吉田修一のレビュー一覧

  • 国宝 1

    無料版購入済み

    国宝キタコレ

    国宝おおお!!映画が大ヒット御礼だから!コミックにもなったのー!?金儲けの匂いがぷんぷんするわ!!絵はきれいだわ!!

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    2025年11月30日
  • 国宝 上 青春篇

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    感慨深く読ませて頂きました
    まずは、自分より少し上の設定であるのに、「ザ・昭和」が非常に楽しめた。昔心躍らせて観た映画を思い出す!「仁義なき戦い」「修羅の群れ」「麻雀放浪記」「ガキ帝国」あげていくとキリがない!著書(上巻)では若者のガラスの様にいつ壊れるかわからない精神状態、憤りや葛藤、矛盾に理不尽とにかく青春という蒼くて切ない、登場人物それぞれの想いが表現されており、ここから円熟味や成長、道を極めんとするプロの想いが下巻に続くとなると楽しみで仕方ない!
     また、物語として正しい表現かわからないが、「くどくない」あっさりと読み進めることが出来る、これは小説であるのに、邪魔にならない女性の語り部

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    2025年11月29日
  • 国宝 上 青春篇

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    ネタバレ

    映画が良かったので原作も気になり購入。映画では前半部分をしっかり描写している印象だったので、喜久雄が歌舞伎界に返り咲いてから国宝と呼ばれるまでの期間をより肉厚に描いてくれてたら嬉しいなと期待している(上巻は俊ぼんが復帰するまでしか描かれてなかった。)。
    上巻の感想としては、映画は原作の行間をかなり表現していたと思った。映画ですごく印象に残っていた「二人道成寺」や「曽根崎のお初」が、本では比較的さらりと数ページで終わったので、映画の評価が高いのも納得。ただ、本では演目のあらすじにもしっかりと説明がされているので歌舞伎に対する知識理解度は原作の方が高かったので、原作→映画の順で観た方が面白かったか

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    2025年11月29日
  • 国宝 下 花道篇

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    ネタバレ

    映画を観てから読みました。
    映画の最後の方は急足になった印象がありましたが、小説では俊介の死以降の喜久雄の状況が詳しく描写されており、映画で感じたモヤモヤが解消されました。

    また、映画では出てこなかった歌舞伎の演目も出てきて興味深く読めました。

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    2025年11月29日
  • 国宝 下 花道篇

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    歌舞伎一筋に生きる喜久雄の生涯を描いたお話。
    あくまでも喜久雄が主人公だった。何が起きても直向きに芸に向き合う。それは物語として美しいけど家族からすれば寂しくも冷たくも感じるんだろう。喜久雄は言葉にしないから余計に。
    それでも家族や仲間を心から大切にしているし暖かい人でもある。…けどもやはり歌舞伎が全て。
    生きるうちに少しずつ失っていって狂っていく。その残酷な人生全て含めて喜久雄という作品なんだな。
    400頁×2くらいの容量の中に壮大な人生が詰まってた。
    俊介もよく頑張った。辛い。

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    2025年11月29日
  • 国宝 下 花道篇

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    映画がおもしろくて、どうやら原作があり映画とはだいぶ内容が違うらしいという話を耳にして買ってきた本。

    なかなかイメージしづらい歌舞伎の世界。本を読んでても、映画で見た映像が頭の中に甦る。先に映画を見てて良かったなと思った。内容もかなり映画とは異なる。ま、確かにこのボリュームを全て映画で作るのは難しいだろうなと思った。欲を言えば三部作くらいで映画バージョンを改めて観たいが……。
    まあそれはともかく、喜久雄の人生はまさに「悪魔と契約した」人生だなと思った。娘綾乃が言ったように、喜久雄が良い思いをするたびに周りが不幸になる…最終的には本人も夢と現がいっしょくたになっていくように思えた。もちろん喜久

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    2025年11月24日
  • 国宝 上 青春篇

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    映画を観た後に読んだ1冊。

    映画を観たからこそ読みやすかったと感じました。

    また映画では語られなかった部分や違う部分があって面白かったです。

    下巻も楽しみです。

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    2025年11月23日
  • 横道世之介

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    私はもう40代半ばだが、ケータイもない、SNSもない時代の学生時代を懐かしく思った。

    世之介はどこかぼーっとして抜けてるんだけど、憎めない可愛いやつ。
    こういう友達がひとりいたら、きっと人生が楽しいだろう。

    話の途中でそれぞれの登場人物のスピンオフが入るのだが、これがけっこうシュールで、別の作家さんが書いたのではないかと思うくらい世之介のいる世界とガラッと雰囲気が変わる。

    終わり方には賛否あるみたいだけど、世之介らしいというか…私は良かったと思う。


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    2025年11月23日
  • 国宝 下 花道篇

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    狂気と暴力を描き出す吉田修のお話なんだと思う。映画の大ヒットはあれどそれが歌舞伎界の話であろうと、そして人間国宝になった人の話であったとしても…小説でこれだけ世界を描き切っているお話をよく映画に出きたなと思う。未見の映画もぜひ見たいと思った。

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    2025年11月23日
  • 国宝 上 青春篇

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    ネタバレ

    小学生くらいのときに歌舞伎を学校行事で見たことがあるような気がするけど、あまり面白かった印象はない。でも、映画がヒットしてるとのことで手にしたところ、一気に上下巻読むくらい面白かった。

