芦花公園のレビュー一覧

  • とらすの子

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    ネタバレ

    人の生死を掌握する万能感って、善悪のバランスの人間性をどこかおかしくしてしまうんだろうな。
    利用されているように見えて、本当の悪魔はその人間の愚かさを実は高みから優雅に嘲笑ってる。
    希彦は結局何がしたいのかよくわからなかったけど、トラスの魔女たちが悪魔と目合っていたことを振り返ると、純粋に目合い相手を求めていたとしか…。最後も純愛のハッピーエンドに感じた自分の酩酊心理が恐ろしい。あなどれない“美しい異常”の中毒性。
    本編では味わえなかった、カクヨムの火花散る番外編の緊張感がたまらなくよかった。

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    2024年07月20日
  • 超怖い物件

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    家系ホラーが好きなので読んでみた。
    あんま怖くないなーって読み進めてたけど、最後2篇が怖くてびっくり。

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    2024年07月19日
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語

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    こんなにホラーでもジャンルってあるんだ、って詳細に分類されていてなるほど、、、と思う解説。
    分類ごとに話が分かれていて、自分の好みがわかるかも。
    やっぱり私は芦花公園と雨穴のお話が好み。

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    2024年07月16日
  • ほねがらみ

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    これ以外の既刊の本を全て読んだ後、今更ながらデビュー作を読んだ。デビュー当初からこのクオリティは最早恐ろしい。
    ホラーもネット怪談も好きだし、知っている話や作家が作中に出ていると嬉しい。何だか『おっ!』と思う。
    怖さ、という点ではそこまででもないけれど、知識量や発想に驚く事が多かった。凄い。
    『ほねがらみ』というタイトルはイマイチ作品と結び付かなかった気がする。

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    2024年07月11日
  • 極楽に至る忌門

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    ネタバレ

    因習村モノとして楽しく読みました。
    村人が拝んでいる仏とは何か?
    何が起こってて、何が原因なのか、沢山のヒントを基に考察しながら読んでましたが、途中に出てくる母親の手記によって一気にあぁ!そうゆうことか!となりました。
    怖くないはずなのにあの手記が1番怖かったです。

    普通、ホラーは主人公が助かりたくて行動するものですけど、本作は結局助かる気ないってのも個人的には新鮮でした。

    0
    2024年07月01日
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語

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    一口にホラーと言っても、そのジャンルは様々なんだと知った。わたしは血が出るようなグロいものは苦手だけど、それを避ければ選べるホラーはあるのかもしれない。
    サスペンスホラー、SFホラー、モキュメンタリーホラーが特に好きだと思った。
    もし自分が14歳だったら、この本を読み終わったらゾッとしてしまう。

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    2024年06月16日
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語

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    怖さで言えばそこまで…と言った感じだが、解説があり面白い。
    また様々な作家さんの様々なジャンルのホラーが程よい短編で読めるのがよい。空いた時間に少しずつ読み進められる。
    何型のホラーが好きなのかはわからないままだった。多分全般特に気にせず読むからだろうか。

    雨穴さんが好きで買ってみたけど、既に読んだことのある話だった…(笑)
    それでもダークでやっぱり好きだなぁと思う。
    梨さんのは意味が分かればもっと怖いんだろうか

    ブンブンととざし念仏が印象的だった(いじめ描写がしんどかったけど)。

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    2024年06月08日
  • 超怖い物件

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    普段から心霊系の動画をよく鑑賞しているので、興味があり読んでみた。
    うん、物件にまつわる怖い話がギュッと詰まっていました。
    「終の住処」「ろろるいの家」等、海外でのホラー作品にはない日本ならではの、背筋の凍る感じの怖さがありました。
    また、「笛を吹く家」や「トガハラミ」は、”ホラー“を意外なところで感じさせてくれて、オリジナリティがあって新鮮でした。
    面白い話しかなかったように感じます。

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    2024年05月25日
  • 聖者の落角

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    この世界観が良い。物部、るみ、青山、それぞれの力や雰囲気やるみの封じ込め方、敵対するものの存在感や事象、特に事象は毎度気持ち悪くて独特でとても良い。今回もどんな概念なのかはっきりしなかったりもするけど、力が強いというよりは畏れ多い感じで余計不気味。テーマは代償や不平等といったところか、少し哲学気味に、怪異を通して描かれてたように思った。るみの風貌がいまいち想像つきにくかったけど、コミカライズ絵が帯に描かれてて、これで上書きされそう。

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    2024年04月19日
  • ほねがらみ

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    これがデビュー作とは驚き。ジトッと湿っぽい怖さを通奏低音にしながら、都市伝説から民話、神話まで様々なネタを詰め込んであるので面白い。ずずずずずずずずずずずずずず。

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    2024年04月17日
  • 聖者の落角

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    佐々木事務所シリーズ第3弾!

    不治の病の子供たちが、ある事がキッカケで治る!
    歩けない子が歩ける!
    目が見えなかった子が見える!
    みたいな現象が続々と〜
    しかし、その代わりに、変な歌歌ったり何かおかしい…

    等価交換の法則やな。
    (鋼の錬金術師の影響や^^;)
    望みが叶うと、その望み分の何かを失う…
    何か、怖い神さんやな〜
    まぁ、本来は何か分からんけど、神さんやないのに、神さんみたいなもん?
    悪魔も願いかなえる契約すると何かを取られる。
    でも、神さんって言われるモノも、生贄とかあるしなぁ…

