吉田修一のレビュー一覧

  • おかえり横道世之介

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    前回は田舎から東京に出てきた初々しさ溢れる感じだったけど、今回はのっけからまともに働きもせずパチンコ通いで20代半ばにして廃れたおじさん的な横道にズコーっとした。でも、相変わらず、天然の素直さと図々しさは健在で、色々楽しませてくれました。運転の時はとてつもなく慎重な横道、良いぞ!笑

    あのラストで続編なんて…と思ったけど、前作以上に面白く読めました。前作の登場人物がほとんど出てこなかったのは寂しく感じましたが。次作も楽しみ!

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    2026年02月08日
  • 国宝 下 花道篇

    匿名

    購入済み

    映画もみましたが、こちらの巻はあまり映画では見れなかったお話が多くハラハラしながら読みました!やっぱり国宝は最高です。

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    2026年01月18日
  • 国宝 上 青春篇

    匿名

    購入済み

    映画をみて余韻が凄く、深く知りたいと思い原作を手に取りました!原作を見てから再度映画を見に行きましたが、1回目よりも楽しめました。

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    2026年01月18日
  • 国宝 3

    匿名

    購入済み

    波乱の巻です。。
    芸事の世界は厳しいものとは知りつつも、その様を突きつけられるような巻です。。
    次巻も楽しみです。

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    2026年01月18日
  • 国宝 2

    匿名

    購入済み

    原作も映画もそれぞれ良かったけど、漫画も最高です!世界観に引き込まれるのであっという間に読み終わっちゃう。。

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    2026年01月18日
  • 国宝 1

    匿名

    購入済み

    映画、原作ともに観ました!
    コミカライズされてると知り早速読んでみましたが、漫画の方が読み慣れているので読みやすく良かったです。

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    2026年01月18日
  • 国宝 下 花道篇

    匿名

    購入済み

    幸せとは

    やっと幸せをつかんだかと思いきやその後に起こる不幸や苦難の数々。
    それをも全てひっくるめて主人公は幸せだったのだと思えた。
    歌舞伎は見たことがないけれど、情景が目に浮かぶような描写は圧巻。

    #感動する #深い #切ない

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    2026年01月18日
  • パレード

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    とにかく怖かった。ゾゾゾってなった、思わせぶりな雰囲気も若干あったものの、楽しく笑えるところもたくさんある横道世之介ストーリーなのかなと思ってた。吉田修一の作風幅広すぎ。真夏の世にぞぞぞぞってしたい人におすすめしたい。

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    2026年01月03日
  • 犯罪小説集

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    ネタバレ

    犯罪は意外と自分と遠い存在ではない。
    実際の事件をもとにしている。短編集。結末が明確に書かれていない作品も多く、読者自身が考える必要のある、深みのある一冊だった。
    個人的おすすめは、万屋善次郎、百家楽餓鬼、白球白蛇伝!

    《青田Y字路》
    街や風景の描写が丁寧で、情景がすぐに浮かんで一気に話に入り込めた。圧倒される感じとか恐怖がリアルで、読後はやるせない気持ちになる現実感のある怖さを感じる。
    村社会の怖さや差別、誰もがトラウマから犯罪者にもなりうるし、誰もが犯罪に巻き込まれるかもだし、逆に誰かを犯人に仕立ててしまう側にもなるかもしれない。同情する気持ちと「もしかしてお前が犯人か?」って疑う気持ちが入り混じって、すごく複雑な後味が悪い話。

    《曼珠姫午睡》
    唯一踏みとどまってくれた話。

    《百家楽餓鬼》
    勉強も仕事も頑張って懸命に生きてた人が、落ちぶれていく様が描かれていて悲しかった。最後は、餓鬼になってしまいました。
    「あと少しやれば勝てる。」この気持ち、分からなくもない。
    夫婦で真逆の生活をしている点も印象的で面白かった。

