【感想・ネタバレ】異端の祝祭のレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年03月15日

とんでもなく長編を読んだかのような疲労感
決してハッピーエンドにならない当たりがなんとも言えない気持ちにさせる

確かに現実でだって洗脳が解けて日常生活に戻れました!とはいかないが..

笑美だけが今のところ1番幸せなのかもしれない。あの男がいなければ彼女はもっと幸せになれただろうに

ヤンの能力、...続きを読むるみさんの能力も凄いが物部さんの能力が規格外過ぎる
まさに最終兵器

次の巻を読むのが楽しみ

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Posted by ブクログ 2023年12月21日

伝奇アクションホラーな感じ。比嘉姉妹シリーズにノリは似てるかも。こういうの楽しい。
しかし参考文献の少なさよ、作者さんは基本ただの聖書を元ネタにこの宗教作り出してるのよね、ヤバい...

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Posted by ブクログ 2023年10月24日

 ドラマ『SPEC』のような世界観と人の薄気味悪い部分を感じられて自分は満足でした!
•あらすじ
 生きてるものと霊といった類との区別ができない就職浪人の笑美。彼女が大手企業になぜか就職でき、そして奇々怪々な研修を受けるようになります。徐々に様子が変わっていく彼女を心配した兄は心霊案件を請け負う佐々...続きを読む木事務所に依頼をし、物語が進んでいきます。

•感想
 本の裏にあるあらすじには民俗学カルトホラーとあり、民俗学や宗教といったテーマに人間のもつドロドロとした気味悪さが合わさってできたホラーでした。
 ドラマ『SPEC』のように人知れず霊能は実在し、それを民俗学や宗教に関する知識によって対応しようとしている2人という構図が良かったです。この2人も自分なりの葛藤を抱えながら霊と向き合うところも『SPEC』と重なりました。
 また、人間怖いと感じられるのは笑美の様子がとても際立ってました。笑美は自身の特別な性質や過去のトラウマによって自己肯定感がとても低いです。そんな彼女が社長と呼ばれ笑美を必要とする謎の青年ヤンにハマっていく姿は自分からすると気持ち悪かったです。ですが、宇佐見りんさんの『推し、燃ゆ』に登場する推しを生きがいとしすぎている主人公とどこか重なるところがあるように感じ、気味が悪いと捨て置け無い感じがしました。それは、心の拠り所を自分のアイデンティティとしてしまう人間心理にどこか共感をしてしまうからなんでしょう。だからこそ、読み進めて不気味な部分にあたると自分の暗部をチラ見する気分になり、それを他人にも当てはめられるので余計に気持ち悪く怖いと感じられました。また、他にもいろいろな意味で人間的に気持ち悪いのが出てくるのもこの作品のヒトコワ要素でした。
 世界観や内容もとても好みな作品でした!ヒトコワな中ではライトな感じでしたが、いろいろ考えるとどこまでも気色悪さが抜けませんでした。

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Posted by ブクログ 2023年09月03日

この世界観は私の好きなやつ~~~!!
初めてこの作者様の本を拝読しましたが個人的にとっても好きな作風でした!!
単純に面白い(*ˊ˘ˋ*)。♪:*°
最初から最後までワクワクしながら読みました!
そしてゾクゾクしながら楽しみました!

心霊現象に関する相談を受け付け、それを解決する2人組の話です。
...続きを読むとっても読みやすいので普段は読書をしない人でもサクサク読めると思います。
小難しい表現はなく、場面を想像しやすい語り口で、知らなかった知識も与えてくれる楽しい物語でした。

シリーズ作品なのが嬉しい!
この2人の活躍を追いかけます!

