吉田修一のレビュー一覧

  • 愛に乱暴(下)(新潮文庫)

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    やはり吉田修一さんの小説大好きです。
    悪人でも思いましたが、男性なのに女性を描く天才ですね。
    桃子が少しずつおかしくなっていく様子がリアル。ラストおかしな方向にいかなくて良かった。李くんありがとう。あのありがとうは救われる。見ててくれる人がいると人はちゃんとしようと思うのですよね。

    離れの家を手放さない桃子は強い。笑
    ある意味さっさともらうものもらってこっちからさよならよ、と真守よりいい男を見つける行動にすぐ動ける健全な女より強いです。笑
    尽くしてきたからこそ、手放せないんでしょうね。

    自分を見ててもらえること、相手を見ててあげること、そして認めあうことが夫婦には大事ですね。

    映画も観る

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    2025年01月26日
  • 路

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    他人事ではない小説だった
    この小説の根幹のエピソードとほぼ同じ経験をしているから
    学生時代、トランジットで1日いた台北で、ただ道を聞いただけの現地のサラリーマンが1日かけて台北を案内してくれて温泉にも一緒に入ったのに、帰国後連絡先を無くしてしまいそれきりなのだ…

    台湾に日本の新幹線が走るまでの、その事業に関わる日台の人々の人生が交差するお話
    勝一郎が中野から「死ぬなら台湾で死ね」と言われるところはどうしようもなく泣いてしまった
    このシーンは素晴らしい
    人生にとって大事なのは国なんかよりも友人なのだ

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    2025年01月26日
  • おかえり横道世之介

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    横道世之介の続編、ただ善良な大学生だった世之介がフリーターになっても、その感じが変わっていかない。
    世之介に会うとみなほっとして、彼の隣にいると心地よくなってしまう。
    アホなんだけど、精一杯生きている感じがとても心地よかった。

    悪意がない人って、なかなかいないし、みな人間関係でいつも苦しむ。
    けど、世之介を見てたら、まあいいかとなってしまう。それくらい、善良であるって貴重で大切なんだろうな。

    悪意なく生きてみよう、善良であることがやっぱいいよなとおもった。

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    2025年01月12日
  • 永遠と横道世之介 下

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    上下巻の感想です。

    以下の順番らしいですが、またまたやってしまいました。
    ◯横道世之介→読んでない
    ◯続横道世之介→読んでない
      (文庫本は おかえり横道世之介 らしい)
    ◯永遠と横道世之介(上下巻)→読んだ

    作品順に読まなくても大丈夫と本文に書いてあり、充分良い話しでしたが、やっぱり 永遠と横道世之介 は最後に読んだ方が良いです。

    著者が場面を説明しながら進むスタイルなので、何だかちびまる子ちゃんのような。
    内容は良い人の楽しい日常で、悲しい出来事もあるけど、総じて気持ちが晴れるような作品、女性が描いたような優しい物語です。
    (吉田さんイケメンなおじさん。)

    年始にのんびり読むのに

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    2025年01月07日
  • 永遠と横道世之介 上

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    上下巻の感想です。

    以下の順番らしいですが、またまたやってしまいました。
    ◯横道世之介→読んでない
    ◯続横道世之介→読んでない
      (文庫本は おかえり横道世之介 らしい)
    ◯永遠と横道世之介(上下巻)→読んだ

    作品順に読まなくても大丈夫と本文に書いてあり、充分良い話しでしたが、やっぱり 永遠と横道世之介 は最後に読んだ方が良いです。

    著者が場面を説明しながら進むスタイルなので、何だかちびまる子ちゃんのような。
    内容は良い人の楽しい日常で、悲しい出来事もあるけど、総じて気持ちが晴れるような作品、女性が描いたような優しい物語です。
    (吉田さんイケメンなおじさん。)

    年始にのんびり読むのに

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    2025年01月07日
  • パーク・ライフ

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    ネタバレ

    表題作「パークライフ」よりも、同収録「flowers」がとにかく圧巻。

    「同じルートを廻っていると、ふっと外へ飛ばされるような気がする」
    生活に「僕」を縛り付けるような地元のしがらみや仕事のルーティンが、墓石やビールケースなどやたらと重みを強調する仕事で表現される。
    対比される元旦や鞠子の軽やかさ、自由さ。同僚の妻と堂々不倫をしたり、公衆の面前で金太郎の喜劇を演じてみたり。露悪的でありながら、どこか自由。

    心を通わせていたはずの彼らや、また兄弟のように接してきた従兄弟と、どうしようもすれ違っていく瞬間。
    壊れたシャワーを浴びながら元旦を殴り付けたあの日のように、鞠子ともいつか、壊滅的な出来

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    2025年01月03日
  • 悪人 新装版

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    とても切ないなんとも言えず悲しい物語だった。
    昔映画を先にみててあんまり印象に残らず面白かったイメージがなかったので期待せずに読んだんだけどあっという間に引き込まれた。
    祐一、光代、佳男、佳乃、房枝それぞれの登場人物の誰の立場に立ってもそれぞれの切なさが伝わってきてやりきれない気持ちになった。
    特にうちにも年頃の娘がいるんで人ごととは思えなかった。
    ラストも良かった。祐一にはキチンと罪を償って更生してほしいと思った。

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    2024年12月31日
  • おかえり横道世之介

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    順風満帆な人生を送っていたら素通りしていたかもしれない人たち。ダメな時期だったからこそ出会えた人たち。

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    2024年12月30日
  • 永遠と横道世之介 下

