吉田修一のレビュー一覧

  • 国宝 下 花道篇

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    芸を極め、地位と名声が膨れ上がるほど生まれいづる孤独。そんなときに支えとなるのは、過ごして来た日々の原風景なのではないか。いつまで経ってもあの頃の記憶は薄れないものなのだなぁ。

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    2026年05月15日
  • 横道世之介

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     国宝の作者、吉田修一先生の過去の作品で、その名の通り「横道世之介」が主人公の物語り。長崎出身の世之介は大学生で東京に出てきて、色々な出会いや経験をする。
     この流れからすると普通の青春ストーリーかと思われるが、この世之介が掴みどころのない人物像で、でも性格が憎めず、気になる存在でついつい読み進めてしまう構成になっています。
     途中、未来の話(世之介が登場しない10年後の話等)が挿入され、伴う飽きのこない進め方になっているのかなと思っていたのですが!!
     世之介が20年後になぜ!?当時付き合っていた人との今後は!?といつの間にか読者が置き去りになってしまう展開に。少し戻って読み返すとそういうこ

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    2026年05月13日
  • 国宝 下 花道篇

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    2025映画化されて話題の作品。
    喜久雄と徳次と俊介を中心とした話がともかく面白い、久しぶりに読み進めるのが止まらなかった作品。
    映画は観ていないが、どの様に映画化されているのかぜひ観てみたい。
    歌舞伎にはここまでの魅力があるのか?
    ぜひ歌舞伎座で歌舞伎を観てみたい。

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    2026年05月11日
  • 国宝 5

    ネタバレ 購入済み

    惹き込まれる

    徳ちゃん久々の登場でほっこりしました。市駒さんの出産に付き添いしてあげているなんて、いい人すぎる。彰子さんもけなげ。

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    2026年05月10日
  • 東京湾景(新潮文庫)

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    良かった。読ませるね吉田修一、良かったよ。オンナは女の喘ぐ顔を見たことない、というのはけだし名言だなと思いました。

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    2026年05月08日
  • 国宝 下 花道篇

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    主人公の喜久雄の人生が幼少から晩年までのとても長い時間にもかかわらず、ひとつひとつの場面と言葉がとても丁寧で美しく描かれている作品でした。波乱万丈と言う言葉では言い尽くせない人生中で喜久雄が演じる女形が目に浮かぶようでした。残念なのは本を読み終えてから映画を観ようと思っていましたが本を読み終えた時には既に上映が終了していました。

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    2026年05月07日
  • 横道世之介

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    僕は、大学生活を書いた物語が好きだ。のんびりとしたというか、時間の扱い方や、人間との付き合い方が自由な感じがすてきで、ああこんな風な生活を四年も過ごせるなんて素晴らしい事だと思う。なめらかな文章と、素敵な題材。シンプルな平皿の様な趣がある。

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    2026年05月07日
  • 悪人 新装版

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    出会い系サイトで会ったばかりの女を、本気で愛せる男なんておらんですよね?

    どんな出会い方であれ、自分の穴を埋めてくれる存在の為に尊厳も命もかけて愛そうとした主人公かっこいい。殺された女はアホに描かれてるけどそんなアホにも愛する両親がいたんだなっていうのが悲しかった。

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    2026年05月06日
  • 国宝 下 花道篇

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    喜久雄の生涯を鮮やかに表現した小説で、長編だが読みやすく考えさせられる内容だった。
    恵まれた容姿の女形が人生で多くの経験をしていく中で徐々に演技に重みが増してくると同時に現実社会では孤立していくという裏表の関係を美しい歌舞伎の演目と共に描かれており、数回読んでも、その時の読み手の年齢や経験により解釈が異なってくるのではないかという深みを感じた。

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    2026年05月05日
  • 国宝 上 青春篇

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    ネタバレ

    歌舞伎の知識も映画の知識も全く無いまま読み進めていました。
    古典芸能における“血”の絶対的な強さをこれでもかと目の当たりにさせられ、この世界に生きる苦悩と恐ろしさの一端が、芸能に縁のない私でも少し分かった気がします。血を持つ一方で才能が追い付かない者と、才能が抜きん出ているにも関わらず血を持たない者の、両者の不遇は普通の世界に生きている人間には理解できないし我慢もできないものだと感じました。
    芸事の話も男たちの生き様も非常に惹き付けられるストーリーと語り口で、下巻も早く読み進めたいです。個人的には主人公の父親を殺害した黒幕を知る唯一の人物も居なくなってしまった中で、これからこの点について語られ

