吉田修一のレビュー一覧

  • 国宝 2

    購入済み

    そうなるのだろうなとは思っていて、いつなになるのか、であった展開。
    しかし当初の旦那さんの意図にはさらに捻りがあるように思ったのだけど、
    旦那さんの見込みすら超えたということ?

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    2025年12月19日
  • 国宝 1

    購入済み

    映画で話題になった作品。やはり原作から?と思いはしたが、絵に惹かれた。
    立ち回りの迫力も、女形の舞台の匂い立つような艶も見事で癖もない。
    コミックだと何巻ぐらいになるのだろうか。

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    2025年12月19日
  • パレード

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    とても難関な作品。
    文体が難しいとかではなく、作者の意図が捉えがたかった。

    主要な登場人物は5人。
    千歳烏山にあるマンションで同居する若者たちの話しである。

    それぞれの奇妙さを丁寧に描き、若者たちの姿を表現していると思いきや、最終章での急転直下。感情がついて行けなかった。

    この終わり方は読めないよ。

    巻末の解説にあるように、結末を知った上で再読すると違った印象を残すかもしれない。

    そんな一冊だった。

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    2025年12月03日
  • 犯罪小説集

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    人間の転落を描いた小説家。人が一線を超えてしまう瞬間やその引き金となる出来事の描写がとにかくリアルでその場に居合わせたかのような感覚になった。

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    2025年11月30日
  • 国宝 1

    無料版購入済み

    国宝キタコレ

    国宝おおお!!映画が大ヒット御礼だから!コミックにもなったのー!?金儲けの匂いがぷんぷんするわ!!絵はきれいだわ!!

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    2025年11月30日
  • 女たちは二度遊ぶ

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    規格外の女性達
    持っている世界がそれぞれで
    自分がつまらなく思えた
    どこからきてどこへ行くのか
    考えても考えなくても一生
    いいんじゃないか

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    2025年11月22日
  • 永遠と横道世之介 下

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    ネタバレ

    上下巻、長いからなかなか読む気しなかったが、読み始めればあっという間。
    ずっと読み続けていたいような楽しくて幸せな時間だった。
    「この世の中で一番大切なのはリラックスできてること」
    忘れないようにしたい。

    「月の光というのはありがたいもので、こんななんの身にもならない会話を続ける世之介たちにもちゃんと降り注いでくれる。」
    「夏というものは、夏真っ盛りの、そのど真ん中でとつぜん終わってしまうものなのかもしれない。」
    この辺りの文章好きだな〜

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    2025年11月16日
  • ミス・サンシャイン

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    伝説的映画女優の生涯を描いたフィクション。
    長崎の原爆を生き、戦後のスターダムを駆け上った。

    なかなか語られない、"その時代"の話。
    理不尽との隣り合わせ。

    返せー!返せーーー!!!

    読み進めるうちに、幾重にも重なっていく。
    ドスンと落ちてくる。こみ上げる。

    ふとした一人時間に、おすすめです。

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    2025年11月16日
  • 日曜日たち

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    吉田修一にはなかなか手が出なかったが
    この1冊はた私に響くところが多く綴られていた
    やはり巧者だと実感する

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    2025年11月15日
  • ミス・サンシャイン

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    男女の区別にやかましい昨今、俳優と呼ぶべきなんだろうが、和楽京子(鈴さん)のことは、あえて女優と呼びたい。
    話の初っ端から鈴さんの魅力に圧倒される。誰をモデルに書いたんだろう。初めは「京」繋がりで京マチ子さんかと思ったが、文化勲章の話しが出てきたので森光子さん?
    鈴さんといっくんの故郷、長崎の悲しい歴史と「ミス・サンシャイン」のネーミングの由来が、鈴さんのアカデミー賞のスピーチが実現しなかった理由なんだろうか。

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    2025年11月11日
  • パレード

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    ************************************************
    都内の2LDKに住む四人の若者と、そこに加わったサトル。
    本音を偽り、優しくも怠惰な共同生活を送る彼らの日常に、
    サトルが加わることで小さな波紋が広がり、歪みが生じる。
    平穏な日常、抱える秘密、そして不可解な事件が絡み合う。
    ************************************************

    ユーモア溢れる軽快で愉快な会話のテンポやトーンが
    一見読みやすく若者達の青春群青劇を思わせる切り口。
    シェアハウスに住む四人は、理想的な暮らしに見えた。
    干渉し合わない、踏み込

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    2025年11月08日
  • 罪名、一万年愛す

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    多少突拍子もないストーリーではあるもののテンポ良く話が展開されてエンタメとして楽しめる。適度な長さで気晴らしにGood!
    戦後の時代を生き抜いた貧しい子供達の経験を踏まえて教育への投資が常に必要であるとのメッセージがさりげなく残されている。

