吉田修一のレビュー一覧

  • 国宝 下 花道篇

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    波瀾万丈、禍福混じり合いながら、痛くならない小説。倒れてもそれを受け入れ前に進む強さが淡々とした語り口と共にページを捲らせる。何物も忘れさせるいっときの至福、頭に描かれた煌びやかな形式美が浮かび上がる。

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    2026年07月27日
  • 永遠と横道世之介 下

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    世之介に出会えてよかった。世之介のおかげで普通の毎日と今まで出会った人たちがとても愛おしく思えた。リラックス、大切。

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    2026年07月26日
  • 永遠と横道世之介 上

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    前作を読んでから約1年、その前の時も続編を読むのにたぶん1年近く空けました。夢中で一気に読みたい作品は時々あるけど、好きすぎてまだ続きを読むのはとっておきたいと思ったのは世之介くらい。ついに最終章。感想は下巻で。

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    2026年07月26日
  • 国宝 下 花道篇

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    ようやく、ようやく読み終えました。
    読み始めてからあっという間で、上下合わせて1週間かからず?子どもが寝た後や、休憩タイムに。
    下巻が映画と全く違うと聞いていたので楽しみにしていたのだが、本当に面白く、
    3時間の映画で到底描写しきれない量の複数の人間の生涯がありありとたっぷりで大満足だった。

    2回映画も観て、トップ5に入れていたけれど
    シンプルに本が凄い。語彙力なさすぎるが。
    吉田修一先生凄い。
    映画も凄いけれど、いやいやこの小説を読まずして「映画すごい!」と叫んでいたのが少々悔やまれる程度には小説も読むべき。
    もちろん映画を観ていたからこそ強く印象に残ったセリフやシーンも、読みながら思い出

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    2026年07月25日
  • 国宝 下 花道篇

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    凄かった。元々映画を観たのが先で、映像ならではの良さも勿論あるけど、原作の小説の方が個人的には好みだった。
    語りが独特で、それがすごくこの小説の歌舞伎の世界観と合っていた。
    喜久雄、俊介の生涯にわたる友情と同志とライバル関係がとても良く、壮絶な人生だった。彼らを取り巻く人間関係も多様で複雑で色々な人生が交差していくので、映画より圧倒的に登場人物が多い。
    芸に魅せられ、芸に懸けるというのはこんなにも熾烈なのかと思わされた。
    関西弁のやり取りが空気を軽くしてくれて、重いのにずっと小気味よいテンポで展開していく。映画にはほとんど登場しない徳次の存在が特に光っていた。

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    2026年07月25日
  • 国宝 下 花道篇

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    ネタバレ

    喜久雄のお母さんは喜久雄と離れてからも、ずっと喜久雄のことを大事に思っていて、泣いちゃう
    春江は映画より、肝が座ってる母親になってた
    1人子供を亡くしてたんだね
    半弥は逃亡して、ちょっと落ちぶれてたけど、最終的にちゃんと歌舞伎学び直して、竹野に見つけてもらえて良かった
    そして、この物語最重要人物、徳ちゃん!!
    なんで!映画は全然出てなかったけど、この人無くしてこの物語は語れんだろう!と思うくらいの重要人物
    ほんとに面白い作品だった

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    2026年07月23日
  • 国宝 上 青春篇

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    映画観てから気になりすぎて、原作読んだ
    なるほど、映画での疑問は少しわかった気がする
    あと、映画ではやっぱりいろいろ端折られてて、映画より深いわ
    ストーリー的にもすこし違ってて、原作は原作で面白かった
    上下あったけど、2日くらいで読み終わっちゃうくらい、引き込まれた

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    2026年07月23日
  • 国宝 下 花道篇

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    歌舞伎観てみたくなった
    フィクション作品であるはずなのに目の前で観ているようなリアル感だった
    本当に命がけだなあとちょっと怖くもなった


    映画はだいぶ端折ったりしてるときいて、それはそれでいいとして(まだ観てないのでこれから観たい)
    別の映画作品としてこの小説をそのまま映画に表現してみてほしいなあと思っているところ

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    2026年07月22日
  • 横道世之介

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    吉田修一2作目。物語全体を通してうっすらとした明るさや希望が漂い続けてるのがタイムアフタータイムとも共通しているなと。何気ない一瞬の日常でそれぞれの人生が交差していて、何てことない一瞬でも、あとから振り返るとすごく素敵な思い出になってたり、成長を感じられたりするよね、まさに人生って感じの作品。吉田修一作品がもっとすきになったし、人生の節目で読み返したい作品になった。

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    2026年07月21日
  • おかえり横道世之介

