芦花公園のレビュー一覧

  • 超怖い物件
    こわかった!
    ほぼほぼ全部怖くて、また新たなホラー小説の楽しみを知られたな!という感じ!他のお話も読んでみたい作家さんも増えて、よかった。
  • 超怖い物件
    オムニバスなのに読み進めるうちに話の内容まで怖くなっていき最後は怖いまま読み終わった…面白かった‼️
    澤村伊智、黒木あるじ、郷内心瞳、芦花公園、平山夢明、怖い
  • とらすの子
    非常に読みやすく、人は選ばないと思います。悪魔的なエンターテイメントの読み物として楽しめました。希彦がまれひこ、マレ様なのかなと読み進めていたら、あれ??となり、最後は見事に騙された、これぞ悪魔のしわざ。それと彼の苗字……井坂。井坂くんだったのね、まれひこに精力吸われた井坂くんの成れの果てなのか。井...続きを読む
  • とらすの子
    いや、もう放っておいて大人しくしとこう
    今ならまだ引き返せる
    と言いたくなる分岐点がたっぷり
    暗黒大陸の厄災っぽい表紙の人もインパクト大

    目の前で人が爆散したのに「あれ、腕の骨かあ」で済ますのは不謹慎だけど笑ってしまった
    ここで一気に引き込まれて読み進めた
    もう既におかしくなっているんだろうなって...続きを読む
  • 漆黒の慕情
    るみと青山が今回解決に乗り出すのは、絶世の美青年をつけ狙う不気味なストーカーの影と小学生の間で広まる「ハルコさん」の奇妙な夢の噂。その二つがどう絡まるのか…るみの過去も垣間見えてハラハラドキドキ。
    前作と違う現実寄りの案件だが、著者が操る独創性あふれる登場人物たちによってこれでもかと掻き回され、一線...続きを読む
  • 異端の祝祭

    読み進めるにつれ気持ち悪くなる

    異端の祝祭というタイトルと、民俗学カルトホラーと言うコピーに惹かれて読みました。

    幽霊が「普通」の人間のように見えてしまう事で、「普通」の生活ができない就活生の笑美の冒頭の話から、独特の気持ち悪さに引き込まれました。
    そんな笑美が、ヤンと自称する男によってカルト宗教に取り込まれて行く様や謎の...続きを読む
  • 極楽に至る忌門
    お化けも神様も怖いけど、人間の欲が1番身近で恐ろしいなあっていう。
    芦花公園先生の他作品を読んでからの方が、より楽しめると思います。ナリキヨが出るよ!
  • 食べると死ぬ花
    一つの家族が深く関わる、それぞれの暗く歪んだ短編集。
    絶望に包まれる最中、美しい男との出会いが彼らの人生を変える。
    なぜがその男に魅せられ、心を許し、心の内を吐露してしまう。
    そして、ある時期に贈られる謎のプレゼント。
    はたして彼は何者なのか?

    絶望に沈む人々に、更に追い打ちをかけて突き落とす物語...続きを読む
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語
    ホラーのアンソロジーであり、解説書でもある本書。恐怖の根源を5W1Hに分類し、それぞれのジャンルに応じた8つの作品が収録されている。

    ホラーの入門書として作られた本ではあるけど、なんとなくでホラーが好きな人が自分の好みを自覚することで、今後自分の好みにあったホラーを探しやすくしてくれる本でもあると...続きを読む
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語
    ホラーはなぜ怖い? 人気作家陣が書き下ろしたホラーを各ジャンルの魅力解説とともに味わう、ホラーカンパニー・株式会社闇がてがけたもっとホラーを「楽しむ」ための最恐アンソロジー。




    ホラージャンルを『5W1H』に分けて 各短編に解説がついている
    中に書いてあった『23分間の奇跡』と言う本を読んでみ...続きを読む
  • 食べると死ぬ花
    気味悪い謎の男が関わって不幸になっていく一族?の連作短編。不穏な空気は続くしニコちゃんの正体と花にはへーと思ったけど『とらすの子』ほどの衝撃はなかった。面白すぎる作品あるとハードル上がる……
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語
    この本は何かストーリーを読むための本ではなく、贅沢な例文が載ってる参考書のようなものだと思う。
    それ以上でもそれ以下でもなく、特に革新的に何かを気づかせてくれるわけではないが、
    ホラー好きな人には、少しの物足りなさを感じながらも読んでみては?という本。
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語
    ホラーを、SF、心理、サスペンス等々にジャンル分けされた短編集。色んな作家さんが参加していて豪華。
    怖いか怖くないかでいうと、まぁそこまで怖くはないかな、という感じではあるが、それぞれの章ごとに解説があって、その分析されている感じは嫌いではなかった。
  • 超怖い物件
    家にまつわるホラーのアンソロジー。玉石混交という感じ。

    【収録作品】
    「氷室」宇佐美まこと
    「倒福」大島てる
    「旧居の記憶」福澤徹三
    「やなぎっ記」糸柳寿昭
    「たかむらの家」花房観音
    「妹の部屋」神永学
    「笛を吹く家」澤村伊智
    「牢家」黒木あるじ
    「トガハラミ」郷内心瞳
    「終の棲家」芦花公園
    「ろ...続きを読む
  • 食べると死ぬ花
    一章ずつ短編っぽいけど、全てが繋がってます。

    理不尽さが面白かったけど
    選択の箱に関しては「あ、そこなんだ。もうちょっと色々あったやろ」って思ってしまいました。

    そして全てが解き明かされるであろう最終章
    読むのめっちゃ疲れた。
    息継ぎさせてくれよって思うギュウギュウ感。
    聖書読んでんのかと思う。...続きを読む
  • 食べると死ぬ花
    人生に行き詰まった人間の前に現れる謎の美青年と彼に翻弄される家族の物語。

    ただただ悍ましい物語。のっけから丁寧に胸糞描写をやってくれるから度々休憩を挟まないと読み続けられない。真相はまあ、芦花公園さんだよねーというオチだけどほねがらみよりは好きかな。
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語
    14歳を対象としたホラー入門短編集です。
    大人が読むと芯からゾッとする、とまではいかないかもしれませんが、面白かったです!
  • 食べると死ぬ花
    ニコは喪黒福造みたいだなと思っていたが暗黒サンタだったのか…

    優しいのか怖いのか分からん存在、本当に天使みたいなもんなのか、この一族に巣食う呪いの具現化なのか…。
    芦花公園先生の作品は多分全て読んでいるが、この難解さ、ジメジメさが面白い時とハマらない時があって、今作は好みで嬉しかった。これがホラー...続きを読む
  • パライソのどん底
    民俗学的ホラーとBLをまぜまぜしてできた作品って感じでした。
    面白くないわけじゃないし、するするーっと読めるので良かったのですがどこか物足りず。
    あと作品の都合上、登場人物や時系列が入り乱れておばかには少々読みづらかったです笑。
    ホラーよりかはBLが好きな人の方が楽しめるかも。
    ラストは不穏で、この...続きを読む
  • 食べると死ぬ花
    短編集なのだけど、それぞれの話が繋がってると思わずに飛び飛びに読んでしまった。一気に読んだ方がゾクゾクきただろうなと後悔。

    ホラーなのだけど、ホラーというより「嫌な話」。人間の嫌なところを煮詰めたものを飲んでしまったような気持ち。

    どの話にも共通している美しい青年ニコライって何者なんだ。あと少し...続きを読む