吉田修一のレビュー一覧

  • 国宝 下 花道篇

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    ネタバレ

    文体が源氏物語みたいな、語りスタイル。
    それがいいのかリアルに感じる。フィクションなのに。

    最後の方の舞台に狂う喜久雄はじんとくる。
    神はたぶん欲しいものを与えて、それ以外をちゃんと奪って行ったんだなって。間違いなく契約したのは悪魔じゃなく、芸の神様だよね。だって芸は極めたわけなので。

    最後まで歌舞伎の世界にいるからメリーバットエンド?でもそんな安い言葉で片付けたくないし、ハッピーエンドということにします!

    夢は叶ったしそのほかもいうことないのに、悲しいのは今までの辛い経験とかを、主人公が舞台から抜け出せなくなって、忘れているからかもしれない。

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    2026年06月05日
  • タイム・アフター・タイム

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    いやー言葉がない^_^読書をやっててよかった^_^
    読んでよかった、としか言いようがない^_^
    もっと若い頃に読んでたら、もっとまともな人に、僕、なってたかも^_^主人公はもちろん、久遠愛の兄、世界チャンプの様な人間になりたい^_^まだ間に合うかな…^_^
    この本…大賞総なめだ^_^国宝を超えた!

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    2026年06月05日
  • タイム・アフター・タイム

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    吉田修一さんの恋愛小説。今年一番泣きました。
    そして今年No. 1作品かもしれません。
    二十数年ぶりに仕事で再会したオッソーと久遠。18歳の夏に引き戻されていく記憶とともに、二人になにがあったのか明かされていく内容となっています。
    18歳の二人は取り返しのつかない決断をするけれど、『今』でなければ向き合えないことがある。『今』をひたむきに生きる二人が、眩しくて切なくてたまらない気持ちになりました。そして、二人を見守る久遠の兄・誠治やチャンプのあたたかい眼差し。二人が懸命に向き合っている現実を笑うことなく見守る姿勢に胸が熱くなります。
    作品のラストで、オレンジの香りがするあの夜、人を愛することの

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    2026年06月04日
  • タイム・アフター・タイム

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    ネタバレ

    2026年、まだ半期残ってるけど次の本屋大賞に推したい!
    他の方が感想で書いていたけど、
    この作品がどんなに忠実に映像化されたとしても、本で読むことに価値がある、わかる。

    離島への逃避行って場面は、本なのかドラマなのかアニメなのかで見たことがある光景で、
    他の作品だとハイハイ若気の至り、そんな人生あまくね〜んよって思うけど
    不思議とこの2人には「身勝手だ」とか、「すぐ邪魔が入ってうまくいかなくなる」とか、「現実逃避してるだけ、若気の至り」とか、「危うさ」を感じなかった。とても健全。
    2人がまだ頑張れる、頑張りたい、挑戦したいと思う限りこの生活が平穏に続いて欲しいなあと願える2人。
    2人の人間

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    2026年06月04日
  • タイム・アフター・タイム

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    久々に胸がドキドキしました…。
    辛くて甘い、青すぎるほどの恋愛を、鮮明に浮かび上がるほどの情景と生きた心情描写で書かれていて最高です。
    この作品がどれだけ忠実に映像化されたとしても本で読むことに価値のあるものだと感じました。
    本当に素敵な作品です。

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    2026年06月03日
  • 国宝 下 花道篇

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    ネタバレ

    面白かった。
    人と人が絡まり合って。愛憎、なんて言葉じゃすまないような人間関係。
    上巻では血をがぶ飲みしたいと言っていたけれど、血より濃いものを見せつけられる。

    さて、これがどう映像になるのか、楽しみ半分怖さ半分。

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    2026年06月02日
  • おかえり横道世之介

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    「あとはここから浮かび上がるだけ」

    横道世之介シリーズ第二部

    おかえり横道世之介は初めて読んだけれど今回も号泣してしまった。
    良い言葉が沢山あった。

    善良であるって単純なことなんだけれど、こんなシンプルなことが一番難しかったりする。
    世之介の善良さは天性のものだ。

    だから、「人生で疎遠になった人の代表」なんだろうな。なりたいな。また会いたいと私が思ってる人達がそう思ってくれてたら嬉しいな。

    けど世之介はこんな烏滸がましさもないんだろうなぁ

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    2026年06月01日
  • タイム・アフター・タイム

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    一気読み。
    終盤、自分の今と、今を作ってくれた過去の素晴らしかった出来事を思い出して、ボロボロと涙が溢れてきた。

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    2026年06月01日
  • 永遠と横道世之介 上

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    横道世之介最高ですね
    世之介がどんな不思議な行動をとっても全く憎めないキャラ
    世之介の周りに登場する人物も全て憎めない良いキャラを世之介が集めてきて育ててるような感じがします

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    2026年05月31日
  • 国宝 下 花道篇

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    映画版は喜久雄という存在に強くフォーカスした、じめっとした美しさと孤独を描いていた印象。映像の壮観さは圧倒的で、舞台シーンはまさに“国宝”を見るような迫力がありました。

    一方、小説版はかなり異なる印象。いい意味で淡々としていて、喜久雄という一人の人間の人生を静かに紐解いていくような構成で、どこかドキュメンタリーを読んでいる感覚に近かったです。重厚なのに不思議と読みやすく、気づけば完全にのめり込んでいました。

