吉田修一のレビュー一覧

  • 横道世之介

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    東京に出てきた横道世之介の少し不真面目日常とそれに関わる人々。

     なんとも不思議な読後感です。面白い!と絶賛する感じではないが、でもなんだかくすっとしつつ読み進め、気づくとこの世之介のことをなんだか好きになっている。彼と関わった周囲の人々と同様に。

     落語でいう”与太郎”みたいな雰囲気が妙によいのかな。世之介のただただ正直でいい人な人間性にこちらの心がほだされるような感覚で読み進めました。
     立派だったりすごかったりといったことがない、どっちかというと間抜けで取り柄のないような人間でも、素直で正直ということが関わった人たちを温かくすることができるんだ、というような、ちょっと素敵な気持ちにな

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    2026年07月01日
  • 永遠と横道世之介 下

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    はじめて世之介に出会ったのは映画だった。その後、原作を読んだのはもうずいぶん昔のことだと思うし、世之介もあれからずいぶん歳もとった。そして、この本を読み終えたら、もう会えない。ということは、分かっていた。だけど、終わりじゃなく永遠だった。

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    2026年06月30日
  • 国宝 上 青春篇

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    映画を観たあとに読みました
    歌舞伎を知らない私にとっては、映画を観てからの方が想像しやすくとても面白かった
    続きが気になり読み始めると止まらなくなる
    気付いたら読み終わっていた

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    2026年08月26日
  • タイム・アフター・タイム

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    私にとってはとても心に残る素敵な本でした。

    たまたま主人公と年齢が近く、また語られている恋の話のこともちょうど自身が1番鮮やかな色の恋をした時代と重なり、いろんなことが懐かしくなったり、そういえばこんなこともあったと自分自身の記憶を思い返しながら、その頃の切なさを本の中の在りし日のオッソーと久遠にのせながら、そっとひたすらページをめくりました。

    いわゆる大どんでん返しみたいな終わりではないですが、ただ確実に流れていく時と振り返りを行き来しながら、2人の昔と今を覗き見ながら物語を知っていけるのはとても楽しかったです。

    特別心に刺してやろう!みたいな表現を使われてるわけでもないのに、なぜか読

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    2026年09月13日
  • 国宝 下 花道篇

    匿名

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    歌舞伎に生きた人達。波瀾万丈な人生。飛び抜けた人は孤独になると聞いた事があるが、なるほどそうなんだと思いました。素晴らしいけど寂しくも感じる心苦しくなる物語でした。

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    2026年06月27日
  • 永遠と横道世之介 上

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    はじめて出会ったときには大学生になったばかりだった横道世之介も、気付けば39歳。あと1冊で、もう会えないかと思うと、とても寂しい。

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    2026年06月25日
  • 横道世之介

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    ニヤニヤしながら読んだ。こういうのあるよなとか、そんな奴いるか?とか思いつつ。面白いだけじゃなく楽しかった。

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    2026年06月23日
  • 横道世之介

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    「国宝」の吉田修一さんの本を他にも読みたいなと思って借りました。
    内容は青春小説!としか言いようがない。何気ない高校~大学の話がずっと続く。
    もちろん恋愛話も含めながら、たんたんとしたどうってことない話なのだが
    なぜかおもしろい。w 主人公の人の好さが好感持てるからなのか。
    そしてその彼女の存在がまた個性的。
    最後の方では、世相と絡めた話題がそこここに散らばめられて、その時代にあった出来事などが思い出されてくる。そして途中の衝撃的な事実・・・
    続きもあるようなのでもちろん読んでみたい!

    -------------------個人的トピック
    毎週日曜の朝はボウリング大会なのだが、先々週大会後に

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    2026年06月23日
  • 永遠と横道世之介 下

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    自由奔放な世之介の周りに自然と人が集まっていく。その魅力に引き込まれていき、最後は悲しくも温かい素敵な物語でした。
    人生の時間はみんな少し多めにもらっていて自分のためだけに使うには少しだけ多い。だから誰かのために使う分もちゃんとある、そんな考え方を大切にしたいと思う一冊でした。

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    2026年06月22日
  • 国宝 上 青春篇

    匿名

    購入済み

    話題の国宝。映画を観る前に、こちらの書籍を先に読みたくて手に取りました。
    時の流れるスピードも早く、それなのにぎゅっと濃い年月を感じる事ができました。上巻の1冊を読み終えたのに、5冊分ぐらいを読んだ感覚になりました。

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    2026年06月21日
  • 永遠と横道世之介 下

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    ついに横道世之介が終わってしまった。

    大学生の世之介と出会い、20代のフラフラしてる世之介を心配し、ついに彼も30代最後の歳になり、責任感のある大人になってしまっていた。が、やっぱりちょっと抜けていて、憎めない世之介がいた。

