吉田修一のレビュー一覧

  • ウォーターゲーム

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    太陽は動かないシリーズらしいのですが、まさかの3作目から読みました笑
    登場人物がたくさん出てくるので、その1人1人を整理しながら読み進めていくのは面白かったです。
    なぜ1作目から読まなかったのだろうと思っているので、読み直します。

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    2021年02月02日
  • 森は知っている

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    シリーズものの序章の話。この本だけで面白いかというとちょっと物足りないところがある。あくまで序章という感じ、同シリーズが好きならとんだ方がいいとは思う。

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    2021年02月01日
  • 泣きたくなるような青空

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    吉田修一(1968年~)氏は、長崎市生まれ、法大経営学部卒の小説家。芥川龍之介賞(2002年/『パーク・ライフ』)のほか、山本周五郎賞、大佛次郎賞、柴田錬三郎賞等の文学賞を受賞している。
    本書は、初出はANAの機内誌「翼の王国」への2012年10月号~2016年10月号の連載(25篇)で、2017年に単行本で出版、2021年に文庫化された。また、作者の「翼の王国」への連載は2007年4月から始まり、これまで『あの空の下で』、『空の冒険』、『作家と一日』の3冊が出版・文庫化されており、本書は4冊目になる。(5冊目の『最後に手にしたいもの』も2021年2月に文庫化予定)
    私は、既刊の3冊も所有して

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    2021年01月25日
  • 森は知っている

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    「太陽は動かない」「ウォーターゲーム」を先に読んで感じていた過去の謎、やっと鷹野や柳、風間、デビットの関係性が明らかになった。「太陽は動かない」「ウォーターゲーム」もう一度読み直したい。

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    2021年01月24日
  • 初恋温泉

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    吉田修一さんの作品は「国宝」から読んだので
    短編集は別の魅力があってとても楽しめました
    中でも青荷温泉の短編が優しくて温かくて好きです

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    2021年01月19日
  • ウォーターゲーム

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    シリーズ3作目。時間軸が行ったり来たりするシリーズだし、登場人物も魅力的なので、ぜひとも続いてほしい。

    吉田修一の描くキャラクターは、それぞれに丁度良い「品」が備わっている。特に主要なキャラクター達は、分相応に頑張りながら、他者と競って補い合う。鷹野以外にも、田岡、風間、AYAKO、デイヴィッドと誰が主人公になっても面白い話が出来そう。

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    2021年01月05日
  • 森は知っている

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    鷹野一彦シリーズ第2弾。
    「太陽は動かない」の主人公、AN通信エージェント鷹野一彦がエージェントへ訓練されていく17歳高校3年生の物語。
    沖縄の南の島で暮らしている鷹野一彦、ある日、同じ境遇の親友・柳が一通の手紙を残して姿を消した。

    面白かった!!

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    2020年10月31日
  • 橋を渡る

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    ネタバレ

    一見バラバラの3人のそれぞれの人生が、最終章で集結する。
    コロナ前の未来予想図。
    未来は現在より良くも悪くもなっていなかった、という言葉が印象的。
    コロナ後、どんな未来予想図を描き出すのか…

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    2020年10月10日
  • 空の冒険

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    「パーク・ライフ」を読んだ時に感じた、なんかいいな〜という感覚を確かめたくて読んだ。
    前半はANAの機内誌に1年間連載された短編を集めたもの、後半は吉田修一さんのエッセイ集。

    短編は、何か大きな出来事があるわけでもなく、様々な背景を持つ人物の日常の一片を描いている。
    走馬灯どころかその日の日記にも出てこないであろうささやかな時間。

    飛行機に乗りどこかに向かっている人に対して投げかける話として、「日常の祝福」をテーマにするのはかなり良いと思う。
    視点を変えれば誰もが主人公になり得るというメッセージは機内で不安や期待や倦怠の中にいるひとにまっすぐ届いたことだろう。

    それぞれの話に繋がりがある

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    2020年10月01日
  • あの空の下で

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    文庫本で10ページ程度、テーマとしては旅に関連するものといったところか。青の航空会社の機内誌に掲載された小説とエッセイ集はちょっと読んで旅先に想いを馳せるきっかけとなる。作者の小説は人間的に不思議な魅力があるものが多いが、短編小説の巧さが心地よい。

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    2020年09月28日
  • 初恋温泉

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    温泉に行く男女の物語5篇の短編集。実在の温泉旅館が舞台となっていて、臨場感がありとても楽しめた。特に最後の純情温泉は、甘酸っぱい感じがとてもよかった。

