芦花公園のレビュー一覧

  • 聖者の落角

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    途中までずっと「頼むミスリードであってくれ頼む」って気持ちと「いやそんなキャラ被りする奴いるか……?」って気持ちで揺さぶられながら読んでました。
    シリーズが進むごとに読者とるみの距離感が近くなってきてるというか、『異端の祝祭』の頃はこんなに視点キャラクターとして違和感なく一緒に物語を追える人だとは思わなかったよ!

    「見る」ことがフックになる怪異、厄介で怖いなぁ……。
    病気が治る=幸せではないとか、怪異が祓われる=よかったね~で終わらないところが皮肉で芦花公園先生らしいなぁ。
    最後の終わり方も……もうこんな締められ方したら今後もシリーズ追わざるを得ないじゃないですかー!

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    2023年06月14日
  • 聖者の落角

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    ゲラ読み当たって書いた感想です。文庫買ってきたので貼ります。

    これはなんというかめちゃくちゃ重たい作品だ。
    今まで読んだ佐々木るみシリーズのなかでもっとも宗教臭が強くて、ヤバさが半端なかった。
    佐々木るみを必要としているひとと、佐々木るみが必要としているひとたちが古い呪いと戦うおはなしとして読んだ。
    佐々木るみの物の見方考え方を時々受け入れられないこともあったけど、今回のごちゃごちゃした思考回路は全く好みで、ゲラ読みという僥倖に預かったことが感謝しかありません。
    物部斉清が死なない物語を望んでいたけど次くらいはもしかしたらな、雰囲気で苦しい。
    片山敏彦と青山幸喜には佐々木るみをめぐってバトルを起こしてほしい気持ちもありますがそれはそれ。怪異をどんどん、拾ってきてもっとヤバいはなしになればいいと思ってます。
    佐々木るみが自分の力を知った瞬間をもう少し詳しく知りたい。でもそのはなしを一冊の本では読みたくない。このシリーズはもっとぐちぐちぐちぐちした感じになってほしい気持ちもあります。
    文庫刊行されたら必ず買います。
    ありがとうございました。

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    2023年02月26日
  • 異端の祝祭

    購入済み

    カルト的なホラー小説を読みたいと思っていたところ、こちらに辿り着きました。じわじわと侵食してくるような不快さとカルト成分がこれでもかと凝縮されており、この方の別作品にも興味の湧く一作でした。

    #ドロドロ #ダーク #ドキドキハラハラ

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    2021年07月16日
  • 異端の祝祭

    購入済み

    オカルトと新興宗教について

    面白かった。

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    2021年06月12日
  • 極楽に至る忌門

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    ネタバレ

    佐々木事務所シリーズではないけど、物部斉清が出てる、ということで読んだ。最初津守さんという物部さんと別の人が出てて、あれと思ったけど、ちゃんと出てきたわ。結局分かったような、分からないような感じだけど、ホラーってのはこういうものなんだなと。昔はこういう感じが嫌であんまり読んでなかったけど、ここのとこはまってるからな。この人の本はとにかく読みやすい。どんどん先が気になっちゃうんだよな。

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    2026年10月06日
  • 逃げられない ホラー傑作選

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    「長い雨宿り」と「カイアファの行かない地獄」と
    「えれんとわたしの最後の事件」が特に面白かったです。

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    2026年10月02日
  • 逃げられない ホラー傑作選

    購入済み

    空虚な人間が悪霊に操られる

    人間が悪霊に操られるらしい。胆力があり、精神力があり、それでもか!??。頭ばっかりじゃダメなんじゃないか。昔はそう随分聞いた。魂というか。そういう部分のイメージを非常に悪いものに変えてしまった今の教育が、何もなしえない空虚さを産む。そういう事はないでしょうか。

    #アツい #ダーク #ドロドロ

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    2026年10月02日
  • 聖者の落角

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    ネタバレ

    シリーズ3作目。まんまとミスリードされて、青山君の仕業だと思ってしまった。しかし、物部さんの言う通り、『善人も突き詰めたら狂人』青山君もまた異常者なのだ。あとシリーズ4に出てきた保が出てきて、やっとやっぱり物部さんがあの物部さんだと思えた。4を読んだ時はすごくおじいさんな感じで読んでたからな。車椅子って描写でそう思ったんだろうか。読んだのは比較的最近なのに、うろ覚えだからまた4を読もう。そして、5がなんと入ってなかったのよ。そんなことある?ここまで来て。今人気作家さんでしょう。

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    2026年09月30日
  • 漆黒の慕情

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    ネタバレ

    佐々木事務所シリーズ2作目。片山敏彦登場。るみが言ったように、あまりに美しい人は醜い人と同様に、というかそれ以上に苦労するんだなとしみじみ思った。あと佐山を許して同居を求めるなんて、まじで変態だわ。青山君もだけど、美醜にとらわれずに生きられるなんてほんと素晴らしい。しかし、普段の佐山が素晴らしい人間なのに、怪異の部分とどうやって折り合いをつけて生きてきたのか?自覚してるのか?そこらへんがよく分からんのだよな。でもそれよりなにより、最後の2ページでほんと頭を殴られたようだった。本当にショック。七菜香ちゃんが母親に虐待死されるなんて。なんてひどい結末。虐待されてたのに、なんでるみのブレスレットを、母親にもらったものなんて大切だ、なんて言えるの。本当にかわいそうだ。優しい青山君がどうなってしまうのか、次作にまた期待。