    クセがあるけどいい人ばかりの「ドーミー吉祥寺の南」のメンバーや世之介を慕う後輩のエバや先輩の南郷さん。永遠の恋人二千花。みんなみんな素敵な人たちばかりだった。

    今回も飄々とした世之介から、いろいろなことを学ばされた。

    時折、世之介が語る死生観。それは、かつての恋人二千花に対してのものなのかもしれないが、世之介のこれからに対する伏線なのかなと思うと切なくなった。

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    2026年06月18日
  • 永遠と横道世之介 上

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    文庫が出たら絶対に買うぞと思い、約3年。ついに文庫化。上下巻一気に購入。

    貧乏暇なしのカメラマンになった世之介。

    大学生時代からずっと見守ってきたけど、ずっと頼りなくて、でもなんだか憎めなくて。ちょっとした事件も笑って丸く収まってしまう。

    そして、出てくる人たちがみんなクセの強いいい人たちばかり。

    世之介はやっぱりいいなぁ。

    続きは下巻へ。

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    2026年06月15日
  • 湖の女たち(新潮文庫)

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    吉田修一読み終わった。良かったけどな、みんなの評価低いねんな。731部隊のことは知らんかったわ。ドSのドMを見つける能力すごい。そこにこそ一瞬の生の輝きがある。

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    2026年06月10日
  • おかえり横道世之介

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    「あとはここから浮かび上がるだけ」

    横道世之介シリーズ第二部

    おかえり横道世之介は初めて読んだけれど今回も号泣してしまった。
    良い言葉が沢山あった。

    善良であるって単純なことなんだけれど、こんなシンプルなことが一番難しかったりする。
    世之介の善良さは天性のものだ。

    だから、「人生で疎遠になった人の代表」なんだろうな。なりたいな。また会いたいと私が思ってる人達がそう思ってくれてたら嬉しいな。

    けど世之介はこんな烏滸がましさもないんだろうなぁ

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    2026年06月01日
  • 永遠と横道世之介 上

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    横道世之介最高ですね
    世之介がどんな不思議な行動をとっても全く憎めないキャラ
    世之介の周りに登場する人物も全て憎めない良いキャラを世之介が集めてきて育ててるような感じがします

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    2026年05月31日
  • パレード

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    シェアハウスってどのくらい一緒に暮らすかわからないから適度に礼儀をわきまえて、適度に砕けて、本音を見せると鬱陶しがられるよりほんの少しだけよそ行きの自分くらいがちょうどいい。ちょっとだけ無理してる自分くらいが適温だなって長い間シェアハウスに住んでみて実感したけれど、この5人は私が思っているよりも随分オープンにしていると感じた。だから5人が珍しくすごく仲がいいと言うか、すごく上手くやってるなーって感心しながら読み進めていたはずだったのに。
    読み終えてから本作は全然意味の違う物に変化していて、あとがきの川上弘美さんは【こわい】という表現を使われていたけれど、私は【気持ちが悪い】でした。若いが故の無

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    2026年05月29日
  • 女たちは二度遊ぶ

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    めっちゃ良かった、なんで評価低いんだろう。横道世之介の元ネタみたいな話も出てきたが、吉田修一が、与之助だったのか。小説によって自分の記憶も蘇るものよね。

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    2026年05月25日
  • 横道世之介

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    永遠と横道世之介の文庫発売、新作映像化決定ということで再読。
    初めて読んだのは10年前ほどだ。映画を先に見てから読んだのだけれど、映画も原作もとても好きな作品。

    記憶が薄れているというのもあるけれど、大学生の時に読むのと今読むのでは全然感じ方が違い、号泣してしまった。
    好きなのは、世之介の死後、祥子のもとに何でもないような日常の写真が世之介の母より送られ、少し後のパートでその写真を撮った際の世之介の日常が描かれるシーン。
    駅のホームでキム君と帽子を拾おうとするシーン。
    世之介の人生や、世之介とはこういう人物なんだというのが詰まっているシーンだと個人的に感じてとても好き。
    世之介の今後を予感さ

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    2026年05月25日
  • ミス・サンシャイン

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    往年の大女優「鈴さん」と、鈴さんの荷物整理を頼まれた学生「一心」の物語です。

    不器用なほど真っ直ぐな一心を応援しながら、読み進めていました。

    一心の中に芽生えた感情の行方が気になると同時に、鈴さんの出演映画や撮影当時のエピソードにも引き込まれ、まるで鈴さんの人生をともに歩んでいるような感覚にもなりました。

    恋愛は、年齢を重ねるごとにさまざまな形へと変わっていくように思えます。
    「あの人に幸せでいてほしい」と願うのも、恋愛のひとつの形なのかもしれないと感じました。

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    2026年05月24日
  • 罪名、一万年愛す

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    面白かったよ!最後にモキュメンタリーになってるのも後世的には面白かった。
    柳美里のJR上野公園口でも描かれてたけど、上野は戦後から苦しい歴史があるのですね。。そんな昔のことじゃないのよね、、昔の人みんなありがとう。

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    2026年05月20日