吉田修一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ようやく、ようやく読み終えました。
読み始めてからあっという間で、上下合わせて1週間かからず?子どもが寝た後や、休憩タイムに。
下巻が映画と全く違うと聞いていたので楽しみにしていたのだが、本当に面白く、
3時間の映画で到底描写しきれない量の複数の人間の生涯がありありとたっぷりで大満足だった。
2回映画も観て、トップ5に入れていたけれど
シンプルに本が凄い。語彙力なさすぎるが。
吉田修一先生凄い。
映画も凄いけれど、いやいやこの小説を読まずして「映画すごい!」と叫んでいたのが少々悔やまれる程度には小説も読むべき。
もちろん映画を観ていたからこそ強く印象に残ったセリフやシーンも、読みながら思い出 -
Posted by ブクログ
凄かった。元々映画を観たのが先で、映像ならではの良さも勿論あるけど、原作の小説の方が個人的には好みだった。
語りが独特で、それがすごくこの小説の歌舞伎の世界観と合っていた。
喜久雄、俊介の生涯にわたる友情と同志とライバル関係がとても良く、壮絶な人生だった。彼らを取り巻く人間関係も多様で複雑で色々な人生が交差していくので、映画より圧倒的に登場人物が多い。
芸に魅せられ、芸に懸けるというのはこんなにも熾烈なのかと思わされた。
関西弁のやり取りが空気を軽くしてくれて、重いのにずっと小気味よいテンポで展開していく。映画にはほとんど登場しない徳次の存在が特に光っていた。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ国宝がよかったのでオーディブルで聞き始める。
「東洋ではからだのあちこちにツボがあるとされていますその中に壇中というツボがあります、喉元から胸の骨に沿って指を降ろしていくとその指先がすーっと吸い込まれていく先が壇中です。寂しくてどうしようもない時、悲しくてどうしようもない時ここを押さえてみてください、そしてゆっくり深呼吸をしてみてください」
「恋心というのは嫌われたくないと思う気持ちであると。そして愛するというのは嫌われてもいいと思う気持ちじゃないだろうかと。」
久々に感動する本を読んだような気がします
書評より「物語の語り手は、大学院生の岡田一心。彼は指導教授の紹介で、昭和の映画界で一世を