芦花公園のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ佐々木事務所シリーズ4作目。
直近で読んだ小説現代掲載の「ベトベト・メモリー」と構造的に似ているのだが、前半の「そ、そんなことがあるのかよ!?」という衝撃の連続からの、後半別の世界線に飛ばされまくる中でるみが自分の中の弱さとひたすら対峙していく展開はなかなか読むのがしんどかった(私が向き合わないで逃げまくるタイプの人間なので)。最近首切り馬の伝承を調べていたので前半の海難法師のくだりは「し、知ってるやつだ!!」になった。強すぎる。絶対エンカウントしたくない。片山敏彦はいつも楽しそうでよかった。あのラストから今後シリーズがどうなっていくのか全く想像がつかない。 -
Posted by ブクログ
ネタバレシリーズのファンなので帯とあらすじを読んで、恐れ慄きながら読み始めた。
覚めても覚めても悪い夢の中にいる様な、まさに無限の回廊の様な物語。ひたすらに辛く、苦しい心理描写に胸が締め付けられ、もう途中からはホラーを読んでる事を忘れて、ただただ、るみさんの幸せを願いながら読んでしまった。
読後感は信じられない程さわやか。
晴れやかな気持ちで本を閉じたが、我に返るとこれで大団円な訳がない。芦花公園先生の作品なのだから。
冷静に考えると、様子のおかしい青山君や、突然出て来た謎の女性と、全然解決していない。
シリーズ最終巻ではないそうなので、押入れの人魚姫を失ったるみさんはこれからどうなってしまうの -
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Posted by ブクログ
ネタバレ散らばった話がひとつになったときの、あの謎が解けるような感覚は読んでいてとてもスカッとするものがあるけれど、この作品ではとにかく怖さや気味の悪さしかなく、読後もとても悪い…
けれど、続きが気になってしまって怖いのに一気読み。
作品的には、“ある近畿地方の〜”や映画「リング」のような感じ。
そしてそこに悪魔や蠱毒まで加わってくるから、ホラーのサラダボウルのような感じになるけれど、そこは上手く落とし込めているなぁと思った。
この怪異の「法則はないが順番(順序だっけ?)はある」というまさかの事実に私も震えた。
怪異の気分で災いが降りかかるかもしれないなんて怖すぎる。
取り憑かれた人達が皆んな -
Posted by ブクログ
これは本当に不気味ですし、何度か読み返すことになります。
あらすじ
隼人が大学で出会ったのは山奥の田舎出身という薄幸の美少年、匠だった。物腰穏やかで優しい匠と仲を深めていると、実家に遊びに来ないかと誘いを受ける。せっかくだからとその誘いに乗るが、匠の実家は村八分を受けているようで嫌がらせの電話を受けたり、村人に無視されて驚く隼人。匠の祖母が頷き仏を家に近寄らせたと話したことで匠もおかしくなってしまい…。
様々な人物の目線で頷き仏について語られるので一回読んだだけではわかりにくいと思います。隼人くんと匠くんが出てくるのも1話だけですし。それでも1話目からゾクゾクするのに、話数を重ねるごと -
Posted by ブクログ
ハイ!ホラー!
お願いすると相手が亡くなる!
しかも、爆発!
グロい…
タイトル忘れたけど、コミックで、人が裏返って死ぬ気持ち悪いのがあったけど、そんな感じか…
「とらすの会」ってとこで、恨みある人の名前を言うと次の日には、ドカーン(人爆発!)
仕事人か!
デスノートか!
この会は、何やねん!
怖すぎるやろ!
マレ様に頼めば〜
この人、人外の美しさ (,,• •,,)キュン♡
(秋せつらみたいなもんか)
真実は違うんやけど、こういう美しさは、何かあるねんな…
イケメン禁止やな!!!(異論続出か!w)
→かなさんの意見により撤回!!!
しかし、これオーメンやん!
なんぼ、退治しようと