吉田修一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「普段レストランで態度の悪い店員に当たっても世之介は苦情を言うことがない。どちらかと言えば、そんな店に入った自分に運がなかったんだと考える人間である。」(p.242)
「あの、自分で言うのもあれだけど、俺、みんなから『お前は隙だらけだ』って言われますよ」(p.373)
「大切に育てるということは『大切なもの』を与えてやるのではなく、その『大切なもの』を失った時にどうやってそれを乗り越えるか、その強さを教えてやることではないかと思う。」(p.402)
「いろんなことに『YES』って言ってるような人だった・・・もちろん、そのせいでいっぱい失敗するんだけど、それでも『NO』じゃなくて、『YES』って -
Posted by ブクログ
ネタバレひりひりする恋を描く、とびっきりクールな青春小説。
「熱帯魚」
大工の大輔は子連れの美女、真美と同棲し結婚を目指すが、そこに毎日熱帯魚ばかり見て過ごす引きこもり気味の義理の弟の光男まで加わることに。奇妙な共同生活の中でふたりの間には微妙な温度差が。
「グリーンピース」
いつだって自分の気分に任せて、彼女の千里振り回してきた草介。友人の鷹野と彼女の椿さん。椿さんの品の良さと千里の興味のない映画の話が出来る唯一の存在。
仕事が決まらないことで大喧嘩し、千里が出ていった。
鷹野から来た電話で、千里との浮気を告白される。それ以前から椿さんと二人きりで映画鑑賞に行っていた草介。
浮気を知った椿さ