芦花公園のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「ホラーは怖くて手が出せない方でも、ホラージャンルを整理しつつ、恐怖を紐解いていくことで、挑戦することができるのでは」という本書のコンセプトで他に類を見ない一風変わったホラー入門書で興味を惹かれた。5W1Hにセグメントされたユニークな設定 気鋭の現代ホラー作家の短編を8つに分け、ホラーというジャンルを体系化して解説する粋な試みで、ブックガイドや怪談の音源等もついていて充実している。内容としては若年層向けということもあって各作家の作風を知っているとあまり怖すぎないホラーという感じではあった。作家さんそれぞれの個性と、幅広いホラーの楽しみ方を味わえる良書だった。
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Posted by ブクログ
ネタバレ芦花公園さんのお話が良かったです。
少し前に色々あった、その一件を目にしてたから、この作家さんのお話は読まないでおこうって思ってました。
でも良かった、背筋さんや他の作家さんのお話もなんとも言えない気持ちになってそれはそれでほんとに良かったけど、芦花公園さんのお話はその中でも異色で。
主人公の日記(だと思う)の合間に、過去の社内チャット、上司や他部署からのネットでの注意喚起のような文章が入るという形式。
だから混乱しそうにもなるけど、そういう体裁だからこそ、この主人公の今に至った経緯が徐々に露わになってきて、いたたまれなくなりました(泣)
人によったら自業自得じゃないって主人公のことそう思う -
Posted by ブクログ
あぁ、相変わらず気持ち悪くて美しい。
芦花公園作品を読むたび、もれなくこの感情になる。
美と醜。
善と悪。
こんなにも相反する要素が、どろりと溶け合った作品は唯一無二だ。
『聖者の落角』芦花公園
〈佐々木事務所シリーズ〉3作目。
民俗学、キリスト教、カルト集団。
この三つが濃密に絡み合っているのが、このシリーズの魅力だと思う。
何と言っても、このシリーズは気味が悪い。笑
でも、それと同じくらい
思わず信仰心すら抱いてしまいそうな、
得体のしれない美しさと吸引力があるのだ……
病院に現れ、
子どもたちの難病を治した黒服の謎の青年。
けれどその日から、子どもたちは異様な言動をするよう -
Posted by ブクログ
とにかく圧倒的情報量!
…素晴らしかった。
掌編ぐらいのお話がたくさん出てきて、全てのお話が色々と絡み合います。それぞれのお話は時系列も登場人物もバラバラなので、全てのお話を覚えておくのがすごく大変でした。
そして、推理パートで出てくる歴史的資料などの出典が多いこと多いこと…。知識量が多すぎて『ダヴィンチコード』かよと思うほどでした。
これがデビュー作なんですよね。しかもカクヨムで投稿されてたとか…かなりすごいと思います。
佐々木事務所シリーズに出てくるキャラも登場します。このシリーズを追いかけているなら、必読の作品だと思います。
全てのお話がまとまっていく感じがすごく気持ち良かった -
Posted by ブクログ
衝撃!
冒頭開始からとんでもない事態に!
マジで一体これからどうなるか?と読み始め早々に期待を胸に膨らませつつ頁を捲るが…まさか、そのとんでもない出来事が、この無限の回廊の入り口だったとは想定外ですよ!と、良い意味でまんまと罠にかかったような印象を受けました。
今回も、どす黒い心理的描写炸裂で嫌悪感と精神的なショックの波状攻撃は健在、ほんっとこの作家さんは人間の内面を書くのが上手い事この上なく、今回もしっかりとメンタルを削れたわ笑笑。まあ〜でもそれが面白い要素でもあるのだから、やっぱりやめられない笑笑
そして今回ほど、青山くんがいないと絶望感しかない内容で神々しい青山くんには感謝しかない。笑