吉田修一のレビュー一覧

  • 国宝 下 花道篇

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    感動しました。泣きました。
    衝撃的なこともあり、感情がぐちゃぐちゃになりました。私の一番の衝撃的な所では、なんで気づかないの?とびっくりしています!!気づいていればと思っても糖尿病は怖いと聞くので、命が短くなるのは知っていましたが、前向きに生きようとしていた所が人生を前向きに進んで生きよう励まされた気持ちになりました。
    下を読んでも、これ実話じゃないの?と思ってしまうので最後まで疑ってしまいました。
    国宝はネタバレオッケーな人と話したいぐらい、いい作品だと思っています。
    映画はカットシーンもあるので、是非小説も読んでもらいたいと思いました。

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    2026年04月25日
  • パレード

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    とにかく怖かった。ゾゾゾってなった、思わせぶりな雰囲気も若干あったものの、楽しく笑えるところもたくさんある横道世之介ストーリーなのかなと思ってた。吉田修一の作風幅広すぎ。真夏の世にぞぞぞぞってしたい人におすすめしたい。

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    2026年01月03日
  • 犯罪小説集

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    ネタバレ

    犯罪は意外と自分と遠い存在ではない。
    実際の事件をもとにしている。短編集。結末が明確に書かれていない作品も多く、読者自身が考える必要のある、深みのある一冊だった。
    個人的おすすめは、万屋善次郎、百家楽餓鬼、白球白蛇伝!

    《青田Y字路》
    街や風景の描写が丁寧で、情景がすぐに浮かんで一気に話に入り込めた。圧倒される感じとか恐怖がリアルで、読後はやるせない気持ちになる現実感のある怖さを感じる。
    村社会の怖さや差別、誰もがトラウマから犯罪者にもなりうるし、誰もが犯罪に巻き込まれるかもだし、逆に誰かを犯人に仕立ててしまう側にもなるかもしれない。同情する気持ちと「もしかしてお前が犯人か?」って疑う気持ち

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    2025年12月25日
  • 国宝 4

    購入済み

    ここから

    ドロドロの展開へ。ここからが真骨頂という感じ。
    才能を求めた男と、血を求める男、どこかで念が昇華させうるのか。

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    2025年12月19日
  • 最後に手にしたいもの

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    吉田修一さんの旅に対する身構え方として、その地や暮らす人々への敬意に溢れていて、旅を愛しているところが感じられて良かった。色んな作品を生み出す合間に、あらゆる経験の中で人々や自然に触れ合うことを楽しみ、優しいエッセイを書いていて、このように日々を堪能することを真似したいと思った。

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    2025年12月18日
  • おかえり横道世之介

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    大好きな横道世之介シリーズ。本作でもほんわかしてがんばりすぎない人の良い世之介がいた。みんなの思い出のなかにいる世之介。
    あとがきで完結編のことを知り調べたらもう出てるんですね…!こちらも読まなきゃ。

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    2025年12月15日
  • 国宝 4

    ネタバレ 購入済み

    今回も一気読みしてしまいました。市駒と彰子の一途さ、けなげさがいじらしいです。反対に、春江だけはどうにも嫌いです。映画で高畑充希さんが春江役をやってましたが、あのものほしげな上目遣いの顔を思い出してしまい嫌悪感があります。

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    2025年12月14日
  • 悪人 新装版

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    この事件の『悪人』とは一体誰なのか…。

    元々気になっていた本作ですが、上下巻がセットになり新装版が出たタイミングで購入(そこから積読でしたが笑)。

    内容としては保険外交員の女性が殺害かれ、その女性を巡る周りの人たちの物語。愛する娘を失った親、親友、バーで好意を持たれた男、出合い系サイトで出会った男などなど。ひとつの事件を境に色々な人の人生があらゆる方向に。

    視点がコロコロ変わる本作では、とにかく感情移入の対象が変わりまくります。ある人の話に耳を傾けていたら横から聞こえてくる話にも共感みたいな。とにかく共感と嫌悪を繰り返しました。

    そしてタイトルの『悪人』。今回の事件を通しての

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    2025年11月30日
  • 悪人 新装版

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    何年も前に「悪人」の映画を見て、「妻夫木くん、金髪似合わんなぁ〜。満島ひかり、安っぽい女の演技上手いわぁ〜」とか思いながら見たんだけど、「国宝」を読んだ後で、そういえば悪人書いたのも吉田修一さんだったなと思って、原作であるこの本を読んでみた。

    程度の差こそあれ、みんな悪人。

    特に殺された佳乃は悪人だと思った。

    裕一は犯罪者だけど悪人ではなかった気がしてる。

    救いのない物語だけど、私は好き。



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    2025年11月26日
  • 最後に手にしたいもの

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    ANA機内誌翼の王国に掲載されたエッセイをまとめた1冊。先日観た映画国宝に圧倒され、原作の作者の本を読んでみたく手にした1冊。旅好きの私に嬉しい各地の話に出会える短編集。


    「ぽんと完成品があると、最初からその姿でこの世に存在しているようだから、よく考えてみれば全て誰かの出て作られたもの」→物心ついた時、世界は完全なものに見えた。大人になるにつれ、この世界はまだ課題が山積みであると知った。

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    2025年11月23日
  • 永遠と横道世之介 下

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    横道世之介の1作目を読んでからだいぶ立つが、その時から感じていたのは知り合いからこんな奴いるんだよって言う話を聞いてる感覚。
    そんな世之介の話を久しぶりにあった友人から聞かされて、あー相変わらずだな世之介は、でもなんだかんだ色々経験してるんだな、自分もこの10年とかで色々あったなと振り替えさせられるような感覚。

