吉田修一のレビュー一覧

  • 悪人 新装版

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    この作品はいろんな感情の中でも切なさが突出してしまう
    正しいこととか間違っていることとか、そういうの抜きにして苦しくなる
    いい意味で、苦しくて好きになれない

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    2025年04月15日
  • 新装版 静かな爆弾

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    伝えることの難しさ、理解することの難しさ。
    自分のことさえもわからないのに、家族のとこ、ましてや他人のことは知る由もない。でも知ろうとする気持ちが大事なのかな。
    知ったつもりになることが一番いけないんだと感じました。

    すごく読みやすかったです。

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    2025年04月13日
  • 国宝 下 花道篇

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    衝撃の上巻からの下巻…

    上巻に比べると急に時の流れが早くなった感じで違和感…
    それよりも、こんなに波乱万丈な人生ってある!?ってくらい、なかなか幸せが見えてこない…読んでて辛くて、なかなか進まなかったなぁ…

    本当の役者は役者を辞めることができない。
    職業の役者なら辞めることができるんだよね。
    でも自分自身が天性の役者だから…どんなに辛くても辞めることができない。
    辞めることが怖い。それでもいつが幕が下りる日がくると思うとそれが怖い…

    これって幸せなのかなぁ…

    天性の美貌をもち歌舞伎の才能もある…自分の好きなことを職業にでき、周りからも称賛される…本来なら誰しもが望むこと。
    でも喜久雄の

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    2026年03月20日
  • 平成猿蟹合戦図

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    登場人物もそうだけど、盛りだくさんの内容なので整理しながらじゃないとなかなかついていけなくて大変かも!
    でもスラッと読めてしまうのがすごい

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    2025年04月08日
  • 湖の女たち(新潮文庫)

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    1日で読んでしまった。
    読んだ方は分かると思いますが、あのような描写がどう必要だったのかと考えています。でもあれがあったからこそ高速で読み終わったんじゃないかとも思う。
    琵琶湖畔の情景が目に浮かぶようでした。

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    2025年04月27日
  • 罪名、一万年愛す

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    久しぶりの吉田修一。
    前作は何を読んだっけ?
    横道世之介かな??

    わりと好きなストーリー。
    途中で「方舟」を想像した方は、
    私以外にもいたはず。

    もう一度手に取りたいと思い4点。

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    2025年04月04日
  • おかえり横道世之介

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    「横道世之介」の続編
    だけど、前作の登場人物が悉く出てこない
    ある意味で単発で読んでも問題ない作品

    以下、公式のあらすじ
    --------------------
    人生のダメな時期、万歳。人生のスランプ、万々歳。
    青春小説の金字塔、待望の続篇。

    バブル最後の売り手市場に乗り遅れ、バイトとパチンコで食いつなぐこの男。名を横道世之介という。いわゆる人生のダメな時期にあるのだが、なぜか彼の周りには笑顔が絶えない。鮨職人を目指す女友達、大学時代からの親友、美しきヤンママとその息子。そんな人々の思いが交錯する27年後。オリンピックに沸く東京で、小さな奇跡が生まれる。
    『続 横道世之介』を改題の上、文

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    2025年04月04日
  • おかえり横道世之介

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    世之介続きの2作目。
    登場人物も変わり、大学卒業後の世之介を描いている。
    ここでも色んな人たちと出逢い、過ごし、人の心に残っていく世之介。
    本を通してだけど、私も世之介と出会った気がして、みんなと同じように世之介のことを忘れられない人になった気がするなぁ。

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    2025年03月31日
  • 永遠と横道世之介 下

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    前作読んでるから、わかっちゃいるけど、終わらないで、8月の次は九月そして来年と続く話で良いのに。と読みながら思う良作でした。

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    2025年03月23日
  • 永遠と横道世之介 上

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    世之介って等身大なんだな。
    きっと二十代独身を貫けば、こんな生き方になったか?なってたら楽しい人生だな。
    小説は、登場人物の生き様に自分を重ねて人生を擬似体験出来るって聞いたけど、そうなのかもしれない。

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    2025年03月23日
  • 昨日、若者たちは

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    ネタバレ

    オリンピックを題材にアジアの4つの都市を舞台にした短編集

    人生の岐路に立たされた主人公たちを描いていて、なかなか面白い作品集でした。

    以下、収録されている各作品の感想

    香港林檎
    時代の転換点にある香港と、人生の転換点にある主人公が重ねられるお話。最初のところでジャッキー・チェンを成龍と呼ぶのは何故かと思ったら主人公が香港の人という設定でした。

    大きな転換点にあるものに対して、当事者以外が興味本位で気軽に話を聞こうとするのは、個人の人生に関してはやりすぎないようにしようと気をつけているけれど、国の変化に対してとかは自分もやっちゃいそうだなと思った。


    上海蜜柑
    かつては将来を期待された

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    2025年02月21日
  • 罪名、一万年愛す

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     個人所有の小さな孤島から、1人の老人が忽然と姿を消した。
     老人の名は梅田壮吾。九州の富豪で島の持ち主だ。壮吾氏がいなくなったのは、氏の米寿を祝う内輪のパーティーが開かれた翌朝のことだった。

     台風が間近に迫っており、本土に帰るのは不可能だ。島にはパーティー会場となった別荘が1棟あるだけで他に身を隠すところはない。ならば壮吾氏はどこに消えたのか?

