吉田修一のレビュー一覧

  • 国宝 上 青春篇

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    解説口調になれるまで時間がかかるものの、気づけば芸人の世界に引きずり込まれてたわ。時間がどんどん進んでいくものだから、若干取り残された感はある。
    10年たった人達の変化が気になってしょうがない!

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    2026年05月29日
  • パレード

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    シェアハウスってどのくらい一緒に暮らすかわからないから適度に礼儀をわきまえて、適度に砕けて、本音を見せると鬱陶しがられるよりほんの少しだけよそ行きの自分くらいがちょうどいい。ちょっとだけ無理してる自分くらいが適温だなって長い間シェアハウスに住んでみて実感したけれど、この5人は私が思っているよりも随分オープンにしていると感じた。だから5人が珍しくすごく仲がいいと言うか、すごく上手くやってるなーって感心しながら読み進めていたはずだったのに。
    読み終えてから本作は全然意味の違う物に変化していて、あとがきの川上弘美さんは【こわい】という表現を使われていたけれど、私は【気持ちが悪い】でした。若いが故の無

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    2026年05月29日
  • 国宝 上 青春篇

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    地の文が独特。語りかけるというか、「〜なのであります。」という口上?のような手法が、最初は少し読みづらかった。読み進むうちに気にならなくなり、逆に物語を聞いているような没頭感があった。

    内容は簡単に言えば、ヤクザの息子が歌舞伎の世界に入っていく話。
    青春あり恋愛あり喧嘩あり。そこ掘り下げないんだ?というやたらあっさり終わる場面もあり、それが逆に潔く感じた。

    歌舞伎を観てみたいと初めて思った。その前に映画を観てみよう。

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    2026年05月28日
  • 女たちは二度遊ぶ

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    めっちゃ良かった、なんで評価低いんだろう。横道世之介の元ネタみたいな話も出てきたが、吉田修一が、与之助だったのか。小説によって自分の記憶も蘇るものよね。

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    2026年05月25日
  • 横道世之介

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    永遠と横道世之介の文庫発売、新作映像化決定ということで再読。
    初めて読んだのは10年前ほどだ。映画を先に見てから読んだのだけれど、映画も原作もとても好きな作品。

    記憶が薄れているというのもあるけれど、大学生の時に読むのと今読むのでは全然感じ方が違い、号泣してしまった。
    好きなのは、世之介の死後、祥子のもとに何でもないような日常の写真が世之介の母より送られ、少し後のパートでその写真を撮った際の世之介の日常が描かれるシーン。
    駅のホームでキム君と帽子を拾おうとするシーン。
    世之介の人生や、世之介とはこういう人物なんだというのが詰まっているシーンだと個人的に感じてとても好き。
    世之介の今後を予感さ

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    2026年05月25日
  • ミス・サンシャイン

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    往年の大女優「鈴さん」と、鈴さんの荷物整理を頼まれた学生「一心」の物語です。

    不器用なほど真っ直ぐな一心を応援しながら、読み進めていました。

    一心の中に芽生えた感情の行方が気になると同時に、鈴さんの出演映画や撮影当時のエピソードにも引き込まれ、まるで鈴さんの人生をともに歩んでいるような感覚にもなりました。

    恋愛は、年齢を重ねるごとにさまざまな形へと変わっていくように思えます。
    「あの人に幸せでいてほしい」と願うのも、恋愛のひとつの形なのかもしれないと感じました。

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    2026年05月24日
  • 国宝 上 青春篇

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    私の知らない長崎から始まり。
    ぐいぐい惹き込まれました。

    時間の流れ、場所の動き。
    見える場所以外にも登場人物達が生きた気配。

    こりゃ流行るわけだ。アマプラまでに下巻読み終わらねば。

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    2026年05月23日
  • 国宝 上 青春篇

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    audibleで。映画はまだ見ていない。audibleは尾上菊之助のナレーションで、歌舞伎の世界観が頭の中に広がって、圧倒される。映画も見ず、audibleでなかったら、挫折していたかもしれない。
    立花組を継ぐものとして生を受けた喜久雄と、丹波屋を継ぐものとして生を受けた俊介が、ともに競い合い、若者らしい友情を深め、芸を極めていく。その清々しさと対比するように、2人の行く末に待ち受けている茨の道が示されていく。演ずることを初めから与えられていた者と、演ずることを渇望し引き摺り込まれてしまった者。切なくて、それでも20歳そこそこの若者には、運命の流れにどうすることもできなかった。そんなことを、思

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    2026年05月22日
  • 国宝 上 青春篇

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    映画を観た勢いで買ったものの、しばらく積読だった本書。
    そこそこ厚みがあるので読むのを後回しにしていたのですが、読み始めたら止まらない!!
    引き込まれ過ぎて、一気に読んでしまいました。
    映画を先に観たことや文体の読みやすさから、小説の世界がイメージしやすく、没入してしまいました。
    映画では描かれていない背景や人間関係、人物像に作品の深みを感じます。
    これから下巻を読むのが楽しみです!

