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不倫を清算できない真守。そんな折、婚家の祖父が離れに住まわせていた時枝という女の不遇の生涯を聞く。桃子は、離れの床下に異常な興味が湧き、思わぬ衝動買いに走る。一方、身重の不倫相手・三宅奈央との再婚を望み帰宅を拒む真守に桃子は呆れ、遂に奈央に直談判を試みるが、出産の決意は固く、義母までもが桃子の様子が変だと態度を変えてきた。予期せぬ結末へと疾走する愛のドラマ。
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「愛に乱暴」
2024年8月30日公開 出演:江口のりこ、小泉孝太郎、馬場ふみか
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1~2件目 / 2件
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Posted by ブクログ
やはり吉田修一さんの小説大好きです。 悪人でも思いましたが、男性なのに女性を描く天才ですね。 桃子が少しずつおかしくなっていく様子がリアル。ラストおかしな方向にいかなくて良かった。李くんありがとう。あのありがとうは救われる。見ててくれる人がいると人はちゃんとしようと思うのですよね。 離れの家を手放...続きを読むさない桃子は強い。笑 ある意味さっさともらうものもらってこっちからさよならよ、と真守よりいい男を見つける行動にすぐ動ける健全な女より強いです。笑 尽くしてきたからこそ、手放せないんでしょうね。 自分を見ててもらえること、相手を見ててあげること、そして認めあうことが夫婦には大事ですね。 映画も観るぞー!
すごい面白かった 一人の女性が旦那の浮気から狂ってくるんだけど、最後の最後にどうしようもなく落ちてしまうのではなく少しの希望が見出されたのがすごく良かった 『ありがとう。』いい言葉だな みんな幸せになって欲しいけど真守だけは不幸になって欲しいの私だけ? 吉田修一さんの本は横道世之介に続いて2作目読ん...続きを読むだけどどれも読みやすくて好きだな
狂気を含む読み物を、私は好きだったんだぁ…と再認識した小説でした☺山本文緒さん、湊かなえさんに並ぶ大好きな作家さんになりそうな予感
吉田修一って本当に女のことを心底理解していて毎回びっくりさせられる 特に女がカーッと起こったときの表現には脱帽 後半にかけてわかってくる仕掛けも面白かった ラストの切なさには少し救われる
映画と原作本の感想をまとめてこちらへ~ 江口のりこさんが主人公・桃子を演じているので、映画館で観るつもりだったが逃してしまった。 江口さんが今まで見たことがないエレガントな洋服で、淡々と不穏な雰囲気を漂わせて桃子を演じているのが新鮮だった。チェンソーを振り回し床下に蹲ってるシーンはさすがに彼女なら...続きを読むではというところか。最初は原作に時折りいきなり日記文があって、てっきり不倫相手・奈央の日記だとばかり思ってしまった。しかし、これはミスリードを誘っていて、桃子の日記だったことが次第に分ってきて、実は桃子も略奪婚だったと気づかされ、まんまと吉田さんにやられてしまった! 決定的に違うのは、桃子は妊娠して流産したのに、奈央のお腹の中の子供は順調に育っていく。桃子は真守との関係が終わってしまうことを恐れるあまり、婚約後に流産を明かし結婚した。映画ではこの”日記”を、SNSに替えてあったのが世相を反映していて面白い。 読後、タイトルの「愛に乱暴」な人とは桃子の夫・真守と思っていたが、登場人物の大方がそうだったのかもしれないと思えて来た。真守と姑は桃子から騙されたと感じ、ずっと“しこり”を感じていたのだろう。結果的に桃子が妊娠によって真守の気をひいた形となってしまったが、桃子が打算的で因果応報なのよと切り捨ててしまうには横暴なような気もする。“妊娠”を盾に勝者となった桃子と奈央が不憫でならなかった。生まれ出る子供を結婚の切り札に使うのは時代錯誤と反論したいがそう簡単にいかない現実もある。子供誕生ですべてが丸く収まるなんてあり得ないと誰もが知っている。かつて貝原益軒の『女大学』に「嫁して三年 子なきは去る」じゃあるまいし。またもや妊活かと悲しくなった。真守は果たして奈央と大人しく家庭を築いていくのだろうかとおせっかいを焼きたくなる。原作には真守の父親誕生の話も盛り込まれていいるが・・・・。3人の女たちはよくもまあこんな男に振り回されたものだ。(エンドロールで真守役を小泉孝太郎さんだったというのを初めて気づいた! 完璧に彼を消していた) 最後に桃子は縁側でアイスクリームを舐めながら取り壊される家を眺めている。賠償金替わりに家をもらったと匂わせるのも前向きのラストに違いないが、原作にあった”手作り石けん”の仕事ができるようになったという話も加えて欲しかった。
吉田修一の怒りと悪人が好きで、他の本も読みたいなーと思い、これを選んだ。 結婚て難しいなぁ〜 一番、旦那がよくわからん。桃子とも不倫で始まったってことでしょ?それで同じ流れで、若い子と一緒になりたいからって離婚するって、ハァ???(´Д` ) またおんなじ結果になるでしょこれは笑 桃子目線で話が...続きを読む進むので、彼女にどうしても感情移入してしまう。が、旦那の世話を色々焼いちゃうのは良くないなぁ。朝ごはんから荷解きまでぜーんぶやっちゃってるもん。これは母親と息子だし、健全な夫婦ではなくなるよなあ…あと癖強い義母と同居はキツイだろうなぁ… とにかく、嫌いになったから結婚やめる、好きな人ができたから結婚やめる、ってそんな簡単にしていいものなのか?そのくらいなら最初から結婚するな。ってことなのかな…
人の描写がとてもリアルで胸に迫るものがあった 自分を救うのは日々の誠実な行いであるに違いないと思った
倦怠気味の夫婦の日常を描きつつ、並行して不倫相手の日記によって、旦那の不倫が描かれている? 上巻から下巻にかけて一変する展開に驚き!
不倫もの。軽くさらっと読んでいたが実は構成がこっていてもっとじっくり読めば良かったと少し後悔。良かった。
作者の吉田修一に、騙す気なんてないかもしれないけど騙された(日記の部分)。騙されたことに、読み終わるまでというか読み終わってもなお気づかかなった。登場人物の誰も好きにはなれないけど、日記部分の仕掛けに唸ってます。そこに感心したので★4つにしたけど、内容としては★3つ。 李という青年、神出鬼没のピーち...続きを読むゃん、時枝おばさん、床下の穴、連続放火事件・・・。怪しさ満載で気を持たせすぎ。
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愛に乱暴(新潮文庫)
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