吉田修一のレビュー一覧

  • タイム・アフター・タイム

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    なんだろう、、ほんとにすごく好きな作品に出会えた。

    読む前は再会系のありきたりな恋愛モノだとちょっと見くびってた。しかも500P超の鈍器本。最後まで飽きずに読めるかな、なんていう心配していたのが嘘みたいに読む手が止まらなかった。

    どんな人生だったかと振り返ったときに、辛かった過去も楽しかった過去も、その時々を精一杯生きていれば「間違い」なんてないんだと思えた。

    また再読しよう。

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    2026年10月11日
  • タイム・アフター・タイム

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    1ページ1ページ、まだ終わらないでほしいと願いながら大切に大切に読み進めた。オッソーと久遠はもちろん、脇を固める大人達も人間味溢れる素敵な人達で物語は構成されていく。

    10代の頃の真っ直ぐな気持ちがいじらしく、深い絶望や悲しみがありつつも、30代になり昔の自分の選択を肯定できている久遠とオッソーの生き様もカッコ良かった。
    私も昔の忘れかけていた出来事を小説を読んで思い出すことができた。小説って自分の人生もなぞらえることができる素敵なものだと改めて感じる。

    若い頃旅した沖縄の離島、自転車で巡りながら感激したあの海と空の色。また是非行ってみたい。

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    2026年10月11日
  • 東京湾景(新潮文庫)

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    2003年、この時代の若者の雰囲気苦手だなー
    男はアホ、女は賢い
    カップルの自分達だけの世界の形成、臭い言葉

    最後の待ち合わせのシーンはスマホのない時代だからこそっていうのでたまにこういう時代背景のを見るのもエモいなと思った

    泳いで来たかどうか見たいな最後の投げかけもよかった

    雰囲気苦手だけど、不景気なあの頃、退廃的な湾岸エリアの風景、すごい印象には残った

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    2026年10月10日
  • 国宝 上 青春篇

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    極道と梨園
    帯を見た時から、苦手な感じでずっと手に取らず仕舞いだった作品。
    読み始めも独特な言い回しに読み切れるか不安を感じていたものの。
    めちゃくちゃ面白い。作品に引き込まれていき、もうちょっととページをめくるうちにあっという間に読み終わってしまった。

    歌舞伎の世界って想像もできないくらい厳しく、世襲のしきたりの中で芸以外にも堅苦しく難しいのだろうなぁと。
    半次郎を襲名したけれど後ろ盾もなくなり、後半は苦しいことばかりの喜久雄が俊介の登場にどうなっていくのか下巻が気になる。
    2人とも報われてほしい!

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    2026年10月09日
  • 永遠と横道世之介 下

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    前向きだけど、どこか抜けていて
    頼りないけれど、いないと寂しくて
    そんな横道世之介の一生
    二千花の様な人と出会って
    あけみには、2番目に好きな人と言って
    エバの苦しみに寄り添って
    それでも、どこか憎めない一生があった
    人はいつか死ぬけど、その前にどれだけ笑ったか
    力を抜いたか
    完結だと思うと、寂しい
    でと、世之介かいないことの方がやっぱり寂しい

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    2026年10月08日
  • タイム・アフター・タイム

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    人生の機微を感じる一冊。何気ない日々が一つの事で立て続けに崩れて行く、様々の視点での思いを今と当時に置き換え心情を表す。辛く切ない、そしてその先には‥
    涙腺が決壊する感動巨篇

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    2026年10月08日
  • 永遠と横道世之介 上

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    3冊目にもなると、もう横道世之介とその周りの方々と共に生きてる気分になってくる
    誰にも言えないような自分の弱さについて世之介に話してみたくなる

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    2026年10月08日
  • タイム・アフター・タイム

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    オッソーいいヤツだよなぁ
    誰かにかぶるなぁ
    と、思いながら読んでたら
    かなり後半の方で
    あっ!世之介! うんうん。

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    2026年10月07日
  • 最後に手にしたいもの

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    オーディブルで聴いた。ナレーターが俳優の眞島さんで聴き心地よく、吉田さんのビジュアルを思い浮かべながら車の中でクスクス笑った。仕事で疲れた帰り道、軽く聴ける内容。ANAの飛行機によく乗るので『翼の王国』で吉田さんのエッセイは読んでいたけど、知らないエピソードばかりで新鮮だった。『悪人』を姉に勧められて初めて吉田修一さんの文章を読んで、まるで映画を見ているような解像度を感じた記憶。エッセイも臨場感がある。李監督とのエピソードは原作者と映画監督のやりとりとしてとてもインパクトあった。ラストのお話の電車の中は吉田さんの様子が見えて可笑しくて可笑しくて…『作家と一日』を読んでいても感じるのが、吉田さんの人柄と自分自身をとことん客観的に見る視点。恥ずかしい失敗をたくさんシェアしてくれて有難い。締め切りのあるお仕事。字数を稼ぐ吉田さんの心模様まで想像できておもしろい。これであんな本を書くのか…と不思議でしょうがない。

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    2026年10月06日
  • タイム・アフター・タイム

