吉田修一のレビュー一覧
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シンディ・ローパーの「Time After Time」は、島本理生さんの小説(確か『ナラタージュ』だったと思う)を通じて知った曲だ。
切なく憂いを帯びながらも、どこか前を向く力を感じさせる、心に深く響く名曲である。
吉田修一さんは、この曲を小説に登場させるだけでなく、曲名をそのままタイトルにした。作中ではシンディ・ローパーの曲であるとは明示されていないが、おそらく間違いないだろう。名曲と同じタイトルを冠することに、作品への強い自信のようなものを感じ、読む前から名作の予感しかなかった。
そして、その予感は見事に裏切られなかった。ページを繰る手が止まらず、一気に読み終えてしまった。
この小 -
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ネタバレ国宝がよかったのでオーディブルで聞き始める。
「東洋ではからだのあちこちにツボがあるとされていますその中に壇中というツボがあります、喉元から胸の骨に沿って指を降ろしていくとその指先がすーっと吸い込まれていく先が壇中です。寂しくてどうしようもない時、悲しくてどうしようもない時ここを押さえてみてください、そしてゆっくり深呼吸をしてみてください」
「恋心というのは嫌われたくないと思う気持ちであると。そして愛するというのは嫌われてもいいと思う気持ちじゃないだろうかと。」
久々に感動する本を読んだような気がします
書評より「物語の語り手は、大学院生の岡田一心。彼は指導教授の紹介で、昭和の映画界で一世を -
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『別に賢くなりたいから本を読んでるんじゃない。
あえて言えば登場人物たちに勇気づけてもらえる
から読んでいるのかも。』15才の息子に言う。
『成瀬の面白さ』に衝撃を受けた中学生の息子に、
2冊目を渡した時に、(本の楽しさ)の話になった
時だ。
『その登場人物たちと一緒に喜んだり悲しんだり
腹を立てたり、で、こっちが応援したりしている
つもりなんだけど、気付くとこっちが、背中を
押されたり、自分のことやこれまでの人生とかを
肯定してくれたり、勇気づけてもらってる感じ。
間違ってないって。それで良いって。』
いつもは、『うちの父ちゃん、また変なことを
言い出したぞ。』みたいな顔をなるのだが、
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世の中で1番大切なことはリラックス出来ている事
世之介が言うこの言葉は物凄く自分の心に深く刺さりました
今回で4作全て読まさせて頂きました
40歳で世之介が亡くなる事は1作目から知ってるのでその事が頭に浮かびながら毎回読んでました
自然体で生きる世之介の周りには人が集まり世之介によって普通に段々と変化していく感じが凄く良い
今作は亡くなって15年後みんなが世之介の思い出を語る場面もあり作品終了を寂しく思いました
世之介の様に生きる事はとてもじゃないが無理だと思いますが少しでも近づける様に過ごせば残りの人生も幸せに生きられる様な気がします
国宝の大ヒットしその作者が書いた本だと何気なく手に取り読