    《万屋善次郎》
    1番心が震えた話。とにかく苦しかった。
    限界集落で起きた連続殺人事件。
    犯罪者側の気持ちの方が理解できてしまった。

    不器用ながらも真っ当に生きて、大切な人を大切にしてきたであろう善次郎がここまで追い詰められないといけなかったのか。報連相出来なかったことが、村八分にされるまで悪いことだったのか。謝罪しても許されないことだったのか。村のために日頃から動いてくれていた善次郎にこうなるまで誰も手を差し伸べることはなかったのは何故だろう。なら、自分なら巻き添えをくらってでも手を差し伸べることはできただろうか。沢山考えさせられた話。
    言葉を話せない犬のレオと善次郎が重なって見え、辛かった。

    《白球白蛇伝》
    過去の栄光とプライド、家族からの期待を背負い捨てられなかった人の話。
    気持ちが分かる部分があるからこそ辛いが、ここまで背負い続ける必要はあったのか。殺す必要は本当にあったのか。
    最後の子供の涙が辛かった。

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    2025年12月25日
  • 国宝 4

    購入済み

    ここから

    ドロドロの展開へ。ここからが真骨頂という感じ。
    才能を求めた男と、血を求める男、どこかで念が昇華させうるのか。

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    2025年12月19日
  • 最後に手にしたいもの

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    吉田修一さんの旅に対する身構え方として、その地や暮らす人々への敬意に溢れていて、旅を愛しているところが感じられて良かった。色んな作品を生み出す合間に、あらゆる経験の中で人々や自然に触れ合うことを楽しみ、優しいエッセイを書いていて、このように日々を堪能することを真似したいと思った。

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    2025年12月18日
  • おかえり横道世之介

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    大好きな横道世之介シリーズ。本作でもほんわかしてがんばりすぎない人の良い世之介がいた。みんなの思い出のなかにいる世之介。
    あとがきで完結編のことを知り調べたらもう出てるんですね…!こちらも読まなきゃ。

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    2025年12月15日
  • 国宝 下 花道篇

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    喜久雄のみた世界を少しでも感じたい、歌舞伎を観に行ってみたいと思った。


    オーディブルも聞いたけどこちらもかなりおすすめ、歌舞伎俳優さんが読んでくれるので、良いです。

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    2026年09月06日
  • 国宝 4

    ネタバレ 購入済み

    血

    今回も一気読みしてしまいました。市駒と彰子の一途さ、けなげさがいじらしいです。反対に、春江だけはどうにも嫌いです。映画で高畑充希さんが春江役をやってましたが、あのものほしげな上目遣いの顔を思い出してしまい嫌悪感があります。

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    2025年12月14日
  • 悪人 新装版

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    この事件の『悪人』とは一体誰なのか…。

    元々気になっていた本作ですが、上下巻がセットになり新装版が出たタイミングで購入(そこから積読でしたが笑)。

    内容としては保険外交員の女性が殺害かれ、その女性を巡る周りの人たちの物語。愛する娘を失った親、親友、バーで好意を持たれた男、出合い系サイトで出会った男などなど。ひとつの事件を境に色々な人の人生があらゆる方向に。

    視点がコロコロ変わる本作では、とにかく感情移入の対象が変わりまくります。ある人の話に耳を傾けていたら横から聞こえてくる話にも共感みたいな。とにかく共感と嫌悪を繰り返しました。

    そしてタイトルの『悪人』。今回の事件を通しての『悪人』とは一体誰なのか。社会通念上の考えでいけば犯人ですが、今回ばかりはそうも言えないような…。きっとこの誰とも言えない、そして、誰でもなりうる関係をひとつの事件を通して表現したのかなと思ったり、、

    吉田修一さんの作品は初めてでしたが、『国宝』や『横道世之介』など有名作品を始めとする多くの名作がありそうなので、こっからさらに読んで行きたいと思います!

