吉田修一のレビュー一覧

  • 国宝 上 青春篇

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    映画で有名な「国宝」
    映画は見ていないけれど、
    積んであった小説を読んでみた。
    ところが、なんと、
    心地よい語り口調で物語が進むので、
    あっという間にのめり込んでしまった!
    そしてすぐに、あっこれ映像で見てみたい!と、
    思った次第で‥
    今頃になって後悔先に立たず。
    喜久雄と俊介の波瀾万丈な人生!
    歌舞伎をを知らなくてもその世界に浸かってしまった。美しい映像が浮かんでくる。
    気がする。実際は知らないのでたぶんですが‥
    まだ、前半ですが、後半が楽しみすぎる。

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    2026年10月04日
  • タイム・アフター・タイム

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    長崎、沖縄が舞台のキラキラした青春時代、そして20年後に東京で再会した男女の物語。二人を取り巻く人々の心情も明らかにしながら過去と現在を行き来して描かれている。青春のキラキラと20年の間に変わってしまったものの大きさが胸の奥に深く刺さった。
    冒頭から舞台の長崎、沖縄、東京の情景と登場人物たちを脳内に鮮明に描くことができ、上質な映画を見終わったかのような読書体験だった。
    ずっと読み続けていたい、そんな素晴らしくて不思議な作品でした。

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    2026年10月04日
  • 国宝 下 花道篇

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    あの終わり方は…各自想像に任せるということですね。
    本を読みながら頭で映像化できる本でした。
    すごかったです。

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    2026年10月03日
  • 永遠と横道世之介 下

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    世之介の毎日が普通であればあるほど、一つ一つが心に沁みる不思議な本。
    その人がいた世界と最初からいなかった世界は違う。和尚の言葉にジーンと来た

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    2026年10月02日
  • タイム・アフター・タイム

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    ネタバレ

    【序盤】
    登場人物が覚えられないな
    【中盤】
    オッソーの状況しんどすぎるよ、めちゃめちゃいい人なのに。頼むから幸せになってくれよ・・・
    【終盤】
    …人生、間違ってなかったよね。オッソーも久遠も自分の人生も抱きしめてあげたい。自分が歩んできた人生をもう少し慈しんであげてもいいのかもしれない。

    久遠の言う、「あの頃の自分になんて絶対に会えないから、だからいいんじゃないかな」 絶対に戻れないから贅沢なのだ、という捉え方がスーッと心に沁みました。
    そして、オッソーが人生を振り返ったときの「頑張った」の一言にさまざまな想いと重みが詰まっていたところにもグッと来ました。本当によく頑張ったよ!

    切なくて、やり直せなくて、忘れられない。でも、自分で選んだ人生は間違っていなかったと信じて今を生きる。そんなことを思わせてくれる大人の小説でした。
    また何年後かに読み直したい。

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    2026年10月01日
  • 永遠と横道世之介 上

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    やっぱり横道はいいね!
    感想は下巻にまとめて。

    好きだった部分
    「どんな人に出会うかなんて自分じゃなかなか選べないじゃん。だったら、せっかく出会った誰かを大事にする方がいいんじゃないかなって。」

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    2026年10月01日
  • 国宝 上 青春篇

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    映画に感動して原作を読みたくなり、シルバーウィークを利用して読んだ。映画では詳細に描かれていない描写や背景が色濃く描写されていて大満足だった。エピソードはぜひ読んで確かめてほしいので割愛する。

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    2026年09月30日
  • 横道世之介

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    映画を観て内容を知っていたのに終わり方が良くて最後の2ページで号泣してしまいました
    なんでもない男の人の、大きな奇跡もなにもない、そんな人生の話がこんなにも人の心を動かしてる
    なんでもない人なんていないんだって思わせてくれる

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    2026年09月29日
  • タイム・アフター・タイム

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    引き込まれた。
    自分とかさなる。
    海の青 空の青 夕焼けの赤
    クジラ
    感情がゆすぶられる ぐらぐらする

    ちょうど夕食時に
    黒川伊保子 水曜クラブの
    「歌うクジラが教えてくれたこと」
    を聞いたから
    小笠原の海のクジラを浮かべていたところて

    いろいろシンクロした
    若かったあの頃…

    本は出会いだ
    手に取ったものは
    今の私にきっと必要かと

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    2026年09月29日
  • タイム・アフター・タイム

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    500ページを超える小説は久しぶりに読んだけど、長く感じることは全くなく、「まだこんなにページがある…!」とワクワクしながら読めた。
    吉田さんの世之介シリーズや国宝が大好きなので、この作品にも通ずるものを感じてとても楽しめた。
    主人公の尾崎は客観的にはかなり過酷な境遇なのに、尾崎と久遠の青春のキラキラ感、学生恋愛の全力感がすごくて、最終的に結ばれなかったことは最初から分かってるのに、2人で幸せになって欲しいと願わずにはいられなかった。そして、久遠の兄やチャンプなど、サブキャラが魅力的すぎる。

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    2026年09月28日
  • タイム・アフター・タイム

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    久しぶりに、こんなに満たされた気持ちになる読後感。
    迷いながら、これでいいんだと自分に言い聞かせて、
    唇を噛み締めながら、それでも選んだ道を進んできた。
    本当にこれでよかったのかなと不安になることもある。
    それでも、信念を曲げずに選んだ先には、
    きっと後悔はない。そう信じていたいなと思った。

    "自由っていうのは、恐怖心がないこと"

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    2026年09月28日
  • タイム・アフター・タイム

