聖者の落角
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聖者の落角

小説・文芸
770円 (税込)
385円 (税込) 10月22日まで

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病院に忽然と現われ、子どもたちの願いを叶える謎めいた黒服の青年。難病も嘘のように完治するが、態度が豹変し異様な言動をするという。心霊案件を扱う佐々木事務所に相次いで同様の相談が舞い込んだ。原因を探るるみは、土地にまつわる月の伝説が鍵と考えるが、怪異は治まらない。そんな中、彼女は恐ろしい疑惑に捕らわれる――願いは代償を要求し、祈りは呪いに変貌する。底なしの悪夢に引きずりこむ民俗学カルトホラー!

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佐々木事務所シリーズ の一覧

1~5巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~5件目 / 5件
  • 異端の祝祭
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    748円 (税込)
    374円 (税込) 10月22日まで
    失敗続きの就職浪人生・島本笑美。 原因は分かっている。彼女は物心ついた時から生きている人間とそうでないものの区別がつかないのだ。 街に溢れ返った異形のモノたちは、自分の姿が見えていると分かるや否や、笑美に纏わり付いてくる……。 ある日、ダメ元で受けた大手食品会社「モリヤ食品」の面接で、笑美はヤンと名乗る青年社長と出会う。 出会ったその瞬間から、何故か自分に惚れ込んでいるヤンに心奪われ、笑美はそのままモリヤに就職することを決める。 しかし「研修」という名のもと、ヤンに伴われて笑美が見たのは、「ケエエェェェエコオオォォオオ」と奇声をあげながら這い回る人々だった――。 一方、笑美の様子を心配した兄・陽太は、心霊案件を専門とする佐々木事務所へ相談に訪れ……。 ページを開いた瞬間、あなたももう「取り込まれて」いる。 カクヨム発の「ほねがらみ」がTwitterでバズり大反響! ネット民を恐怖の底に叩き落とした驚異の新人作家が放つ、民俗学カルトホラー!
  • 漆黒の慕情
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    748円 (税込)
    374円 (税込) 10月22日まで
    塾講師の敏彦は、誰もが認める美青年。ある日を境に、女性ストーカーと異様な現象に悩まされるようになった彼は、佐々木事務所を訪れる。時同じくして、小学生たちの間に奇妙な都市伝説が広がっていた。
  • 聖者の落角
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    770円 (税込)
    385円 (税込) 10月22日まで
    病院に忽然と現われ、子どもたちの願いを叶える謎めいた黒服の青年。難病も嘘のように完治するが、態度が豹変し異様な言動をするという。心霊案件を扱う佐々木事務所に相次いで同様の相談が舞い込んだ。原因を探るるみは、土地にまつわる月の伝説が鍵と考えるが、怪異は治まらない。そんな中、彼女は恐ろしい疑惑に捕らわれる――願いは代償を要求し、祈りは呪いに変貌する。底なしの悪夢に引きずりこむ民俗学カルトホラー!
  • 無限の回廊
    値引き
    814円 (税込)
    407円 (税込) 10月22日まで
    「まだ?」と声が聞こえるたび、佐々木るみはそっと目を開いて、絶望に囚われる――。最強の拝み屋・物部斉清が死んだ。心霊案件を取り扱う事務所の所長である彼女は、不妊に悩む依頼人が連れてきたおぞましい怪異を止めきれず、物部を巻き込んでしまったのだ。頼る者がいない中、るみは自らの中に巣食う獰猛で最凶の敵に立ち向かうこと になる。次々と開く扉の中で待ち受けるのは、はてなき悪夢と深淵。シリーズ最大の衝撃作!
  • 悪魔の微睡
    値引き
    990円 (税込)
    495円 (税込) 10月22日まで
    最近、青山幸喜の様子がおかしい。言葉の全てが強く正しく厳しく、怖い。聖書の教えを布教する怪しげな動画チャンネルも運営しているようだ。 佐々木るみは気づく。彼の目に宿る奇妙な光に……。 青山を案じ、調査に乗り出したるみは、彼の祖父が遺した手記を入手する。 戦後すぐの出雲、人々は目から黒い液体を垂れ流し「善くなった」と歓び、家々を覗き込んでは同じ“眼”を探す――。 青山を救う鍵はどこに!? るみはお荷物新米事務員・長尾アカリと共に、佐々木事務所最大の危機に立ち向かう!