    人生で一番大切なことはリラックスすること、と本の帯にも書いてあった。帯を見たときは違和感があったが、世之介がどういう思いで誰に言ったのかを知ると、あー世之介はこういう奴なんだな、と思わされる。

    人って変わってないようで少しずつ変わっていく、それが良いことどうかはわからないけど。

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    2025年11月22日
  • 女たちは二度遊ぶ

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    過去に関わりのあった女性をふと思い出した、みたいな話が何本もまとまってる短編集。
    恋愛関係、肉体関係、バイト先や会社の同僚など関係性はそれぞれ。
    僕も普段生活している中で、何がきっかけになったのかはわからないくらい急に、ふと誰かを思い出すことがある。昔付き合ってた人とかはもちろんだけど、辞めた会社の元同僚とか、ワンナイトした人とか、飲みに行った店でその場限りの話し相手になってくれた人とか。特にエピソードがあるわけでも僕の人生に大きな影響を与えたわけでもない人たちだったとしても、思い出すとなんだか心が疼くというか懐かしくてたまらない気持ちになる。今何してるのかな、あれからどんな人生を歩んでいるの

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    2025年11月24日
  • 日曜日たち

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    今まで読んできた吉田修一作品とはまた違う雰囲気ではあったけど、改めて彼の文章が好きだなあと思った。
    各章で性別も年齢も異なる人物の目線で語られる構成で、文章の書き方を変えている。本当に別の人が書いたみたいに違う。

    5章の短編で、東京に生きる5人の男女を描いている。それぞれが人生の分岐点にいて、でもそれは劇的なものでもなく誰にでも訪れる日常の1ページ。東京には華やかな人生を生きる人もいるけど、ほとんどは"その他大勢"なわけで、しかし彼らにも決してドラマチックではないドラマがある。
    そして、同じ時、同じ街に生きていても交わることのない彼らの人生に現れる2人の幼い兄弟。各章の主

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    2025年11月08日
  • 悪人 新装版

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    とても不器用で、正直な生き方、愛し方が切ない。悪人って、人はなんとでも言うだろう。自分の言葉を信じてくれた人の幸せのために自分は悪人にもなれる。何とも深い愛。

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    2025年11月07日
  • 永遠と横道世之介 下

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    「劇的なことは起こらないのが人生」「その人のいた世界と始めからいなかった世界は違う、それが生きるということ」「永遠を感じる瞬間を撮る」「リラックスして生きる」 これらの言葉が心に残った。

    他の小説に記憶がないほど、普通の、ありきたりの、忘れてしまいそうな会話が続く。その一つ一つの積み重ねで人生が成り立っていること、人との関係ができあがっていくことを、いつのまにか感じ入る。時折顔を出す軽妙な、講談を聞いているような語り口も味わい深い。

    実は自分の周りにも「世之介」はたくさんいるのかもしれない。日々普通に生きていること、他者が周りにいてくれること、その人達が生きてくれていることの意味を考

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    2025年11月07日
  • 路

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    ネタバレ

    ドラマも良かったけど、著者の構成力と描写力が味わえる原作の方に惹かれた。

    台湾新幹線の建設という時間の流れを軸にしながら、隠されていた多田春香と劉人豪の人生の交差が次第に明かされて行く。

    また、葉山勝一郎と呂のもうひとつの時間の流れ、人生の交差が加わることで、物語の構成に厚みを感じた。

    作品の中の高音パートと低音パートがハーモニーを奏でているようだ。

    春香や人豪を含めた登場人物たち、繁之や安西、ユキや林芳慧。彼らも人間くさく魅力的だ。

    台湾には旅行で数回訪れた程度だが、台湾の風景が原色で甦ってくるような描写力に驚かされる。同時に風土の描写が台湾の人々の描写にもなっていることに感服させ

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    2025年11月08日
  • 永遠と横道世之介 下

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    ネタバレ

    遂に読み終わりました三部作の最終巻。
    読んでる途中で「国宝」の原作者と知って吃驚しながら読んだ「横道世之介」
    続編があると知ってオチが決まってるのに何を書くんやと思いながら読んだ第二作「おかえり横道世之介」。登場人物がほぼ一新して、なるほどこーゆー描き方するんだーと感心して遂に最終作「永遠と横道世之介」。今までの集大成かと思いきや、前2作以上に話があちらこちらに飛び回り集中力が途切れそうな描き方。でも二千花さんが出てきたり、終生のパートナーっぽいあけみさんが出てきたり、永遠や一歩やエバや咲子ちゃんは、人生の終焉に相応しい賑やかな顔ぶれでしたね。
    大円団でした。
    最後の一瞬はとうとう描かれず仕舞

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    2025年10月15日
  • おかえり横道世之介

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    シリーズものを読んでしまう。出逢った人たちがまた更につながって、嬉しくなってしまった。世之介の存在が隣人の外国の方にも繋がり、普通に日常を送る我々以上に存在意義、存在意義を満タンにして去って行った、そんなふうに感じた。
    もう、これで世之介のシリーズはいいかな、ご馳走様でした。

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    2025年10月14日
  • 永遠と横道世之介 下

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    あの列車事故のカメラマンの方を題材にしてたとは上巻では知らず、最後に知った次第。何気ない大切な人との触れ合いを異常な程大切に生きる世之介のスタイル、今の日本には居ないんじゃ無いかと羨ましい生き方。色々な伏線が走りながら、人が結びついて、世之介の周りの方は皆それぞれ幸せにつながってるみたい。 楽しかった。いつ終わるかも分からな人生を味わいたいもの。

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    2025年10月14日
  • 永遠と横道世之介 上

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    ネタバレ

    小説というもの最近読んでなかったんだけど、これはよめた!場面展開が段落ごとに時空が変わり、後からこれが繋がってたんだと頁を戻すら何度もやりながら世之介の生き様を味わいました。

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    2025年10月14日