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    引き込まれてあっという間に読んでしまいました。久遠が出した年賀状のくだりは、朝の通勤電車の中で読んでいましたが思わず涙が出てしまいました。
    なんだか自分までキラキラしてしまうような、素敵なお話でした。

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    2026年10月05日
  • 国宝 上 青春篇

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    映画で有名な「国宝」
    映画は見ていないけれど、
    積んであった小説を読んでみた。
    ところが、なんと、
    心地よい語り口調で物語が進むので、
    あっという間にのめり込んでしまった!
    そしてすぐに、あっこれ映像で見てみたい!と、
    思った次第で‥
    今頃になって後悔先に立たず。
    喜久雄と俊介の波瀾万丈な人生!
    歌舞伎をを知らなくてもその世界に浸かってしまった。美しい映像が浮かんでくる。
    気がする。実際は知らないのでたぶんですが‥
    まだ、前半ですが、後半が楽しみすぎる。

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    2026年10月04日
  • 国宝 下 花道篇

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    あの終わり方は…各自想像に任せるということですね。
    本を読みながら頭で映像化できる本でした。
    すごかったです。

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    2026年10月03日
  • 永遠と横道世之介 下

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    世之介の毎日が普通であればあるほど、一つ一つが心に沁みる不思議な本。
    その人がいた世界と最初からいなかった世界は違う。和尚の言葉にジーンと来た

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    2026年10月02日
  • 永遠と横道世之介 上

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    やっぱり横道はいいね!
    感想は下巻にまとめて。

    好きだった部分
    「どんな人に出会うかなんて自分じゃなかなか選べないじゃん。だったら、せっかく出会った誰かを大事にする方がいいんじゃないかなって。」

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    2026年10月01日
  • 国宝 上 青春篇

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    映画に感動して原作を読みたくなり、シルバーウィークを利用して読んだ。映画では詳細に描かれていない描写や背景が色濃く描写されていて大満足だった。エピソードはぜひ読んで確かめてほしいので割愛する。

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    2026年09月30日
  • 横道世之介

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    映画を観て内容を知っていたのに終わり方が良くて最後の2ページで号泣してしまいました
    なんでもない男の人の、大きな奇跡もなにもない、そんな人生の話がこんなにも人の心を動かしてる
    なんでもない人なんていないんだって思わせてくれる

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    2026年09月29日
  • 横道世之介

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    吉田修一さんの青春小説。
    大学進学のために上京した横道世之介の物語。
    上京する際に、カバンに入れてきた高校の卒業アルバムや、土台が大理石でできた置き時計。この冒頭で、すでに世之介がどんな人物なのかわかってしまう描写がさすがです。割と平凡な大学生なのに、なんだか憎めなくて愛らしい世之介。
    特に好きなシーンは、祖母が危篤になり、実家に帰省するため飛行機のチケットを取るときの電話。
    「ばあちゃんが死にそうで。長崎までの今日の便で空席はありますか?」と見ず知らずの係の人に伝える世之介の純粋さに泣いてしまいました。
    あと、実家に帰っているときにスナックで正樹とケンカになったときの、世之介の妙な敬語には笑ってしまいました。
    世之介の20年後が明かされていきますが、だからこそ世之介の人生が輝かしく思える作品です。

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    2026年09月25日
  • 国宝 上 青春篇

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    とにかく、映画よりも描写、内容、全てが色濃く、取りこぼしがなく。人生がすべて詰まったお話。

    映画だけで終わってしまった人は、もったいない。脳裏の映像の国宝を超えて、より、鮮明に記憶になる。

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    2026年09月24日
  • 永遠と横道世之介 下

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    わたしはずっと世之介のことが大好きだ。
    一作目から優しい世之介と優しい周りの人とままならないこともみんなで愚直に乗り越えようとするところが大好きだ。誰にとってもヒーローになりうるのって実際こういう人だよね、と思う。
    残してくれたものがたくさんあるのは救いだけど、もっともっと歳をとっていく世之介を見たくて物語が終わってしまうのが寂しかった。

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    2026年09月24日
  • パレード

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    10年振りくらいに再読しました。
    内容忘れてたけどなにこれこっっっっっっわ……笑

    最初はこのワチャワチャ感伊坂幸太郎ぽいな?と思って微笑ましく読んでたけど、最後らへんから吉田修一イズムキターーー!!ってテンション上がった

    女だけを狙って殴っている犯人が、執拗にイヤホンが取れるのを気にするところとか(些細なところを気にする感じがマジサイコ)
    そもそもなんであんなまともそうな人が女だけを狙っているのかとか
    なんの前触れも心理描写もなく当たり前のようにぶん殴ってるところとか
    まあそこは物語の本筋じゃないから理由なくていいんだがシンプルに人として怖いじゃん?

    それとは対比的にのほほんとした5人のたわいもないやり取りが描かれてる構成も怖いし、
    5人ともみんながみんな歪んでいて、
    人に興味ありそうで全く無い無気力なところとか
    (なんかチルドの登場人物ぽい無機質な感じ)
    もうなんか怖すぎました
    振り幅でぶん殴られた

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    2026年09月24日