    やはり、奇跡というのは、あるのかもしれんけど、そうバンバン連発して起こらんねんな…残念やけど。
    それ

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    2024年03月20日
  • 食べると死ぬ花

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    ある一家の人々を一人一話で描い短編集。
    キリスト教でいう父と子とと、日本の家父長制が重なり合ってまあどれも嫌な話。
    誰もが生きていくことに絶望し、差し出されたものを間違って使い地獄への道を進む。渡す方も間違えるってわかってんだろうに、苦しむことが信仰であり素晴らしいことだということかと思ったが、それは日本での家族にも使われる言い回しだなと思い更に嫌になる。
    元凶の父はどちらにも罰はない。

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    2024年02月22日
  • 漆黒の慕情

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    「どんなに沢山正しいことを言ったところで、大好きな人からの一言にはかてないんですよ。『好かない男が山ほどの砂糖を運んできても、好いた男の塩の方が甘い』ってね。」
    まぁ、真理ではあるが…
    認めたくわないわな…
    って思う程の美青年がストーカー被害。
    でも、この人慣れっ子やん!( *`ω´)
    しかし、今回は、一味あって、何か変な現象ももれなく付いて来る。
    お化け?幽霊?
    何か、感じ的には、幽霊とか儚いもんやなく、「口裂け女」をイメージしてしまった(^◇^;)

    そこで、登場!佐々木事務所の面々。
    よく小さい頃に、この話聞いたら、夜に出て来るとか言われて恐怖したもんや。
    今回もストーカー型と話聞いたら

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    2024年02月16日
  • 食べると死ぬ花

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    好き。
    後半の無欠の人が本当に本当に素晴らしかった。
    悪趣味で気持ち悪い。久しぶりにすごく不愉快になれる本が読めた。
    ハマる人は本当にハマると思う
    ニコライに会ってみたい

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    2024年02月06日
  • 超怖い物件

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    来月公開の映画『変な家』の予告編を劇場で観るたび、怖い、観たい、怖いという思いの繰り返し。原作には手を出せなかったけど、これなら読めそうな気がして。

    書き手はとても魅力的な11人。曰く付きの家だったり部屋だったりが登場します。内藤了の“よろず建物”シリーズ中にあった座敷牢の話が凄く怖くて、以来、座敷牢をイメージさせる物語にビビりまくり。ここにもひとつありました。

    全話読んで思うのは、「出られない家」は恐ろしいということ。当たり前か(笑)。怖くて飲酒しつつテレビで『アメトーク』をつけたまま読んだ最終話は読み直さなければ。(^^;

    0
    2024年02月02日
  • 食べると死ぬ花

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    意味がよくわからず
    自分の感想よりもっと奥があるのかとネットで検索したけど、それ以上はなかった。

    気持ち悪い話だった。
    父親が元凶なのだろう。
    でも本当によくわからなかった。

    ただ、よく犯罪者が裁判で心神耗弱で無罪や刑が軽くなるのを求めるのがムカつくんだけど
    精神科の先生の話で
    詐病の類は見抜けると書いてあって
    そこは知れて良かった。

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    2024年02月02日
  • 食べると死ぬ花

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    生きることに絶望してしまった人たちへ
    今そのとき必要としているだろう不思議な物を
    すっと差し出し
    病んでいるその心の隙間に入り込み
    さらに惑わせ、苦しめ、地獄へと突き落とす
    そんな美青年のニコちゃんとはいったい
    何者なんだろうとページがどんどんすすむ。
    そして、その正体が明かされたとき
    うわー、なるほどーと妙に納得してしまった。
    呪われたような一族の因果については
    難しすぎてちょっとわからなかったけど…

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    2024年01月27日
  • 聖者の落角

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    ネタバレ

    神を騙る存在が対象とするのが先天性だったり難病で治せない病気の子どもたちで、神に入られて表面的には子供が1人で走ったりご飯を食べたりできるようになるけど様子がおかしくなる、というのがイヤな感じで良かった。たとえおかしな様子でも、以前より元気になった我が子のままでいてほしいと願うゆうくんママの心情の変化をもっと読みたかった。半永久的に子供の世話をすることになる親の視点でもっとみたかった。

    青山も、るみも、作中最強格の物部も強くてなんでもできるスーパーマンではない、という書き方が新しい。1人でなんでもできないから周りに助けを求めるんだ、という流れが良かった。

    最後の「ほほほ」で青山の怪しい雰囲

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    2024年01月05日
  • 漆黒の慕情

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    ネタバレ

    ”絶世の美青年”である塾講師の片山は、黒髪の女性のつきまといと異様な現象に苦しめられ、心霊案件を扱う佐々木事務所を訪れた。
    時を同じくし、小学生の間で囁かれる噂「ハルコさん」に関する相談も事務所に持ち込まれ……。


    前作『異端の祝祭』に続く、佐々木事務所シリーズの2作目。前作がカルト宗教を扱た作品だったのに対し、今作はストーカーと、伝染する都市伝説をテーマにしたものになります。
    ストーカーやルッキズム、ジェンダーバイアス、性自認、アイデンティティの確立、毒親問題、など近年取り上げられるテーマも扱いつつ、きっちり怪異も登場する、都市伝説ホラーでもありサイコホラーでもあります。

    このシリーズま

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    2023年12月05日
  • 漆黒の慕情

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    今回も泥沼に浸ったような読書ができました…!
    ストーカーや都市伝説、ジェンダーバイアス、性志向…と内容は現代のどろっとしたところが内容の要素となっていました。大学で少しジェンダーと家族について少しかじっていたので内容を先読みできたのですが、そこに至る経緯が当事者の語りを聞いたときのなんとも言えない感じとホラーの怖さが混ざって心がぐちゃぐちゃとされました。
    ラストで心が整ったあとにまたグシャっとされました。何よりも気付くことの難しさを痛感した噺でした……

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    2023年10月25日