吉田修一のレビュー一覧

  • 悪人 新装版

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    サイトで出会った男女。肉体関係だけのようで感情が芽生え殺人まで犯す。別な女性と同じように出会い感情が芽生え、共に逃亡する。男と女の駆け引きのない世界で、没頭できました。

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    2024年12月03日
  • おかえり横道世之介

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    善良であること、それは欠点がないことではない。
    純粋で無垢で汚れのない存在とかではない。
    欲もあるし、良い意味で俗っぽい。
    だから信頼できる。
    嘘くさくない。
    人間臭い。

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    2024年11月27日
  • 女たちは二度遊ぶ

    ネタバレ 購入済み

    11人の女性との逸話または寓話

    吉田修一さんのストーリーテラーぶりにはただただ脱帽。男性視点の11人の女性との逸話または寓話。個人的には作品名含め最後の「最初の妻」の話がよい(というか胸が痛い)。中学1年で最初で最後のデートという設定も初恋ではないが儚くそしてその純粋な思いにくらくらしてしまいました。また、自分勝手な妄想で怒りにふるえてしまう犯罪ストーカー的な「夢の女」も共感する部分あり。「どしゃぶりの女」は何もしない無気力な女ではなくて、実は人には事情があって、それをいちいち言わないのもそれに気づかないのも男と女だなと思ってしまった。

    #切ない #じれったい

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    2024年11月07日
  • パレード

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    ネタバレ

    直哉にだけ畏怖の念を抱くだけではなく、直哉の犯行を知っておきながらシェアハウス仲間として適度な距離感を保ち何もなかったように察するルームメイト全員がおかしいと思った。
    会話が多く読みやすかった

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    2024年11月05日
  • 犯罪小説集

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    実際にあった事件を基に描かれる5つの短編集。
    全て決していい読後感ではない。
    気持ち悪さが終始渦巻いている。
    でも犯罪者やその周りを取り巻く人たちの心理をもっと知りたいと思わされるような中毒性がある。
    ちょっとした出来事から、見栄や孤独など人間のドロドロした部分が露呈し重大な事件に発展していくのが切ないしやりきれない気持ちにさせられる。

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    2024年11月03日
  • 横道世之介

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    世之介の過ごした1年間を読み進める中で、大きな変化は無いけれど読後、ほんのり暖かい気持ちになった。
    そして、最後のページで涙腺が崩壊しそうになった。

    世之介はきっとどこにでも居そうで、でも案外居なくて、そんな人。

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    2024年10月17日
  • 愛に乱暴(下)(新潮文庫)

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    ネタバレ

    映画観てから上下巻読み終わり
    映画だと分かりにくかった、不倫相手の日記かと思いきや桃子自身の日記だったり
    桃子と真守と義母の細かいやりとりとか、描写とか、凄く想像しながら読めて面白かった

    桃子はきっと他所から見たら、良いお嫁さんで、働いてた時は凄く仕事も出来て、旦那さんとも義理親とも上手くやっていて、とても幸せに見えてたんだろうな

    でもみんな自分だけの地獄があるんだなと思い知らされる

    鰐淵さんに、裏でめんどくせ〜って言われるとことか
    義母と真守に騙されたようなもんだって言われるとことか
    リアルだな〜

    誰でも桃子のようになる可能性がある
    自分が自分でいられなくなる時がある

    最後は仕事だ

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    2024年10月14日
  • ブランド

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    エッセイを読んでいると、この感性があの素晴らしい小説達を生み出すんだ、と思う。
    「THE BAR」の中で、寺島しのぶのことを「~力強い女優に・・花が美しいのは、水を吸い上げる努力と、懸命に日を浴びる生命力があるからだと、改めて思わせるような女(ひと)」と言っている。素敵な表現だ✨

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    2024年10月09日
  • 犯罪小説集

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    本作は、少なくとも三〜五作目は実在の事件をもとにして書かれていると思うのだけど、明記されていないのはなぜだろうか

    ばからがき…大王製紙井川 ギャンブル狂い
    よろずやぜんじろう…『つけびの村』でも有名な山口連続放火殺人事件 
    白球白蛇伝…元千葉ロッテマリーンズ投手強盗殺人事件

    実際の事件がモチーフになっている犯罪小説は、人間の業の深さ、生い立ちや環境次第で一歩間違えば誰でも犯罪者になり得るのではないかと思わせるリアリティさが増す

    完全なるフィクション(あり得ない筋)も面白いが、
    こういう背景が本当にあったのかもしれないと思わせてくれる事件小説は、実際の報道内容と照合させて書かれているものも

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    2024年09月27日
  • 素晴らしき世界 ~もう一度旅へ

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    ANAの機内誌「翼の王国」連載のエッセイ最終章。
    世界のスープ、台湾の食、ロサンゼルスでの高揚感、佐賀の陶磁器、アグレッシブな鎌倉。
    印象深いエピソードが満載。
    コロナ初期のマスク不足、リモート会議のドタバタ。すでに懐かしい。

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    2024年09月18日
  • 永遠と横道世之介 下

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    世之介をとりまく人々、またその人たちをはぐくんできた人たち、たくさんの登場人物がでてくる。
    世之介の父母の出会い、世之介と事実婚にあるあけみちゃんの芸者だった祖母。。。
    それらは、今を生きる世之介やあけみちゃんが語るのではなく、その当事者たちの時代に戻るためそのたび読者は時代を行き来することになり脳が忙しくなる。
    どのエピソードも特にドラマティックではないがあたたかくやさしさにあふれている。

