吉田修一のレビュー一覧

  • 国宝 下 花道篇

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    上巻を余裕で超えてくる面白さ。
    映画とは全く別物。

    先に映画を見といて良かった。逆だったら改編に文句垂れてた可能性あり。

    一方で映画としてドラマチックな魅せ方に舵を切る脚本の編集はそれはそれで見事だったと思う。

    国宝外伝「徳次」。お待ちしてます。

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    2026年01月16日
  • 悪人 新装版

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    見栄を張り、異性から人気があるかのように装っていた石橋佳乃は、出会い系サイトで知り合った男に殺害される。
    馬込光代は出会い系サイトを通して男と知り合い、彼に強く惹かれるが、彼が殺人を犯したことを知る。光代は、自首しようとする男を引き止めると、一緒に逃亡を図る。

    誰が悪いのか。

    映画「国宝」も原作の小説もおもしろかったので本作も読んでみた。

    生活感のある登場人物たちの描写が緻密で、次第に見えてくる彼らの生い立ちは悲しく、行動にリアリティがある。

    彼は悪人なのか。結末はあいまいだ。でも僕の思っているとおりなんだと思う。

    映画も見た(アマプラで)。
    原作に出てくる風俗嬢が出てこないので、彼

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    2026年01月15日
  • 国宝 上 青春篇

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    地の文が語りで、最初こそ慣れなかったが、読んでいると不思議と止まらなかった。
    説明を挟んでくれるので、わかりやすいけれど、だからといってイメージできるかというと難しい。
    一度、映画を観たいかも。
    そして、喜久雄の今後はどうなるのか……!

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    2026年01月15日
  • 横道世之介

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    自分の大学生時代を思い出しました。自由だけど、分からないことだらけ。その場のその視点からでしか物事を判断できずにいる主人公の滑稽さに親しみだけでなく懐かしさまで感じさせられました。
    作者の心の機微を表現する様々な工夫が、自分のこれまでの人生の様々な場面での感情までもうまく言葉にしてもらえた気がしました。複雑な感情って言葉で諦めていたけれど、感情って言葉にできるんだなと思えたことが、国語が苦手だった私のこの本での学びでした。
    読むのも遅い私でしたが、最後まで読めたことで、過去も今の出来事ももっと言葉に換えて大切にしたいと思えました。
    温かい気持ちになれました。自分には長すぎでしたが。。

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    2026年01月09日
  • 路

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    もう泣けた、大号泣。
    お酒が入っていたというのもあるが、自分の台湾留学や中国で働いていたときのことも考えながら読み進む。
    本当に刺さる人物だった、私が。
    新幹線で読んだ時もぐっと来たが、ラストが感動。
    わたしもいつの日か台湾の友人に無礼な発言を酔ってしてしまったことを詫びたいなと思った。
    台湾人はいつの日も許してくれているんだろうな、と読みながら思った。

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    2026年01月05日
  • パレード

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    ・大学生から28の社会人までの男女4人が共同生活を送る様子を、日常のコミカルなやり取りを中心に描いた作品。
    ・くどい説明もなく軽やかな掛け合いややり取りだけで各登場人物の人となりが表現されており、読み易く、入り込みやすかった。
    ・最終章で打って変わって、これまでの4章全ての意味合いが一変したのは圧巻だった。
    ・同じ人物のことでも、各人の認識しているその人の人となりは当然異なること、一方で自分自身の認識と他者からの認識も異なることにフォーカスされていた。

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    2026年01月04日
  • 国宝 4

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    恐っ

    1巻からの落差よ。でも、なんとなくこういう怖い流れを予感してました。人間の業の恐ろしさ。高い理想や尊敬の念を持っていても、やっぱりこうなるか?
    次にどんな展開が待っているのか。

    #怖い

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    2026年01月04日
  • 国宝 3

    購入済み

    こ、怖い

    現実の話ではなく一つのドラマなのですが、怖いー。
    どんなサスペンスよりも、どんなホラーよりも怖い。人間の業とでも言うモノでしょうか?芸事に命を捧げている人の怖いドラマです。

    #怖い

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    2026年01月04日
  • 国宝 2

    購入済み

    芸事って大変

    そうきたかー、と言うか、そうなるかーな展開。半二郎さんの芸事に対する考えは素人目には理解できませんが、それが芸事の世界なのですねー
    普通に考えたら、人間て耐え続けて限界越えたらそうなるし、そうやって大切な人間が、歯が抜けるように1人また1人と抜けていくと思うんやけどな〜
    この先どうなるん!?