    特に印象的だったのが女性陣の描かれ方。春江、彰子、市駒(映画では藤駒?)が、とにかく強くて逞しく、映画版よりもはるかに“自立した女性”として描かれていて、本当にかっこよかったです。

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    2026年05月31日
  • 国宝 上 青春篇

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    三人称の物語の語り口調のもなかなかなれず、積読かと思った途端に惹き込まれてしまった。

    一般人が思いつかない様な歌舞伎の世界、喜久雄や俊輔の苦難の物語の始まりであった。

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    2026年05月30日
  • 国宝 上 青春篇

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    解説口調になれるまで時間がかかるものの、気づけば芸人の世界に引きずり込まれてたわ。時間がどんどん進んでいくものだから、若干取り残された感はある。
    10年たった人達の変化が気になってしょうがない!

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    2026年05月29日
  • パレード

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    シェアハウスってどのくらい一緒に暮らすかわからないから適度に礼儀をわきまえて、適度に砕けて、本音を見せると鬱陶しがられるよりほんの少しだけよそ行きの自分くらいがちょうどいい。ちょっとだけ無理してる自分くらいが適温だなって長い間シェアハウスに住んでみて実感したけれど、この5人は私が思っているよりも随分オープンにしていると感じた。だから5人が珍しくすごく仲がいいと言うか、すごく上手くやってるなーって感心しながら読み進めていたはずだったのに。
    読み終えてから本作は全然意味の違う物に変化していて、あとがきの川上弘美さんは【こわい】という表現を使われていたけれど、私は【気持ちが悪い】でした。若いが故の無

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    2026年05月29日
  • 国宝 上 青春篇

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    地の文が独特。語りかけるというか、「〜なのであります。」という口上?のような手法が、最初は少し読みづらかった。読み進むうちに気にならなくなり、逆に物語を聞いているような没頭感があった。

    内容は簡単に言えば、ヤクザの息子が歌舞伎の世界に入っていく話。
    青春あり恋愛あり喧嘩あり。そこ掘り下げないんだ?というやたらあっさり終わる場面もあり、それが逆に潔く感じた。

    歌舞伎を観てみたいと初めて思った。その前に映画を観てみよう。

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    2026年05月28日
  • 国宝 下 花道篇

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    映画を見て、小説も読んでみたいと思って読んだこの作品。小説は、映画と違うけど、これはこれで素晴らしかった。

    映画は、二人の歌舞伎役者にスポットライトをあてて、時にそれぞれの明暗の時を描いて、良かったのだが、小説は喜久雄一人にスポットライトを浴びせて、その分彼を中心とした人々の関りが描かれていて、より立体的な人間像が垣間見られた。

    どちらが良いということはなく、どちらも好き。ただ一点、小説のラストシーンは映画でも再現してほしかったかな。

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    2026年05月26日
  • 女たちは二度遊ぶ

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    めっちゃ良かった、なんで評価低いんだろう。横道世之介の元ネタみたいな話も出てきたが、吉田修一が、与之助だったのか。小説によって自分の記憶も蘇るものよね。

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    2026年05月25日
  • 国宝 下 花道篇

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    映画を観てからの本。
    下巻はほとんど映画とは話が違ってどんどん面白くなった。
    ここ最近本を読まなくなって久しぶりの読書。
    映画と本筋が変わってきて本だけの内容、本だけの世界になった途端面白くなった。
    あぁ、やっぱり本っておもしろいなと再確認。

    俊ぼんが死んだとき電車の中やったけど泣きそうになった。
    ラストのシーンもものすごい余韻。

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    2026年05月25日
  • 横道世之介

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    永遠と横道世之介の文庫発売、新作映像化決定ということで再読。
    初めて読んだのは10年前ほどだ。映画を先に見てから読んだのだけれど、映画も原作もとても好きな作品。

    記憶が薄れているというのもあるけれど、大学生の時に読むのと今読むのでは全然感じ方が違い、号泣してしまった。
    好きなのは、世之介の死後、祥子のもとに何でもないような日常の写真が世之介の母より送られ、少し後のパートでその写真を撮った際の世之介の日常が描かれるシーン。
    駅のホームでキム君と帽子を拾おうとするシーン。
    世之介の人生や、世之介とはこういう人物なんだというのが詰まっているシーンだと個人的に感じてとても好き。
    世之介の今後を予感さ

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    2026年05月25日
  • ミス・サンシャイン

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    往年の大女優「鈴さん」と、鈴さんの荷物整理を頼まれた学生「一心」の物語です。

    不器用なほど真っ直ぐな一心を応援しながら、読み進めていました。

    一心の中に芽生えた感情の行方が気になると同時に、鈴さんの出演映画や撮影当時のエピソードにも引き込まれ、まるで鈴さんの人生をともに歩んでいるような感覚にもなりました。

    恋愛は、年齢を重ねるごとにさまざまな形へと変わっていくように思えます。
    「あの人に幸せでいてほしい」と願うのも、恋愛のひとつの形なのかもしれないと感じました。

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    2026年05月24日
  • 国宝 下 花道篇

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    全員が幸せになることは難しいとはいえ、さすがに辛すぎる。
    芸に生きるっていうのは才がないと難しいよな

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    2026年05月23日