あらすじ
異国の地で出逢った美しい少女。だが、憧れの彼女は人ではなかった。
この恋は、人を殺す。
最注目の気鋭が放つ、異形の恋愛ホラー長編!
交換留学で台湾を訪れた女子高生・緑川芽衣。優等生の詠晴に学校を案内され、
クラスメイトとも打ち解け始めた矢先、無人の教室で怪しい気配に遭遇する。
その夜、自室に現れたのは、美しい容姿を持ちながら、強烈な不快感を与える不思議な少女、恵君だった。
彼女との交流を始めた芽衣は、ある事件に巻き込まれて帰国を余儀なくされる。
時が経ち、辛い結婚生活を送る芽衣の元に、台湾にいるはずの詠晴から「気を付けて」と書かれた手紙が届き……。
【目次】
第一章 虫がいい話
第二章 悪い虫がつく
第三章 虫を起こす
第四章 虫が起こる
第五章 飛んで火に入る夏の虫
第六章 虫を殺す
エピローグ
装画/たけもとあかる
装幀/円と球
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
語彙力なくなるくらい最高だった。最初の方の主人公はの違和感が徐々に明確になっていくらぞわぞわした不快感が増して本当に気持ち悪い小説だった。おぞましい……最高の百合だ……(全部賛辞です)(読めばわかる)(読めばわかるとしか言えない)
Posted by ブクログ
血と本能的嫌悪を催す臭いに塗れた百合の花咲くホラー小説!
交換留学生として台湾を訪れた主人公の芽衣(メイ)留学先の宝塚属性な優等生、詠晴(ヨンチン)を筆頭にクラスとも打ち解けた矢先、手違いで入ってしまった教室で絶世の美少女と対峙する。
恵君(フェンジュン)と名乗る美少女に一瞬にして心奪われる芽衣だがその容貌はすぐに崩れ醜い虫の出立ちをあらわにする恵君。
美醜一対のその姿を見た芽衣は一言。「綺麗」と呟いた。
前半の展開は陰鬱、惨憺たる描写が多く正直読むのが辛いですが、中盤からスピード感が上がり前半の違和感の正体を一気に暴く物語の進め方は飽きなく読む事ができました。
みにくいふたり。読む前と後ではこのタイトルの印象が変わります。
血腥い物語ですが、根底にあるテーマは「孤独と愛」だと思いました。
読書中のテーマソング。
女王蜂 「売春」
Posted by ブクログ
主人公好きになれないなーと思っていたら、後半別な意味で好きになれなかった。いつもながら芦花さんの主観と客観の反転が癖になる。タイトルのふたりが誰を指すかでだいぶ変わってくる。
Posted by ブクログ
好き嫌いが分かれそうだなと思ったけれど、私は好きだった。
百合とホラーを掛け合わせたようなお話。
虫が苦手な人は読むのがきついかもしれないと思った。
後半にいくにつれ、展開が早く感じたので、途中は何度も読み返しながら読んだ。
Posted by ブクログ
途中でものすごくファンタジーになっちゃって「ぬあー」ってなった。
理由の分からないものは、もう少し理由の分からないもののままが良かったな。暴力がすべてを解決してしまった。もう少し得体の知れなさが欲しかったな。よくばりかな!