吉田修一のレビュー一覧
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ネタバレとても読みやすく、内容的には戦後を生き抜いた大女優「鈴さん」の荷物の整理をしていくうちに
映画を通して、生き様を通して主人公「一心」が
この引退をした女優に恋心を描いた話だと
思ってた終盤でネットで吉田修一氏の
「ミス サンシャイン」のロングインタビューが
あり、その中で「長崎の原爆を描きたい」
と言うような文章が出てきて、その視点から
読み返したら全く違う印象に変わった。
長崎の原爆を生き抜いた大女優「和楽京子」
の生き様を描いたノンフィクションとしか思えなくなった。実際に活躍された偉人や俳優、女優が
「和楽京子」と共に出てくるので最後には私の中にこの「和楽京子」と言う大女優が存在していた -
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本当にホッとできる作品。そして泣けた、泣いた。最後の3章「七月 新しい命」、「八月 永遠と横道世之介」、「十五年後」の三章は感動、感涙の連続! なぜこのタイトルなのか?も後半アッと言わせる(「永遠」は「えいえん」と「とわ」)。
そして名言が多い。(ついノートに書き留めた。)
例)「…好きって気持ちに時間は関係ないよ。きっとさ、好きって気持ちは強さが大切なんだよ。俺はそう思う」(六月 夏越しの大祓」より)
「…人にはその人それぞれが持っている時間と世界があるんじゃないかって、最近思うんです。その時間が長くても短くても、世界を股にかけたような一生だったとしても、小さな町で終える一生だったとしても、 -
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ネタバレ遅くなりましたが、吉田修一さんの「ミスサンシャイン」のレビュー書きます。
読む前から、みん読のみんなの感想が面白くて笑っちゃって、話題に出てきていたみんなの言う、「格がちがう」いっくんと素敵な鈴さんはどんな人達なんだろうとワクワクしながら読み進めました。
いっくんの大失恋、大女優だった鈴さんの映画や親友の話、その親友と鈴さんの被曝体験、いっくんが失恋から立ち直ったころに抱く鈴さんへの恋心、そしていっくんと鈴さんの共通点である、若くして亡くなった大切な人への気持ちを心の奥深くにしまっているからこその2人の心の共鳴。色々な要素が混じりながら素敵なハーモニーでした。
でもやっぱり心に深く響いて -
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都内の2LDKマンションに暮らす男女4人(良介、琴ちゃん、未来、直樹)と新たに加わったサトルの群像劇。
章が進むごとにそれぞれの心のうちに抱えた闇や葛藤、気持ちが明らかになっていきました。
それと同時に、他の章での共同生活での装いと語り手であった時の本心とのギャップが全員にあるように感じました。心地よい共同生活を続けるために一定の距離感を保つ5人の姿に少し共感してしまった…。
生きていると誰にでもあるよね、こういうとき
解説で川上弘美さんがこわい小説だと書いていました。ラストが急展開で驚き!
そして、ラストを知った上で最初から読み返したくなりました!! -
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吉田修一に手を出した。デビュー作から順次読んでいくつもり。
あえて強引に分類すれば、純文学になると思うが、しばらくエンタメ(ライトノベル、直木賞系)を読んでたので、非常に歯ごたえと旨味があった。そして不思議なことに面白くないのに没頭してどんどん読んでしまうのだった。作品世界に引き込まれる。。。まあそれは結局、面白いということなのだろうが。
長崎弁が大変良い。これまでの人生で大学の4年間だけ九州にいたので長崎弁を聞く機会もあり、本作でも読んでてまったく苦も無く理解することができた。リズムと語呂が良い。
また、荻窪に向かう電車の中で読んでいるとき、主人公がモノレールからJRに乗り換えて荻窪に向かう -
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とても癒されました。
毎日の暮らしの中に共存している
猫という生き物が、たくさんの
作家の方々の憩いであり
生きがいであり、無くては
ならない存在でした。
家の猫も保護してから3年
猫を飼った事もない家族の中で
その存在感の大きな事、
角田光代さんの文章の中に
(以前は、自分は自分はという
感じで暮らしで辛かったところに
猫がきて自分以外の事に心を
持っていけるようになった事で
楽になった)とありました。
まさにそれです。疲れたけど
とりあえず猫に餌をあげようと
声をかける事で気持ちが良い
方向に切り替えていける。
猫って不思議な生き物です。