    話しかけるような文体・語り口も独特でこの作品らしいし、歌舞伎素人にも各演目(?)の説明や舞の様子が浮かんでくる描写がとても良い。

    そして登場人物の幼い頃からの成長が頼もしくもあり、切なくもある。あとがきにあるように、人の人生は十人十色だと感じさせられる。喜久雄、俊介、徳次の3人だけでなく、それを支える妻や家族。全員の壮大な物語や生き方だと感じる。

    映画もだけど、歌舞伎もいつか見てみたいと感じた。

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    2025年11月23日
  • 横道世之介

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    ネタバレ

    横道世之介のように生きてみたい

    ふわっとなりゆきでやってみてしまう、そしてその結果を受けとめられる

    欲がないんだろうな
    だからこそなんだか心に余裕があって、日常の幸せに気づけるのかな

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    2025年11月23日
  • 女たちは二度遊ぶ

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    規格外の女性達
    持っている世界がそれぞれで
    自分がつまらなく思えた
    どこからきてどこへ行くのか
    考えても考えなくても一生
    いいんじゃないか

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    2025年11月22日
  • 怒り (上)

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    吉田修一続きで、すすめられた。愛子みたいな心配な子、いたな…。優馬みたいなのってあるんだ…。それぞれが次にどうなるのか、どう繋がるのか、気になってどんどん読める。

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    2025年11月22日
  • 国宝 上 青春篇

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    映画みてからこっちにきた
    吉田修一の本は高校生ぶり。

    うーんなんというか、映画と小説はもう別物な気がする。映画が良くなかったとかはまったくなくて、原作もちゃんと描かれてるし、それよりも映像、目で見る凄さが伝わってきたのが映画。
    小説は、その映画の理解がより深まる。というか映画には収めきれないいろいろな背景があった。長崎の幼少期、大阪の花井家の話、映画には出てきてない登場人物、喜久雄が継ぐとなったときの周囲、、、
    これでもまだ浅いくらい、もっといろんなことが詰まってて、苦しいシーンももっとキツいし、圧巻の一言。
    映画で先に内容が知ってるがゆえに、上巻のラストはなんとまぁ。。笑

    下巻買ってきま

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    2025年11月17日
  • 国宝 上 青春篇

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    ネタバレ

    面白かった!
    昭和の九州とはどんなだったか、
    歌舞伎などの芸人っていうのは社会においてどんなものだったのか、時代背景がわかり良かった。

    ここからはネタバレですが、


    この物語の主人公は徳ちゃんだと思った。徳ちゃんがいたから喜久雄はあそこまでなれたし、徳ちゃんがいなかったから喜久雄はああなった。と感じた。
    そして映画に徳ちゃんが殆どでてこなかったのは、あの映画監督から見た国宝という小説は私とは違うものに見えたのかなと思った。
    映画もきれいで良かったが、個人的には小説派です。

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    2025年11月16日
  • 永遠と横道世之介 下

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    ネタバレ

    上下巻、長いからなかなか読む気しなかったが、読み始めればあっという間。
    ずっと読み続けていたいような楽しくて幸せな時間だった。
    「この世の中で一番大切なのはリラックスできてること」
    忘れないようにしたい。

    「月の光というのはありがたいもので、こんななんの身にもならない会話を続ける世之介たちにもちゃんと降り注いでくれる。」
    「夏というものは、夏真っ盛りの、そのど真ん中でとつぜん終わってしまうものなのかもしれない。」
    この辺りの文章好きだな〜

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    2025年11月16日
  • ミス・サンシャイン

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    伝説的映画女優の生涯を描いたフィクション。
    長崎の原爆を生き、戦後のスターダムを駆け上った。

    なかなか語られない、"その時代"の話。
    理不尽との隣り合わせ。

    返せー!返せーーー!!!

    読み進めるうちに、幾重にも重なっていく。
    ドスンと落ちてくる。こみ上げる。

    ふとした一人時間に、おすすめです。

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    2025年11月16日
  • 日曜日たち

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    吉田修一にはなかなか手が出なかったが
    この1冊はた私に響くところが多く綴られていた
    やはり巧者だと実感する

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    2025年11月15日
  • ミス・サンシャイン

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    男女の区別にやかましい昨今、俳優と呼ぶべきなんだろうが、和楽京子(鈴さん)のことは、あえて女優と呼びたい。
    話の初っ端から鈴さんの魅力に圧倒される。誰をモデルに書いたんだろう。初めは「京」繋がりで京マチ子さんかと思ったが、文化勲章の話しが出てきたので森光子さん?
    鈴さんといっくんの故郷、長崎の悲しい歴史と「ミス・サンシャイン」のネーミングの由来が、鈴さんのアカデミー賞のスピーチが実現しなかった理由なんだろうか。

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    2025年11月11日
  • パレード

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    都内の2LDKに住む四人の若者と、そこに加わったサトル。
    本音を偽り、優しくも怠惰な共同生活を送る彼らの日常に、
    サトルが加わることで小さな波紋が広がり、歪みが生じる。
    平穏な日常、抱える秘密、そして不可解な事件が絡み合う。
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    ユーモア溢れる軽快で愉快な会話のテンポやトーンが
    一見読みやすく若者達の青春群青劇を思わせる切り口。
    シェアハウスに住む四人は、理想的な暮らしに見えた。
    干渉し合わない、踏み込

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    2025年11月08日