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    2025年11月03日
  • パレード

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    ネタバレ

    朝井リョウさんが、YouTubeのとある番組で紹介されており、手に取りました。

    5人の若者のそれぞれの心のうちが赤裸々に描かれていて、文章が自分の胸にじわじわと染み渡るように広がってくる。それぞれの若者達の思いが、自分もいつかどこかで思っていたような感情で、懐かしいような、そんな思いもした。

    5人の関係が、気を許してるようで全く許してないような、なんだか、“ごっこ”みたいな感じ。それが最後にあんな展開になって、ちょっとびっくり。それでも皆、一緒にいるんだ…。

    人の気持ちって、本当にわからない。


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    2025年11月02日
  • パレード

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    表面的には穏やかで居心地のいいシェアハウス。でも読み進めるほど、誰もが何かを隠していて、空気が少しずつ歪んでいく感じがゾクッとした。特に直輝の視点に切り替わった瞬間、一気に世界が反転して鳥肌。人の“普通”の裏にある狂気をここまで静かに描けるのに驚愕した。

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    2025年11月02日
  • 昨日、若者たちは

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    香港、上海、ソウル、東京、4つの都市で暮らす若者を描く短編集。元は『オリンピックにふれる』というタイトルだったものが改題されて『昨日、若者たちは』になっており、4編それぞれの若者たちの人生にオリンピックが何らかの形で「ふれて」来るのだけど、その触れ方や距離感は四者四様でオリンピックを射程圏に目指す距離にいる人もいれば、周囲の人の間接的な視点で触れる人もいて、それは読者である私たちもきっとそう。私にとっては東京五輪もまったく近さを感じないものだったが、自分の人生に何らかの形で触れたという人もいたのでしょう。そして改題されたタイトルでは「昨日」という言葉が用いられて日常が昨日から今日、そして明日へ

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    2025年10月24日
  • パレード

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    ネタバレ

    1番まともそうな直樹が通り魔なのだろうなというオチは正直予想できたが、それをみんなが受けいれて何事も無かったかのように「上辺」の付き合いを徹底して過ごしているのだというオチは想定外だった。結局人間は見せたい部分だけを見せて、見たい部分だけを見る生き物なんだ。そして、見せたい部分だけ見せててもやっぱり人間は人間のことをよく見ていて、醜い部分もちゃんとバレるんだ。でも人間って死ぬまでそんなもんなのかな、自分の気持ちは自分だけが知ってたらいいや、と。たしかに「こわい」物語でした。

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    2025年10月21日
  • パーク・ライフ

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    パークライフは大きなことは何も起こらない。
    読みやすいので一気に読めてしまう。

    フラワーズ、こちらの方が惹かれた。
    出てくるキャラがいそうでいないが、感情移入できる。ところどころで「おっ」となる展開もある。

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    2025年10月17日
  • パレード

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    ネタバレ

    ミステリーホラー?そんなジャンルはあるかは知らないけど、。共同生活をする5人の若者の話。それぞれの視点から物語は描かれる。彼らの生活には小説的な事件は起きないが、なぜだがスルスルと読み進めることができた。各章に散りばめられた違和感が、先を読み進めたいと思わせてくれる仕掛けになっていた。

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    2025年10月15日
  • 路

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    昔台湾に旅行したときのことを思い出しながら読んで、また台湾に行きたくなった。

    食べ物、自然、天気など、台湾の空気感がイメージできる豊かな描写。

    台湾に旅行したとき、私は台湾語ができないが、現地の年配の人たちは日本語を喋れた。
    それが日本の統治があったから、ということは知っていたが、そして台湾が親日ということも知識としてはあったが、当時から現在まで、日本と台湾がどういった関係性なのか、私は知らない。

    台湾人から見た日本と、日本人から見る台湾、その乖離があることが示唆されていた。

    台湾と日本の歴史的関係をしっかり学んでみようと思った。

    つまり主人公の奮闘や恋愛よりも、おじいさん世代の話が

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    2025年10月14日
  • ミス・サンシャイン

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    吉田さんの小説は、観客席から舞台を観ているようだ。
    それだけストーリー構成がきめ細やかで、頭の中に登場人物がそれぞれ浮かびあがり生き生きと動いている。
    作者が長崎県出身であるからこそ、原爆犠牲者について反戦についての強いメッセージを感じたし、戦後の日本人の底力が作っていたパワーも1人の女優の人生を通して感じることも出来た。
    ハリウッドでは「ミス•サンシャイン」と呼ばれ、それも原爆を連想させることから本人は納得いかなかった。
    強くあるということは、美しい。
    しかし辛くてさびしい時、「膻中」というツボを温めてゆっくりと押してみることも知っているから、更に美しいのだと思った。

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    2025年10月12日