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    2026年05月21日
  • 罪名、一万年愛す

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    面白かったよ!最後にモキュメンタリーになってるのも後世的には面白かった。
    柳美里のJR上野公園口でも描かれてたけど、上野は戦後から苦しい歴史があるのですね。。そんな昔のことじゃないのよね、、昔の人みんなありがとう。

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    2026年05月20日
  • おかえり横道世之介

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    前作に引き続き横道世之介好きだな~いそうでなかなかいないよなぁこういう子!
    色んな人との出会いは偶然だけど世之介だからこそ繋がっていて深まっていて。
    裏がないけど人間らしい。
    次回作の文庫化いよいよ楽しみです。

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    2026年05月19日
  • 国宝 上 青春篇

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    映画『国宝』に興味を持ちつつも未鑑賞のまま時間だけが過ぎていたところ、職場の仲間に原作を勧められ、読み始めた『国宝 上 青春篇』。

    歌舞伎界の知識も、「市川」「中村」といった名を親子代々で継いでいるらしい――という程度のほぼ無知な状態で読み進めていたが、だからこそ歌舞伎界における“血”の重みには強く衝撃を受けた。
    これほどまでに血統を重んじる価値観は、歴史ある日本文化ならではなのかもしれない、とも感じた。

    才を持つ喜久雄と、血を持つ俊介。

    それぞれに異なる苦悩を抱える中で、花井半二郎の代役を見事に務め上げた喜久雄が、見舞いに来た俊介へ向けて放った

    「俺な、今、一番欲しいの、俊ぼんの血ぃ

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    2026年05月17日
  • 国宝 上 青春篇

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    最初の数ページ読んで、情景についていけるか少し怖気付きましたが、読み進めるうちにどんどんのめり込んでしまいました。
    映画も観ていないし、歌舞伎の事もよく分からないのですが、知らない世界を垣間見れてとても新鮮でした。
    上巻読んだ所では、俊介よりも喜久雄派になってしまったのでこれからどうなってしまうのかと下巻が気になります。
    読んでたら映画が堪らなく観たくなってしまう。

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    2026年05月16日
  • パーク・ライフ

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    吉田修一多才だわ、直木賞っぽい作風なのに芥川賞も取ってるんか。これに低評価してるやつらは、自分の読解能力の低さを棚に上げてることに気付いた方が良い。ちなみに難しすぎてよく分からんかった!

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    2026年05月16日
  • 横道世之介

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     国宝の作者、吉田修一先生の過去の作品で、その名の通り「横道世之介」が主人公の物語り。長崎出身の世之介は大学生で東京に出てきて、色々な出会いや経験をする。
     この流れからすると普通の青春ストーリーかと思われるが、この世之介が掴みどころのない人物像で、でも性格が憎めず、気になる存在でついつい読み進めてしまう構成になっています。
     途中、未来の話(世之介が登場しない10年後の話等)が挿入され、伴う飽きのこない進め方になっているのかなと思っていたのですが!!
     世之介が20年後になぜ!?当時付き合っていた人との今後は!?といつの間にか読者が置き去りになってしまう展開に。少し戻って読み返すとそういうこ

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    2026年05月13日
  • 国宝 5

    ネタバレ 購入済み

    惹き込まれる

    徳ちゃん久々の登場でほっこりしました。市駒さんの出産に付き添いしてあげているなんて、いい人すぎる。彰子さんもけなげ。

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    2026年05月10日
  • 東京湾景(新潮文庫)

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    良かった。読ませるね吉田修一、良かったよ。オンナは女の喘ぐ顔を見たことない、というのはけだし名言だなと思いました。

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    2026年05月08日
  • 横道世之介

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    僕は、大学生活を書いた物語が好きだ。のんびりとしたというか、時間の扱い方や、人間との付き合い方が自由な感じがすてきで、ああこんな風な生活を四年も過ごせるなんて素晴らしい事だと思う。なめらかな文章と、素敵な題材。シンプルな平皿の様な趣がある。

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    2026年05月07日
  • 悪人 新装版

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    出会い系サイトで会ったばかりの女を、本気で愛せる男なんておらんですよね?

    どんな出会い方であれ、自分の穴を埋めてくれる存在の為に尊厳も命もかけて愛そうとした主人公かっこいい。殺された女はアホに描かれてるけどそんなアホにも愛する両親がいたんだなっていうのが悲しかった。

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    2026年05月06日
  • 春、バーニーズで

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    『最後の息子』の主人公のその後が描かれている連作短編集。閻魔ちゃんのもとを去ってから、十年近く経った頃、偶然バーニーズで再会するところから物語は始まります。主人公・筒井の、現状に不満がないにも関わらず、自分が選ばなかったもうひとつの人生に思いを馳せる瞬間がとても良かった。
    特に『パーキングエリア』で、日常生活で何か大きなものから逃げたくなる様子が秀逸でした。
    かなり短い作品ですが、吉田さんの魅力がつまっているように感じました。

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    2026年05月02日