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    あぁ…こういう生き方良いな〜(*´∀`*)ゆる~いのに、一番大事なところはぶれない(゚∀゚)私もこんな風に生きていけたらなぁと思うけれど、なかなか…(-_-;)

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    2024年12月22日
  • おかえり横道世之介

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    面白かった。笑えると同時に切なくなりました。世之介と関わりがあった人たちは皆それぞれ幸せになってるのに、そこに世之介がいないことが切ない。

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    2024年12月02日
  • 永遠と横道世之介 下

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    世之介シリーズを読むと世之介が確かにこの世にいた、という気持ちになる。
    読む前と読んだ後では、世界が少し優しく感じる。というか、自分が少し優しくなれる気がする。
    人間の営みとはなんと愛おしいものか。

    最終集ということで、これまでより、少し重いというか、真面目な感じがしたし、世之介を独り占めしてる二千花さんにすこしジェラシーを感じたり、あけみさんに同情したりした。(世之介はこれまで、成り行き的に付き合ってたけど、二千花さんだけは自分から好きになったんだね。)最後に一歩がベストセラー絵本作家になってるのも、ちょっと盛りすぎな感じもあった(自費出版、もしくは静かな広がりくらいでよかったけど、最後は

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    2024年11月25日
  • 永遠と横道世之介 下

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    39歳になった世之介の1年間
    つまり最後の1年間でもあり。

    ドーミー吉祥寺という下宿屋の人々
    仕事仲間やカメラマンの後輩

    亡くなった恋人への想い。

    世之介は最後までみんなに愛されたんだな。
    普通の何気ない日々の愛おしさが詰まった1冊

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    2024年11月21日
  • 横道世之介

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    読み始めた途端に懐かしさがこみ上げた。
    だらだらと日々を過ごす世之介。だらしないけど優しくて何だか可愛い。
    東京でのいろんな出会い。その場限りの出会い、思い出しそうで思い出せない出会い、大切な思い出になった出会い。どんな出会いも御縁だな。
    じわじわと心に染みてきた作品でした。

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    2024年10月22日
  • 横道世之介

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    朝井リョウがエッセイの中で大好きだと言っていたので読んでみた。
    めちゃくちゃ良かった。世之介が亡くなったと聞いて、涙がとまらなかった。ほんとに、世之介の友達みたいな気持ちになっちゃって。読後の今も、もう世之介はいないのか、と喪失感で涙ぐんでる。

    映画にもなってるみたいなので、映画も見てみたい。
    世之介、めちゃくちゃかわいい。愛すべき隣人。世之介に会えてよかった。

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    2024年10月15日
  • 永遠と横道世之介 下

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    読み終えるのがさみしかったです。
    いっぱい笑って、いっぱい涙がでて、たまにいろんなことを考えさせられました。

    ずっと世之介とあけみちゃんとニ千花ちゃんとドーミーのみんなと何気ない1日を過ごしているようで。読み終えちゃうと、その雰囲気の中から出てしまうのがとってもさみしかった。そしてとっても愛しい作品でした。

    世之介って特別能力が高くはないし、というか小学生みたいなデリカシーのなさだし、二枚目というより三枚目だし、でもめちゃくちゃいいやつで、何も考えてないようで周りをよく見ているようで…どこにでもいそうで、現実にはなかなかいないような、つかみどころのない人。

    つかみどころはないけれど、これ

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    2024年10月14日
  • 永遠と横道世之介 上

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    横道世之介シリーズ第三作目。このシリーズはハズレがない。あいかわらずおもしろかった。

    筆者の吉田さんは次のとおり書いてる。本シリーズは気の利いた伏線も回収もなし。世之介とその周辺の人たちのなんてことない日々が綴られている。もう少しいうと、人生とは人の一生から、派手な物語部分を引いたところに残るものではないか、と。

    そのとおり、派手な物語がない本作。でも引き込まれるし、胸をうたれる。それは世之介のなんとも憎めないキャラクターがそうさせているところも大きいけれど、「事実は小説よりも奇なり」の部分もあるなと思う。

    例えばあけみの父の勉の言葉「反対はするよ。…でも、こうも言うよ。芸者は立派な仕事

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    2024年10月14日
  • 愛に乱暴(下)(新潮文庫)

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    すごい面白かった
    一人の女性が旦那の浮気から狂ってくるんだけど、最後の最後にどうしようもなく落ちてしまうのではなく少しの希望が見出されたのがすごく良かった
    『ありがとう。』いい言葉だな
    みんな幸せになって欲しいけど真守だけは不幸になって欲しいの私だけ?
    吉田修一さんの本は横道世之介に続いて2作目読んだけどどれも読みやすくて好きだな

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    2024年10月14日
  • 愛に乱暴(上)(新潮文庫)

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    面白すぎて(気になりすぎて)上を一気読み
    今日から下巻に入るのだが
    人間が壊れていく様がどんなホラーよりも怖いなあといつも感じる

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    2024年10月13日
  • 永遠と横道世之介 上

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    何気ない日常を描いているだけなのに、なぜこんなに引き込まれるのか。
    結末を知っているだけに読み進めるのを怖く感じた。それほどリアリティがある

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    2024年10月08日
  • 永遠と横道世之介 下

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    とうとう終わってしまいました…世之介ロスです(ToT)

    最後までゆるゆるな話でしたが、ほのぼのと癒されました。
    題名に隠された意味に涙です…
    私もドーミーで暮らしたいなー
    リラックスした人生を送ることがいいんですねー!

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    2024年09月21日