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Posted by ブクログ 2023年04月28日

陶酔感が気持ちよくてサイコーだった。フワフワと多幸感があって、でも絶対にハマっちゃいけないもので。ハマっちゃいけないものにハマる気持ちよさが文から脳に直接ビリビリ来る感じ。これは麻薬……。
モチーフも好きだった!これだよこれ!
和製ミッドサマーって言われてるのも納得の気持ちよさなのでミッドサマー好き...続きを読むは必読です。私はミッドサマーマジで好きです。

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Posted by ブクログ 2023年04月10日

「パライソのどん底」からこの作品へ。
これは、、、イヤミスならぬ、イヤホラー。。。
 この世のものならざらぬもの系ゾクゾクホラーというよりも、人怖ホラー。
 映画の「ミッドサマー」「ヴィレッジ」を思い出した。
 結局は生きてる人が一番怖いよね、っていうことを幾度となく思い知らされる話。
 裏表紙の紹...続きを読む介通り、話は最後までするする読め、「取り込まれて」しまった。
 著者は宗教や民俗学を学んだ方なのかな?という感じで、コアな内容も盛り込まれ、知識がないと少し取り残されるが、キチンと説明があるのでわかりやすい。
 ただ、やっぱり、無宗教の私は、「宗教には関わるまい」と改めて固く誓う内容だった。
 参考文献の「カルトの子」は読んでみたいと思った。

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Posted by ブクログ 2023年03月21日

オカルトホラー!
ページをめくる手が止まらなかった。
宗教と心霊。
それらって底知れない不気味さがあるよね。
でもだから、怖いもの見たさで、もっと知りたくなるのよね。

アニメ化とかしそうなラノベ感。
設定浅いところもあったけど、私は好きだった。

小野不由美さんみたいな作品だともおもった。
これ、...続きを読むシリーズ化とかしてないのかなぁ

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Posted by ブクログ 2022年11月06日

途轍もなく面白かったです。忍び寄る怪異の描き方が丁寧で夜中に読み終えてしまった今、背後を頻りに気にしています(汗)カルト的な怖さだけでなく人間の怖さ、得体の知れない怖さも味わえる一冊。心から読めて良かったです。

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Posted by ブクログ 2022年10月19日

生きている人間とそうでないものの区別がつかない女性。彼女は大手企業に内定を得るが、研修で見たのは奇声を上げ這い回る人々だった。民俗学カルトホラー。
面白かった!ミステリ要素 のあるホラーで、二転三転する物語に読む手が止まらなかった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年08月09日

読者の心をも浸蝕してくるかのようなじんわり怖いカルト教団描写からの、探偵小説ばりにキャラ立ってる解決者コンビ登場からの、異能と異能のぶつかり合いバトル!
盛り沢山のエンタメホラー、面白かった!
霊とか異能みたいな分かりやすい超常現象ギミックよりむしろ、登場人物ひとりひとりの真意が分かったときのほうが...続きを読むゾワゾワ感やばかった……

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購入済み

2021年07月16日

カルト的なホラー小説を読みたいと思っていたところ、こちらに辿り着きました。じわじわと侵食してくるような不快さとカルト成分がこれでもかと凝縮されており、この方の別作品にも興味の湧く一作でした。

#ドキドキハラハラ #ドロドロ #ダーク

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購入済み

オカルトと新興宗教について

2021年06月12日

面白かった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年02月08日

徹頭徹尾、ホラー三昧な作品。
霊が怖い、宗教が怖い、人が怖い、サイキックが怖い。
色々な怖いが溢れ、ずっと不安、未来も不穏。
文体は読みやすく、説明も丁寧で宗教関係にまったく明るくない、義務教育の範囲ですら記憶が怪しい自分でも話についていくことができて、ちゃんと「怖い」を楽しむことができた。
また、...続きを読む心霊現象の原因を追究する推理要素も存在しているのも面白い(これは自分が宗教が詳しくないため、一緒に推理することはなく拝聴していた)。
主役である心霊案件専門の佐々木事務所の二人は、ホームズとワトソンのように個性的な所長と、愛嬌のある助手の組み合わせでお互いを助け合っている。
シリーズ化しているので作品が進むと明らかになっていくだろう二人の過去と、これから強くなっていく絆も楽しみである。

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Posted by ブクログ 2023年11月19日

ホラー界で話題になっていたので読んでみた。
タイトルから予想していたが、ゴリゴリのカルトホラーでした。
「ヤン」という、一言二言話すだけで相手を安心させるカリスマ化け物キャラが、呪文?を使っていくのが怖かった。
人間がケエオコと鳴いてる姿や、大量に動物を解体してるシーンを想像するととても恐ろしかった...続きを読む
面白かったかと言われたら首を傾げるが、気持ち悪さはすごくあった。

