナ関係なし。タイトルよく読まなきゃ…。ネコメンタリー、大好きな番組。ネコは気ままな生き物改めて痛感。吉田サン、よく出演OKしたなと思っていたが、色々苦労と事情があったんだ。「都心の公園には未来の宝が転がっている」「この自由で大らかな場所というのが昨今のギスギスした世の中にはすっかり少なくなった」「猫という存在の可愛さは、その『重み』と『匂い』だと思う」「私には一つ自慢できることがある。それは、まだ君たちに一度も嘘をついたことがない。そんな相手は君たち以外には誰もいない」「いつも正直でいてくれてありがとう。いつも正直でいさせ

    0
    2023年11月07日
  • 路

    Posted by ブクログ

    新幹線建設の部分が少しアッサリな印象。
    ドラマとごっちゃになっている気がするけど、たまたま一度会っただけの人に、そこまでの想いを寄せる?

    0
    2023年11月07日
  • ぼくたちがコロナを知らなかったころ

    Posted by ブクログ

    小説はもちろん、エッセイもとても面白い作家さん。特に中村鴈治郎さんのお話がよかった。いいお店を選び抜く鼻の効く人になりたい。
    また読みたい

    0
    2023年11月06日
  • 湖の女たち(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    湖のほとりの老人ホームで、百歳の老人が亡くなった事から、物語はゆっくりと進んでいく。

    特殊な性的指向の刑事と女の方を描きたかったのか。ミステリーとしてはやや弱い気がした。

    犯人は暗示されているが、ハッキリ描写しないせいか、終始薄ぼんやりした霧の湖につつまれた印象だった。

    0
    2023年11月05日
  • 湖の女たち(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    老人ホームで人工呼吸器を止められた100歳の老人。
    ホームで働く女と、担当の刑事。
    過去の事件を追う週刊誌記者。

    現実なのか妄想なのかわからない部分もあり、ずっとモヤに包まれたよう。
    ラストだけは分かりやすかった。

    0
    2023年11月03日
  • 日曜日たち

    Posted by ブクログ

    吉田修一の連作短篇集『日曜日たち』を読みました。
    ここのところ、国内の作家の作品が続いています。

    -----story-------------
    ありふれた「日曜日」。
    だが、5人の若者にとっては、特別な日曜日だった。
    都会の喧騒と鬱屈した毎日のなかで、疲れながら、もがきながらも生きていく男女の姿を描いた5つのストーリー。
    そしてそれぞれの過去をつなぐ不思議な小学生の兄弟。
    ふたりに秘められた真実とは。絡みあい交錯しあう、連作短編集の傑作。
    -----------------------

    講談社発行の月刊小説誌『小説現代』に2002年(平成14年)から2003年(平成15年)に掲載され、2

    0
    2023年11月03日
  • ぼくたちがコロナを知らなかったころ

    Posted by ブクログ

    ANAの翼の大国に連載されているエッセイ。
    この本のタイトル、確かにコロナ前に綴られたもので、なんだか平和感が伝わってくる。

    NHKの「ねこメンタリー」も拝見しました。
    この文章とは違って、著者も猫たちもクールにおしゃれに映ってましたが、やっぱり猫バカでしたね(笑)

    0
    2023年10月25日
  • 湖の女たち(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    途中挫折しそうなほど嫌な感じだった。
    吉田修一さんの小説はいつも登場人物のキャラクターが良いのに、胸糞悪い人ばかり…。特に伊佐美は…。ただ、皆はじめから腐っていたわけではない。腐っていることに気づいていないわけめはない。最後まで読んで良かった。汚い世界に慣れて生きていく人と抗おうとする人の生き様を描いていた。

    0
    2023年10月21日
  • ぼくたちがコロナを知らなかったころ

    Posted by ブクログ

    ANAの機内誌に掲載されていたのですね。年に1度ほど飛行機を利用していましたが、見逃しておりました。近年は紙媒体を廃止しており、ネットで機内誌を読むのが支流になってしまい、読んでおりませんでした。今回のエッセイは吉田さんの猫好きが解り、微笑ましかったです。クールなイメージだったので、なんとなくですが意外でした。

    0
    2023年10月05日
  • 森は知っている

    Posted by ブクログ

    スパイみたいな物語
    なんとなく予想通りな感じ
    とにかく1日1日を一生懸命生きていく!というか言葉は良いね。

    0
    2023年10月05日
  • ぼくたちがコロナを知らなかったころ

    Posted by ブクログ

    文章が素敵。そして面白い。「人前でも挨拶」と「おまけ」が特に好き。表示の猫のイラストも可愛い。猫の話が中心のエッセイも読みたい。

    0
    2023年10月02日
  • 空の冒険

    Posted by ブクログ

    本作は前半が短編小説、後半はエッセイという2部構成の作りになっている。エッセイが特に興味深かった。世界各国を訪れて感じた事が作者の作品に影響しており、作風の原点を垣間見るような新たな発見があった。

    0
    2023年10月01日
  • 湖の女たち(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    いつつないだかわかりませんが、100歳の人工呼吸器患者。
    かつて人体実験をしていた元教授だったとすれば、それだけでかなり皮肉な結果です。

    0
    2023年09月24日
  • 横道世之介

    Posted by ブクログ

    上京して大学生活を送る世之介の1年の物語。
    あの頃、バブルで、「サラダ記念日」がヒットして、映画は「ハチ公物語」に「トップガン」、パソコンや携帯電話はまだ普及してない頃でテレホンカードとか使ってたなって・・
    そうそう学生時代そんな奴いたよねって回想するなかに世之介がでてくる。当たり障りのないサブキャラなだけに憎めない存在、ある人にとっては名前ぐらいしか思いだせなかったり全然記憶になかったり、
    サンバサークルに成行きで入ってしまった時の仲間の倉持と阿久津唯←’この人だけいつもフルネーム)
    サークルの先輩にバイト紹介してもらったり
    クーラーのある加藤の部屋に入浸ったたり
    車校に行ったり、
    知りあっ

    0
    2023年09月22日
  • ぼくたちがコロナを知らなかったころ

    Posted by ブクログ

    ANA機内誌に連載されたエッセイ集で以前からも読んでいたが、作者がリア充だからこそ横道世之介シリーズのような小説が描けるのかもしれないと思わされた

    0
    2023年09月07日
  • ぼくたちがコロナを知らなかったころ

    Posted by ブクログ

    横道世之介が大好きで、国宝を読んでいるところで、本書が出るのを知り読んでしまいました。
    とても分かりやすい表現はいつも通りで、小説ではなくエッセイなので、より著者を身近に感じられておもしろかったです。

    0
    2023年09月01日
  • 初恋温泉

    Posted by ブクログ

    温泉を舞台にした5つのストーリー。男性主人公の心情を読むたびに、これは吉田修一の体験を元にしたエピソードなのではないか?と想像してしまう。恋愛をテーマとした作品としては、最後の純情温泉が好きです。

    0
    2023年08月28日