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    高校生の頃の尾崎と久遠、そして20年後再会後の尾崎と久遠。それぞれの時の苦悩がとてもリアルに描かれていました。再会後の2人の距離がとてもいいなと感じました。
    そして、誠治とチャンプが何も言わず2人を見守ってくれているところがよかったです。
    読み終えてからもう一度読見返したくなりました。

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    2026年09月27日
  • タイム・アフター・タイム

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    情景が浮かび上がってきて、気づけばずっと読んでられる作品。とにかく、美しい。
    大切なものを守り抜く覚悟がどれだけ大事なことで、どれだけ難しいことか、そこに自由はあるのかを教えてくれました。

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    2026年09月27日
  • タイム・アフター・タイム

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    静かな感動がじわじわと広がり、珍しく「読み終わるのが名残り惜しい」と思った作品。甘酸っぱい恋愛のみならず、主人公を取り巻く登場人物も含めたそれぞれの人生の機微を繊細に描いた小説でした。

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    2026年09月26日
  • タイム・アフター・タイム

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    ネタバレ

    吉田先生の作品は国宝に続き、二つ目。
    国宝が本当に面白かったからこそ、吉田先生の次の作品に手を出せず…新しい感覚…余韻がすごくて国宝の世界から外に出られないみたいな?映画ももちろん劇場でしっかりみた。
    しかしながら、こちらは書店で見かけて、綺麗な青色に惹かれてついつい購入。だから前情報はほとんど入れずに読むことができた。

    アラサー女にしっかり刺さるお話。たぶん主人公たちと同世代だからこそ、すごく身近に感じられた。

    私にもこういう思い出欲しい。陳腐な言い方だと愛の逃避行なんだけどね。最後まで読んで、また最初の再会の場面が読みたくなった。
    一番好きなのは、久遠のお兄さんかな〜!

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    2026年09月26日
  • タイム・アフター・タイム

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    現在と過去を行き来する構成で、どちらかというと、主人公が会社員として働く現在パートに親近感を持って読み始める形でした。
    なので、高校生である過去パートは、青春!眩しい!といった感じで、どこか他人事のように感じていました。

    ただ読み進めていくと、あらゆる人の、様々な出来事や考え方が、時を超えて絶妙に絡まり合っていて、その厚みのせいか、過去・現在問わずどこか当事者のように読み入ってしまいました。


    私は吉田修一さんの文章が大好きで、特にその言葉選びは、一瞬で心情を想像させる分かりやすさと、共感や時に発見をもたらしてくれることがあり、それがとても心地いいのです。

    本作品でも、幾度となくそのように感じることがあり、そのおかけもあって、主人公の人生を擬似体験したような、素敵な感覚に陥ることができました。

    ぜひ、私の大切な人にも読んでほしいと思いました。
    この作品から得た感覚を、ぜひ共有したいと感じました。

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    2026年09月26日
  • 横道世之介

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    吉田修一さんの青春小説。
    大学進学のために上京した横道世之介の物語。
    上京する際に、カバンに入れてきた高校の卒業アルバムや、土台が大理石でできた置き時計。この冒頭で、すでに世之介がどんな人物なのかわかってしまう描写がさすがです。割と平凡な大学生なのに、なんだか憎めなくて愛らしい世之介。
    特に好きなシーンは、祖母が危篤になり、実家に帰省するため飛行機のチケットを取るときの電話。
    「ばあちゃんが死にそうで。長崎までの今日の便で空席はありますか?」と見ず知らずの係の人に伝える世之介の純粋さに泣いてしまいました。
    あと、実家に帰っているときにスナックで正樹とケンカになったときの、世之介の妙な敬語には笑ってしまいました。
    世之介の20年後が明かされていきますが、だからこそ世之介の人生が輝かしく思える作品です。

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    2026年09月25日
  • 国宝 上 青春篇

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    とにかく、映画よりも描写、内容、全てが色濃く、取りこぼしがなく。人生がすべて詰まったお話。

    映画だけで終わってしまった人は、もったいない。脳裏の映像の国宝を超えて、より、鮮明に記憶になる。

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    2026年09月24日
  • 永遠と横道世之介 下

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    わたしはずっと世之介のことが大好きだ。
    一作目から優しい世之介と優しい周りの人とままならないこともみんなで愚直に乗り越えようとするところが大好きだ。誰にとってもヒーローになりうるのって実際こういう人だよね、と思う。
    残してくれたものがたくさんあるのは救いだけど、もっともっと歳をとっていく世之介を見たくて物語が終わってしまうのが寂しかった。

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    2026年09月24日
  • パレード

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    10年振りくらいに再読しました。
    内容忘れてたけどなにこれこっっっっっっわ……笑

    最初はこのワチャワチャ感伊坂幸太郎ぽいな?と思って微笑ましく読んでたけど、最後らへんから吉田修一イズムキターーー!!ってテンション上がった

    女だけを狙って殴っている犯人が、執拗にイヤホンが取れるのを気にするところとか(些細なところを気にする感じがマジサイコ)
    そもそもなんであんなまともそうな人が女だけを狙っているのかとか
    なんの前触れも心理描写もなく当たり前のようにぶん殴ってるところとか
    まあそこは物語の本筋じゃないから理由なくていいんだがシンプルに人として怖いじゃん?

    それとは対比的にのほほんとした5人のたわいもないやり取りが描かれてる構成も怖いし、
    5人ともみんながみんな歪んでいて、
    人に興味ありそうで全く無い無気力なところとか
    (なんかチルドの登場人物ぽい無機質な感じ)
    もうなんか怖すぎました
    振り幅でぶん殴られた

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    2026年09月24日