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

聖者の落角 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    あぁ、相変わらず気持ち悪くて美しい。
    芦花公園作品を読むたび、もれなくこの感情になる。

    美と醜。
    善と悪。
    こんなにも相反する要素が、どろりと溶け合った作品は唯一無二だ。
     

    『聖者の落角』芦花公園

    〈佐々木事務所シリーズ〉3作目。
    民俗学、キリスト教、カルト集団。
    この三つが濃密に絡み合っているのが、このシリーズの魅力だと思う。

    何と言っても、このシリーズは気味が悪い。笑
    でも、それと同じくらい
    思わず信仰心すら抱いてしまいそうな、
    得体のしれない美しさと吸引力があるのだ……

    病院に現れ、
    子どもたちの難病を治した黒服の謎の青年。
    けれどその日から、子どもたちは異様な言動をするようになる。

    小さな子どもが急に、
    「おさらさまが月を降りてくださる。私は鍵を開け、それを迎えます」
    なんてすらすら言い出したら、恐怖しかないんですけど。

    ✧

    そして登場人物たちが、
    おしなべて魅力的すぎる変人揃い!

    霊的存在を「押し入れ」に封印することができる佐々木るみ。
    るみの助手で、プロテスタントの牧師の家に生まれた好青年・青山。
    歪んだ趣味を持ちながら、人外めいた美しさを持つ美青年・片山。
    そして、圧倒的な力で怪異を鎮める拝み屋・物部斉清。
    ……クセが強い。だがそれがいい。

    祈りと救済。
    小さな希望にすがりたくなる人間たち。

    どんな信仰であれ、
    それはある意味、狂気に似ているのだと思う。

    私たちは生まれながらにして、
    人の「善性」を信じたい生き物なのだろう。
    けれど、そこを容赦なくひっくり返してくるのが
    芦花公園さんなのだ。

    とても、とても好きだ。

    0
    2026年05月03日

    Posted by ブクログ

    心……抉られるぅ〜(T-T)
    前作がめちゃくちゃ面白かったので、引き続き佐々木事務所シリーズを読むことに!

    難病を患った子供達が次々と病が完治し、その後異常な行動を取り始める。
    今回は雰囲気が重々しいだけあって話が進む度に心理的な要素が重くのしかかるような内容でした。
    しかし、最後の方はかすかな希望がある終わり方と佐々木るみという今まで無敵かよ(個人的な意見)と思われた人だったが、決して完璧ではなく、むしろ弱さや矛盾を抱えている人間味溢れるような描写が垣間見られたので、めちゃくちゃ好感が持てました!
    総じて今回も面白い!!ということで引き続き4作目『無限の回廊』を読んでいこうと思う!

    つか…しれっとレギュラー化?してる?敏彦くん笑

    0
    2026年03月04日

    Posted by ブクログ

    佐々木事務所シリーズ第3弾。

    芦花公園さんの作品の中で、1番好きな作品!!



    芦花公園さんの作品は、ヒトの心の真髄をついているといつも感じる。

    強い人から、弱い人から、様々な目線からの心の深奥を代弁されていて、共感できることばかり。
    どの作品を読んでもそう思う。

    対人関係で辛い経験しないと感じる事ができないと思ったが……。私がそう思ったからと言って、自分も繊細であると言いたいわけではないので、誤解なきよう。

    ホラーというジャンルでこんなに人の言葉で考えさせられるのは他にない。
    だが、そこもある意味でホラーだ。

    るみの幼少期の経験から、こう思うようになるのは仕方ないよね。と片付けてしまわないのがいい。

    『漆黒の慕情』からの登場人物である片山敏彦も、顔が良い為に対人に感じる気持ちや求めるモノが違う。
    何でも持っている彼は、より人間らしい欲と感情を好む。
    上っ面を見透かす力がありそう。

    黒服の男が子供達と話をした後、難病を持つ子供たちが次々と完治していくという奇妙な現象が起こる。

    その後、子供達は、同じ歌を歌い出す。
    異様な行動を取る子供達に、周囲は振り回され手に負えなくなる。

    るみの元に来る依頼人の相談内容に類似性があり、異質なものがるみへ寄ってきていると気づく。

    心霊現象を扱う佐々木事務所と聞くと怖そうだが、怖くない。
    四国に住む拝み屋や土着信仰、カルト教団やキリスト教、エクソシストまで幅広く物語を膨れさせ、満足度が高い。

    ミステリーのような匂わせた仕掛けにも、言葉の端に伏線を残す。

    『落角』の意味は、私が想像している通りで合っているのだろうか。
    『聖者の』が、重要な意味を齎しているのだけど。

    無意識の悪意。悪意のない悪意。
    いちばんタチが悪い。
    でも、気付いていないだけで自分もしているのかも。


    芦花公園さんの作品の中で1番好きです♡

    『とらすの子』も読みたい。

    0
    2023年12月02日

    Posted by ブクログ

    シリーズ第3弾は個人的に今までで1番面白かった!
    救いのない物語なのが現実的で良いなぁと思う。
    よくあるハッピーエンドにならないところに魅力を感じる。
    各自の苦悩がリアルだったため寄り添って読むことができた。

