吉田修一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
やはり吉田修一さんの小説大好きです。
悪人でも思いましたが、男性なのに女性を描く天才ですね。
桃子が少しずつおかしくなっていく様子がリアル。ラストおかしな方向にいかなくて良かった。李くんありがとう。あのありがとうは救われる。見ててくれる人がいると人はちゃんとしようと思うのですよね。
離れの家を手放さない桃子は強い。笑
ある意味さっさともらうものもらってこっちからさよならよ、と真守よりいい男を見つける行動にすぐ動ける健全な女より強いです。笑
尽くしてきたからこそ、手放せないんでしょうね。
自分を見ててもらえること、相手を見ててあげること、そして認めあうことが夫婦には大事ですね。
映画も観る -
Posted by ブクログ
上下巻の感想です。
以下の順番らしいですが、またまたやってしまいました。
◯横道世之介→読んでない
◯続横道世之介→読んでない
(文庫本は おかえり横道世之介 らしい)
◯永遠と横道世之介(上下巻)→読んだ
作品順に読まなくても大丈夫と本文に書いてあり、充分良い話しでしたが、やっぱり 永遠と横道世之介 は最後に読んだ方が良いです。
著者が場面を説明しながら進むスタイルなので、何だかちびまる子ちゃんのような。
内容は良い人の楽しい日常で、悲しい出来事もあるけど、総じて気持ちが晴れるような作品、女性が描いたような優しい物語です。
(吉田さんイケメンなおじさん。)
年始にのんびり読むのに -
Posted by ブクログ
上下巻の感想です。
以下の順番らしいですが、またまたやってしまいました。
◯横道世之介→読んでない
◯続横道世之介→読んでない
(文庫本は おかえり横道世之介 らしい)
◯永遠と横道世之介(上下巻)→読んだ
作品順に読まなくても大丈夫と本文に書いてあり、充分良い話しでしたが、やっぱり 永遠と横道世之介 は最後に読んだ方が良いです。
著者が場面を説明しながら進むスタイルなので、何だかちびまる子ちゃんのような。
内容は良い人の楽しい日常で、悲しい出来事もあるけど、総じて気持ちが晴れるような作品、女性が描いたような優しい物語です。
(吉田さんイケメンなおじさん。)
年始にのんびり読むのに -
Posted by ブクログ
ネタバレ表題作「パークライフ」よりも、同収録「flowers」がとにかく圧巻。
「同じルートを廻っていると、ふっと外へ飛ばされるような気がする」
生活に「僕」を縛り付けるような地元のしがらみや仕事のルーティンが、墓石やビールケースなどやたらと重みを強調する仕事で表現される。
対比される元旦や鞠子の軽やかさ、自由さ。同僚の妻と堂々不倫をしたり、公衆の面前で金太郎の喜劇を演じてみたり。露悪的でありながら、どこか自由。
心を通わせていたはずの彼らや、また兄弟のように接してきた従兄弟と、どうしようもすれ違っていく瞬間。
壊れたシャワーを浴びながら元旦を殴り付けたあの日のように、鞠子ともいつか、壊滅的な出来 -
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世之介シリーズを読むと世之介が確かにこの世にいた、という気持ちになる。
読む前と読んだ後では、世界が少し優しく感じる。というか、自分が少し優しくなれる気がする。
人間の営みとはなんと愛おしいものか。
最終集ということで、これまでより、少し重いというか、真面目な感じがしたし、世之介を独り占めしてる二千花さんにすこしジェラシーを感じたり、あけみさんに同情したりした。(世之介はこれまで、成り行き的に付き合ってたけど、二千花さんだけは自分から好きになったんだね。)最後に一歩がベストセラー絵本作家になってるのも、ちょっと盛りすぎな感じもあった(自費出版、もしくは静かな広がりくらいでよかったけど、最後は -
Posted by ブクログ
読み終えるのがさみしかったです。
いっぱい笑って、いっぱい涙がでて、たまにいろんなことを考えさせられました。
ずっと世之介とあけみちゃんとニ千花ちゃんとドーミーのみんなと何気ない1日を過ごしているようで。読み終えちゃうと、その雰囲気の中から出てしまうのがとってもさみしかった。そしてとっても愛しい作品でした。
世之介って特別能力が高くはないし、というか小学生みたいなデリカシーのなさだし、二枚目というより三枚目だし、でもめちゃくちゃいいやつで、何も考えてないようで周りをよく見ているようで…どこにでもいそうで、現実にはなかなかいないような、つかみどころのない人。
つかみどころはないけれど、これ -
Posted by ブクログ
横道世之介シリーズ第三作目。このシリーズはハズレがない。あいかわらずおもしろかった。
筆者の吉田さんは次のとおり書いてる。本シリーズは気の利いた伏線も回収もなし。世之介とその周辺の人たちのなんてことない日々が綴られている。もう少しいうと、人生とは人の一生から、派手な物語部分を引いたところに残るものではないか、と。
そのとおり、派手な物語がない本作。でも引き込まれるし、胸をうたれる。それは世之介のなんとも憎めないキャラクターがそうさせているところも大きいけれど、「事実は小説よりも奇なり」の部分もあるなと思う。
例えばあけみの父の勉の言葉「反対はするよ。…でも、こうも言うよ。芸者は立派な仕事