芦花公園のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ痛い。読んでいる間ずっと胸が。一人称小説の旨みがこれでもかというほどに出ていて、だから本当に苦しかった。琴葉の、後悔と反省の数秒後には真逆のことを考えているところとか、そういう浮いちゃって降りられない感情と衝動がず〜っと剥き出しなもんだからまあ読むのが辛くて。
でも旨みでもあるんですよねこれって。
全ての怖い出来事が折目正しくきちんとシマくんと琴葉の行先を示唆し続けていて、読み終わってからああ本当に、ゆっくりと喪失していく話だったんだなと寂しくてやるせない気持ちになる。
それはそれとして一々ちゃんと怖くてお得でもある。
他者から見て本物かどうかってさ、関係ないよね。だってシマくんと過ごした日々はどう足掻いても心の底から楽しくて怖くて寂しくて愛おしかったんだから。
それはそれとして、ここまで家庭環境が対極だとほぼ確実にお互い辛いからその男はやめときなよ、琴葉.... -
Posted by ブクログ
私はまだシリーズの方を全部読んでないので物部さん?のことあんま分かんないんですけど、キャラ分かんなくても気持ち悪いゾワゾワ感は味わえるのでオススメです!!
読み終えた直後の感想メモを発掘!そのまま載せます⬇️
ずっとぞわぞわしている。得体のしれないぞわぞわ感。お化けが怖いんじゃない。猿神が怖いんじゃない。なにが怖いのか分からない。得体がしれないがゾワゾワと汗をかく。夏の田舎で気味の悪いものを見た気がした時に音が遠くなるような、心臓がどくどくと主張するような。じわりと滲む脂汗のように肌にまとわりつく恐怖が相変わらず上手くて良かった。少し可愛らしくて魅力的な語りや気になっちゃうようなキャラクター。やっぱり芦花公園かなり好きだ。極楽に至ることについての感情移入が出来なかったから、ずっと気持ち悪い人たちを見せられていたけど、これが正解なのかもしれない。人は気持ち悪い。気味が悪い。
田舎に帰省するような人間だからわかる田舎のアットホームな温かさと気持ち悪さが全面に出ていて、私が田舎育ちだから怖いんだと思うと気持ち良かった。いちばんは、フィクションだってわかっているのに、こういう事する地元の老人が"ありえる"の枠内に入っていることが怖い。芦花公園の最高なとこってここだと思う。ありえるんじゃないかと思わせるリアリティある描写
芦花公園の文て視覚要素多いのかな。
どちらにせよかなり細かい所まで情景もでてくるし、好みでした。頷き仏が好き。
なんかこういうのを「はいはいヒトコワね」て言う人って、自分が歪めてしまう可能性怖くないのかな、こんなにぐちゃぐちゃの信仰してるのに。これは自然が怖いに似ていると思う。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ前情報なしでいっっっっっちばん好きなタイプの男女お出しされて終わった。最悪。最高。シマ琴あってよかった〜、あったよね?
本当に、永遠になりたかった女と永遠になれなかった男の組み合わせが大好きすぎるし、カクヨムの後日談読んで更にその気持ち強まった。人間が愛のために身を滅ぼし幻影を追いすがるときにまろびでる煌めきを致死量だけ浴びれてよかったー!
京王線沿いに住んでた頃を思い出せて懐かしい気持ちにもなったし、あれから色んな街に移り住んだけど、やっぱりいい所だったな〜また住みたいな〜と改めて思えた。京王線沿いに出てくるヤバい怪異の話なのに。あと琴葉ちゃんは地方住みではあったけどたぶん本人が考えるより都会っ子だと思います。特に好きだったのは調布、つつじヶ丘、仙川のエピソードかな。咎人の雛パートもあったし(ないよ)
なんか世界観を他の著作と共有してるタイプの作品ぽいのでシマくん探すために読むしかないな〜。みんなはシマくんのCV誰で想像した? 私は櫻〇孝宏。