    巻を追うごとに主人公の内情が暴かれていくのが良い。
    読み手側と主人公が一体になっていく感覚がある。
    そして青山くんがいい。行き過ぎた善性は狂人。なるほどなぁ、と。
    絶世の美男子やイケメン陰陽師たちもサイコー!!
    いろいろ性癖に刺さるシリーズなので今後も嬉々として追い続けます⸜( ˶'ᵕ'˶)⸝♡

    0
    2023年09月10日

    Posted by ブクログ

    ぞわぞわ、ざわざわ。
    心が不安になる一冊。
    わけのわからないものが、わからないことへの恐怖。
    るみの視点で青山や片山、物部が語られ、生き生きとしていて、3作目にしてようやく人となりがわかる。

    0
    2023年08月25日

    Posted by ブクログ

    途中までずっと「頼むミスリードであってくれ頼む」って気持ちと「いやそんなキャラ被りする奴いるか……?」って気持ちで揺さぶられながら読んでました。
    シリーズが進むごとに読者とるみの距離感が近くなってきてるというか、『異端の祝祭』の頃はこんなに視点キャラクターとして違和感なく一緒に物語を追える人だとは思わなかったよ!

    「見る」ことがフックになる怪異、厄介で怖いなぁ……。
    病気が治る=幸せではないとか、怪異が祓われる=よかったね~で終わらないところが皮肉で芦花公園先生らしいなぁ。
    最後の終わり方も……もうこんな締められ方したら今後もシリーズ追わざるを得ないじゃないですかー!

    0
    2023年06月14日

    Posted by ブクログ

    ゲラ読み当たって書いた感想です。文庫買ってきたので貼ります。

    これはなんというかめちゃくちゃ重たい作品だ。
    今まで読んだ佐々木るみシリーズのなかでもっとも宗教臭が強くて、ヤバさが半端なかった。
    佐々木るみを必要としているひとと、佐々木るみが必要としているひとたちが古い呪いと戦うおはなしとして読んだ。
    佐々木るみの物の見方考え方を時々受け入れられないこともあったけど、今回のごちゃごちゃした思考回路は全く好みで、ゲラ読みという僥倖に預かったことが感謝しかありません。
    物部斉清が死なない物語を望んでいたけど次くらいはもしかしたらな、雰囲気で苦しい。
    片山敏彦と青山幸喜には佐々木るみをめぐってバトルを起こしてほしい気持ちもありますがそれはそれ。怪異をどんどん、拾ってきてもっとヤバいはなしになればいいと思ってます。
    佐々木るみが自分の力を知った瞬間をもう少し詳しく知りたい。でもそのはなしを一冊の本では読みたくない。このシリーズはもっとぐちぐちぐちぐちした感じになってほしい気持ちもあります。
    文庫刊行されたら必ず買います。
    ありがとうございました。

    0
    2023年02月26日

    Posted by ブクログ

    今回も面白かった。
    前作の終わり方があんなだったので、青山くんがまさか?という上手なミスリード。
    難病の子供たちが元気になるならとは思うけど、沢野の考え方は独りよがりだ。
    桃子のあの無神経さは、そりゃ里佳子には腹が立つだろう。
    里佳子だけは、気持ちがわかるというかそー思うのも無理ないよねと思ってしまう。

    0
    2026年04月07日

    Posted by ブクログ

    ☆3.6

    シリーズ三作目、続けて読んでる。

    ですよね〜!という気持ちと、るみさん意外にメンタルブレブレなるんやねっていう驚き。
    んで、クライマックスめちゃくちゃ頑張ってるのに、どうやってもビジュアルがアレな感じなのが、ね。

    次作この関係性がどうなるかな。

    0
    2025年09月13日

    Posted by ブクログ

    わかりやすく「人の心の弱さにつけ込む怪異」の話だった。そこに絡めて絶望や苦しみの中においての信仰とは何かを問うてくる。
    祈って届かない神よりは祈ったら叶えてくれるものに縋るのは当然なのだがそれが意に沿わないものであるというのは本当に嫌だ。
    今回青山くんがキーパーソンとなってくるが、本当に芦花公園先生の話には善良な「だけ」の人間がほぼ出てこない!! 前作からの流れが上手い。
    相変わらず片山敏彦の常軌を逸した美しい顔面が大活躍だった。もっと活躍して周りの人間をもっとめちゃめちゃにしてくれ、、、
    それにしても、悪意のない無神経な人間に対する描写の解像度が高すぎる。

    0
    2025年01月11日

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