吉田修一のレビュー一覧
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横道世之介シリーズ堂々完結。泣いた。寂しい。
本っっっ当に素敵なタイトル。横道世之介読んだことがある人全員に読んでほしい。
今回もすごく優しい気持ちになれた。心が浄化された。
私のような人間ですら横道世之介読んでいる時とその後一週間くらいは人に優しくしようと思える。継続したいもんだね。
これまでのシリーズでは世之介の現在にスポットが当たりゆるゆると春夏秋冬が描かれていたけれど、今回の作品は時代を遡り、世之介の周りの人の誕生、生い立ち、その両親にまでスポットが当たり描かれていた。亡くなった世之介の元恋人との生活も描かれ、シリーズ最終章とあってかなり死生観に触れた内容になっていたと感じた。
死生 -
Posted by ブクログ
横道世之介シリーズがついに完結。ついに、とはいっても第一作の時点で世之介の結末は示されていたし、続編があるとも思っていなかったので、第二作、そして今回の第三作と続きが読めたこと自体、思いも寄らなかった幸運という感覚です。今回も読み進めて終わってしまうのがもったいなくなるような多幸感に溢れた読書時間を楽しませていただきました。
今回は世之介39歳ということで、今年40になった私としては時代設定はやや異なるもののほぼ同世代の話として自身へ重ねたり重ならなかったりしながら読めたのも楽しかったです。
「なんでもない日常に幸せはあったのだ」と、そう書くとなんとも陳腐になってしまい、この小説と主人公世 -
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ネタバレ国宝がよかったのでオーディブルで聞き始める。
「東洋ではからだのあちこちにツボがあるとされていますその中に壇中というツボがあります、喉元から胸の骨に沿って指を降ろしていくとその指先がすーっと吸い込まれていく先が壇中です。寂しくてどうしようもない時、悲しくてどうしようもない時ここを押さえてみてください、そしてゆっくり深呼吸をしてみてください」
「恋心というのは嫌われたくないと思う気持ちであると。そして愛するというのは嫌われてもいいと思う気持ちじゃないだろうかと。」
久々に感動する本を読んだような気がします
書評より「物語の語り手は、大学院生の岡田一心。彼は指導教授の紹介で、昭和の映画界で一世を -
Posted by ブクログ
世の中で1番大切なことはリラックス出来ている事
世之介が言うこの言葉は物凄く自分の心に深く刺さりました
今回で4作全て読まさせて頂きました
40歳で世之介が亡くなる事は1作目から知ってるのでその事が頭に浮かびながら毎回読んでました
自然体で生きる世之介の周りには人が集まり世之介によって普通に段々と変化していく感じが凄く良い
今作は亡くなって15年後みんなが世之介の思い出を語る場面もあり作品終了を寂しく思いました
世之介の様に生きる事はとてもじゃないが無理だと思いますが少しでも近づける様に過ごせば残りの人生も幸せに生きられる様な気がします
国宝の大ヒットしその作者が書いた本だと何気なく手に取り読