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    2026年05月04日
  • 国宝 下 花道篇

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    喜久雄は、血筋のない極道の世界から歌舞伎の頂点へと登り詰めた。それは、幸せな人生だったのか。芸のみを追求しすべてを失い、最後は自分の肉体をも失ったってこと??考えさせられるラストシーン。

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    2026年05月02日
  • 春、バーニーズで

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    『最後の息子』の主人公のその後が描かれている連作短編集。閻魔ちゃんのもとを去ってから、十年近く経った頃、偶然バーニーズで再会するところから物語は始まります。主人公・筒井の、現状に不満がないにも関わらず、自分が選ばなかったもうひとつの人生に思いを馳せる瞬間がとても良かった。
    特に『パーキングエリア』で、日常生活で何か大きなものから逃げたくなる様子が秀逸でした。
    かなり短い作品ですが、吉田さんの魅力がつまっているように感じました。

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    2026年05月02日
  • 国宝 下 花道篇

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    今まで歌舞伎の世界には興味が無かったのですが、映画を観て入口から少し覗いてみた感じでした。小説を読み終えて、主人公だけではなく、その世界に携わる人たちの苦悩や葛藤、喜びや充実感が少し分かったような気がし、更に解説まで読むと、場面の背景が更に深く入ることが出来ました。また映画を観たくなり、映画→小説→解説→映画・・・と無限ループになりそう。
    また、語り口調の地の文が、その場面でのエピソードを耳元で話しかけてくれているようで心地良かった。

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    2026年04月30日
  • 永遠と横道世之介 下

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    したの子供の為にも。親は堂々と遠慮なくしなきゃなって思ったわ。親が遠慮してたらしたの子供まで卑屈になっちゃうよね。
    なんてことのない1日を幸せに過ごすことのむずかしよ。見過ごされがちな何気ない1日に幸せがあるし、その積み重ねが派手ではないけど人生なんだと言うことをわからせてくれる小説。リラックスしてないと毎日を楽しめないし、その為にリラックスしたいものね。
    しかし、こう言うシリーズものって続編の勢いがなくなっていくもんだけど、この盛り上がりはすごすぎる、、吉田修一。。。神なのか。

    P160 ああ、身近なところに普通の家族っていないなーって話してたんですよ。、、、そりゃそうよ。ああいう家には病

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    2026年04月30日
  • 永遠と横道世之介 上

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    最後の最後に死亡フラグが立って少し悲しくなった。今を大切に、周りの人と楽しく生きる、と言うことを実践することの難しさ、勇気よね。今が幸せなんだよなあ。

    P50もちろん筆者も含めてだが、人の人生にそうそう派手な物語はないのではないだろうかと思うのである。もう少し言わせて貰えば、人生というものは、人の一生から、その派手な物語部分を引いたところに残るものではないかと思うのである。
    P346そうだなー。俺だったら、こう思いたいかなー。あー、いっぱい笑った。あー、いっぱい働いた。いっぱいサボって、そんでもって、いっぱい生きたなーって。

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    2026年04月28日
  • ミス・サンシャイン

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    吉田修一のベスト作品のひとつです!
    原爆がもたらした悲しいストーリーに泣かされた。
    しかし、それでもたくましく健気に生きたふたりの女性。
    華やかなスターの光と影。強烈なコントラスト・・・
    こんないい作品を描いてくれて感謝しかありません

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    2026年05月09日
  • 国宝 上 青春篇

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    歌舞伎役者 喜久雄の物語
    波瀾万丈、役者として登り詰めていくストーリー
    登場人物も個性的な人ばかりで、引き込まれていく

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    2026年04月18日
  • パーク・ライフ

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    僕は、この文章群からなにも取り出せない様な気がする。もっともそれ自体は悪いことではないんだけれども、なんだか惜しい気持ちになる。芥川賞受賞作として読むと、なんだか、かつては感じられなかった時代の連続というか、繋がっているのだと感じる。

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    2026年04月18日
  • 泣きたくなるような青空

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    やっぱり作家が書くエッセイは単なる芸能人が書くものとは違ってなんかいいね。体育会系のノリは期間限定だから許せると言うのはけだし名言。最近のわかものは、、と言うのはいつも言われてて、時間ある彼らが羨ましいから。中華料理は世界どこでも食べれるからいいよね、街を歩けばドラゴン飯店がある。

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    2026年04月17日
  • 横道世之介

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    まさに青春って感じ。
    今の30代40代の方へオススメです。
    社会人になってから読めば忘れてた何かを思い出せます。

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    2026年05月17日