芦花公園のレビュー一覧

  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語
    非常に読みやすく、ホラー小説というものが分かりやすく分類されていて、自分が一体どういった物が好きなのかが分かった
    ホラー小説の教科書のようで14歳の、と書いてはありますが年齢関係なく読んでほしいなと感じた
    様々なジャンルのホラーを、一気に摂取できる本
    ちなみに自分が好むホラーはSF、オカルト、サスペ...続きを読む
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語
    解説とか好きだからもう「はじめに」から面白かった!
    ホラージャンルを5W1Hに分類しようなんて思わないでしょ。楽しい。
    それで言うと全部の項目に好きなジャンルがあったから、自分って案外ホラー好きなんだな、と思った。
    この本は全章怖くなかった。入門書扱いだからかな?ホラー苦手でも読めそう。

    [特に良...続きを読む
  • 極楽に至る忌門
    初っ端オチでびっくりした
    ナチュラルにいれてくる
    でも面白かった!

    願いを叶えてくれる代わりに残虐な要求をしてくる怪異は多いし、それが神格化した伝説も多いと思うけど初めて読む話だった。
    オリジナルなのかな?
    時代背景がよくわからなくて混乱したけど、一番最後のYouTubeガキのはわかりやすい。

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  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語
    色んなジャンルのホラーを浴びれて良かった。学校メインの話が多いので学生の時に読みたかった一冊だな〜と思います。
  • 食べると死ぬ花
    この著者の書籍化された小説はほぼ読んでいます。
    著者はクリスチャンで以前の著作にもキリスト教に絡めた作品がありました。
    『食べると死ぬ花』はその集大成と言っても過言ではないのでしょうか?

    私は聖書を読んだことはありませんが、久根ニコライの話す言葉は聖書の内容を一般人にも分かりやすく伝えようとしてい...続きを読む
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語
    14歳でありませんが大変楽しめる内容でした。
    特に芦花公園さん、雨穴さん、梨さんの話が好き。
    今私が中学生2年生なら学級文庫にこの本をしれっとさしておくのになぁ……
  • とらすの子
    怖面白すぎる。
    この著者は、不快な美しい絶対悪を描くのが本当に上手。
    途中からすっかり希彦に魅了され、結末が知りたくて知りたくて、一気読み。
    きれいすぎる景色を見ると、怖くなる感覚を知っているけれど、希彦もそんな感じなのだろうか、と想像しながら読んだ。

    そして、この著者の醍醐味、不条理な怖いものが...続きを読む
  • 異端の祝祭
    とんでもなく長編を読んだかのような疲労感
    決してハッピーエンドにならない当たりがなんとも言えない気持ちにさせる

    確かに現実でだって洗脳が解けて日常生活に戻れました!とはいかないが..

    笑美だけが今のところ1番幸せなのかもしれない。あの男がいなければ彼女はもっと幸せになれただろうに

    ヤンの能力、...続きを読む
  • 漆黒の慕情
    どうして...ハルコさんの話はある意味ハッピーエンドだったのにどうして...

    ハルコさんばかりを見すぎていたせいで、本当に身近なSOSを見逃してしまった
    青山さん、ショックで人格が変わるのでは??

    青山さんがるみの幼少期を想像して仲良くなれそうと思っているのは大変グロい。知らないって罪

    ぶっ壊...続きを読む
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語
    ホラー短編集。短編ごとに解説が入っていて、すぐ次に切り替わらず、ホラー特有の余韻が楽しめてよかった。「世にも奇妙な物語」のタモリさんと同じ現象。
    一話一話ちょうどいい文量でジャンルもバラバラなので、好きなホラージャンルを探すのにぴったりの本。
  • とらすの子
    いつもの『得体の知れないものが恐い!』というのではなく、『生きてる人間の心理ってほんと恐い!』の方だった。だから恐いと言うより、苦痛の方が強く感じたかもしれない。坂本と白石の交流に対して、途中まで上手くいってたじゃん…!という悔しさを抱いたけれど、まぁそう上手くいく展開ではないよな…とも思った。悲し...続きを読む
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語
    気鋭のホラー小説家達による、オムニバスホラー短編集。
    ジャンル特化型ホラーということで、各話が5W1Hにジャンル分けされ収録。

    ・Who「みてるよ」心霊ホラー
    学校に出現する、不気味な男子の幽霊。彼に見られた者は恐ろしい目に遭う。
    ・What「終わった町」オカルトホラー
    土地神の怒りを買った主人公...続きを読む
  • 食べると死ぬ花
    一見ニコちゃんがみんなを不幸にしてるように見えるけど、ニコちゃんがいなくてもこの一族は決して幸せにはなれないんだろうなと。
    こういう、SNSで垣間見られそうなリアルな質感の「嫌」に超人的な存在が関わってねじ曲げていく展開、芦花公園先生の持ち味がめっちゃ出てる。
  • 異端の祝祭
    伝奇アクションホラーな感じ。比嘉姉妹シリーズにノリは似てるかも。こういうの楽しい。
    しかし参考文献の少なさよ、作者さんは基本ただの聖書を元ネタにこの宗教作り出してるのよね、ヤバい...
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語
    収録作はどれも大変面白かったし本の主旨にも合っているし良かったのだけど、「14才の世渡り術」という叢書の本で、巻末ブックガイドに『ぼっけい、きょうてい』と『残穢』を入れるのはやめてあげて
  • とらすの子
    芦花公園さんの十八番ともいえるオカルトホラー。
    ほねがらみ、異端の祝祭などに出てくる物部家の方も出でくるのでファンとしてはニヤッとするポイントも良かった。3人の視点でそれぞれ物語が進み、どう交わって行くのか気になって一気読み。珍しくハッピーエンドか!?でも芦花公園さんだし‥是非結末はご自身で確かめて...続きを読む
  • 食べると死ぬ花
    「そうきたか」と思いました。
    1つ1つの短編も内容が濃く、最後の方までよくわからないけど瞳の美しい青年が共通しています。どんな存在なのか、最後の章を読んで少しだけわかった気になっています。作者さんは明示はしませんが、いろんなところにこの青年に関するヒントが書かれていて、伏線の回収も素敵だなと思いまし...続きを読む
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語
    中学生向けに表現を抑えてるところはあるものの、どの作品も作者の持ち味とジャンルの持ち味が出てて面白い。
    まず本編を味わってから物語構造に触れられる流れは、ホラー創作を始めたい人の参考にもなるかも。
    平山夢明先生の作品は今まで後味最悪なやつばっかり読んできたから『さよならブンブン』の読後感のよさはちょ...続きを読む
  • 食べると死ぬ花
    芦花公園さんの連作短編集。
    大満足のホラー。

    小説新潮とyomyomで連載していた6つの短編と、書き下ろしの一作。最後の書き下ろし部分はまさに文字と知識の壁。圧巻のラストだった。

    ———あらすじ(公式より)———

    絶対に、それを■■■はいけない――。ページをめくるごとに後悔が増す戦慄ホラー。
    ...続きを読む
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語
    ホラーの読書案内として優れた一冊。ホラー小説を「心霊ホラー」「オカルトホラー」「シチュエーションホラー」「SFホラー」「モンスターホラー」「サスペンスホラー」「怪談」「モキュメンタリーホラー」というジャンルに分類し、それぞれ短編とともに解説がついている。ホラー小説に解説、というのは無粋な行為であるよ...続きを読む