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Posted by ブクログ 2023年07月26日

面白かった。こういう、異能力人間が沢山出てくるお話好きなんだ…。可哀想な境遇もファンタジー(不謹慎だが)として読みやすくなるし。

前半の「何じゃこりゃ、どうなるんだ」という、カルト宗教の描写、手探りで読み進める感覚で楽しかった。結局、主はキリスト教として、色々な宗教をつまみ食いして創り上げたという...続きを読むことだろうか。ヤン氏凄すぎる。私もヤンを嫌いになれないので、洗脳されているのかもしれない。
眼窩女はただの悪霊だそうで、あっさり。ちょっと残念。

るみに比べて青山くんの魅力はこの1冊じゃ今ひとつだったけど、「バターみたいな体臭」というのは香ばしくて良い匂いなのか油くさいのか。焼きたてのパンみたいに幸せなにほひ、ってことかな…

作者さんの他の本も読みたいです。

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Posted by ブクログ 2023年07月04日

面白かった。洗脳怖いけど、自分は大丈夫と思いつつ、騙されやすいからコロっといっちゃうかもなぁ。キリスト教の知識があったらもっと楽しめたんだろうなぁ。前作のほねがらみも読んでみたいな。

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Posted by ブクログ 2023年05月14日

 悪霊なら坊主!
 荒神なら神主!
 悪魔なら聖職者!
ルールに則らないと効果がない。

そうなんや、宗教違うから、言葉が違うだけで、同じモンやと思ってた。
例えば、厄年に、
 神社なら、厄祓い。
 お寺なら、厄除け。
みたいな。(ちと、意味が違うけど、一方は、排除、もう一方は、防御って感じ)

...続きを読むに取り込まれる人らを救う!
今回は、カルト宗教、洗脳とかヤバい状況に陥ってしまった笑美さんを救う!
その案件を請けた心霊案件得意の佐々木事務所。

何か、凄い力持った人のオンパレードやけど、それが負の方向に向かってるのが悲しい…
小さい頃から、そのチカラで虐げられてきたら、そうなるんやろな。
暴走も止めれんし。
こういう人らを良い方向に向かわせれば、世間もええ感じになるんちゃうかな?
平和が一番です〜
今後も監視よろしくです!佐々木事務所さん!


宗教とかは、無関心だし、更にキリスト教は分からんから、聖書とかの内容出されるとキツい。

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Posted by ブクログ 2023年04月30日

人には見えないものが見え、そのせいで世間になじめない笑美は就職もうまくいかず絶望していたものの、大手企業の社長に気に入られる。そして連れていかれた研修先では異常なことばかりを目にすることになり、取り込まれて行ってしまう。一方で笑美の兄から相談を受けた佐々木事務所は調査を始めるものの、見えてくるのはま...続きを読むさしく異様なことばかりだった。独特の雰囲気がパワフルなホラーです。
ホラーにもジャンルはいろいろあるけれど、これって何なんでしょう。どこからどこまでも異形で、怖いというよりは気持ち悪くて。これほどまでに「異様」という言葉がしっくりくる作品はなかなかないかもしれません。自らの能力を呪い、自己評価の低い笑美のキャラクターは可哀想なのだけれどなぜか好感が持てないし。登場する異形は気持ち悪いし。魅力に溢れて描かれているヤンも客観的に見ればめちゃめちゃに気持ち悪いし。だけどなぜか取り込まれてしまいますね。
民俗学見地からのアプローチが盛りだくさんなのも楽しいです。意味不明に思われた言葉の数々も解明され、だけれどすぱっとすべてがクリアになるわけではない、その気持ち悪さもまた魅力。これぞホラーといった感じの作品です。

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Posted by ブクログ 2022年12月06日

恐ろしくて切なくて泣きたくなる読後感。
こちらを読む前に、カクヨムにて同氏の「星の瞬く」、「海が滴る」を読んでおくと、より佐々木と青木を理解できるかと。というより、それを読んでいる前提の作品かも。

