吉田修一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
東京に出てきた横道世之介の少し不真面目日常とそれに関わる人々。
なんとも不思議な読後感です。面白い!と絶賛する感じではないが、でもなんだかくすっとしつつ読み進め、気づくとこの世之介のことをなんだか好きになっている。彼と関わった周囲の人々と同様に。
落語でいう”与太郎”みたいな雰囲気が妙によいのかな。世之介のただただ正直でいい人な人間性にこちらの心がほだされるような感覚で読み進めました。
立派だったりすごかったりといったことがない、どっちかというと間抜けで取り柄のないような人間でも、素直で正直ということが関わった人たちを温かくすることができるんだ、というような、ちょっと素敵な気持ちにな -
Posted by ブクログ
ネタバレもちろん映画は観ていて遅れて読んだが、先に原作を読んでおけば良かったと思った。
単純に小説として面白すぎて止まらず、上下巻を二日で読み切ってしまった。
映画も良かったが、シーンの美しさの方が印象に残っていて、展開の早さもあり、登場人物の関係性や心情は「?」となるところも多かった。
小説は、喜久雄をとりまく登場人物の人生が生き生きと描かれており、魅力的なキャラクターばかりだった。その分、喜久雄が人生を通してひたすら芸を極め、遂には孤高の存在となっていくさまが浮き彫りになっていた。
映画と小説で結構展開も違うが、小説を読むことで映画の演出が改変されている理由が理解できたし、オリジナルシーンの素晴 -
Posted by ブクログ
「国宝」の吉田修一さんの本を他にも読みたいなと思って借りました。
内容は青春小説!としか言いようがない。何気ない高校~大学の話がずっと続く。
もちろん恋愛話も含めながら、たんたんとしたどうってことない話なのだが
なぜかおもしろい。w 主人公の人の好さが好感持てるからなのか。
そしてその彼女の存在がまた個性的。
最後の方では、世相と絡めた話題がそこここに散らばめられて、その時代にあった出来事などが思い出されてくる。そして途中の衝撃的な事実・・・
続きもあるようなのでもちろん読んでみたい!
-------------------個人的トピック
毎週日曜の朝はボウリング大会なのだが、先々週大会後に