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    一作目よりもかなりいい。

    世之介が大学を卒業したことで、
    彼の性格というか気質が際立つ。

    ちょっとカッコ良すぎるね。


    あとすごい印象に残ってるのが、
    世之介がコモロンに、
    「コモロンって根性ないからね。そこんとこ、ちゃんと自覚した方がいいよ」っていうシーン。

    これを嫌味なく言えるの世之介しかいないでしょ。俺は自分で自分に言い聞かせよう。

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    2026年07月20日
  • ミス・サンシャイン

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    とても良かった、心に温かい波紋が広がった。

    大学院生の岡田一心が紹介されたアルバイトは、引退した往年の大女優、和楽京子の荷物整理だった。

    80歳を超えても美しい本名、鈴さんとの交流。
    ハリウッド映画での彼女のキャッチコピー『ミス・サンシャイン』の本当の意味。
    華やかにみえる彼女の人生と、まだ青年の域の一心の人生と。

    2人の共通は長崎出身。原爆投下が奪った命、恋と愛と信条も含み、奥行きを感じる物語だった。

    鈴さんは誰が演じればピッタリだろうか?と、大女優たちを脳内再生しながら読んだ…結局、ひとりに絞れなかった。

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    2026年07月18日
  • 国宝 上 青春篇

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    面白い。映画は正直そこまでハマれなかったのだけど、原作の小説はより細かい描写も多く、登場人物たちの心情も光っている。
    歌舞伎の演目そのものような語り口調が特徴的で魅力的。テンポも良い。読んでいるうちに自然と自分も大阪弁になってしまうほど。下巻も楽しみ。

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    2026年07月17日
  • 悪人 新装版

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    素晴らしい、の一言。物語の内容、展開、奥行き、深さ、どれをとっても個人的にはこれを超える作品は中々無いように思います。大切な人がいるという事は、とても幸せな事なんだとしみじみ思いました。

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    2026年07月17日
  • 国宝 下 花道篇

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    この本を読み終わった後、胸が締め付けられるのに、めちゃくちゃ圧倒されました!

    物語は、歌舞伎の世界に飛び込んだ二人の若者を描いています。一人はヤクザの御曹司、もう一人は名門の跡取り。舞台で輝くために命がけで挑む彼らの姿、「狂わなければ生きられない」ほどの執念には、本当に鳥肌が立ちます。

    読み終えると、「一体どれほど狂えば『国宝』と呼ばれるのか?」と考えずにはいられません。職人魂が極限まで燃え上がる、どこか自虐的とも言える熱狂的な悲劇が好きなら、この本は是非読んでみてください。

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    2026年07月15日
  • 国宝 上 青春篇

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    私は吉田修一さんの作品が非常に苦手ですが、こちらは爽やかでぐいぐい引き込まれます。吉田修一さんの作品で1番好きです。

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    2026年07月13日
  • 永遠と横道世之介 下

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    ささやかな日常とくだらない会話の愛おしさを、これでもかと突きつけてくる。
    世之介の最後を知っているだけに、何もかもが切ない。
    リラックスが大事、肝に銘じよう。

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    2026年07月12日
  • ミス・サンシャイン

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    ネタバレ

    国宝がよかったのでオーディブルで聞き始める。
    「東洋ではからだのあちこちにツボがあるとされていますその中に壇中というツボがあります、喉元から胸の骨に沿って指を降ろしていくとその指先がすーっと吸い込まれていく先が壇中です。寂しくてどうしようもない時、悲しくてどうしようもない時ここを押さえてみてください、そしてゆっくり深呼吸をしてみてください」
    「恋心というのは嫌われたくないと思う気持ちであると。そして愛するというのは嫌われてもいいと思う気持ちじゃないだろうかと。」
    久々に感動する本を読んだような気がします

    書評より「物語の語り手は、大学院生の岡田一心。彼は指導教授の紹介で、昭和の映画界で一世を

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    2026年07月12日
  • 国宝 下 花道篇

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    映画を観たことがなかったから、映画だったらどんな風だったんだろと想像するのもまた楽しかった。魅力的で個性豊かな登場人物の中でも、喜久雄や俊介よりも徳ちゃんの人柄や生き方が素敵だなと思った。いつか映画も、そして歌舞伎も観てみたい。

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    2026年07月11日
  • 永遠と横道世之介 下

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    世之介の何がこんなに素敵で憧れるんだろうって考えてみると、どんな人でもどんな時でも態度を変えずに自然体で向き合ってくれるところなのかなと思った。悩んだ時、世之介ならどうする?って問いかけると、きっと楽に考えられると思う。
    読み終わってしまったのが寂しいけれど、またシリーズ全部読み返そう。

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    2026年07月11日
  • 永遠と横道世之介 下

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    終わってしまった…
    今までの世之介シリーズも大好きだったけど、今回は二千花を通して死生観や世之介の気持ちや人柄が存分に感じられてより大好きな作品になりました。
    ドーミーの人々も愛おしい。

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    2026年07月09日