芦花公園のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ホラーは、「大好き!」と「苦手」という人にはっきり分かれる。
私は、「まあ好き」(いきなり矛盾したことを言うが)。
でもお化け屋敷は苦手で、でも入りたくて、必ず誰かを盾にして進んでいく。
本はどうだろう?
本は、まあ好き、と自分で言うくらいなので、本書巻末のおすすめブックリストはほとんど読んでいる。
確かにどれも名作。
さて、本書はホラー、つまりエンターテインメントの魅力を伝えるべく、
有名作家の書き下ろし作品を集め、ジャンルごとに解説も加え他非常に豪華かつ読み応えがある。
どれも短く、そして10代向けのシリーズならではの「日常」を背景にしているので読みやすくもある。
「告発者」はいかにも -
Posted by ブクログ
4.0点
地球の、いや宇宙の、この世の真理に辿り着くと人は死んでしまうらしい。人間の脳では処理しきれないからなのか、はたまた違う次元へいってしまうからなのか。。
小さい頃から、どうして宇宙ってあるんだろう?人間て何だろう?と、考えれば考えるほど自分が認識出来なくなってこの世に溶けていっちゃいそうで、凄く怖くなって考えるのをやめちゃうんだけど、
この本は、その先を追い続けて行く恐ろしさに似ている
追いかけちゃダメなのに
でも知りたくて、しりずたく て しずず り
ずずずた くず ずずてずず
ずずずずずずずずずずずずずずずずず
ずずずずずずずずずずずずずずずずず -
Posted by ブクログ
ホラー小説はあまり進んで読む方ではないのですが、友人からの紹介で読みました。
ホラーの映像作品も苦手な方なので、文章だったら読めそうだったのです。
ホラーや怪談といえば夏の雰囲気がしますが、秋に読むのも好きです(まだ暑いですが)。たまに首筋に感じる異様に冷たい風や鈴虫の声がいつの間にか聞こえなくなっていたりなどなど。
今回は、映像作品と文学作品のホラーにおける恐怖の違いについて考えていました。
日本の作品では映像と文章で大きな差異はないように感じましたが、海外の作品では怪談というよりは純粋な怖さや気持ち悪さを全面に出してくるものが多いように感じます。
やはり視覚情報として形のあるものを取り -
Posted by ブクログ
芦花公園さんのホラー描写はべったりじっとりしていて、たとえば腕に落ちてしまった抜け毛のほの痒さとか、石鹸を入れたトレイを持ち上げたときのぬめっとした感じに似ています。ですが、今作はなぜか読後感にさわやかさすら感じます。各ストーリーは「新耳袋」のような雰囲気だし、ラストは佐々木シリーズと同じようにべったり……としていますが、なぜか読み終わるとスッキリしています。
余談ですが、私は小説を読むときに「実写化したらどうなるんだろう?」とキャストを当てこみながら読む癖があります。これはもう、今作にあたってはまんまとしてやられた感じです。作中にリアルな俳優の名前がたくさん出てくるのも、ちょっとやられた感じ -
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ネタバレ 購入済み
世にも奇妙な話×芦花公園
謎の美青年、久根ニコライが引き起こす家庭崩壊ドロドロホラー。どこかで聞いたことがあるような事件から、身近に居るよねこんな人、あれよあれよと不幸が舞い込む(久根ニコライはあんまり何もしていません)新感覚 大家族波瀾万丈家庭崩壊ファンタジー
登場人物の名前や発言から考察しながら読むのも芦花公園先生の作品の楽しみ方ですよね。
作中で救われた人は居るんでしょうか。はたまた救いとは一体なんでしょうか。幸せとは?そんなことを考え直したくなる一冊でした。
割とおすすめですがホラーというより世にも奇妙な話チックなのでそういった作品が好きな方にはオススメです! -
Posted by ブクログ
ずずずず…ずずずずずずずず…
これは一体なんのずずずず…何かが私の周りでずっとずずずずずずずず…
定期的に無性にホラーが読み漁りたくなるやっかいな病に罹っている私。
8月後半はホラー強化週間を挟みましょう。
(実は本作は8月の頭に読んでいたのですが)
今年の納涼第1作目は以前からあちこちでお見かけする芦花公園さんのこちらをチョイス。
初めて芦花さんをお見かけしたのは『食べると死ぬ花』
何故かタイトルとお名前を混同して覚えており、食べたら死ぬ花が咲いている公園の図鑑だと思っていたら、1Q8401さんのレビューで違う事が判明。
私の脳内が1番ホラーですが、いやー、素晴らしく体感温度が下がりました -
Posted by ブクログ
短編集4つ!
それぞれが、布石といえばそうなんやけど、全てが要らん事してしまった!って感じになるんかな。
はじめは、神の使いみたいなんがおって、それが願いをかなえるみたいなのが…
どんどん歪んでいく〜
短編事に、更に更に歪んで行って、最後は、もうどうにもなりません!
物部さんでも!
やっぱり、神も仏もあったものか!というのは人側からの考えなのが良く分かる。
神も仏も自分らが、歪ませておいて、最後に救いを求めてもあかんって事やな。
何の救いもない終わり方やけど、やっぱり、人では超えてはならんもんがあって、超えたら、それなりの報いが来るんやな。
古い山奥の村の因習、
生贄、
土着信仰
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