     氏のベッドにあった「遺言書」に書かれていた謎めいたことば。そして氏がパーティー当日に見せた不自然な言動。
     残された手がかりをもとに、懸命の捜索が始まった。

     謎が謎を呼ぶヒューマンミステリー。
              ◇
     長崎県北西部の北松

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    2025年02月11日
  • おかえり横道世之介

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    悪い時期があっても良いんだよ、と頭ではわかっているのになぁと思う。自分に絶望もせず、期待もせず、それが世之介らしい。
    世之介に関わった人たちが悪い時期を経て、素敵な生き方をしているのがよかった。隼人さんがとても好き。

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    2025年01月30日
  • 湖の女たち(新潮文庫)

    ネタバレ 購入済み

    良くも悪くも吉田タッチは健在

    12月湖西線に乗って曇天の夕暮れが湖面に反射するどこかもの寂しい琵琶湖を見たことを思い出しながら、そして日に日に老いていく母のことを思いながら、偶然手にしてしまった本。吉田修一ならば間違いないはずだったが、読み進めるたびにうんざりするような酷い状況の話で、ますます琵琶湖
    の心象が悪くなってしまった。滋賀県に罪はないが事件が起きそうな心象をもってしまった。吉田小説の温度感を感じ映像が浮かぶような描写は健在で、ゆえに気が滅入ってしまった(これでも褒めています)。追い詰められていく人。堕ちていく人。

    #怖い #ドロドロ #ダーク

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    2025年01月07日
  • 愛に乱暴(下)(新潮文庫)

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    吉田修一の怒りと悪人が好きで、他の本も読みたいなーと思い、これを選んだ。

    結婚て難しいなぁ〜
    一番、旦那がよくわからん。桃子とも不倫で始まったってことでしょ?それで同じ流れで、若い子と一緒になりたいからって離婚するって、ハァ???(´Д` ) またおんなじ結果になるでしょこれは笑

    桃子目線で話が進むので、彼女にどうしても感情移入してしまう。が、旦那の世話を色々焼いちゃうのは良くないなぁ。朝ごはんから荷解きまでぜーんぶやっちゃってるもん。これは母親と息子だし、健全な夫婦ではなくなるよなあ…あと癖強い義母と同居はキツイだろうなぁ…

    とにかく、嫌いになったから結婚やめる、好きな人ができたから結

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    2025年01月07日
  • 泣きたくなるような青空

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    コロナ禍で発売されたのかな?
    旅行できるのが当たり前と言えなくなったのかな、コロナで。無性にどこかに行きたくなる本。

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    2024年12月30日
  • 最後に手にしたいもの

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    昨日に続いて吉田修一さんのエッセイ。
    村上春樹さんは小説とエッセイにかなりの落差があって痛快なのだが、吉田修一さんはどうなのだろうか。
    『横道世之介』という映画はうろ覚えだけど、あまり落差がない気がする。
    今回のエッセイも旅の一コマと追想が綴られている。
    なかでも、「青の氾濫・竹富島」「対馬旅情」「四00万人分の笑顔がお気に入り」竹富町も対馬も金比羅山神社も行ったことがない。
    特に藍色、空色、水色、水浅葱、露草色、勿忘草色、青褐、鉄紺、、33種類の青表現以上の色の豊富な竹富島の海と空。期待を裏切らないどころか期待以上という景色。
    想像ばかりがふくらみ、幸せな気分になる本だった。

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    2024年12月21日
  • 泣きたくなるような青空

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    ANAの飛行機に乗ると、必ず目を通すのがこの機関誌。そうか、そこに載っていたエッセイだったのか。
    地図が大好きな私は、早速吉田修一さんとの共通点を見つけて、「読む旅」を始めた。
    吉田修一さんが『横道世之介』の原作者というくらいしか予備知識がなかったが、読めば読むほど興味が湧いてきた。
    吉田さんはさださんと同じ長崎出身。賑やかな精霊流しな話などを読むと憧れがふくらむ。
    上高地とヨセミテ国立公園の水と清潔の話。水が大好きな吉田さんは、清潔さが一番恐ろしいという。たぶん表裏一体の気持ちだろう。森の声と風のゆらぎ、満天の星の敬虔なる風景がそう言わせたのかな。
    アカデミー賞の映画に対するSMAPの稲垣さ

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    2024年12月20日
  • 悪人 新装版

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    サイトで出会った男女。肉体関係だけのようで感情が芽生え殺人まで犯す。別な女性と同じように出会い感情が芽生え、共に逃亡する。男と女の駆け引きのない世界で、没頭できました。

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    2024年12月03日
  • おかえり横道世之介

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    善良であること、それは欠点がないことではない。
    純粋で無垢で汚れのない存在とかではない。
    欲もあるし、良い意味で俗っぽい。
    だから信頼できる。
    嘘くさくない。
    人間臭い。

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    2024年11月27日