    #ドキドキハラハラ #深い #切ない

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    2026年01月04日
  • 国宝 1

    購入済み

    絵が好き

    原作も映画も知らず、絵が好みだったので手に取った作品です。なかなかハードな導入だったけど、各キャラクターたちが重い話を軽々と進めていくのでサクサク楽しみながら読んでいます。
    この先、段々重くなって行くのかな。楽しみです。

    #エモい #カッコいい

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    2026年01月04日
  • 悪人 新装版

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    途中から物語は急加速し、切なく気持ちを揺さぶる。
    誰しもふっと、本当に自分を理解しどんなときでも受け入れてくれる人は居るんだろうか、とこの物語の大きなテーマになっているようなことを考えたことはあるだろうし不安を感じることもあると思う。
    もしそれが本当に大きな心の塊になっていたとしたら、特別な1人に出会えたときは・・・。
    ただ、男性と女性の性差もあるのかもしれないが、人というのはこうやってすれ違っていくのかもしれないと思い知らされるのはつらい。

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    2026年01月03日
  • 国宝 4

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    4巻目は、父親がわりに芸を教えてくれた花井白虎の死、そして兄弟のように競い合ってきた俊ぼんの家出、家族を持って芸に磨きをかけていく、家族の強さと、全てを捧げる事で強く、しなやかに。

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    2026年01月02日
  • 横道世之介

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    タイトルがフルネームーー
    いったいどんな奴なんだ横道世之介?
    読めばわかる!めっちゃいい奴!
    これ、読み終わって本を閉じてじわじわとくるタイプの物語。

    世之介が大学生生活のため田舎から上京してきた時の話が軸になっていて世之介の周囲にいた人達のその後も描かれる。

    みんながふとした瞬間めっちゃいい奴世之介を思い起こす。あの時こんなだった。今はどうしてるのか。

    本を閉じ、ふと振り返える…。
    あの時世之介はきっと友人の性的嗜好もふんわりと感じとりそっと見守っていたんだろう。
    あの時世之介は自分だってお金がないだろうに…。
    あの時世之介は赤の他人のことであんなにも悩んで…。
    あの時世之介は後悔した

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    2026年01月02日
  • 湖の女たち(新潮文庫)

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    吉田修一もこういう社会問題をテーマとすることがあるという一例。いろいろもやもやしたまま展開が進むが、最後ももやっとしておわる。

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    2025年12月24日
  • 横道世之介

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    ネタバレ

    有名な作品だけど初めて読んだ。長崎の田舎から上京した横道世之介の大学生活1年間の物語。言ってしまえば本当にそれだけの話なのだけど、登場人物それぞれのキャラクターが魅力的で、何よりも世之介の人柄が、呑気で、人懐こくて、憎めなくて最高。途中で世之介のその後が分かってしまってからは様々な周囲の人たちとのエピソードも切なさが伴ってしまうけど、何十年たっても、世之介の呑気な笑顔が、楽しかった青春時代の記憶として皆に残っているんだろうと思う。自分も周囲の人を大切にしようと思える作品。シリーズ全作読みたい。

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    2025年12月23日
  • 横道世之介

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    ネタバレ

    普段ミステリしか読まない私。
    国宝の作者ということで読んでみた。
    スローな出だし、誰も死なない、何も事件が起きない。何をどう楽しめばいいんだ、と思いながら読んでたら、中盤くらいに夢中で読んでいる自分に気がついた。
    どこにでもいる等身大な世之介を、こんなに魅力があって面白く描ける作者は、本当に文章力が高いなと感服した。
    世之介が死んだのは、文字通り目を疑った。
    生きていてほしいと、何度もその行を読み返した。でもダメだった。悲しかった。とても。

    続編があるらしいけど、自分の中では死んでしまった世之介にどう向き合えばいいか、わからない……

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    2025年12月22日
  • 悪人 新装版

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    本当の悪人は誰か、増尾圭吾か清水祐一なのか推理小説が続く。犯人として常に追い立てられている、追い込まれているのが読後感は良くない。良かったシーンは死んだはずの佳乃が姿を変えて父に謝るところ、祐一の好きな人いるときに一緒に自首するところであった。ストーリーとしては面白かった。

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    2025年12月21日
  • 国宝 3

    ネタバレ 購入済み

    襲名

    襲名まで成って俊には最後のよすがまでも・・・、
    そして旦那さんの身体は・・・、と立て続けに波乱の巻。
    とはいえこのあたりの展開は読者にも想定内ではなかろうか。

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    2025年12月19日
  • 国宝 2

    購入済み

    そうなるのだろうなとは思っていて、いつなになるのか、であった展開。
    しかし当初の旦那さんの意図にはさらに捻りがあるように思ったのだけど、
    旦那さんの見込みすら超えたということ?

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    2025年12月19日
  • 国宝 1

    購入済み

    映画で話題になった作品。やはり原作から?と思いはしたが、絵に惹かれた。
    立ち回りの迫力も、女形の舞台の匂い立つような艶も見事で癖もない。
    コミックだと何巻ぐらいになるのだろうか。

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    2025年12月19日