吉田修一のレビュー一覧
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大好きな横道世之介!
大学を卒業し、就活もパッとせずバイトで生活する世之介
「横道世之介」を友達に勧めるときにどう説明したら分かってもらえやすいかずっと考えてた
簡単に説明すると愛されキャラの世之介くんがちょっとずつ成長し人との繋がりを作っていく
なんだけどそれだけじゃない良さがたくさんあって、なにか上手く伝えられないかずっと考えてたけど
今回で少し分かった!
まずは世之介が「善良」なこと
そしてどこか自分たちと重なるところがあるところ
唐突に何の前触れもなくフッと、もう何年も会ってない同級生や昔の職場で出会った人のことを思い出すことがあるけど、ストーリーの展開がそうなんだろうなと
そし -
Posted by ブクログ
ネタバレ私の好みドンピシャの話だった
さすが吉田修一さん。とにかくキャラクターが魅力的!欲を言えばもっと一真を登場させてほしかった。
高校生のどうにもならない甘酸っぱい恋にキュンキュンさせられます。2人が本当に楽しそうで楽しそうで…でも、現在では一緒になっていないということは…も嫌な予感もあり…
オッソーは本当に苦労もした分いい男。高校生の時からいい男だ。誠実で頑張り屋さんで。母子家庭のところ母が事故死、しかも不倫中というとんでもないこ不幸を背負いながらも、オッソーのいい男っぷりは変わらない。
金持ちの大学生を見て何故腹立たないかと聞かれて「オレには久遠がいる」という台詞…もう胸キュン令和イチのはず! -
Posted by ブクログ
素晴らしい!
映画を観て感動して、文庫本を買ったまま積んでいた自分を反省です。(一気読みでした)
映画も本当に素晴らしかった、よくぞこの作品を映像化してくれた、と思いますが・・・。
やはりやはり、原作の素晴らしさは、桁違いな気がします。物凄い!!(歌舞伎には疎い私、変な表現があったらお許しを)
小説ならではの語り口も美しく、ラストは、長い長い物語を語っていたのは歌舞伎座の屋根?って本気で思いながら涙が溢れました。
人間万事塞翁が馬
捨てる神あれば拾う神あり
情けは人のためならず
読み進めながら、いろいろな格言が浮かびました。
人が一生を生きる間に、1つのことに打ち込めるというのは、なんと -
Posted by ブクログ
映画を観た後に小説を読みました。
映画でいまいちピンとこなかった部分は、なるほど、こんんにざっくりカットされていたからだったのかと、伏線じゃないけど伏線回収する感じでとても楽しく読むことができました。
(彰子はもっと大きな役割があったんだ!とか、藤駒と自身の娘にもっとちゃんと関わってたんだ!とか、万菊さん全然菊雄推しじゃないじゃん!とか)
実際の歌舞伎は数回しか鑑賞したことがなく、詳しくないので、映画のビジュアルを観ていなければ、歌舞伎の描写画面を読んでもピンとこなかったと思うので、歌舞伎に詳しくない私のような人は、映画を観てから読むとより楽しめると思います。
下巻に続く
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Posted by ブクログ
なんともまぁ不思議で魅力的なキャラクターで、めちゃくちゃいいやつかって言われればそうでもないし、くず要素もかなりあるし、なんどけども愛されるし、憎めないし、という表現の難しい男なんですが、、、
人として善良であるべき、それはわかるけどなかなかそうはいかないもんで、そんな中何意識するわけでもなく自然とそうあるこの男かっこいいなと思ったりしました。憧れます。
たとえば人からこんな人いるんだよって聞くととっても良い人そうに見えるんだけどさ、実際そばにいたらそうでもないからね、極端に頼りないし。
ってのがたぶんほんとその通りなんだろうなとは思います。笑 -
Posted by ブクログ
人を信じることの難しさ、苦しさを描いた物語。
若い夫婦が自宅で惨殺され、犯人の男が逃亡して一年が経ったところから物語は始まります。
読み始めは犯人の逃亡劇かと思いきや、それだけではなく、千葉・東京・沖縄を舞台にそれぞれの登場人物の視点で、家族・恋人・友人を信じることができるのか?ということが描かれていました。
一番印象に残ったのは、洋平と愛子の親子。愛子は幸せになれると思いたいのに、心のどこかで娘に対する自信のなさが顔をだしてしまう描写がとても切ないです。洋平が田代に対して逃亡犯ではないかと疑い始めたとき、身近にいる田代の真面目さから逃亡犯なわけがないと思いつつ、逃亡犯との共通点を探してしまう