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    2020年09月19日
  • 日曜日たち

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    兄弟が幸せになってたので、後の話がどよよんとしててもOK。でも4話目の主人公はちょい共感できないわー

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    2020年09月11日
  • ウォーターゲーム

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    ネタバレ

    そういえば「太陽は動かない」を読んでいたな。
    あの時のイメージよりもずっと衝撃的。
    無駄のない、余裕さえある展開をこの少ないページ描き切る力。
    爆破はともかく、水をめぐる利権争いは現実問題としてリアル。
    このジャンル、極めてほしい。

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    2020年09月08日
  • 犯罪小説集

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    ネタバレ

    (以下、直接の感想ではありませんが、触発されている自ツイートを転記(一部訂正有))


     真の母数(発生件数)を知ることはできない。

     しょせん、

     無作為ならざるサンプル(認知件数)でしか社会の問題を知る事は出来んのだ。

     そして「認知」という言葉のなんと胡散臭いことか

     それが 「楽園(本作を基にして作られた映画)」という映画で切実に得た気づきだ

     誰が「悪人」なのか?
     誰への「怒り」なのか?
     そして誰のための「楽園」なのか?

     やはりつながっているな。

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    2020年07月26日
  • あの空の下で

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    外国に今すぐ行きたくなった。ヨーロッパでもアジアでもアメリカでもいい。
    飛行機に今すぐ乗りたくなった。ANAでもJALでもエールフランスでもタイ航空でもいい。
    コロナのバカやろうーっ!

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    2020年07月12日
  • 路

    購入済み

    台湾に行きたくなる

    台湾ガイドブックとしても使えるとの評判どおり、台湾への愛と大切にしたいという気持ちが伝わってきます。序盤はNHKのプロジェクトXみたいな感じです。みんなで協力して一つのプロジェクトを成し遂げるというストーリーを気負わず読みたい方にオススメの作品です。

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    2020年06月26日
  • 作家と一日

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    吉田修一のエッセイ、ANAの機内誌で見かけた人は多いと思うが、定期的に旅するわけでもないので、これはありがたい。
    作家の一日は、あまり多くは起きないようだけど、言葉をつかって人を感動させる仕事だから一般的な職業人と視点がすこし違うのかもしれない。
    路、ルウを読んだときにも思ったが、台湾が好きみたいだ。本書にもいくつか登場する。安全だし、一人でブラブラしても大丈夫。誠品書店に出入りしたり、観光客とほぼ同じながら、その視点は鋭い。台湾独特の匂いや、そそられる美味しい食べ物、まあいいでしょ的な雰囲気、自分も滞在していてそうだよねと思うポイントがいくつもある。
    ホテルの過ごし方も、素敵な場所、ラウンジ

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    2020年06月13日
  • 森は知っている

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    『森は知っている』吉田修一著

    1.購読動機
    202005放送の『路』の番組がきっかけです。
    実際の歴史出来事と人間のドラマを交錯させる見せ方に関心があったためです。

    2.森は知っている から投げつけられたこと
    「死にたいならばいつ死んでもいい。
     今日死のうが、明日死のうがそんなに
     違いはないだろう。
     ならば、今日一日だけでいい。
     ただ、一日を生きてみろ。」

    強烈だった。
    がつんときた。

    3.本書
    幼きころ肉親に捨てられた。
    弟は目の前で餓死。
    自身は孤児院で生き始める。

    彼は、その後ある組織に拾われる。
    名前を戸籍を変えて、別の人生を歩みはじめる。
    そう、産業スパイだ。

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    2020年06月11日
  • 日曜日たち

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    産後初めての小説だからなのか。
    兄弟の描写が、あまりにも切なかった。

    物語では、兄弟に関わる大人たちの
    背景は描かれているものの、
    兄弟についてや両親については
    多くは触れられていないのに、
    それぞれの登場人物と交わる兄弟の様子が
    強く印象に残った。

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    2020年05月30日
  • 森は知っている

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    身近な高校生らしさありつつ、ハリウッド映画のようなスパイ感ありつつ、深い闇もちらつきながら、光も見えながらの一冊。
    積ん読してたのを、映像化するって聞いて消化。思った以上に引き込まれ、本屋さんで続編も見つけてホクホク読み終わって気が付く。
    これが、、続編だ、、、
    前情報なしでフィーリングで本買っちゃうから、一冊目から読めないこと多い、、、、

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    2020年05月03日