吉田修一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ普段ミステリしか読まない私。
国宝の作者ということで読んでみた。
スローな出だし、誰も死なない、何も事件が起きない。何をどう楽しめばいいんだ、と思いながら読んでたら、中盤くらいに夢中で読んでいる自分に気がついた。
どこにでもいる等身大な世之介を、こんなに魅力があって面白く描ける作者は、本当に文章力が高いなと感服した。
世之介が死んだのは、文字通り目を疑った。
生きていてほしいと、何度もその行を読み返した。でもダメだった。悲しかった。とても。
続編があるらしいけど、自分の中では死んでしまった世之介にどう向き合えばいいか、わからない…… -
ネタバレ 購入済み
襲名
襲名まで成って俊には最後のよすがまでも・・・、
そして旦那さんの身体は・・・、と立て続けに波乱の巻。
とはいえこのあたりの展開は読者にも想定内ではなかろうか。 -
購入済み
酷
そうなるのだろうなとは思っていて、いつなになるのか、であった展開。
しかし当初の旦那さんの意図にはさらに捻りがあるように思ったのだけど、
旦那さんの見込みすら超えたということ? -
購入済み
芸
映画で話題になった作品。やはり原作から?と思いはしたが、絵に惹かれた。
立ち回りの迫力も、女形の舞台の匂い立つような艶も見事で癖もない。
コミックだと何巻ぐらいになるのだろうか。 -
Posted by ブクログ
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都内の2LDKに住む四人の若者と、そこに加わったサトル。
本音を偽り、優しくも怠惰な共同生活を送る彼らの日常に、
サトルが加わることで小さな波紋が広がり、歪みが生じる。
平穏な日常、抱える秘密、そして不可解な事件が絡み合う。
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ユーモア溢れる軽快で愉快な会話のテンポやトーンが
一見読みやすく若者達の青春群青劇を思わせる切り口。
シェアハウスに住む四人は、理想的な暮らしに見えた。
干渉し合わない、踏み込 -
Posted by ブクログ
香港、上海、ソウル、東京、4つの都市で暮らす若者を描く短編集。元は『オリンピックにふれる』というタイトルだったものが改題されて『昨日、若者たちは』になっており、4編それぞれの若者たちの人生にオリンピックが何らかの形で「ふれて」来るのだけど、その触れ方や距離感は四者四様でオリンピックを射程圏に目指す距離にいる人もいれば、周囲の人の間接的な視点で触れる人もいて、それは読者である私たちもきっとそう。私にとっては東京五輪もまったく近さを感じないものだったが、自分の人生に何らかの形で触れたという人もいたのでしょう。そして改題されたタイトルでは「昨日」という言葉が用いられて日常が昨日から今日、そして明日へ