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    2026年09月27日
  • 超怖い物件

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    花房観音、澤村伊智目当て

    宇佐美まこと「氷室」
    大島てる「倒福」
    福澤徹三「旧居の記憶」
    糸柳寿昭「やなぎっ記」
    花房観音「たかむらの家」
    神永学「妹の部屋」
    澤村伊智「笛を吹く家」
    黒木あるじ「牢家」
    郷内心瞳「トガハラミ」
    芦花公園「終の棲家」
    平山夢明「ろろるいの家」

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    2026年09月27日
  • 漆黒の慕情

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    なんか、謎のイケメン。
    そしてイケメンの気質。
    テーマは「つけまわす」

    聖女の救済が、あまりにこねくり回しすぎでしょ感もあったのですが、
    そのシリーズ2作目はあまりにシンプル。
    正直使い古されたようなネタ。
    唯一何かを感じるならば、1作目では圧倒的な強さを出していた、ゆうやみ特攻隊のあの人のようなるみさんの弱さが出てきたことくらい。

    まぁ、1作目より、時折あった読書リズム感の悪さは消えたなー、くらいにサラリと読んでたら、
    最後の2ページで…

    完全に読者の目線を逸らしておいて、そこ…
    まさにホラー。
    芦花公園、エグい。
    ★3くらいかなーから、一気に★5に近いとこまであげてくる。
    自作も楽しみだ。

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    2026年09月26日
  • 呪いの☒☒

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    背筋さんの「劣化コピー」と芦花公園さんの「しばらくゆっくり休んでください」が特に面白かったかな。
    ホラーアンソロジーの中でも、この本は個人的にはどれも良かった!!

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    2026年09月25日
  • 異端の祝祭

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    ネタバレ

    芦花公園、読みまくりシーズン。佐々木るみと青山君のシリーズ第1弾。まず表紙の蛇がめちゃめちゃ嫌。ほねがらみの蛇を引きずっている。初見なら絶対読んでないだろうな。あとこんなに二人の説明がなく進むんだな。まぁ後半、るみについても出てきたけど。やっぱ4作目から読んじゃったのは良かったような、悪かったような。でもこの人の文章はすごく読みやすい。どんどん先が知りたくなって、ついつい夜更かしして読んじゃった。ヤンは怖かったけど、兄・島本陽太がめちゃめちゃ怖かった。この人にもっと罰を食らわせてほしい。参考文献にカルトの子が入ってたのが嬉しかった。そして、るみの押し入れにしまうやつ、ここから始まったんだなー。次も楽しみ。

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    2026年09月23日
  • 七人怪談 第二夜

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    短編集ながらどれも読みごたえがあり、外れなし。三津田信三先生の話が一番目当てで購入したんだけど、民俗学怪談ちと自分好みのジャンルかつ三津田先生にぴったりの話でてともよかった。そして怖い。本当にあったのかなと思ってしまう。八人童と枝人形、ほんとに怖かった。あと三津田先生の選んだ7人なので、こう、使い古された的なつまらないのがなかったのも良くて、そこはホラー好きの編集者の面も感じた。

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    2026年09月19日
  • ほねがらみ

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    ネタバレ

    怪を語りて怪に至る。
    主人公に怖い話を提供した人達がどんどん音信不通になっていく過程にゾワゾワした。
    ホラー短編にありがちな、「何かしら話が繋がっているのは分かるけど結局どう繋がるのか分からない」といった曖昧な展開ではなく、橘家にまつわる蛇の信仰と生贄という話に収束して行くのがいい。ただ、斉藤さんが最後何を忠告しようとしたのかだけ気になる。

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    2026年09月15日
  • 異端の祝祭

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    ネタバレ

    これはかなり面白かった。
    宗教絡みの不気味な儀式、信仰。人の心の弱さと闇。
    育ち方は本人にはどうしようもなく子供は被害者。でも被害者は歪んで加害者になっていくことも多いんだよね。人間の歪みは恐ろしい。
    怨霊の表現とか登場人物が好みだったので続編もはやく読みたい。

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    2026年09月04日
  • 呪いの☒☒

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    日常に潜む「呪い」をテーマにした作家6人による6つのオムニバス作品。「呪い」からイメージする静かで、しかし徐々に侵食されていくような、静かに溺れていくような怖さを感じる本だった。
    背筋氏の話が構成的に新鮮さをかんじるものだったし、率直に恐ろしいと感じる話だった。

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    2026年09月03日
  • 呪いの☒☒

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    本作は、最近よく出ている印象のホラーアンソロジーの中でも、良作が揃っている印象。惜しむらくは、トリに配された公園氏の作品がイマイチで、結果、読後感が下方修正されてしまう点。氏の作品を読むたびに思うけど、自分にはあまり理解が出来ません。『分かるやつだけ分かれば』ってスタンスだとしたら、それってエンタメ小説に必要なんかな。って、本筋から外れた方向に思いを致してしまった次第。

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    2026年08月31日
  • 最恐ホラー 不気味な空間

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    このシリーズは短編でとても読みやすいです
    作家さんの好みは分かれますが、新しい作家さんとの出会いにも期待です
    小野不由美さん作品は良かった
    芦花公園さんは他の作品もあまりピンとこず、今回もややナゾ

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    2026年08月31日
  • みにくいふたり

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    ネタバレ

    台湾に交換留学生としてきた主人公が、不思議な怪異と出会い、心を通じていく

    って書くととても素敵な作品なんですが、この作者さんは芦花公園さん。
    読み進めるたびに、怪異と純粋さと異常さ、人間の方の関係性、異常性がボロボロ出てくる。特に読み進めると人間の方の精神のおかしさと、文章からは読み取れなかった一面が出てきて、どっちが化け物なんだかわからないなこれ状態。

    人によるけど、自分は化け物に感情移入してしまった。

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    2026年08月30日