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ネタバレ購入済み

読み進めるにつれ気持ち悪くなる

2021年06月14日

異端の祝祭というタイトルと、民俗学カルトホラーと言うコピーに惹かれて読みました。

幽霊が「普通」の人間のように見えてしまう事で、「普通」の生活ができない就活生の笑美の冒頭の話から、独特の気持ち悪さに引き込まれました。
そんな笑美が、ヤンと自称する男によってカルト宗教に取り込まれて行く様や謎の...続きを読む儀式は、私にとっては怖さの入り口でした。
笑美を救おうと中盤から登場する、心霊案件を解決する事務所のるみと青山の登場で、物語に明るさが見えたと思ったのもつかの間。
なぜ心霊事件を生業にしているかを明らかにしたるみの生い立ちの描写が、物語を不快な方向へと一気に落として行きました。
さらに、ヤンの過去や宗教の詳細について、明かされる度に気持ち悪さが付きまといます。

私の読解力が乏しいので、伏せ字やキリスト教の説明のような箇所は若干読むスピードが落ちてしまいましたが、
幽霊・宗教・超能力・アクション、てんこ盛りでしたが、なんだか終始気持ち悪く
見はいけない物ほど見たくなる、そんな物語でした。

#ドキドキハラハラ #怖い #ドロドロ

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年01月08日

民俗学とかカルトのホラーを期待しましたが、能力者バトル的な展開になってしまったのは残念。バトルの状況と施設の景観が少し読み取りづらかった。終盤はなんだか中高生が好きそうなアニメを見てるみたいだ〜という気持ちに。
また、個人的な好みとしてはもう少し説明が欲しかったところです。あの人は結局どうなったの?...続きを読むと思うところが多々ありました。ただ、説明しすぎると恐怖が薄れてしまうので、作者と私の好みの塩梅が合わなかったかなと思いました。
しかし、信者の青年の友人たちとの会話の章はとても良かったです。キリスト教ベースに派生したんだなと思って油断していたら眼窩女が出てきて驚きました。異物が醜く混ざりあっている恐怖を感じられました。近親相姦クソ兄貴の潜入の章も、自分の理解を超えた何かから逃げようとするところは、私も追い立てられている気分になりました。

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Posted by ブクログ 2024年01月06日

題材がカルト宗教系ということでしたが、想像していたよりもがっつりと宗教を元にしたお話でした。

キリスト教や聖書に関する知識が乏しいため、なかなかすっと頭に入ってこなかった展開も多かったです。勉強不足。。

中盤あたりからは、良い意味でも悪い意味でも、何が起こっているのか、登場人物が何を言っているの...続きを読むかがよくわからないな~という印象でした。

序盤の展開のインパクトは好きでしたが、それ以降は割と登場人物のキャラクター性や関係性を押し出した見せ方で、好みが分かれそうです。

私は物語を通して著者のホラーや怪異に対する考え方や描き方を見たい方なので、あまり、、合わなかったです。

ですが最後にひとつだけ。
物部さんほんとすき。

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Posted by ブクログ 2023年12月30日

 しんちゃんからのBDPです。芦花作品の処女作? 内容としてはホラーなんですが今迄とテイストが違うホラーとなっていますね。 オカルト的な? ヤンさんってリアル化したらどんな感じの人なんでしょ? '237/19 '2311/20

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年06月04日

面白かったです。カルトにハマった人を奪還する話と思いきや、一筋縄ではなかった
笑美が主人公かと思って読みすすめてたら、突然の事務所、主人公の、るみと青山
彼らの過去が話の途中で知ってるでしょ?みたいな感じでさらっと書かれていたので、一瞬何作か読んでいなくて途中巻なのかと勘違いしたのと、るみの過去凄く...続きを読む大事ですが、ここでそんなに掘り下げるのか…と思っていたら肝心の最終決戦が結構アッサリだったので星3

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Posted by ブクログ 2023年05月31日

和製ミッドサマーという評判が気になり読みました。確かに雰囲気はよく似てるなぁと。
色々な宗教要素が散りばめられる中、最初から最後まで疾走感がありサクサクと読む事が出来ました。
登場人物も個性的でシリーズものの第一作という事もあり、これから色々な展開があるのだろうなぁと想像できる内容でした。