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    2025年11月30日
  • 悪人 新装版

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    何年も前に「悪人」の映画を見て、「妻夫木くん、金髪似合わんなぁ〜。満島ひかり、安っぽい女の演技上手いわぁ〜」とか思いながら見たんだけど、「国宝」を読んだ後で、そういえば悪人書いたのも吉田修一さんだったなと思って、原作であるこの本を読んでみた。

    程度の差こそあれ、みんな悪人。

    特に殺された佳乃は悪人だと思った。

    裕一は犯罪者だけど悪人ではなかった気がしてる。

    救いのない物語だけど、私は好き。



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    2025年11月26日
  • 最後に手にしたいもの

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    ANA機内誌翼の王国に掲載されたエッセイをまとめた1冊。先日観た映画国宝に圧倒され、原作の作者の本を読んでみたく手にした1冊。旅好きの私に嬉しい各地の話に出会える短編集。


    「ぽんと完成品があると、最初からその姿でこの世に存在しているようだから、よく考えてみれば全て誰かの出て作られたもの」→物心ついた時、世界は完全なものに見えた。大人になるにつれ、この世界はまだ課題が山積みであると知った。

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    2025年11月23日
  • 永遠と横道世之介 下

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    横道世之介の1作目を読んでからだいぶ立つが、その時から感じていたのは知り合いからこんな奴いるんだよって言う話を聞いてる感覚。
    そんな世之介の話を久しぶりにあった友人から聞かされて、あー相変わらずだな世之介は、でもなんだかんだ色々経験してるんだな、自分もこの10年とかで色々あったなと振り替えさせられるような感覚。

    人生で一番大切なことはリラックスすること、と本の帯にも書いてあった。帯を見たときは違和感があったが、世之介がどういう思いで誰に言ったのかを知ると、あー世之介はこういう奴なんだな、と思わされる。

    人って変わってないようで少しずつ変わっていく、それが良いことどうかはわからないけど。
    後になって思い出せる一日が自分にはどれだけあるだろうか。

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    2025年11月22日
  • 女たちは二度遊ぶ

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    過去に関わりのあった女性をふと思い出した、みたいな話が何本もまとまってる短編集。
    恋愛関係、肉体関係、バイト先や会社の同僚など関係性はそれぞれ。
    僕も普段生活している中で、何がきっかけになったのかはわからないくらい急に、ふと誰かを思い出すことがある。昔付き合ってた人とかはもちろんだけど、辞めた会社の元同僚とか、ワンナイトした人とか、飲みに行った店でその場限りの話し相手になってくれた人とか。特別なエピソードがあったり、僕の人生に大きな影響を与えたわけでもない人たちだったとしても、思い出すとなんだか心が疼くというか懐かしくてたまらない気持ちになる。いま何してるのかな、あれからどんな人生を歩んでいるのかな、くらいには思う。そんなふうに、一瞬だけ人生が交わった人たちが存在していて、そんな瞬間がたくさん詰まっている短編集だった。

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    2025年11月24日
  • 日曜日たち

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    今まで読んできた吉田修一作品とはまた違う雰囲気ではあったけど、改めて彼の文章が好きだなあと思った。
    各章で性別も年齢も異なる人物の目線で語られる構成で、文章の書き方を変えている。本当に別の人が書いたみたいに違う。

    5章の短編で、東京に生きる5人の男女を描いている。それぞれが人生の分岐点にいて、でもそれは劇的なものでもなく誰にでも訪れる日常の1ページ。東京には華やかな人生を生きる人もいるけど、ほとんどは"その他大勢"なわけで、しかし彼らにも決してドラマチックではないドラマがある。
    そして、同じ時、同じ街に生きていても交わることのない彼らの人生に現れる2人の幼い兄弟。各章の主人公たちには点にしか見えていないその兄弟が、線になって繋がっていく。もしかしたら、そんなふうにして僕たちの人生も成り立っているのかもしれない。見えない繋がりがあって、回り回ってどこかで全く知らない人の人生と影響しあって生きている。

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    2025年11月08日