    特に、世之介の父母の出会いの話が好き。
    多恵子(母)が結婚前に洋造(父)の母に初めて会う場面。
    長く漁師町で働いてきたのちに姑となる母の手で握られた多恵子は「ここが私が幸せになる場所だ」と確信する。「ウ

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    2024年09月15日
  • 湖の女たち(新潮文庫)

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    琵琶湖を初めて見た時のキラキラとした、でも静かな印象を思い出した。湖って表面からは見ることが出来ない何かが沈んでいるミステリアスな部分がある。私たちは昼も夜も生き続けているが、昼と夜の自分は違う気がする。明け方や夕暮れはそれを繋いでいるのでどちらでもないなんとも言えない時間帯だ。琵琶湖の際でそれを味わいたいと思った。

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    2024年09月14日
  • パレード

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    かなり前に読んでいたけど、内容を忘れていたので再読。
    ルームシェアはしたことがないので、程よい距離感の関係が新鮮でなんだか羨ましい。
    ふとした会話がリアルで、マンションの一室を盗み見してるよう。
    ビデオが出てきたり時代の変化は感じたけど、それがまたなんだかよかった。

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    2024年09月09日
  • 永遠と横道世之介 下

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     遂に…本当にこれでおしまいかぁ…!!一気に読んだけれど、長いとは感じなかったです。

    「ドミー吉祥寺の南」の住民たちと、世之介の元カノである二千花、仕事の後輩に当たるエバ…世之介が関わってきた人たちは(前作・前々作の登場人物も含めて)、みんな素敵な人たちでしたっ!

     善良な世之介と関わったことで、みな善良になれたのかな…この世で一番大切なことはリラックスできていること、世之介らしいなって感じました。なんでもない一日みたいな人が世之介…こんな風に誰かの心に残る人になりたいなぁ…!

     あぁ…読み終えてしまった…!評価は通して、☆4に読み終えたときのインスピレーションでしているけれど…☆5で

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    2024年09月02日
  • 永遠と横道世之介 上

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     遂に読んでしまったって感じかな…。この作品では、主人公の横道世之介が38歳~39歳の1年間をベースに描かれています。世之介は修学旅行に同行するようなカメラマンとして、そして暮らしているのは「ドミー吉祥寺の南」という下宿です。この下宿を切り盛りしているのが、交際相手のあけみちゃんで、世之介の他にも営業マンの礼二さんや書店員の大福さん、大学生の谷尻くんなど個性的な面々が暮らしています。そこに、教師のムーさんの息子でひきこもりの一歩が加わります。

     世之介って、どの年代にもちゃんと交際している彼女がいて…あ、あけみちゃんとは内縁関係か、でもその前にもう一人、二千花という彼女もいたようで…あけみち

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    2024年09月01日
  • おかえり横道世之介

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     「横道世之介」の続編です。この作品も、読んでいて楽しかったです!

     この作品では、主人公の横道世之介が24~25歳の1年間が主に描かれています。世之介は1年留年し大学を卒業したものの、バブル最後の売り手市場に乗り遅れ、バイトとパチンコで生計を立てています。パチンコ店で知り合ったハマちゃん(浜本)や、同じく留年したコモロン(小諸)、いくつかの偶然が重なっての桜子と亮太親子との出会いもありました。桜子とは交際をはじめ、桜子の父が営む整備工場を手伝うことになったり、その兄である隼人とも親しく付き合うようになります。

     やっぱり、世之介好きだなぁ~。なんとも憎めない性格なんですよね!桜子親子が頑

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    2024年08月31日
  • 日曜日たち

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    誰かを愛するといことが、だんだんと誰かを好きになることではなくて、だんだんと誰かを嫌いになれなくなるということなのだ。

    親切など結構だと強がる人が、実はどれほどその親切を必要としているか、これまで考えたことが無かったことに気づいた。

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    2024年08月29日
  • パーク・ライフ

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    パーク・ライフ
    大きな公園には様々な人が集まる。仕事の息抜き、散歩、運動など。
    仕事の昼休みを公園で過ごす女性と主人公の交流のお話。
    文体、雰囲気が好みだった。主人公が淡々としている作品好きになりがち。
    心を新鮮な風が通り抜けたような読後感。

    flower
    パーク・ライフが爽やか寄りならflowerはドロドロ寄り。
    上京した主人公の変化の話。月日を重ね、職場の人間や妻との関係が緩やかに変わっていく。
    職場の先輩、元旦が印象的。私には想像もできない思考回路を持ち、理解はできないけどその人の中にある理念を通して生きているように見える人物を読むのが興味深かった。終わりは何かを暗示していそうなんだけ

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    2024年08月25日
  • 愛に乱暴(下)(新潮文庫)

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    人の描写がとてもリアルで胸に迫るものがあった
    自分を救うのは日々の誠実な行いであるに違いないと思った

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    2024年08月25日
  • 湖の女たち(新潮文庫)

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    展開が複雑になっていく物語ですが、読み始めると止まらなくなるストーリーでした。ネタバレになるので感想にも困るのですが、楽しかった

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    2024年08月25日