続編も...続きを読む読んでみたいです。

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Posted by ブクログ 2023年04月16日

謎の儀式とか、所々で急に夢の中の視点が挟まれたりとかで、最初の方は話がイマイチよく分からなかったけど、ヤンの目的が分かり始めてきてからは面白くて夢中になった。るみさんの能力も凄くて、この後のシリーズも是非読みたい。

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Posted by ブクログ 2023年04月16日

人物の視点を変えながら、後でそれを伏線としても有効活用しつつ、終始不気味、不穏を崩さない雰囲気は一貫しててとても良かった。どの方向の不気味なのかがわからない、序盤の民俗的カルトな嫌な感じに拍車をかける意味不明なひらがな言葉とか、こういうの好み。主人公側の性格が掴み難かったが、背景の深掘りもあるし、こ...続きを読むの程度で充分かも。あとは宗教的な知識があれば、もう少し理解を深められたのかもと思った。続編も読みます。

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Posted by ブクログ 2023年03月01日

宗教、最終的にはカトリックに舵を取ったカルトホラー。 異端のタイトル通り、何かしら狂人的な人ばかりが登場し、まともな人間は青山幸喜君しかいない。 その青山君はすごく常識的な人物なのだが、出生は世間的には神秘的な目で見られる神職の出である。 この皮肉的なギャップが面白い。 
 ミステリー要素はほぼ無く...続きを読む、直球なホラー文学なのだが宗教と超能力が絡む関係上、物語上の謎は多い。

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購入済み

匿名 2023年02月14日

神永学先生に「こんなにぶっ飛んだ作家は初めて」と言わしめた怪作。
もちろんホラーだし不気味なのだが、登場人物たちのおもしろさ、そして徐々に姿をあらわす恐怖の正体、とてもエンタメ性も高いです。
民俗学カルトホラーに興味がある人は絶対に愉しめる作品!

#怖い

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Posted by ブクログ 2023年01月31日

一気に読みましたので面白かったのは面白かったのですが、どのキャラにも感情移入できず。
キャラ設定に無理があるというか…

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Posted by ブクログ 2022年11月15日

失敗続きの就職浪人生・島本笑美。
原因は分かっている。彼女は物心ついた時から生きている人間とそうでないものの区別がつかないのだ。
いやあああ……依存してるのかされてるのか?リアルなグロ描写注意のカルトホラーでした。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年09月25日

 カルト宗教団体の、共同生活施設を舞台に繰り広げられる、超能力者同士のバトルって感じのお話だった。おどろおどろしい、ねっとりした怖さではなく信仰や因習の怖さではなくて、人の妄執の恐ろしさがメインだった。能力者をより強い能力者が取り込み、さらに強い能力者が現れてその能力者を取り込むといった戦い方で、ホ...続きを読むラーというよりどちらかというとバトルモノを読んでる感じになった。
 面白いとは思う。

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Posted by ブクログ 2022年09月02日

金曜の夜に不穏な雰囲気の小説を読みたくて。で、読んだら不穏どころか泥沼まっしぐら。佐々木るみ登場まで粘っこい嫌な空気が充満していた。個人的にはラストは言葉と知識で打ち倒してほしかったなぁ。材料は素晴らしいけど調理方法が合わなかったな、と思う作品。

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Posted by ブクログ 2021年09月18日

暗い性格で就活も失敗続きだった島本笑美。大手企業に採用され研修参加後に連絡が取れなくなる。心配した兄は心霊事例を扱う事務所に相談し…

宗教×カルト×超能力。あんまり怖さは感じなかった。
宗教団体の意向なのか本人の意思なのかもうわからない人って結構いるよね。妄信することがアイデンティティーになってる...続きを読む人。

『〇〇様が私の家族を守ってくれるから怪我も病気もしない』
「こないだ交通事故に遭ってなかった?」
『信仰してるから大怪我で済んだの。信仰してなければ死んでた』
「あ…ふーん」
心酔してる人との会話ってああ言えばこう言うで、何でも「宗教のおかげ」に結びつけるから閉口した覚えが何回かあって、そういうイメージです宗教って。
親の夢を子に託すーといった身近なものから宗教まで、そういう環境って人物構成に大きく影響して、取り返しがつかなくなることもあるって怖さ。

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