芦花公園のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ芦花公園さんのお話が良かったです。
少し前に色々あった、その一件を目にしてたから、この作家さんのお話は読まないでおこうって思ってました。
でも良かった、背筋さんや他の作家さんのお話もなんとも言えない気持ちになってそれはそれでほんとに良かったけど、芦花公園さんのお話はその中でも異色で。
主人公の日記(だと思う)の合間に、過去の社内チャット、上司や他部署からのネットでの注意喚起のような文章が入るという形式。
だから混乱しそうにもなるけど、そういう体裁だからこそ、この主人公の今に至った経緯が徐々に露わになってきて、いたたまれなくなりました(泣)
人によったら自業自得じゃないって主人公のことそう思う -
Posted by ブクログ
あぁ、相変わらず気持ち悪くて美しい。
芦花公園作品を読むたび、もれなくこの感情になる。
美と醜。
善と悪。
こんなにも相反する要素が、どろりと溶け合った作品は唯一無二だ。
『聖者の落角』芦花公園
〈佐々木事務所シリーズ〉3作目。
民俗学、キリスト教、カルト集団。
この三つが濃密に絡み合っているのが、このシリーズの魅力だと思う。
何と言っても、このシリーズは気味が悪い。笑
でも、それと同じくらい
思わず信仰心すら抱いてしまいそうな、
得体のしれない美しさと吸引力があるのだ……
病院に現れ、
子どもたちの難病を治した黒服の謎の青年。
けれどその日から、子どもたちは異様な言動をするよう -
Posted by ブクログ
とにかく圧倒的情報量!
…素晴らしかった。
掌編ぐらいのお話がたくさん出てきて、全てのお話が色々と絡み合います。それぞれのお話は時系列も登場人物もバラバラなので、全てのお話を覚えておくのがすごく大変でした。
そして、推理パートで出てくる歴史的資料などの出典が多いこと多いこと…。知識量が多すぎて『ダヴィンチコード』かよと思うほどでした。
これがデビュー作なんですよね。しかもカクヨムで投稿されてたとか…かなりすごいと思います。
佐々木事務所シリーズに出てくるキャラも登場します。このシリーズを追いかけているなら、必読の作品だと思います。
全てのお話がまとまっていく感じがすごく気持ち良かった -
Posted by ブクログ
衝撃!
冒頭開始からとんでもない事態に!
マジで一体これからどうなるか?と読み始め早々に期待を胸に膨らませつつ頁を捲るが…まさか、そのとんでもない出来事が、この無限の回廊の入り口だったとは想定外ですよ!と、良い意味でまんまと罠にかかったような印象を受けました。
今回も、どす黒い心理的描写炸裂で嫌悪感と精神的なショックの波状攻撃は健在、ほんっとこの作家さんは人間の内面を書くのが上手い事この上なく、今回もしっかりとメンタルを削れたわ笑笑。まあ〜でもそれが面白い要素でもあるのだから、やっぱりやめられない笑笑
そして今回ほど、青山くんがいないと絶望感しかない内容で神々しい青山くんには感謝しかない。笑 -
Posted by ブクログ
心……抉られるぅ〜(T-T)
前作がめちゃくちゃ面白かったので、引き続き佐々木事務所シリーズを読むことに!
難病を患った子供達が次々と病が完治し、その後異常な行動を取り始める。
今回は雰囲気が重々しいだけあって話が進む度に心理的な要素が重くのしかかるような内容でした。
しかし、最後の方はかすかな希望がある終わり方と佐々木るみという今まで無敵かよ(個人的な意見)と思われた人だったが、決して完璧ではなく、むしろ弱さや矛盾を抱えている人間味溢れるような描写が垣間見られたので、めちゃくちゃ好感が持てました!
総じて今回も面白い!!ということで引き続き4作目『無限の回廊』を読んでいこうと思う!
つか -
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Posted by ブクログ
角川ホラーアンソロジーの「堕ちる」です。
コンセプトが割としっかりしている短編って「長編で読みたいなぁ」と思うことが良くある。
同じシリーズのアンソロジーで「潰える」「慄く」では、短編だからこそできる潔さがあったけれど、「堕ちる」に収録されている作品は、後を引く感覚があった。その後の出来事、前日、話が飛んだ間には何があったのだろうかと。
怖さで言えば「潰える」が1番だったけど、読後の感覚だと今作が1番だと言える。
なお、以下に個人的なランキングを書きました。
『怖さ』ランキング
1位 潰える
2位 慄く
3位 堕ちる
『読み応え』ランキング
1位 慄く
2位 堕ちる
3位 潰える
『コン